2012年5月 5日 (土)

春の写真(梅)

Rimg0246

Rimg0241時期外れですが、お付き合いください(笑)ことしの春の花の写真です。
ことしはいつまでも寒くて、梅も桜も遅かったですね。昨年は震災後1週間ぐらいたってから見に行った梅が、ことしは4月になってからでもまだありました。Rimg0245

場所は埼玉県日高市の、彼岸花で有名な「巾着田」の近くにある高麗神社。その隣に保存されている「高麗家住宅」の敷地内です。ここは塀際に色の違う八重咲きの梅が並んでいて、道路の外から見るとカラフルでかわいいのです。

桜と違って地味かもしれないけれど、梅は香りがあるのがいいですね。まだ冷たい早春の空気の中、凛として咲く姿、きりっとした香りが好きです。Rimg0234

こちらがその「高麗家住宅」、国指定の重要文化財です。普段は外からのぞき見る程度ですが、内部を一般公開している時期もあるようです。代々高麗神社の宮司を務めてきた神職の家で、つくられたのは何と江戸時代初期だとか。

この立派な枝垂れ桜が咲いたらきれいだろうなあ~。Rimg0252

こちらは高麗神社から徒歩5分ぐらいのところにある聖天院というお寺。ここは1300年前に滅亡した高句麗から逃れてきた人々が、朝廷から「高麗郷」を与えられて移り住んだといわれている地で、この聖天院には高麗王若光の墓というのが残っています。Rimg0250

浅草の雷門を模してつくられたという山門には、「雷門」と書かれた赤い提灯が下がっていて、田舎にしてはかなり立派。左右には風神・雷神の像が祀られています。昔は外の金網のところから水に浸した紙片(ティッシュ)を指ではじいて飛ばして、仁王様に(と思っていた)くっつくと身体の悪いところが治るという‥‥そんな話があって、私もやったことがありますが、文化財だから、今はそんなことしちゃいけませんよね。何だか懐かしい「ミニ雷門」です。

こちらの門前の桜も咲いたらみごとでしょうね。実は私、毎年彼岸花は見に行っているけれど、ここの桜は見たことがありません。4月に入っても、ことしはまだ早春という風情の高麗郷でした。

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2012年5月 4日 (金)

この春

だいぶ更新が滞ってしまいました(笑)
以前は更新しなければぐんとアクセス数が減っていたのですが、今は数年分の記事の蓄積があるからか、管理人がほったらかしの間も何らかの検索で訪れていただいているようでありがたいです。また、時々でもいらしてくださっている方には、何も新しいものがなくて申しわけありませんでした。

この春、私は方向性がかなり変わることになってしまいました。娘も晴れて大学生になって自由な生活を謳歌しています。私は、今までの仕事が少なくなり、またいろいろあって続けることへの疑問も出てきたので、この機会に思いきってやめる決断をしました。家でマイペースに出来る仕事だったので迷いもあったのですが、何より、全然身体を動かすことがないし、人ともほとんど会わないような日常で、このままじゃダメ‥‥と、去年あたりからずっと思っていたのです。

でも、やめてしまってはまだまだ子どもの学費もかかるし、何より私自身の趣味の観劇やバレエ鑑賞のチケット代が捻出できません。(追っかけ費用もcoldsweats01)それで、この歳ではなかなか難しいでしょうが、何か細々でも続けられるものを探そうと思っていた矢先‥‥降ってわいたような短期アルバイトに飛びついてしまいました。

興味のある分野だったので、「次」を見つけるのはもうちょっと後でもいいかなと気軽に始めたのですが、これがまたかなりハード!‥‥何年も家にこもっていたような人間がいきなりやれるような仕事ではなかったようで、もう連日ヘロヘロwobbly 2ヵ月という期限付きなので何とかそれまではと思ってやっているような状態です(笑)

幸い、今は見たい舞台もそれほどないので、人生の節目に、人間修行のようなつもりで(?)頑張っています。6月7月は新・猿之助の襲名披露公演もあることだし、「ヤマトタケル」も再演されるし、追っかけ資金づくりと思えばどんなことでも耐えるでしょう(笑)

そんなことで、私もこれからのことを考えなければならない時期にきてしまいました。子ども中心の生活で20年も過ごしてきましたが、子どもが大きくなってしまうと保護者会も学校行事もPTAの仕事もなく楽という反面、子どもを通しての人間関係が何もなくなったら、これからは自分から外へ出て行かないと世間とのつながりが何もなくなってしまう‥‥。そんなときに仕事までやめなくてもと言われそうだれど、この機会に、私も変わりたいのです。

ですので、このブログも、遊ぶ資金稼ぎ中の(笑)6月半ばまでは何もできないかもしれません。ただ、撮りためたこの春の花の写真がたくさんあるので、時期外れではありますが暇があるときにアップしようと思っています。 

肉体労働の反面、身体を使うことで頭の回転も鋭くなってくるものなのですね。時間はないかもしれませんが、書きたいことがたくさん出てきています。人間、やはり運動不足はいけませんね。今まさに筋肉痛ピークですが‥‥頑張ろうと思います。

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2012年3月29日 (木)

この春の栗塚旭さん情報

1965年の「新選組血風録」、1970年の「燃えよ剣」で、幕末に活躍した新選組副長・土方歳三のイメージを鮮烈なまでに具現化した往年の時代劇スター「永遠の土方歳三」栗塚旭。現在でもいろいろなところで活躍されているので、あまりこんな書き方をするのはよくないのかなと思いつつ‥‥でも、私にとってはまさにそうなのだと、最近になってまた再認識してしまいました。それで、今回はその栗塚旭さま情報です。

4月23日:情報をいただいたので追記しました。
5月1日のコンサートのあとに栗塚さんも出席されるパーティがあるそうです!
この記事の一番下までスクロールしてごらんください。

【追悼上映・野村惠一監督特集】
Photo4月7日~12日 伊勢新富座にて、昨年3月12日に急逝された野村惠一監督の3作品「ザ・ハリウッド」「二人日和」「小津の秋」が上映されます。
4月7日(土)、4月8日(日)の両日には、「二人日和」と「小津の秋」の間の時間(14時15分~40分)に、両作品に出演されている栗塚旭氏の舞台挨拶が予定されています。
場所は三重県伊勢市にある伊勢新富座 です。
栗塚さんのお話が25分で収まるとは思えないのですがsweat02‥‥お伊勢参りのついでにいかがですか。
50席限定ということなので、前売り券を買われた方がいいかと思います
。(舞台挨拶+映画1作品鑑賞セット券1,000円

【タンゴ・アストロリコ デビュー20周年記念コンサート】
Kurizuka
映画「二人日和」の音楽を担当しているタンゴ楽団アストロリコの20周年記念コンサートで、何と栗塚さんがゲスト出演!何か1曲歌を披露してくれるということです。栗塚さんといえば「風」や「天を斬る」の主題歌を歌っているくらい歌はお上手?なので楽しみですね。
場所:
京都コンサートホール  小ホール(ムラタホール)
5月1日(火)午後7時開演
前売4,500円 当日5,000円

ご予約・お問い合せ:プランツ・コーポレーション TEL:075-222-7799
チケット取り扱い:京都コンサートホール 電話:075-711-3231
チケットぴあ(Pコード:155-344)ローソンチケット(Lコード:59094)
*中央の良いお席は「チケットぴあ」「ローソンチケット」をご利用ください。

ということです。

【私(わん)の村から戦争が始まる
               
~沖縄やんばる・高江の人々が守ろうとするもの~
Itami非戦を選ぶ演劇人の会in伊丹 ピースリーディング
たくさんの方が出演される朗読劇に栗塚さんも出演されます。

5月9日(水)19時、5月10日 (木)14時/19時
場所:アイホール (兵庫県伊丹市)
大人1,500円(全席自由)
チケットはこちらから、WEB予約、またはメールで。

5月9日は栗塚さんのお誕生日ですね。3年前は「京すずめ」さんのイベントで、一昨年は京都ロケ地巡りで、昨年は日野の「燃えよ剣」を歩くイベントのあとの「栗塚旭を囲む会」でと、私も3年連続栗塚さんのお誕生日をファンの方々と一緒に祝う機会に恵まれましたが‥‥ことしは私、ちょっと行けそうにありませんcrying 9日に行ける方、どうぞ盛大に祝ってさしあげてくださいませね。

もう一つ、今、時代劇専門チャンネルでは
【時代劇法廷 被告人は土方歳三】
を放送しています。初回20日のを見ましたが、栗塚さんは「土方さんがんばって!」と明るくエールを送っておりました。出演されると聞いた時は、まさか土方歳三役ではないでしょうねcoldsweats02‥‥と心配していましたが、やはり歳三さんはもっとお若い俳優さんが演じられていました(ほっ)これからの放送予定は上のリンクからご確認ください。(3月30日、4月6日、7日)

あと先月、2月23日に放送された「化捜研の女」第14話に登場されていましたが、ごらんになりましたか?‥‥前宣伝では
>老舗和菓子店の4代目店主・笹井幸造(栗塚旭)の撲殺死体が、本店内の作業場で見つかった。
ということで 「coldsweats02死体役?!」と思ったけれど、回想シーンなどで意外に出番は多く、頑固一徹の京都の職人を好演されていました。テレビでももっと活躍してほしいです。

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このブログで、私は今までバレエや歌舞伎のことを中心に書いてきたと思っていましたが、左サイドバーの下のほうの「検索フレーズランキング」を見ると、なぜか検索で訪れる方は年間を通して「栗塚旭」のキーワードで来られる方がとても多いのです。それで、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、左サイドバーの「ウエブページ」にひそかに「栗塚旭ファン」というページをつくってみました。トップページにはバレエや歌舞伎のことが出ていても、片隅では栗塚さんのファンです(笑)よろしければご覧になってみてください。

そして、いつも栗塚さんの情報を伝えてくださっていた栗塚ファンのまゆこさんのブログ「かんざし」が休止してしまったので、栗塚さん情報はネットで検索してもなかなか見つからなくなってしまいました。栗塚さんは現在70代になられていますが、今でもいろんなところで活躍されています。ぜひ多くの方に知っていただきたいので、私も微力ながら、たまにはお伝えするお手伝いをしたいと思っています。

それと、ここのところあまり頻繁には更新していないのですが、たまに更新した時に限ってスパムが来るのです。それでまた意欲が遠のいちゃったりするので、不本意ではありますが昨日よりコメントを承認制にさせていただきました。いただいたコメントはすぐには表示されないのがもどかしいのですが、コメントに気付き次第なるべくすぐに表示させていただきます。申しわけありませんが、今後ともよろしくお願いいたします。

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(4月23日追記)
先日、「かんざし」のまゆこさんより、栗塚ファンの皆様にぜひお伝えしてほしいという情報をいただいたのでお知らせします。

5月1日は栗さまに会える!

上記、5月1日のタンゴ・アストロリコのコンサートですが、栗塚さんがコンサートのゲストで歌を歌うというのはこれが最初で最後かも?の大変貴重な機会だそうですよ。私は行けないのが返す返すも残念crying

そしてさらに、コンサート終了後に打ち上げ会があり、どなたでも参加できるとのこと。今演奏していたばかりの楽団の方々と、司会の武部宏さん、そしてゲストの栗塚さんに至近距離でお会いできるチャンスですね!いいな~。

日   時: 5月1日(火)コンサート終了後
場   所: 京都コンサートホール内のレストラン

会   費: 3,000円(予定)
お申込み: プランツ・コーポレーション

        ℡ 075-222-7755(司会の武部宏さんの事務所だそうです)

夜のコンサートが終わった後ということなので、遅い時間にはなると思いますが、栗塚さんはファンを大切にして下さる方なので、サイン、ツーショット写真など、ほかのメンバーの方々のお邪魔にならない程度なら(そういうところは結構気を使われる方です)気さくに応じてくださると思います。この機会にぜひご参加ください!(まゆこさん、情報ありがとうございます)

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2012年3月27日 (火)

京都・迷宮の十字路めぐり(その2)

前回に続いて「名探偵コナン」の「迷宮のクロスロード」の背景探索のお話です。歩いたコースでいえば、五条大橋を見た次は佛光寺という寺に行ったのですが、前回の記事は物語の中での順番で書いてみました。物語は、出かける前に参考写真を撮るためにざっと見直したのですが、早回しだったためにちょっとうろ覚えなんですけどね。

事件の謎を解く鍵を捜すため、義経と弁慶に関する遺跡を巡って鞍馬まで行ったコナンと平ちゃんですが、鞍馬で謎の男に襲われ、バイクで追いかけますが見失ってしまいます。あの犯人が壊した吊り橋なんかは架空のものでしょうが、山中の道や叡山電鉄の駅などは実在の風景を描いているみたいですね。あの辺りのシーンはアニメながら圧巻でした。もっともアニメじゃなきゃあんな危ないことできないけどshock 私はまだ鞍馬寺や貴船神社には行ったことがないので、機会があったら訪れてみたいです。

Rimg0056鞍馬から帰って、小五郎さんたちと合流した二人は先斗町のお茶屋さんに招かれますが、そこでまた殺人事件が起こるのです。先斗町は高瀬川に沿った木屋町通りよりも1本鴨川寄りの、ほとんど川っぷちといったようなところだったんですね。よく聞く有名な場所ですが、全くご縁はありませんでした(笑)

朝ですからほとんど人通りもありませんね。バーや飲食店が並んだ夜の街という感じでした。映画のように舞妓さんでも歩いていれば最高。

Rimg0055建物が途切れたところにある小さな公園から鴨川を望んだ風景。川沿いのお茶屋さんの窓から見えるのもこんな感じなんでしょうね。そういえば、この中州のところになぜか綾小路警部が立っている場面もありました。(綾小路警部素敵heart04)何でこんなところに?と言われていましたっけ。 

手前の川は禊川(みそそぎがわ)といい、夏の風物詩の納涼床が出される場所です。映画では窓からこの川に凶器が投げられたことになっています。

Rimg0064四条大橋のところから中州に降りてみました。朝一番で行ったので誰もいませんが、普段は川沿いを散策する人でにぎわう場所です。デートスポットでもあり、友人の話では川沿いにカップルばかり、なぜか計ったように等間隔で座っているんですって。こちらの場所も、京都でデートしたことなんかないので今までご縁がありませんでした(笑) 

このあと、平ちゃんがバイクに和葉ちゃんを乗せて走っているところに、また例のバイクの男が現れ(しかも「翁」の面を着けている)こともあろうにお互い走行中に弓を射かけるという流鏑馬よりもずっと難しい芸当をやってのけるのです。そして、工事中の柵を飛び越えて公園の中に。その舞台となった公園が京都駅の西側の梅小路公園ということなので、こちらも行きたかったのですが、時間切れでした。近くに水族館がオープンしたそうなので、今度ぜひ行ってみたいと思います。 

そこで死闘を繰り広げ、負傷した平次は病院へ運ばれますが、その病院から京都タワーが見えたりするので駅の近く?架空の病院なのかな。そしてこの次が確か六角堂ですね。

Rimg0097前に一度行ったことがあると思っていましたが、よく覚えていません。もしかして初めて?こじんまりとしたお寺でしたが、なかなか面白かったです。 

六角堂は聖徳太子の開基だそうで、ということは何と平安京ができる前からあったのですよね。そして、境内には「へそ石」というのがあるのですが、ここが京都の「へそ」、中心なのだそうです。

このへそ石の説明板を読むと、平安遷都のときに東西南北に道をつくったとき、このお堂がちょうど道の上になってしまうので、どうしようか困っていると、お堂が動いて移動してくれたんだとか。そのときに残されたのが六角形の「へそ石」‥‥建物の礎石のようですが、真ん中に穴があいています。境内の売店ではこの形を模した「へそ石餅」というのを売っていました。

Rimg0115Rimg2621_3はい、ここがその売店の前。迷子になった元太くんがいた場所です。迷子になってもバッチに発信機が付いていて居場所がわかるなんて便利ですね。 

この中で「へそ石餅」が食べられます。お抹茶+へそ石餅で500円でした。きな粉がまぶしてあってわらび餅に餡が入ったような感じなのですが、ふんわりと柔らかくておいしかったですよ。お土産にも買いました。

Rimg0099Rimg2631_2この六角堂は2回登場してました。2回目は病院から抜け出した平次が、具合が悪くなってここで休むシーン。 

写真には鳩は写っていませんが、ここで写真を撮っていたら誰かが餌をまいたようで、あっというまに大量の鳩に囲まれてしまいました。一体どこから集まってくるんでしょう‥‥周囲はビルばかりなのに。びっくりしました。映画の背景にも鳩がたくさん描かれていましたね。

Rimg0114_3Rimg2634正面の門を裏から見たところです。二人が缶コーヒーを買った自動販売機も実在しました。リアルですね。 

この右側にあるビルのエレベーターはシースルーになっていて、展望台などは特にないのですが、それに乗るとこの六角堂の境内全体を上から見下ろすことができます。ご案内があったので、失礼して6階まで往復させていただきました。上から見ると六角形のお堂がビルの谷間に狭そうにしているのですが、周りには池があったり木があったりで、まるで都会のオアシスのようでした。

Rimg0087Rimg2645続いては佛光寺。これは絵の謎解きが完成して、地図上の点の位置に当たる場所にある寺として、コナンと平次が訪れる場面です。 

四条烏丸の大丸の向かい側、高倉通りをちょっと南に行くと、今までの繁華街が嘘のような静けさ。街中にこんな大きなお寺があるなんてという感じでした。真宗のお寺ですから、阿弥陀堂と太師堂が並んでいるのですが、こちらは阿弥陀堂です。二つのお堂の間に、つぼみがふくらみかけた枝垂れ桜の木がありました。 

このお寺は、通りの名前にもなっていますが、前に「燃えよ剣」のロケ地めぐりをした粟田口の佛光寺と同じ名前だな‥‥と思っていたら、何とあちらは佛光寺本廟といって、この佛光寺と同じ系列、関連があったようです。

Rimg0083Rimg2641さて、謎解きの続きですが、佛光寺には特に何の手がかりもなく、帰りかけたとき、寺の外に石碑を見つけるんですね。「玉龍寺跡」という。 

この玉龍寺というのは架空の寺ですから、その石碑は実在しません。行ってみたらそこは駐車場だったのですが、うまく実物の風景の中に架空のものを取り入れている感じで、実際に行ってみてそれがなくても面白いものですね。これがまた聖地巡礼の醍醐味なのかな。全部同じじゃつまらないものね。

Rimg0091_3Rimg2647あ~ここまで本当に面白かった。物語のほうはここから一気に急展開していきます。この玉龍寺が移転した先?というのが鞍馬のあたりなのですが、そこに行くより先に和葉ちゃんが誘拐されてしまい、その玉龍寺に来いという‥‥だけど怪我をした平次は‥‥どうするコナン!?

と、面白いところで今回の聖地巡りは終わりです。ほかに清明神社の近くの一條戻橋(灰原さんは何であの案内板を見ていたんでしょう?)や、蘭や和葉たちが観光で行った清水寺なども出てきます。またエンディングには仁和寺の桜や東福寺の紅葉、嵯峨の竹林、伏見稲荷の鳥居など、京都の美しい観光ハイライトが次々に現れて、見ていると「あ~京都に行きたい~!」とたまらなくなる映画でしたね。‥‥ということで、本当に長々とすみません、おつきあいありがとうございましたhappy01

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2012年3月26日 (月)

京都・迷宮の十字路めぐり(その1)

私の好きな時代劇の「ロケ地めぐり」‥‥こういうのをアニメでは「聖地巡礼」というのだそうです。アニメで?と思うけれど、昔の、私が子どもの頃見ていたような初期のアニメ、いわゆるテレビマンガなどは架空の背景がほとんどだったけれど、今のアニメはリアルさを追求するのか、ほとんど写真とそっくりみたいな背景を見ることがあります。それを探して訪れるのが「聖地巡礼」ということでした。

京都旅行の2日目はこの一端を体験しようと(笑)「名探偵コナン」の映画「迷宮の十字路(クロスロード)」(2003年)の風景を訪ねてみました。

親稼業というのは大変なもので、子どもが映画を観たいといえば、そんなもの見たくなくても保護者として自分もお金を払ってついていかなくてはなりません。私もかつてディズニーものから始まって、ポケモン、ドラえもん、宮崎アニメなど、思えばずいぶん付き合わされました。この「迷宮の~」は私が子どもと一緒に見たアニメの、多分最後の一本だったかと思います。このあとからは映画館に連れて行って子どもたちの分だけチケットを買い、入り口で「じゃあね」。あとは一人でショッピングを楽しみ、終わったら迎えに行くというパターンになりました。そして、いつの間にかそれもなくなって、勝手に子どもだけで行くようになりました。考えてみれば、一緒に見た映画の題名を並べただけでもそれが子育ての歴史になったりしますね(笑)

「迷宮の~」はその中でも、京都が舞台になっているので私もよく覚えています。また、娘は小学生の時から服部平次(平ちゃん)のファンなので、コナンの数ある映画の中でも平ちゃんが活躍するこの作品が大好きで、テレビ放送を録画したビデオを何回となく見ていました。それで、いつかこの場所に行ってみたいねなんて言っていたのです。

物語は「源氏蛍」という古美術品ばかりを狙う窃盗集団の中で内部抗争が勃発し、連続殺人事件になるというもの。一味の首領の「義経」が亡くなったことから、「弁慶」が宝を一人占めにするため、一味の「駿河次郎」や「亀井六郎」など、義経の家臣の名を持った人物を次々に殺していくという、小学生が見るにはかなりヘヴィな内容でした。

まずは「義経」が次期首領を選ぶ?ために残したという謎を解くべく、毛利小五郎ほかコナン一行が京都へやってきます。一方、大阪の高校生探偵服部平次は、この窃盗団が8年前に盗み出した秘仏を巡って、殺人鬼と化した「弁慶」に命を狙われることになります。その主な舞台となった鞍馬はバイクに乗ってのスピード感あふれる場面で、この映画の一番の「聖地」なんでしょうが、残念ながらここに行くには丸一日かかりますよね。

京都市内だけでも登場する場所が多いので、1日ではとても回りきれません。特に平ちゃんが死闘を繰り広げる梅小路公園は残念ながら次回ということで、今回はそのほんの一部に行ってきました。

聖地めぐりの最初は五条大橋から。コナンと平次は義経と弁慶よろしく五条大橋の上で再会します。義経と弁慶が出会った場所とされていますが、実際この時代には五条大橋はなかったとか。「義経記」には、義経と弁慶の出会いは「五条天神」と書かれているそうで、このあとコナンと平次はそこも訪れていますが、今回はカット。また、五条通りの中央分離帯の中にある義経と弁慶の像も出てきますが、それが何と現在工事中で、ブルーシートをかぶっていて見ることができませんでした(涙)
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Rimg2557_4五条大橋の脇の階段から川岸に降りて行く場面がありますが、ここですよね。ここを降りていくとそのまんまコナンと平次が並んで話していた土手の場面になります。実際には看板などがあったり、枯れ草などがそのままで、アニメほどきれいじゃなかったです。

Rimg0070_3Rimg2558わざわざ京都に行ってこんな地味なところに行かなくてもと思うけど、そっくりな場所を探すというのは時代劇のロケ地めぐり同様、面白いものですね。写真をもとに描いた背景なので、写真どおりのアングルになるのは当然。何十年も前の時代劇のロケ地よりぴったり一致します。

コナンと平次は、謎解きのきっかけ探しとしてまず市内の義経と弁慶にまつわる場所を尋ねてみることにします。その最初が五条天神でしたよね。

Rimg0009Rimg0019次は三条通り。ここがまたそっくり。道端に「弁慶石」と言われる石があります。弁慶が高舘(平泉)の屋敷で愛でていた石が、彼の死後、生まれ故郷のこの地に飛んできたという伝説があるそうです。

修学旅行の時にはすぐ近くの旅館に泊ってこの道は何度も歩いたのに、娘はこの「弁慶石」にはちっとも気がつかなかったとか。

Rimg0016_2Rimg2565_3チラッと登場するだけだけど、弁慶石を眺める二人が印象的な場面。

弁慶の腰かけ石だと思っていたけど、説明板を見たら違いました。結構大きな石で、いくら弁慶が大男でもこれに腰掛けるなんてできませんね(笑)

Rimg0149Rimg2568そして、実際に行った順番は違いますが、映画の中の順番はこちら。琵琶湖から疏水を引いた明治の大事業の跡地、蹴上の「インクライン」の上にある公園の一角に「義経大日如来」というのがありました。

これが本当にうらぶれた児童公園で、私も以前この少し手前までは行ったことがあったけれど、こんなところに義経関連の遺跡があるなんて思いもしませんでした。祠というよりは、石のお地蔵さんに屋根が付いているという感じです。

何でも、牛若丸とか遮那王とかいわれた義経少年がひそかに鞍馬寺を出て奥州に向かう際に、からまれた平家の侍をいきなり9人斬り。それを里人が弔ってつくったとも、あとで反省した義経が建てたともいわれています。隣の山科にも同じような話があって、平家打倒を志す義経の勇猛さを物語っているようですが‥‥要はすぐキレる短気な少年だったのかもcoldsweats02 どちらにしても伝説です。

Rimg0167Rimg2570こちらがその「インクライン」の線路。琵琶湖から水を引いて発電や工業用水に使うだけでなく、その間に船を通して物資の運搬も図るという一大プロジェクトだったんですね。琵琶湖側と京都側の水路はかなりの高低差があるため、この坂道状の線路をつくって船を上下させていたそうです。

今は桜の名所になっていて、映画の場面も桜が満開。いいなあ~。今年の桜はあと10日から2週間というところでしょうか。

Rimg0180Rimg2572「インクライン」を下って右に入ると南禅寺です。コナンと平ちゃんが通りかかるのは、中門を入ったところの裏側と、この山門前。

昨年の3月に京都を訪れたときは、哲学の道のほうから永観堂を経て、それから南禅寺のほうに来るコースでした。方丈庭園などはずっと前に見たことがありましたが、山門に登ったことはなかったので、昨年初めて登ってみたのですが、急な階段を上るとまさに「絶景かな」!

とても素晴らしい眺めだったので、今回もまた登ってみました。東山をバックに京都の街を見下ろすのは本当に気持ちがいいですよ。すぐ下には平安神宮の鳥居が見え、右にはてっぺんに真如堂の三重の塔が見える吉田山、その中腹に幕末に会津藩本陣となった金戒光明寺が見え、左には先ほど歩いてきたインクラインの横の蹴上浄水場の赤レンガの建物が見えます。急な階段が大変だけれど、おすすめです。

Rimg0185_5Rimg0204このあとは「聖地」とは関係ありませんが、せっかく来たので、ドラマなどでよく登場する水路閣と、南禅院の庭園を見てきました。写真を見てわかると思うけれど、まだ観光シーズン前だったのか、全く人がいません。3月に入っても寒い日が多かったことしですが、この日はかなり暖かくて昼間はコートがいらないほどだったんですけどね。

コナン君たちはここで湯豆腐を食べたあと鞍馬に向かいますが、私たちは市内に戻って、友人と待ち合わせて遅いランチを楽しみました。そのあと帰りの新幹線までの間にちょこっと歩いた祇園周辺は平日なのに結構な人出で、桜のシーズンの賑わいが想像できました。

実際の回った順番は前後していますが、それを物語の流れに沿って並べてみました。続きはまた次回に。

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2012年3月25日 (日)

早春の京都

Rimg0007娘の卒業祝いも兼ねて、初めて母娘二人で京都へ行ってきました。実は、ここには書かなかったけれど、去年もこの時期に京都に行ったんですよね。何かあのときはとにかくどこか違うところへ脱出したいと、悲壮な気持ちで出かけた京都だったけれど、ことしは晴れて受験が終わり、子育ても一段落の晴れ晴れとした旅行となりました。

本当はいつものように2泊ぐらいしたかったのだけれど、何しろ娘は卒業後、部活の打ち上げや友達と遊ぶ約束、はたまた新入生のガイダンスなどで忙しくて、連続してあいている日というのは2日しかなかったのです。それで、もったいないけど1泊2日で行ってきました。

Rimg00321日目は朝早く出かけて昼前に着き、南座の昼の部を見ました。片岡愛之助が「元禄忠臣蔵」の綱豊卿を演じるというので、それがぜひ見たかったのです。

その前に新京極にある錦天満宮にお参り。友人が娘にここのお守りを送ってくれていたのです。入口を見たら「頭の神様」(知恵・学問・商才)と書いてありました。御利益があったうれしいお礼のお参りになりました。写真のような牛さんは、確か北野天満宮にもありましたね。天神様と牛は「神の使い」とか「牛が菅公を守った」とか「菅公は丑年生まれ」など、深いつながりがあるようです。

愛之助の綱豊卿は想像にたがわず仁左さまゆずりというか、いや本当にセリフ回しも所作もそっくり。ただやっぱり「大物感」?がなくてちょっと軽い(実際の綱豊、後の家宣はこのとき41歳のはずなので)けど。これを当たり役にしている仁左衛門や、12月に見た吉右衛門と比べちゃいけないですね。こちらはこちらで、いかにも清潔で生真面目そうな若い殿様でした。でも、かえってその熱い思いが伝わってきてウルウル。綱豊卿もそうだけど、壱太郎のお喜世も12月の国立劇場(吉右衛門と芝雀)からすればものすごい若返りかた(爆)綱豊卿が去った後、その若いお喜世と助右衛門が二人してわあわあ大声で泣くの‥‥同じ泣くにも若さがあふれてて、それが「こんな場面あったかな?」というくらい印象的でした。

新・歌昇くんの「猩々」は美しかったです。たどたどしくも思える若さが、踊りに「人間でない」感じをよく出していていて。これって、どこかで見たことあるな‥‥昔のジャッキー・チェンの映画にこんなの出てきたよね。白塗りで赤い髪の‥(「拳精」?)あれも「妖精」でしたね。そして、続く「熊谷陣屋」が昼の部のメインなのだろうけれど、ごめんなさいあせあせ(飛び散る汗)朝早かったこともあり、うつらうつらしてしまいましたが、最後はやっぱり泣けました。

Rimg0912終演後、急だったのにわざわざ来てくれた友人3名と一緒に喫茶店へ。ひとしきりしゃべったあと、娘の希望で三条の「池田屋」に行きました。一昨年の9月、時代劇のロケ地巡りをしたあとに立ち寄った、幕末の「池田屋事変」の跡地にできた居酒屋です。そのときの話はこちら。この話をしたら、娘が行きたがっていたのです。

池田屋といっても、近藤勇が「御用改めである!」と踏み込んだ旅館はとうになく、商業ビルが建ち、時代とともにいろんな店になりましたが、ついに数年前から「池田屋」という名前が復活したんですね。居酒屋のチェーン店のようですが、ここだけ「池田屋」の名前を冠していて、新選組好きにとってはうれしい京の新名所となりました。しかし‥‥何か雰囲気が変わってる?Rimg0041

隊士の名前を付けたカクテルは前からあったけれど、そのほかに、某乙女ゲームのキャラクターを描いた別メニューができていました。「平助の明るさ」「新八の早とちり」「佐之助の人情」‥‥???これ、カクテルです(笑)そして、メニューの裏側を見ると、それぞれのキャラクターごとにノンアルコールヴァージョンがあるのです。ゲームの人気でお子様(未成年)がたくさん来店するようになったのでしょうか?娘も、一昨年の修学旅行の時に行こうとしたけれど、自由時間が短くて行けなかったそうです。2階席の入り口にはこんなディスプレイが。何だかだらしない格好だなと思ったら、娘いわく、ゲームキャラのコスプレ衣装なんだそうですよ。

開店したときは結構真面目な新選組ファンの店?だったような気がしていたけれど‥‥周りのテーブルからは盛んに件のゲームの話が聞こえてきたりして、何だか不思議な雰囲気になってきた感じですね(笑)私たちは私たちで、結構長い間例のマシンガン・トークを楽しみました。(お忙しいのに来てくれて、感謝です!)

この中の最初の京都タワーの写真は、某アニメ映画に登場したのと同じアングルです。翌日はこの映画の「聖地」の一部を巡ることになりました。そして、3枚目のほころびかけた桜の写真は、実は去年のものです。去年も同じ時期に訪れたのですが(去年は澤潟屋一門の「獨道中五十三驛」でした)ちょうど桜まつりの準備で桜並木に灯篭などを付けたりしていたところでした。各地で桜のライトアップなどが中止になり、節電で薄暗い東京に比べて何て平和なんだろうと、ひととき心を和ませてくれた桜。ことしはちょっと遅いのか、まだまだのようでしたね。

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2012年3月19日 (月)

卒業

お久しぶりです。いや、本当に長いことほったらかしにしてしまいました。書きかけの記事が何本もあったのに、ログインすらしていませんでした。どうせ誰も見てやしないと思っていたら、先日久々に会った友達に「全然更新がないから心配してたわ」なんて言われてしまいました。わ~!見ていてくれる人もいたんだわcoldsweats01 ありがとうございます。そして、ずっと音信不通で申しわけありませんでした。

実は、娘が受験真っ最中だったのです。それなのに、あれ?1月にバレエとか平気で見に行ってたよね?‥‥そうなんですsweat02受験生抱えながらも普通にどこでも出かけて観劇三昧の母でした。ひどいのはセンター試験の二日目に、娘を送り出してから関西遠征(西宮の「海賊」&松竹座)に行ってしまいましたcoldsweats01 あのときは、今これ(ルジ様)を見ておかないと一生後悔する!と思って、娘が受験だろうが何だろうがお構いなしでした。

しかし、そのあとです。センター試験では思ったような点が取れなかったようでsweat01‥‥遠征から帰って出願を決める段になってちょっと焦りました。だって、のんびりと旅行なんかしていたら、受かりそうな私立(A判定)はもう出願締め切りのあとだったのですからshock‥‥遊んでてゴメンよっsweat01そして、センターリサーチの結果が出てから遅めの(つまりだいぶ強気の)出願となってしまいました。

しかしそこからの頑張りで、結果からいえば第一志望の大学に見事合格しました。友人の皆様にはいろいろご心配をおかけして申しわけありませんでした。また、娘のためにお守りを送ってくれたり、数々のお気づかい本当にありがとうございました。おかげさまですごい御利益がありました。高幡不動の土方歳三の絵馬も、息子の時と同様御利益がありました。今はお世話になったいろんな人、いろんなことにただただ感謝です。

だけど、国立の二次試験から合格発表までの10日間はすご~~く長かった。これで後期試験でもあればそれに向けてまた勉強していたから気が楽だったのでしょうが、後期も出願していたけれど面接のみ。だから、二次試験が終わったときから娘は毎日何もせずに家でゴロゴロ寝てばかり。それって、何と声をかけていいかわからず本当に困りました。私もさすがに気が気じゃなくて今度こそほとんど外出もせず。こんなに気をもむことって息子の時にもなかったような気がします。本当にいや~な10日間でした。

それで、合格発表があってからは親子して気が抜けて、いろんなところにお知らせしなくちゃならないのに何もせず。塾からはすぐに「どうでしたか」って電話がかかってきたけれど、学校へはなかなか報告に行かないから心配してたみたいですね。ほかに、今までお世話になっていたバレエの先生や、ずっとお休みしていた農村歌舞伎の保存会など、知らせるべきところに知らせてなくて。私のほうもお金を払いこんで入学手続きを済ませたらほっとして気が抜けてしまい‥‥卒業式と謝恩会が終わってからやっと重い腰を上げて、バレエと歌舞伎のお稽古場に報告に出かけて行きました。そこで、冒頭の「ブログ更新してないから心配してた」という言葉を聞いて、ああ~お友達ってありがたいなあと思った次第です。

以前、息子の時に、大学入試にどれだけお金がかかったかを書いたことがあります。まあ今回も同じ理系ですから大体同じようなものでしたが、違うのは、息子は私立の高校で授業料はそれなりにかかっていたけれど、塾では落ちこぼれた英語の1教科しか受けていないので塾代はそれほどでもなかったような。

娘は公立高校なので2年から授業料が無料になりました。タダほどうれしいものはないですね(笑)一方、塾は3年からフルで行かせました。塾代はまだ計算していませんが、計算したくないくらい(笑)夏期・冬期の講習や教材費を入れたら、4月からの10ヵ月ほどが私立高校の1年分よりもずっと高くなっていることは確実ですsweat02

塾は必要だったのかというと、娘は、塾の勉強と学校の勉強があまりに違うので驚いたと言っていました。塾の勉強は本当に受験直結で、もし塾に行ってなかったら受験は無理だったかもと。学校の勉強だけで受験に臨む人もいたけれど、それってすごく優秀な人に違いないと思ったそうです。学校の先生方もそれなりに一生懸命やってくださってはいたけれど、秋まで3年生もしっかり行事に参加する公立高校では、授業時間も少ないし、やはり受験に向けての実践的なことは足りなかったようです。

一方、息子のほうは、中高一貫の進学校だったので、2年までで高校の学習を全部終え、3年になると学校全体が受験一辺倒になりました。もちろん、3年生は文化祭も体育祭も参加しません。夏休みには学校でもびっしり夏期講習をやるので、塾の夏期講習なんか出る暇がないと言っていました。塾では英語だけお願いしましたが、中学の時から落ちこぼれて箸にも棒にもかからなかったような英語がセンターレベルぐらいにはなったのですから、その点は塾に行かせてよかったと思います。でも、試しに夏期講習に数学と物理をとってみたら、もうとっくに学校でやっている内容で、全然行く必要はなかったとも。私立は私立なりにメリットがあったようです。

まあそんなことで、どっちにしても大学受験ってお金がかかりますよね。もちろん大学の学費も、国立でもやっぱり高いです。これから2年間はうちはダブルで大学生shock あ~もっと働いて稼がなくてはsweat01 バレエや歌舞伎のミーハーにうつつを抜かしている暇はありませんね。

二人とも子ども手当をもらえなかった世代だから、こんなこと言うとうらみがましく聞こえるかもしれませんが、子育てって小さい頃より大きくなってからのほうが断然お金がかかるのです。ほんと、子ども手当よりも、高等教育にお金がかかるというのを何とかしてほしい。高等教育というのは、将来税金を多く払ってくれる人材を育成するということじゃないですか。だから、少しでもそういう人たちを助けてふやすようにしたほうがよくはありませんか?子ども手当というのは全く朝三暮四のような気がします。お子さんがまだ小さい方は、子ども手当があるからって無駄遣いしちゃだめですよ。もらえなくなってからごっそりお金がかかるのですから。それはまったくだまし討ちみたいなものです(笑)

大学の学費も、奨学金があるからといいますが、奨学金といったって、本当に困っていたり特別優秀だったりして審査を通った人以外はまるっきり借金ですよね。借りたはいいけれど返せないという人が多いと聞きます。テレビでそんな特集をやっていたのを見たことがありますが、払わなけりゃ何十年たっても取り立てられますよ。だからなるべく借りないで親が何とかするしかないでしょう。

あと、20歳になればそれに追い打ちをかけるように、学生で稼ぎがなくたって国民年金の保険料を払わなければなりません。「学生納付特例制度」というのもありますが、あれは単なる猶予じゃなくて利息がかかるっていうじゃないですか。将来もらえるかどうかもわからないのに、ぼったくりですよね。年額ではかなりの金額になるので年金課の窓口に聞きに行ったら「親が貸しておくのが一番いいんじゃないですか」とサラっと言われてしまった。ふざけるな!

そんなわけで、相変わらずいろいろぶつぶつ言ったりしていますが、無事受験も済んでとうとう子どもが二人とも大学生になります。もう多分毎朝のお弁当もないでしょうし、PTA役員も、保護者会も、三者面談もありません。わ~い!子育て一段落だわ!って喜んでいたけれど、卒業式と謝恩会でちょっとホロリとしてしまいました。何か、PTA役員も、学校とのかかわりも大変だったけど、それなりに楽しかったのです。これで終わりかと思うとすごく淋しい気がしてしまいました。それでまた数日ぼ~っとしていた次第です。

私もこれで卒業なんですねえ。厳密にいえば大学の入学式に出て完了。あとはもう本当に親は顔を出しません。うれしいような淋しいような。だから、これからは新しいことを考えたいと思います。私にも新しい春がやってきます。

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2012年2月19日 (日)

レニングラード国立バレエ「白鳥の湖」(1月8日マチネ)

今さら感が強いですが(笑)1月に見た舞台のことなどを思い出しながら。

ちょっと前までは、古めかしい古典を延々とやっている感じがしていたレニングラード国立バレエでしたが、今では劇場も新しくなって、新体制になって、日本公演以外の中身はずいぶん変わってきているのかなあと思うようになりました。ことしは「海賊」も「白鳥の湖」もともに「新版」で、その変化の片鱗を見せてくれたように思います。残念なことに公演数がだいぶ減ってしまい、さらに来年はまだ来るかどうかもわかりません。毎年冬になれば当然のように見られると思っていたのに。そうなると急に「昔はよかった」的な思いが頭をもたげてくるもので、ファンとはまったく勝手なものですcoldsweats01

作品も、今思うと「眠れる森の美女」も「白鳥の湖」も(「くるみ」以外は)なかなかよくできていたなあと思います。 暮れに、新芸術監督のナチョ・ドゥアトが手掛けた「眠れる森の美女」の新版をネット配信で見る機会がありましたが、スピーディな展開ではあるけれど、簡素な舞台美術や中抜きだらけの構成を見ると、やはり古典(クラシックバレエ)を楽しむにはあの旧版の重厚長大な豪華さもいいものだなと思いました。ボヤルチコフ版(旧版)の「白鳥の湖」も、最初見たときはひどく地味な演出だと思ったけれど、ルジマトフが踊るのを見るようになってからは、あの悲劇の結末がしっくりくるようになっていたのです。

今回の新版(メッセレル版)「白鳥の湖」は2009年、ルジマトフが芸術監督のときに首席バレエマスターであるミハイル・メッセレルが改訂したということで、どんなふうに新しくなったのかとても楽しみにしていましたが、ちょっと見たところかなり微妙な印象でした。なぜ改めてこれをつくらなければならなかったのか?と思うくらい。

確かに、旧版はないないづくし。私の友達が見に行ってがっかりしたと言っていたことがあるけれど、「白鳥の湖」といえばこれ!という日本のバレエ団や発表会の演出などでなくてはならないお決まりのアイテムが旧版にはなかったのです。まず、舞台狭しと飛びまわって大活躍する「道化」がいない。1幕で王子は誕生日に「弓」をもらわない。3幕でオディールが正体を現した時に花をぶちまけない(笑) おまけに最後は何だかわからないうちに主役の二人は舞台の奥の見えにくいところで黒い波にのまれて‥‥死んじゃったの?とすっきりしない。ゴンドラとかの大仕掛けが出てきたりすることさえあるのに(爆)

それが今度の新版には、ゴンドラはともかく、道化もいれば弓もある。そして王子が勇敢に戦ってロットバルトをやっつける納得のハッピーエンド。1幕と2幕のつなぎに、バックの湖を泳いでいく白鳥のつくりものまです~っと移動していったのには笑ってしまいました。つまり、一般的によくあるような演出に変えたかっただけのような気もするのです。ともあれ、一般受けしやすくなったのは事実でしょう。

プログラムの文章によるとゴルスキー版という、主にモスクワで行われていたスタイルを取り入れたとのことでしたが、読んでいるとどうも、新しくなったというよりは古い別のスタイルを復活させたような感じでした。

【第1幕】
王子役はマラト・シェミウノフ、もしかして彼の王子は初めて見たかもしれません。身長195センチ、とてもハンサムでスタイルも抜群の素敵なダンサーですが、今まで見た彼の役というのは、全幕では一番いいのが「ライモンダ」のジャン。ほかは、まともに踊るのはロットバルトかドロッセルマイヤーぐらいで、「眠り」の王様、ドン・キホーテ、「バヤデルカ」の大僧正、「ロミジュリ」のパリス、それから今年は「海賊」のパシャ(そういえばコンラッドを踊ったのも前に見た)などなど、すごく役の幅が広いといったらなんですが、せっかくの超高身長が裏目になっているようなお役ばっかりで。今回初めて「白鳥」の王子を見ました。

1幕から王子がやたら頑張って踊ります。(旧版の1幕は、王子はいるだけで踊らない)トロワの女の子の一人とペアになって4人で踊るのは、東京バレエ団も(もとは同じゴルスキー版だそうです)そんな感じだったように記憶していますが、みんなの輪に入って踊る気さくな王子様という印象。そして、チャイコフスキー・パ・ド・ドゥに使われている曲でヴァリエーションも踊っちゃう。巨体のシェミウノフが踊るにしては、あまりに舞台が狭そうでしたがsweat02

それから、4人の騎士みたいな感じで王子の友達4人が前面に出てきます。私が見た日はモロゾフ・マスロボエフ・コリパエフ・プロームだったと思うけど、これがまた眼福lovely そして道化がみんなの間を走りまわって大活躍。アレクセイ・グズネツォフは「海賊」でも奴隷の踊りで素晴らしい活躍を見せてくれた人です。その道化に加え、4人の騎士やトロワなどにおなじみのソリストの顔が揃って華やかではあります。

でも、旧版を知っていると、あの椅子やリボンを使ったかわいい農民の踊りも、貴族たちが出てくる乾杯の踊りも好きだったなあなんて、ちょっと感慨にひたってしまいました。何しろ、ルジマトフの専売特許の「憂愁の王子」や「孤高の王子」はこの版ではもう無理です。王子はみんなと踊ったりして終始機嫌よくにこにこしていなけりゃいけませんから。それが、終わりのほうで突然憂鬱な顔になり、狩りに行こうという道化やお友達をおいて、確か一人で出かけていったような。(お友達は一緒だったかどうか、もう記憶がさだかではありません・笑)

1幕と2幕の間のこの場面、旧版で一番好きなところだったんですよね。それが普通に幕を閉めてしまった‥‥今までは幕を閉めずに、木のシルエットを描いた紗幕が下りてきて、その幕前を王子が一人で踊るのは結構時間も長く、とにかく近くで見れてとてもおいしい場面だったんですよ。そして白鳥たちが湖に降りてくるのを、コールドのダンサーが紗幕の裏を横切ることで表していました。それがそっくりなくなって、幕が開くとどこぞも同じ白鳥の作り物が移動するという幼稚な演出になってしまったのは、旧版を知る者としてはちょっとがっかりでした。

【第2幕】
2幕は、「新春スペシャル・ガラ」で見たとおりです。オデットが出てくる前にコールドが現れたり、アダージョの後ろでガチャガチャ動いたり。でも、今回はそれが全然気にならないほどオデット役のエカテリーナ・ボルチェンコ(カーチャ)がよかった!もうそれに尽きます。「海賊」のメドーラ役を降板したのでどうしたのかなと心配したけれど、それは「白鳥」を完璧に踊るため?とまで思ったくらいに素晴らしかったです。登場の瞬間から研ぎ澄まされたような、彼女を取り巻く空気に圧倒されました。

以前見たときは踊りはともかく役づくりが全然ダメで、オデットでもオディールでもなくて、一体この子何年やってるのよ!なんて、このブログにも過去にそんなことを書いてしまったことがありましたsweat02今でも時折「カーチャ」というキーワードで以前書いた記事を検索で見にこられる方があるようで、申し訳ないこと書いちゃったなと思っています。ごめんなさいsweat01ほんとはこんなに遅くなっての感想なんて、もう忘れたことも多いし、あきらめて書かないのだけれど、一言彼女が素晴らしく成長したことを書きたくて、頑張って書いております。

カーチャは一昨年だったか、リラの精で見たときにすごく洗練されてきたなあと感じましたが、今では押しも押されぬプリマになったというか、まるで人が変わったような豊かな身体の表情にまず驚いてしまいました。身体をかなり絞ってきていて、今までは上半身がたくましいポリーナ・セミオノワのような体育会系の感じだったのだけれど、その健康優良児っぽいところがそぎ落とされてシャープなラインに。ちょっと見まるでロパートキナのよう。白鳥たちを従えた気高く気品あふれる姿、それでいて全身に哀しみをまとったようなオデットを見て、何だか最初からうるうるきてしまって、もう最後までカーチャが何かするたびにうるうるしっぱなし(まるで保護者)あ~すごいなと思ったことでした。

オデットのヴァリエーションは、最近では脚を頭近くまで上げる人がほとんどになりましたが、カーチャはそこまで上げません。でも、美しい。以前見たときはどこまでも優等生な感じだったけれど、カーチャはまさに「オデット」として舞台の上で息づいていました。

【第3幕】
今までは民族舞踊が、ロットバルトとオディールが出てきてからおもむろに始まったのだけれど、先に道化と女の子が踊って、すぐにチャルダッシュ、マズルカ、ナポリと続き、それでやっと王子と花嫁候補が出てきます。そう、ここまでずっと王子不在で王妃だけ。何で?今まではキャラクターダンスの方々は全員ロットバルトの手下みたいだったけれど、ロットバルトが連れてきたのはスペインだけ。だからいつも一番目がスペインだったのが、最後になりました。つまりオディールの登場からグラン・パ・ド・ドゥまでがあまり時間がないのです。でも、キャラクターダンスはどれもさすがレニ国という濃くて楽しい踊りでした。

オディールは、オデットとは全然違う濃さ。立派な悪魔の娘というか、必殺仕事人ですね。ぼ~っとした王子なんてイチコロでしょう。とても妖艶なのだけれど下品にならない。エレガントでかわいくさえあります。何か企んでいるその目力はすごいのだけれど、王子に向ける顔はただただ優しい姫。今までの、大柄な割にちょっと縮こまったような感じ(素顔のカーチャはとてもシャイなんだとか)は全然なく、豊かな物語性と伸びやかな踊りを見せてくれました。

王子役のシェミウノフですが、大きい割に影が薄いというか。カーチャのような大柄なバレリーナを軽々とリフトしたり、美しく踊らせたりすることにかけては素晴らしく、必要不可欠な人材というのはよくわかるけれど、相変わらず手先足先まで神経が行き届かないような踊り(ごめん)‥‥もちろん踊りはダイナミックで舞台が狭く感じるくらいなのだけれど、まわりを包む空気が、王子の周辺だけほんわかしてて時間がゆるゆると過ぎていく(!)このまったり感はどういうわけかsweat02‥あれだけ大きなダンサーに、シムキン君なみに敏捷に動けというのは無理な話だけど、美形でスタイルもいいのにこの周囲とのギャップはもったいない気がします。でも、「白鳥の湖」の王子なら、お話上さもあらんといういいキャラクターでしょうねcoldsweats01 「海賊」のパシャは面白かったけれど、王子役も精進してほしいです。

【第4幕】
序曲から聞き慣れないものだったような‥‥4幕というのは音楽の使い方も版によってさまざまなので特に違いがどうというのも、もう忘れていたりするのですが、結局最後は王子がロットバルトの翼をもぎ取り、ロットバルト(プログラムや配役表には単に「悪魔」と書かれている)がのたうちまわって絶命し、オデットや娘たちは白鳥に戻ることもなくなってめでたしめでたし。

思えばあのルジ様の王子で何回も見た旧版の地味~なラストが懐かしいけれど、朝日の中で幸せそうにたたずむ二人を見ると、これはこれでよいのかなという気になりました。ある意味オーソドックスな「新版」でした。新旧の違いはともあれ、私にとってはプリマとしてゆるぎないものを手に入れたカーチャことエカテリーナ・ボルチェンコに、感動の涙と手が痛くなるほどの拍手を捧げたい公演でした。

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2012年2月14日 (火)

訃報 上月信二さん 左右田一平さん

今から40数年前、高度成長期で家庭にテレビが普及し、時代劇も映画からテレビへと移り変わっていった時代、テレビでいえば白黒からカラーになるその過渡期の5年ぐらいを華々しく飾った一連の時代劇シリーズがありました。

「新選組血風録」から始まって「俺は用心棒」に続く一連の「用心棒シリーズ」
「われら五人の戦鬼」「天を斬る」そしてその集大成としての「燃えよ剣」

それらは全部、脚本家、スタッフ、俳優集団と、ひとまとまりの同じプロジェクト・チームのような感じでつくられたそうです。残念ながら5年で終わってしまいましたが、今のようにスポンサーの意向や細かい視聴率など考えずに、こういう作品をつくりたいという志で作品を世に送り出すことができたという濃密な5年間であったような気がします。

その立役者の一人として、元NET(現テレビ朝日)プロデューサーの上月信二さんが挙げられます。脚本家:結束信二、監督:河野寿一とともに「3K」といわれたこのプロジェクトチームの中心として、またほかにも「素浪人月影兵庫」などさまざまな作品を手掛けた、時代劇の生き字引のような存在でした。

私は2年前に縁あって東京都青梅市(うちよりもさらに田舎)に上月さんを訪ねる会に誘われ、ご自宅近くの料亭でゆっくりとくつろぎながらさまざまなお話を聞くことができました。

1月半ば、上月さんが倒れられたというのを娘さんのブログで知りましたが、徐々に快方に向かわれていると聞いて安心していました。それが‥‥この2月9日に亡くなられたということでした。86歳でした。

葬儀の日取りを聞いても、私は一度訪ねて行っただけだし、ご家族の方ともお会いしたことはなく、時折娘さんのブログを見せてもらうぐらいだったので、私なんかが行っても‥‥と思ったのですが、2年連続で上月さんを訪れ、娘さんとも交流のある友人が遠くから来るというので、近所に住む私としては、やはり僭越ながら「作品のファン代表」というつもりで参列しようと思い、13日の告別式に行ってきました。

私などはほとんど関係ないかもしれないけど、私からすれば、もとはといえば上月さんが栗塚旭を土方歳三役に大抜擢してくれたおかげで、再放送ではあるけれど、それを見て新選組が好きになり、そして栗塚旭のファンになり、一時中断はあったけれど、高校生の時から今に至るまで、新選組、栗塚旭というキーワードでさまざまな人と出会うことができたのですよね。私のような人間はもちろん他にもたくさんいると思います。上月さんは「新選組血風録」の上映会にも頻繁に顔を出していたようで、その当時からのファンの方も多くいらっしゃっていました。

少し早く行ったので娘さんにご挨拶をすることができました。初めてお会いしたのがこんなときなんてね‥‥そのときに倒れられてからの経緯も少し聞くことができました。そのまま式場に入って待っていると、何と外で栗塚さんの声が。

クラシックのコンサートで朗読をされたという、大阪でのお仕事が終わってすぐだったにもかかわらず、前日のお通夜から駆けつけたそうです。栗塚さんの俳優としてのキャリアは上月さんに見出されたことから始まったのですから、いわば恩人でしょう。それを忘れずに、この寒い時期にこうやって京都から真っ先にやってきた栗塚さん。

弔辞は栗塚さんが祭壇に向かって語りかけるように述べられました。いつものように原稿なんてありません。ただ思いつくままに滔々と上月さんとの思い出を語る栗塚さんに‥‥まるで栗塚旭講演会になってしまいはしないかと、内心気が気じゃありませんでしたcoldsweats01 でも、ちょっと長かったけれどうまくまとめられ、「僕ももうすぐ行きますから」などと明るく締めくくっていました。上月さんにはたくさんのお孫さんがいらっしゃいますが、みんなおじい様のそんなお仕事のことなどはほとんど知らなかったことでしょう。栗塚さんの話でそれがわかって、そして和やかな明るい雰囲気で故人をお送りすることができたような気がします。

栗塚さんは少し歩行が困難そうな上月さんの奥さまにも、ことあるごとに手を差し出すなど優しい心遣いをされていました。あの年齢の日本人の男性で、そんなことができる人はそうそういないと思います。最後はご遺族と一緒に車まで棺を担がれ、車が行ってしまうのを見送られていました。よいお葬式でした。

この日また、同じシリーズの共演者、その飄々とした個性で人気を集めた左右田一平さんも2月10日に81歳で亡くなられていたことを知りました。上月さんと左右田さんは仲が良かったから、連れ立って一緒に旅立ったんだねえなんて、栗塚さんも感慨深そうに言っていました。

左右田一平さんは、独特な存在感と温かみのある「燃えよ剣」の裏通り先生役もよかったけれど、「血風録」での斎藤一役も、本当にいい役者だなあとしみじみ思えるような、そんな味のある俳優さんでしたね。浪士達に部下を殺された斎藤が、何も言わずたった一人でその仇を討とうと決め、広い石畳の道を歩いて行く後ろ姿が逆に自然体で、それがぞくぞくするほどかっこいい。それから「あかね雲」の小さい女の子に接する優しいまなざし。最終話の、明治の世になったあと斎藤が土方歳三の実家に訪ねて行く場面もすごく好きだなあ。容貌は二枚目とは程遠い個性派俳優でしたが、いろんな場面で「いいなあ」と思える瞬間がたくさんある俳優さんでした。

謹んで、上月信二さん、左右田一平さんのご冥福をお祈りしたいと思います。

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2012年2月 9日 (木)

レニングラード国立バレエ「海賊」(1月5日・6日)

まるで澤潟屋の「三つのS」みたいな「海賊」でした。「三つのS」?そんなこと言ったってバレエ見る人には何のこっちゃですよね(笑) 猿之助歌舞伎が提唱するスピード、スペクタクル、ストーリーの「三つのS」です。

ルジマトフが芸術監督をしていた時に、自身で演出を手掛け、長年踊り慣れた「海賊」の冗長なところをカットし、展開をスピーディにしたという「新版」なのですが、最初タイムテーブルを見たときには、正味1時間半? ということでびっくりしましたよ。ただでさえ「海賊」は短めなのに、それでもの足りなく感じないかなとちょっと心配でした。ところが、次から次へとたたみかけるような見せ場の連続で、眠くなるところなんて全然ないし、もちろんもの足りないと思うこともありませんでした。

今まで「海賊」といえば、見どころは花形ダンサーが踊る「アリ」でしたが、実際のところアリの出番はそれほどありません。それでずいぶんもどかしい思いもしていたんですね。せっかくのルジマトフの「アリ」なのに、ちょっとしか踊らない、なかなか出てこない、出てもすぐ引っ込んじゃう~dashって(Kバレエの「海賊」ではアリはいっぱい踊るそうですが)一方で、本来のストーリーからすれば海賊の首領であるコンラッドが主人公のはずなのに、今まで何だかずいぶん影が薄かったような気がします。もっといえば、あんな頼りない首領でよく海賊集団がまとめられてたよねsweat02という感じ。その分奴隷のアリがしっかり首領を守ってくれていたのかもしれませんけど(笑)

ところが、この「海賊」は違いました。何たって当のルジマトフ本人が主役のコンラッド!本当に、本当にかっこいい首領でしたよ~heart04ああ「海賊」って本来こういうお話だったのね、と改めて思いました。そして、結構純愛物語なんですよ(笑)ルジマトフがアリを踊らないのは残念だけれど、かつての看板演目をこんな新しい魅力満載の物語につくりかえて戻ってきてくれた。それも今度は堂々と海賊の首領役で、恋と、冒険と、陰謀の海に漕ぎ出した!そんな感じでとても楽しめた2日間でした。

多分、踊りはほとんど(一つも?)削ってないと思うのです。じゃあどこを削ったんだといえば、お芝居のもたもたした部分?場面転換のところなどでしょうか。例えば、1幕(本来なら2幕の部分)の、眠り薬を振りかけた花で見張りの兵卒をコロンとかいう、ちょっと間抜けな部分などがカットされていました。場面転換がとにかくスムーズ。つなぎに真ん中の幕を閉めて、幕前をいろんな人物が通り過ぎる間に次の場面が準備されるというふうに、流れが止まらない。そして踊りも、いちいちルベランスなしで間髪を入れずに次の曲がドンジャンドンジャンと始まる、そのスピード感がたまらなく心地よかったです。

また、コンラッド、メドーラ、アリの3人に加え、パシャやランケデム、ギュリナーラ、ビルバントなどの登場人物のキャラ立ち加減がすごくて、あ~これだからレニ国大好きlovelyって改めて思いました。

【第1幕】
最初、紗幕のむこうに揺れる海賊船、嵐にもまれる3人の影が見える。幕が開き、倒れている海賊たち。何と、コンラッドは上半身裸。これって反則でしょsweat01裸のコンラッドなんて聞いたことないわよ!嵐で上着が流されてしまったのでしょうか?引き締まった美しい筋肉が見れてうれしかったけど(爆)

アリ、ビルバントに支えられて岩陰に隠れると、そこへメドーラたちがやってくる。メドーラ役はペレン。もうすっかり名実ともにプリマですね。2日目のボルチェンコが「劇場の都合」(?)で降板になって2日ともメドーラ役を務めましたが、このあとすぐ「白鳥の湖」もあったので、何と主役4連投という、タッチキンのイリーナ・コレスニコヴァ並みのすごいことになりました。 ペレンとコレスニコヴァはワガノワの同級生だったような。そして同じイリーナという名前。 イリーナさんは二人とも働き者ね!

メドーラやギュリナーラたちが一通り踊り終わってから岩陰に潜む海賊たちを発見するのですが、そこでいきなりじ~っと見つめ合っちゃうコンラッドとメドーラ(笑)そして、ここは危ないからと彼らを逃がすも、メドーラ達はへんてこなトルコ兵を従えたビルバントらにつかまってしまいます。

真ん中の幕が閉まり、幕前の場面は奴隷市場へ向かう人々。つながれた男女の奴隷たちが通り過ぎるさまは、次の展開を期待させる効果大。幕が開くと、玉ねぎみたいなターバンをかぶった金持ち連中が値踏みの最中。ひときわ立派なパシャ(シェミウノフ)が現れ、奴隷たちの踊りが始まります。この中で目新しいのは男の奴隷たちの踊り。これが圧巻でした。「バヤデルカ」の太鼓(インド?)の踊りを思い起こさせる激しくダイナミックな男性群舞に圧倒されました。

そしてランケデムとギュリナーラが踊る「奴隷のパ・ド・ドゥ」ですが、これも単なる踊りではなく物語の中の一場面となっているのが楽しい。周りの見物人たちが踊りに合わせてあっちに行ったりこっちに行ったり、みんなギュリナーラに注目している様子で盛り上がります。

ギュリナーラ、1日目は大好きなヤパーロワでした。相変わらずかわいかった~heart01ただ、この場面は嫌な顔して踊らなきゃいけないのに、つい笑顔になっちゃうの。ほんとに踊るのが楽しそうで、キラキラしてて、超らぶり~lovely だから、ま、いいか。2日目はミリツェワ。彼女を見たのは久しぶりな気がしますが、とても上手なのですね。そして美人ですごく華があって主役を食っちゃいそうな勢いです。ミリツェワはこの場面、しっかりイヤイヤっていうお芝居をしていました。むしろ死にそうに嫌そう(笑)

ランケデムは、1日目はオマールで2日目はモロゾフ。眼帯してるし、ヒゲ付けてるしで顔が全然わからないんだけど、オマールのほうがちょっと大柄だったかな。踊りはオマールのほうがよかったけれど、キャラが濃くて面白かったのはモロゾフ。それぞれに持ち味があって楽しかったです。

次にメドーラが連れ出され、パシャはメドーラをいたく気に入りますが、メドーラは当然嫌がります。でも、そこに入ってきた連中がコンラッドたちだとわかると、急ににこにこ顔に。ルジマトフのコンラッドは想像以上に似合っていてheart04あのヒゲメイクといい、若い連中を従えて踊りまくるところといい、5~6年前の「ラスプーチン」を思い出しましたよ。今までのぼ~っとして影の薄かったコンラッドではなく、実力で海賊を束ねている、頼れるキレ者の首領ですね。見る者をくぎ付けにする存在感はアリだったときのままでした。そして本当に楽しそうに踊っていて、ファンとしてこの上ない幸せ。

だってだって、一昨年の「最後のバヤデルカ」のときは、ソロルのヴァリエーション省略だった。昨年は怪我をする前の「ジゼル」でもリフトは一部省略してたし、何しろそのあとの怪我で一切ジャンプをしない「白鳥」や「ドンキ」を見た者にとっては、この人がここまで復活するとは思ってもいなかったでしょう。確かに、身体のキレやスピード感はYouTubeに上がっているプハチョフのコンラッドに比べるとそりゃちょっと‥‥でしょうが、リフトもしっかりやって、あんなに楽しそうに踊りまくって、やっぱりすごい。だって、このために筋トレしたりしてたそうじゃないですか。そして自分の改定した新版を引っ提げて日本へやってきて、自分でしっかり主役を踊って見せてくれた。ファンには最高のプレゼントでした。あ~今までファンでいて本当によかった。

てなことで、2幕というところなのですが、ここが新版では休憩なしでつながって一つの幕になっています。また間の幕が下りて、幕前では市場で奪った奴隷たちと財宝をわんさかと隠れ家へ運ぶ海賊たち。そして、ラブラブのメドーラとコンラッドも(笑)

海賊たちの踊りはルジ・コンラッドを中心にしてカッコいいことこのうえなし。そうそう、ツァルのビルバントもすごくかっこよかったですね。身長があるし、イケメンだし、何より華がある。悪い海賊にしておくのはもったいない(笑)踊りもダイナミックで迫力ある踊りを見せてくれました。

サラファーノフのアリを加えたパ・ド・トロワは至福heart04今までこの踊りは真ん中でメドーラとコンラッドが踊っていても、端でじっと控えているアリばかり見ていたんですよね。踊らないときも一瞬も気を抜かずに、ずっと「奴隷」に徹していたルジマトフをshine そんなわけで、初めてしっかり見たようなパ・ド・トロワ(笑)は、ああ、これってコンラッドとメドーラの愛の踊りだったんだなあ~って今さらながらわかりました。美しい曲に涙が出てきてしまって‥彼の改訂した「海賊」を彼の主役で見れるなんて、こんな日が来るとは思ってもいませんでした。

というのも、初めルジマトフがコンラッドを踊ると聞いた時点で、もうアリは踊らないんだなという淋しさと、それからあ~とうとうルジマトフもコンラッドになっちまったかという、ちょっとがっかりな気持ちもあったんですよね。ところが、そんなのは見た途端に吹っ飛びました。「海賊」はやっぱりコンラッドが主人公で、彼は長年の奴隷役からついに海賊の首領に成り上がったのですよ。そりゃ楽しいでしょうね~、ご本人も(笑)

サラファーノフのアリは、しなやかで、軽やかで、素晴らしかった。ルジマトフファンばかりの前でアリを踊るのは‥なんてプレッシャーは、もはや世代的にないのかもしれないけど(笑)彼の場合は観客のほうも全然問題なかったですね。誰も文句のつけようがない踊りでした。あのインディアンみたいな衣装もとてもよく似合っていてかわいかったです。ただ、やっぱりこのワイルドな海賊集団の中では浮いてしまったかなcoldsweats01

ルジマトフは自分の改訂版で「アリを奴隷から解放した」と言っていましたが、いや、おっしゃるような「コンラッドの友人」にはとても見えず、何と言うんでしょう、「バットマン」のロビン少年?(誰もわからないたとえ)かわいいアシスタントって感じ?でも、逆にいえばルジマトフのファンを「アリ」という呪縛から解き放ってくれたような気がします。今まで誰のどんなアリを見ても満足がいかなかったのが、まあこれもいいじゃんと思えるようになったというか。アリというキャラの持つ獣のようなしなやかさ、野生的なセクシーさ、奴隷としての抑えられた情感とか影、せつなさみたいなものは、あれは全くルジマトフだけのものだったと納得しました。

サラ・アリの一番の萌えポイントはこの幕の最後、ルジ・コンラッドを真ん中に、左にビルバント、右にコンラッドの脚にすがりつくようなポーズのアリという構図が、私的には超ツボでしたハート達(複数ハート)(一体何で?YouTubeの映像ではそんなんじゃないのにsweat02)ルジマトフは長年自分が踊ってきたアリを「奴隷」ではなく、結局自分のお小姓にしちゃったわけね。

飛びましたが、トロワのあと、メドーラに友達を解放してほしいと懇願され、コンラッドはいいよ~noteってな感じで女の子たちを自由にして、奪って来た財宝もホイホイと彼女たちに与え始めました。すると黙っていないのはビルバントです。ビルバント一味はこれに反対して財宝をまた奪い返し‥‥そんな仲間割れの最中でも、肝心の首領はメドーラといちゃいちゃ。おい、大丈夫か(笑)

力ではかなわないと思ったビルバントは、ひそかに反乱を企てます。捕まえてあったランケデムを引き出し、酒に眠り薬を入れさせて隠れる。そして再び出てきたメドーラとコンラッドの熱々のパ・ド・ドゥ。メドーラに酒をすすめられて平気でぐいぐい飲むコンラッド(おいおい‥)毒の廻る演技がまたセクシーlovely いや、これってちょっと間抜けだよねcoldsweats02 そしてコンラッドが酩酊した隙にビルバントらが現れ、メドーラをさらっていってしまう。コンラッド危うし!

今までならここですぐに頼れるアリが飛び出してきて守るのだけれど‥‥遅いよ!ビルバントは気が付いたコンラッドに襲いかかろうとはせずに、アリの手前何もなかったふりをして、メドーラがランケデムにさらわれたことを告げます。一大事!ビルバントの離反を知らぬまま、コンラッドはアリ、ビルバントを従えてまたメドーラ奪回に向けて出発します。 

【第2幕】
1幕2幕を続けて上演したので、これは今までの3幕です。パシャのハーレムでは、先に買われたギュリナーラが一番の寵愛を受け、贅沢に暮らしています。どっちかというと手玉にとって小馬鹿にしてるって感じかな。パシャはメロメロ。1日目のヤパーロワも2日目のミリツェワも
満面の笑みでパシャにべったり侍っちゃって、3人のオダリスクが踊っているのに、そんな小芝居に目が離せなくなっちゃいましたあせあせ(飛び散る汗) あんなにイヤイヤしてたのに、ちゃっかりパシャのお気に入りに収まってるじゃん。二人のちょっとオカマっぽいお付きもツボでしたね。

そのあと、海賊の仲間割れに乗じてメドーラをさらってきたランケデムがやってきて、再び値段交渉を始めるという抜け目なさ。メドーラとギュリナーラは再会を喜びます。そして、このあとがちょっと唐突なのだけれど、マントで身を隠した怪しい一団がぞろぞろとやってきます。これはもちろん、コンラッドたちが修行者に化けて乗り込んで来たのです。彼らは神に祈るようなふりをしてパシャをまるめこみ?ますが‥‥一度全員引っ込み、ここから花園の場面へ。

ABTの「海賊」では、はっきりパシャのお昼寝中の夢の中ということになっていますが、これははっきりしないけど、きっとそんな夢の世界でしょう。とてもとても美しくゴージャスな世界shine 舞台美術も衣装も統一感があって、センスがよくてかわいくて、適度にエキゾチックで、時代&地域不詳だけど(笑)これこそおとぎの国ですねえ。そして衣装をクラシックチュチュに着替えたメドーラとギュリナーラ。華やかで美しくて、何だかうるうるきてしまいました。好きなバレエ団の好きな演目を好きなダンサーで見れる幸せ。涙ものです。

「花園」の踊りが終わると、また現実に戻って修行者たちが出てきますが、ランケデムはこれを見破ってパシャに耳打ち。その中には裏切りもののビルバントもいて、密かにランケデムと意を通じていたのか‥‥どうかはわかりませんが、一斉に被っていた布をとって正体を現すと同時にチャンチャンバラバラが始まります。ところが、なぜかこれはすぐに紗幕が下りてきて、紗幕の向こうの出来事に。あとはご想像にお任せしますということでしょうか?

ここ、すごくかっこいいんですけどね。スピード感ある立ち廻りもそうだけど、海賊たちが一列になってウエーブをつくるところなんかかっこよすぎて感涙もの。その団結の中心にルジ・コンラッドがいるんですから。ファンにはそれこそ紗幕のむこうの夢でしょうが(笑)ここは紗幕なんかかけないで、それでもっと長くやってほしかったような。そんな中、混乱に乗じてコンラッドはメドーラ、アリはギュリナーラをリフトしたまま舞台袖に走り込んでいく。ちゃんちゃんちゃん‥‥note か~っこいい~heart04 再び船は冒険の海へ漕ぎ出し、怒涛のように駆け抜けた「海賊」のお話は終わります。

ということで、「海賊」の東京公演は2回で終わってしまいました。本当にスピーディーでエネルギーにあふれ、楽しかった~exclamation ×2 観たばかりなのにもっと観たい!と思うのは何なんでしょうね。ルジマトフは演出家として他の古典バレエも「三つのS」で手掛けてほしい気がしますがどうでしょうか。

現振付を極力残したままで展開をスムーズに、よりドラマチックなものにしているし、お芝居を省いたところはあってもコミカルな場面はちゃんと残しているのです。 そしてやっぱりストーリーの根幹は、船が難破して浜にうちあげられたコンラッドが偶然メドーラに助けられて恋に落ちるという、そこのところだったと再認識することができます。だから奪い奪われのドタバタ劇という感じはしない。内部抗争の最中でも、肝心の首領が心ここにあらずでいちゃいちゃしたりして、もうそんな場合じゃないだろう!とあせる場面もあるにはあるけど(爆)ああこれはラブストーリーだったんだよねと納得できます。

そうそう、ルジマトフの髪型ですが、映像でプハチョフが付けていたようなロン毛のカツラはなし。2幕の最後で、1日目は金髪に染めた髪がライオンのように広がっていたけれど、2日目は高い位置で一つに結わえていました。こんなところもファンには注目ポイントではなかったかと(笑) もっともっと細かく思い出してはほくそ笑んでいたのですが(変態っぽいファンsweat02)いかんせん余韻に浸っているうちに時間がたちすぎてしまいました。でも、これだけ覚えていたというのは私の中では快挙かも?このあと西宮に遠征してその印象を再び焼き付けることができたのも大きいですね。あ~、もう一回見たい、もっともっと見たい、と思うレニングラード国立バレエの新版(ルジマトフ改訂演出)の「海賊」でした。

(関連映像リンク パ・ド・トロワ 1幕ラスト コンラッドはプハチョフ)

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