大人のエレクトーン
昨日は娘のエレクトーンの発表会がありました。
幼稚園のとき、ヤマハのグループレッスンから始めたのですが、小学校低学年でもうグループが続かず、うちの子一人残ってしまい、個人レッスンに切り替えました。うちの子は音楽よりバレエの方が合っているようなので、まあやめるまで、と思っていましたが、なぜか今まで続いています。それも先生の好意でピアノとエレクトーンの両方やってもらっているので(本当は1コマずつ別々の先生につかなきゃダメだそうですが)飽きないけど、進むのは超遅い。プレッシャーないから続いているのかな。発表会は、先生がヤマハの登録上、エレクトーンの先生なので、エレクトーンの発表会なんですが。
ピアノの場合はレベルによって弾く曲が決まってくるので、大体曲目でその子が何年ぐらいやってるかわかるものですが、エレクトーンは全然わかりません。アレンジによってやさしくも難しくもなるし、コードを押さえるだけの自動伴奏はあたりまえ、曲の最初から最後までプログラミングしてあるので、どこまで本人が弾いているのか、聞いてるだけじゃ判別できないほどです。音色も、私が昔やってたときは曲の途中でレバーをバタバタ切り替えていたのに、今は何もやらなくても全部機械がやってくれるんだから、楽といえば楽だけど、どこに弾いてる人のオリジナリティがあるの?という疑問もあります。それに最新の機種は音もリアルで迫力があって、うまいか下手か正直よくわかりません。
「子供の部」はペダルに足が届かないような子から、中学生まで。うちの子はとうとう最年長の部類になってしまいました。でも、最近何だか変なんですよ。ちっとも子供らしい曲がないの。小さな子がフュージョンとかを弾くのはどうも違和感があります。「かっこいい曲だから、自分で選びました」とコメントしてるんだけど、うそでしょ‥!小学生がその曲をどの程度理解して「かっこいい」と思っているのか、はなはだ疑問ではあります。かといって、宮崎アニメとディズニーソングのオンパレードはいい加減辟易!ですけど。(すみません、うちの子はそれをさんざんやりました!)ジャズやフュージョンはやっぱり大人の音楽だよね。子供が弾いてるの聴いてもつまらない。
そんなことを考えていて、自分の子が出ているのに、「子供の部」は余り面白味はありませんでした。ところが「大人の部」はすごく面白かった。一時期、私も誘われて、大人のグループレッスンに通っていたことがあります。昔やっていたから簡単、と思いきや、今の機種は微妙にペダルの幅とかが違っていて、1年やっても踏み外してばっかりでした。楽しかったけど、家で練習する時間が余り取れないし、バレエの方が(ママさんバレエ)楽しくなってしまったので、1年半でやめてしまいました。昨日はそのころ一緒にやってた人が出るので、「大人の部」も見ることにしたのです。
うまい人ばかりかな?と思ったら大間違い。すごくうまい人もいるけど、うまくない人も‥!でも、みんなとても楽しそう。大人はグループレッスンが基本なので、アンサンブルもあるし、子供と違って本当に楽しげに演奏しているのです。仕事帰りにレッスンに通ってるという男性も何人かいて、性別も年齢層もバラエティに富んでいました。選曲も面白い!ビートルズから、スタンダードナンバー、日本の歌メドレーなど。「銀河鉄道999」とか、「君の瞳に恋してる」とか、わあ、懐かしいというような曲もあったりして。特に「シェリーにくちづけ」は私もこれ弾きたい!と思ってしまいました。
友人は、ちょっとあがってしまっていたかな?でも、一生懸命練習したんでしょうね。音楽を楽しみたい、そんな気持ちが伝わってきて、こちらも楽しくなりました。やっぱり、うまい下手じゃない、表現力でしょうか。テクニックは子供のほうがあっても、面白みが違います。子供たちが弾いてるのを聴いて、どうせ機械がやってるんだから、と思っていたのに、大人が楽しんで弾いてるのは、たとえもともとプログラムが組まれていて、メロディーとコードしか弾いていないってわかっていても、ちゃんと伝わってくるものなのですね。面白かったです。私もまたやろうかな?いえいえ、今は自宅練習の要らないバレエで十分ですよ。
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