北海道に行ってきました。4(層雲峡・旭山動物園)
層雲峡です。銀河の滝と流星の滝。どっちだか忘れてしまいました。相変わらず涼しかったです。
2日目は知床から網走に回り、(旧網走刑務所を移築した博物館も見た!)網走湖のほとりで1泊。網走湖は平地の汽水湖で、水は阿寒湖や摩周湖ほどきれいではないけれど、荒涼とした雰囲気はオホーツク海沿岸だなあという感じがしました。
朝、散歩をしていたら、湖畔でキャンプをしている人の中に女性サイクリストを発見!しかも一人旅みたい。ひゃ~、まだこんな人がいたんだ!私も学生時代、自転車でいろんなところに行ったけど、一人でテント積んでキャンプという経験はなかったなあ、と感心してしまいました。
層雲峡はこの銀河の滝、流星の滝のところで20分の下車だけでした。あとは沿道の奇岩をバスの中から見上げただけです。
それから黒岳のロープウエイに乗って山の中腹に行きました。ロープウエイから今まで走ってきた道の方を見ると、まるで大地の割れ目みたいなところに層雲峡があったことがわかりました。写真は撮れなかったけど、雄大な風景でした。
黒岳は20年ぐらい前、レンタカーで回ったときに登ったことがあります。ロープウエイからさらにリフトを乗り継いで、そこからまた1時間ぐらいひたすら登る!そのときは9月末だったので、紅葉がすごくきれいだったのを覚えています。頂上まで行くと向こう側には大雪山系を旭岳まで縦走する道が延々と続いていました。旭岳までは8時間の道のりだそうです。そのときはいつか行ってみたいと思いましたが、まだ実現していませんね~。
ツアーですから、ロープウエイで登っても30分ぐらいの自由時間しかありません。ロープウエイの駅の周辺を30分で回るコースがあったので、歩きました。エゾ何とかリンドウという高山植物。そのほかにもまだ4、5種類は見つけることができました。高山植物のピークは7月だそうです。再び下界へ降りると、またひたすらバスで移動
これは層雲峡より手前でしたが、休憩したドライブインの裏手に、キツネを放し飼いにしているところがありました。えさを与えられるほど人に慣れています。そういえば沿道にはお金を取って見せる「キタキツネ牧場」のようなものもありましたが、ここは無料でした。ガイドさんの話によると、野生のキタキツネはエキノコックスが心配なので触ったりできないけれど、飼われているキツネは大丈夫とのことでしたが、やっぱり犬のように見えても警戒心は強く、触らせてはくれませんでした。
狸?と思ったけど、シベリアギンギツネだそうです。栄養状態がよいので、キツネには見えませんでした。餌を売っていたのですが、この子はジャーキーのようなものは嫌いなようで、まるで無視。そのかわり干し魚は喜んで食べていました。何だかしぐさが猫みたい。足で耳を掻いたりしていました。
次はいよいよ最終目的地、旭山動物園へ。日本で一番北にある動物園。そして経営の危機を「行動展示」という新しい概念で乗り切って、みごと再生した伝説の動物園ということで、いまや全国的に有名になり、年間の入場者数も250万人と、もっとも人気のある動物園となったところです。写真は動物園の一番上のところ。そう、旭川市内を見下ろす山の中腹の傾斜地にある動物園です。
大人気のしろくま君も、この連日の暑さに参ってる?でも、「もぐもぐタイム」になると豪快に水に飛び込んだり、水槽の中を泳ぎまわったりしていました。残念ながらツアーでは90分しか所要時間がないので、「もぐもぐタイム」は上から見ただけでしたが。ゆっくり時間が取れるなら、まず入り口で「もぐもぐタイム」を確認して、その時間に合わせて行くようにすると、活動的な姿が見られると思います。 私はどうしても白熊とアザラシが見たかったので、子どもと別行動!子供たちはオランウータンの綱渡りを見に行きました。
これ、これですよ!上の水槽と下の水槽をつなぐ円筒形のチューブを通ってアザラシが上下する、全国的に有名なこれ!せっかく来たんだからこれは絶対見なくちゃ。だけど、中を移動するアザラシはとても速い!何枚か撮ったけど、まともに撮れているのは残念ながらありませんでした。でも、この向こう側で見ている人たちの顔を見てください!すごく楽しそうなのがわかるでしょう?
観光バスが何台も次々に入っていって、大人気なのはわかります。でも、思ったほど大きい動物園ではありません。逆にのどかで素朴な雰囲気のある動物園でした。評判の展示は、さすがにそれぞれの動物の行動に合うように、一つ一つ細やかな工夫が凝らされています。建物が新しいというよりも、(結構古い施設もある)魅力はそういうところかな。説明板などが手書きで、手作り感がいっぱいの温かみのある動物園という印象でした。何より動物に対する愛情が感じられてよかったです。
展示そのものでいえば、シロクマなどは横浜のズーラシアにも同じような施設があるし、ライオンはやっぱり富士サファリパークなどのライオンバスに乗って、広いところで飼育されているのを見たほうが面白いかも。ゴリラは上野動物園がいいし、レッサーパンダはやっぱり多摩動物園かな。でも、この動物園が日本で一番なのはちょっとわかる気がします。飼育員さんが直接説明をしてくれたり、正面からだけでなく、いろんな角度で観察できる工夫がされていたり、とにかく丁寧で細やかな気遣いの感じられる動物園でした。
動物園を出ると、あとは一路空港へ。旭川空港じゃなく、新千歳ですよ!もう、大変!安いツアーだから仕方ないか‥‥その分とても盛りだくさんでお買い得でした。ただ、やっぱり自由時間が少ない。旭山動物園などはそんなに広くはないけれど、3時間はほしいところでした。
そのかわり1時間半ごとの休憩。トイレ休憩というけれど、多分提携の施設に立ち寄ってお土産を買わせるためですね。トイレなら10分あれば済むのに、そこで25分休憩とかね。そんなにトイレ休憩いらないから、各観光地でもうちょっと時間がほしかった~!とか思ったけど、それは運転手さんやガイドさんの休憩も必要だし、まあそれがツアーというものなので、仕方ありませんね。
20年ぶりに訪れた北海道でしたが、変わっているところもあるけど、変わりようのないようなところも。日本が今後景気がよくなって、北海道が劇的に開発されるということはまず考えられないから、消極的な意味で自然はこれからもある程度保存されていくのでしょう。
変わったといえばトイレ。昔は北海道のような寒冷地では水洗トイレは少なく、簡易水洗というやつが多かったけど、いまやどんな田舎に行っても水洗トイレ完備でしたね。あまりにもガイドさんが、「次まではまた1時間以上かかるので、トイレは絶対済ませてくださいね!」などと毎回毎回いうので、必要以上にトイレに行ってしまって、水をたくさんむだにしました(*^。^*)
知床ではあまりの観光化に唖然としましたが、大きな変化はそれくらいかなあ。
3日間、とても涼しく快適に過ごしていたので、帰ってきてからの残暑の厳しさにはうんざりしています。でも、もう夜は秋の虫が鳴いていて、関東でも早くも秋の気配ですね。夏休みももうすぐ終わり。格安ツアーを選んでしまい、どうかなとは思ったけれど、よい夏の1ページになりました。
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コメント
そうか、北海道といえば、今は旭山動物園ですよね。
行きたいな〜。
人気の秘密は細やかな対応とか人間味の部分だったんですね。
テレビとかで見ているとわからない部分が重要なんですね。
ツアーも善し悪しですが、短い時間を効率よく回ろうと思えば
値段も安いし、やはり便利なのかな。
投稿: exif | 2007年8月30日 (木) 06時16分
そう、とてもよかったですよ。
人が多くてうんざり、というのでもなく素直にそう思えたところがすごいです。
「もぐもぐタイム」なども決して動物に強要はしていないのですよ。その時間をめあてにたくさんの人が集まっているのに、飼育員さんは「機嫌がよかったらやってくれます」「おやつにそっぽを向くときもありますから」「見れたらラッキーですね~」などとすごくのんびりした態度。
冬にはペンギンが園内を行進するというし、また行ってみたいです。
そう、ツアーは不自由なこともありますが、この値段でこの日数でこれだけ見るのは個人旅行では絶対無理と思いました。時間がたくさんあればのんびりするにこしたことははいですけどね。
投稿: 友香梨 | 2007年8月30日 (木) 11時20分