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2008年10月30日 (木)

便利なようだけど‥。

生協のネット注文、今週分の締め切りにぎりぎり間に合いました。ほっ。
生協も、今は届いたものを見てから注文できるので楽です。振り込みも銀行に行かずに自宅ででき、チケットも電話かけまくらなくてもネットで買えるし、不用品はネットオークションで売ったり買ったりできるし、何かと便利になりましたね。またこうやって私の書いたものが、たとえつまらないものでもいろんな人の目に触れているのです。何か、数年前とは生活が一変してしまったような気がしています。

自宅の私のパソコン、昼間は私が、夜は子どもたちが使うようになって(夫のパソコンは子どもには絶対触らせないので)酷使状態が続き、8月末にはまたトラブルで全部のデータが消えてしまいましたcrying バックアップを取っておけばいいのでしょうが、仕事以外のものは面倒なので後回しにしていたら、またメールアドレスや、半年分ぐらいの写真などが一気になくなりましたsweat01まだプリントしてなくて友達に渡してない写真も‥‥ごめ~ん!

3回もリカバリ経験があると、プライベートなものは「ま、いいか」であきらめるのも早くなりましたが、急いでいるとき突然使えなくなるのは困るので、新しくパソコンを買いました。ほんとは仕事でも使うのでデスクトップがほしかったのですが、家にはもう置くところもないし、ダイニングテーブル・ワーカーは仕方ありませんね~。think

新しいパソコンはビスタ。ところが、その中に入っているワード2007が使いにくいのにびっくり!それからフロッピー(巷では死語だよね~)が使えない!役所関係は情報漏えいに気を使うため大容量のものが使えず、いまだにデータ受け渡しはフロッピーが多いのです。それで、新しく買ったにもかかわらず仕事用には壊れるまで今までのものを使うことにしました。

何でこんなことを書き始めたかというと、実は備忘録なんです。すみませんsweat01結構頭にきても忘れて、また同じことを繰り返してしまうので‥‥‥。3回もリカバリすることになったけれど、実は1回もする必要なかったんじゃないの?と思ったからです。後からでは何でも言えますけどね。

1回目はウイルス対策ソフトが何かを誤認して外部をシャットアウトしてしまったのです。私の使っているパソコンのメーカーは、ユーザー登録をすると24時間とても丁寧に対応してくれるので助かるのですが、そこで指定の手順どおりに調べたら、どうもウイルス対策ソフトらしい。。。あとはそのソフトのお客様サービスに聞いてくださいという。でも、そのウイルス○○社は、何と時間は9時から5時まで、しかも土日は対応してくれないのです。

運悪く土曜の夜だったため、使えないと困るといったら、メーカーの相談の人は「それじゃあリカバリするしかないですね」といって、手取り足取り教えてくれましたが、それが夜中じゅうかかり、翌日もずっとアップデートしたりしていて本当に大変でした。もしそのウイルス対策ソフトの会社が対応してくれていたら、こんなことにならなくて済んだはずなのです。

2度目は本当に泣きました。というのは、1度目は外部につながらないだけだったのですが、2度目は起動できないトラブルだったため、中のデータをバックアップできなかったのです。それでも動いてくれないと困るので覚悟を決めるしかなく、音楽も、写真も全部消えました。ところが、あとで気が付くとSDカードが入ったままになっていた‥‥‥。その後また起動できなくなったとき、ふと見るとSDカードが入ってる‥‥そして抜いたら起動できた!もしかしてSDカードが入ったままだと起動できないことがあるんじゃない?と思い、わざわざまたメーカーに電話しましたよ。そうしたら「そういうこともあります」とのこと。

それじゃ、あのときSDカードが入れっぱなしということに気が付いていたらリカバリなんかしなくてよかったんじゃないの?と言ったら、「申し訳ございません。こちらの確認ミスです。」ということでした。cryingcrying何だよ~!あのとき泣く泣く失ったデータcryingまる1日費やした時間を返せ~crying

3回目は、今度はカードは入ってなくて起動できないので、おとなしくまた従うしかありませんでした。そしてまた、今度はこの間買ったばかりのパソコンのほうがつながらなくなってしまいました。またかよ~もう嫌だ~と思ってメーカーに電話すると、親切な対応の人が一緒にいろいろ調べてくれて‥‥またウイルス対策ソフトが原因ということがわかりました。それを停止するとつながるのですから。。。

今度は平日の昼間だったので電話できます!(ほんと、休日や夜に受け付けてないと困りますよね)前に電話したときは「込み合っています」で全くつながらなかったので「いやだな~」と思いましたが、今回は意外に早くつながりました。そこで言われたのは、裏で常時働いている「常駐ソフト」というのがあって、その中の何かとぶつかってシャットダウンしていると思われるから、そのたくさんある「常駐ソフト」を停止させて、一つ一つどれが原因なのかを調べてほしいということです。

それが金曜日だったので、その日にやっても夕方にはもう受付時間がすぎ、次に電話できるのは月曜日。結局、常駐ソフトに原因はなく、月曜日になって電話すると「それじゃあ今入っているウイルス○○を一度アンインストールして入れなおしましょう」という。ちょうど2008から2009に乗り換えたところだったので、2008の何かが残っているかもしれないから、それも手動で削除するように言われました。それをやったら、見事復帰したじゃないですか。もう~!!あんな面倒くさいことやらせずに初めから入れなおしたらよかったんじゃないの??

毎日便利に使っているパソコンですが、そのシステムやソフトまではよく理解していません。それでもこんなに時間の無駄があるんだったら、少し勉強して詳しくなっても損はないかなと思ってしまいました。一度すっかり懲りて、こまめにデータをバックアップしていたものの、次にやってしまったときは「のど元過ぎて熱さを忘れ」た頃だったのでまたオジャン。こんなばかばかしい繰り返しはもうしたくありませんよね~。(もしかしてこんなのは私だけ?)

幸い新しいパソコンには、そのときの状態や設定を丸ごとバックアップできるソフトが入っています。それをつくるにはDVDが6枚いるのですが、定期的につくっておくといいいいと思いました。なにしろ、大変ですから!coldsweats01 「ごめ~ん!あの時撮った写真、消えちゃった~」と明るく言ったら、「消えちゃったじゃないわよっ!」て友達に叱られちゃいましたからね。よく考えたら、娘の修学旅行の写真も、発表会の舞台裏でみんなではしゃいでる写真も消えたんだ‥‥ちょっと反省しています。

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2008年10月27日 (月)

発表会シーズン。

しばらくバレエの舞台を見ていません。って、いつからだろうと思ったら9月初めにレニ国の夏ガラを見て以来だから、もうかれこれ2ヵ月になります。去年のこの時期ははなさんの「ドン・キ」を見たり、コジョカルの「真夏の夜の夢」を見たりしてつないで(?)いましたが、今年は何もこれというものがなくて‥‥。来月の後半からまた新国の「アラジン」とか、シュツットガルト・バレエなどを見る予定なのですが、それまでまだ長いです‥sweat02

その間に友人・知人の発表会が幾つかあります。実は昨日、一つありました。去年も書いたのですが、毎年出身のバレエ教室(今はそこで教えている)の発表会で主役を踊っている私の友人のことです。

ことしの演目は「シンデレラ」。彼女が舞台に復帰してから毎年見ているのですが、本当に年々うまくなっていくのです。子どものことじゃありませんよ。私の友人の話。うちの下の子と同い年の娘さんがいます。やっぱり中3で受験生なので娘のほうは発表会には出ていません。そのお母さんが主役のシンデレラなんですよ~shine

1幕と3幕のぼろぼろの服のシンデレラは生徒さんで、2幕の舞踏会で王子様と踊るのが彼女。先週、プログラムをもらうために会ったときは照れ隠しか、「かわいい中学生のシンデレラが魔法にかかって急にオバサンに変わったらびっくりされちゃうかなあ」なんて言っていましたが、2幕の最後に現れた彼女はとてもきれいでした。何か、この歳になって自分の好きなことをやって、それも年々うまくなっていくなんて全くうらやましい限りです。

でも、そうとばかりは言えなかったようで、先日会ったとき「もう足が痛くてぼろぼろ。今接骨院に行ってきたの」というので見たら、両足首に包帯がぐるぐる巻いてありました。お医者さんからは踊るなんてとんでもないと言われているらしいけれど、本番直前になってそんなこと言っていられないでしょう。今までも針に行ったりいろんなことをして頑張っていたみたいで、「もうそろそろ限界かな~」などと言っていました。好きなことをやり続けるのも大変なんですね。

毎年踊っている李波王子とは、多少なりともパートナーシップのようなものができてきたと言っていたけれど、そのとおり、おっかなびっくり踊っていた以前と違って、アイコンタクトも自然にとれていて、本当に素敵なアダージョでした。特に3幕のラストが、メルヘンチックな背景の中でやっと夢がかなったという少女の気持ちのように、ふんわりと舞い上がらんばかりに軽く踊れていてうっとりしてしまいました。その友人は、バレエは10年以上もブランクがあったと思うのに、よくここまでとその情熱に毎年感動してしまうのです。

「シンデレラ」はプロコフィエフの音楽が、私は好きだけれど、踊るにはとても難しそうです。それに発表会で取り組むには、前半のお芝居の部分のウエートが大きく、なかなか大変な演目です。中学生にはやはり荷が重かったようで、踊りはかなり踊れる子でも、やっぱり演技がね~。お姉さんたちをベテラン?で固めているので何とかなっていましたが、本当に見るほうもどこで拍手をしたらいいのかよくわからなくて、変な間があいてしまったりで、改めて言葉のないバレエでお芝居を伝えるのは、踊りをきっちり踊る以上に大変なことなんだと思いました。

李波王子は夏の発表会以来。相変わらず素敵でした。「ドン・キ」のバジルや「コッペリア」のフランツのような等身大もいいけれど、やっぱりこの「シンデレラ」の王子のような非現実的な役?がとても向いています。技術的には‥‥そろそろというか前から厳しいですが。かつてのファンとしては、発表会のゲストでもまだ舞台が見られるのはうれしい。(もういい加減に引退しろとは、ファンなら言わないと思うんですよね。)

ほかには来週の連休中に二つ。一つは友人の娘さんが出る発表会。いつもは地元で行われているのですが、ことしはスタジオの創立20周年記念ということで、場所も都心の有名ホール。関連のバレエ団からゲストが6人も来るという豪華な発表会です。以前からおとなしいお嬢さんで、そんなに積極的な面がある感じではなかったのですが、昨年初めてトゥシューズをはいて発表会に出てからバレエが面白くなったようで、今年は夏にコンクールに挑戦したそうです。結果はどうでも、コンクールまで経験してもうすっかりバレエ少女。今回もたくさんの上手なお姉さんたち、バレエ団のプロの方たちと一緒の舞台に乗ることで、踊る楽しさをつかんでいってほしいと思っています。

もう一つは夏に「ジゼル」をやった教室も含めた、市の文化祭。毎年市内の幾つかの教室と合同でコンサート形式の公演をしているものです。ことしは「コッペリア」の3幕の部分で、発表会が終わってからすぐに練習を始めていました。うちの娘は発表会が終わってから受験体制に入ったので、レッスンには週1~2回出るけれどその文化祭には出ません。でも、一通り基本レッスンをしたあとで、踊りの練習を一緒にやっています。娘の行っているクラスは「あけぼの」と「祈り」を踊る子がいるので、その2曲の練習。やっぱり決まった踊りの練習は見ていてもとても楽しそうで、嬉々として踊っています。

でも、それが11月3日なんですよね。その日は川崎民家園で歌舞伎保存会の公演をやることになっているのです。娘はちょい役ですが一応出演するので、歌舞伎が3時過ぎに終わって、それから急いで着替えたり化粧を落としたりして多摩センターへ‥‥で、ぎりぎり間に合うかな?というところです。大変だけど、同じ教室の子が頑張っているのはやっぱり見たいよね。

そんなわけでバレエを全く見ていないわけではないのですが、冬シーズンの来るのが待ち遠しい今日この頃です。この冬は娘の受験があるのでチケット買うのも極めて控えめにしているのですが‥‥またレニ国の得チケでも出たら、きっと怒涛の1月になりそうで‥‥怖い、いやとても楽しみです。私の大好きなルジマトフも、本国の秋シーズンでは初日にベジャールの「バクチ」を踊ったり(うそ~!そんなのずるい!私も見たかった!)ほかにもぽつぽつと出演しているそうですから、来年の「ミハイロフスキー劇場ガラ」がとても楽しみです。いまのところ「アダージェット」1曲だけの予定のようですが、ぜひその「バクチ」も見たいlovelyお願~いdash

相変わらずミーハーで失礼しました。

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2008年10月22日 (水)

久々に植え替え。

何か、今年の夏はいつになく夏バテしてしまって、忙しかったこともあるけど9月になっても体調いまいちでした。それで、外は暑くて日に焼けるし、蚊もいるしで夏から今まで、全く庭に出ない日が続きました。おかげで庭は草だらけ。芝の部分だけはさすがに見かねて主人が2回ほど芝刈り機をかけ、かろうじて「外見は誰も住んでないような家」からは脱却していましたがsweat01 Simgp6396_2

そんな中、先週子供の学校のPTA行事で、恒例の「ガーデニング教室」というのがありました。昨年、一昨年は役員だったので企画して人を集めて実施する側だったのですが、ことしはお客さんとして参加させてもらいました。場所は近くの大型店の園芸売り場、講師はお店の方です。1時間半ほどかけて写真のような寄せ植えをつくりました。

真ん中のゴールドクレスト以外は自分で植物を選ぶのですが、私はお花ばかり選んだけど(よく考えたら一番安いものばかりsweat02)今の時期、外で楽しめるガーデンシクラメンとか、手入れ次第では植え替えなしでずっと楽しめる色とりどりの葉っぱ類を選んで組み合わせていた人もいました。植え方は鉢に土を入れ、並べてみてレイアウトを決めた植物をポットから引き抜き、間に土を隙間なく入れて植えつける。ただそれだけです。

それだけだと20分ぐらいで終わりになっちゃうから、いろんなお花の手入れの話を聞きながら、ゴールドクレストに飾るオーナメントをつくります。木にリンゴのようなものが付いているのがわかりますか?それから針金の飾り。私はそういう小細工は好きではないのでやったことはなかったのですが、こうやって写真で見るとなかなかかわいいです。

でも、この小さな鉢にお花が5ポットも入っているんですよ。今はこれできれいだけれど、この苗が春には3倍、4倍の大きさになるということを知っている者にとっては、どうもきゅうくつそうで、かわいそうで我慢がならないんですよね。それで、家に帰ってから植え替える一大決心をしました。Simgp6398

そう、うちの玄関先。見事に枯れまくっていますね~sweat01 あの一鉢だけでなく、これをどうにかするのは一大決心がいりますよ。なにしろこのとおり、夏の間何もしなかったキリギリスさんの玄関先ですから。それで、この土日をつかってずっと植替え作業をしていました。

土は、私がガーデニングを始めた頃、本に載っていたやり方のままずっと20年以上やってきました。赤玉土と腐葉土を3対1とか4対1で混ぜて、それに植物によって牛ふんとかピートモス、バーミキュライトなどを混ぜて、ほかに苦土石灰、肥料などを入れるものです。でもこの土のブレンドがまた大変!

それで今回はガーデニング教室で使った培養土を買ってきました。これなら元肥も入っているから何もしないでそのまま使えて楽。今まで何となく毎年最初に覚えたやり方を踏襲してきましたが、使ってみてこんなに楽とは思いませんでしたcoldsweats01 私もこう見えてけっこうこだわり屋(?)だったのね~。S2008_1021_092629imgp6408

さわやかな秋の日でしたが、まだ相変わらず蚊がいて蚊にやられながらの作業。結局合計15鉢つくりました。きれいになったでしょう?さすがに慣れないことをいっぺんにやったので翌日は全身筋肉痛で参りましたsweat01

今回は土日だったので、娘と息子も一緒に買い物に連れて行き、好きな植物を選ばせて一鉢ずつ作らせました。私の母は花好きですが、こういうことはやらせてもらったことがありませんでした。子供のころにこういう経験があると、植物の育て方の知識や興味、組み合わせのセンスなどが育ったのかなとは思いますが。 Simgp6406

娘の作ったもの。カワラノギクに忘れな草って、何て渋いおばあさんみたいな趣味なんでしょうsweat02手前のアリッサムは本当はオジギソウにしたかったそうです。(お店で見つからなかった)娘の趣味はかわいいもの好きの私と違って、かなり変‥‥‥。

一方、息子は無頓着。(どっちかというと買い物には荷物持ちに連れてこられたので。)釣り鉢などによくあるバコパの白とピンク、紫のアズレアを選び(雑草みたいな組み合わせsweat02)「地味だな~」と。あとは「どうでもいい」といって、真中にピンクのデイジーをボンと植えておしまい。変な観葉系の毒々しい葉っぱ類を選ぶかな?と思っていたら、意外にあっさりしたものになりました。こういうものにもそれぞれ性格が出て面白かったです。S2008_1021_093259imgp6424

今回新しく買った植物。私が植えたのはやっぱりこれから春まで楽しめるパンジー、ビオラ、キンギョ草が主でしたが、お店でいろいろ今まで買ったことがないものも買いました。写真は「サザンクロス」。これには、娘が大笑い。前におばあちゃんと花のカタログを見ていたとき、おばあちゃん(私の母)が「見て!変な名前の花があるね~。『散々苦労す』なんて嫌だわ」と言うので見たら、何ということはない「サザンクロス」と書いてあったそうです。その「サザンクロス」。S2008_1021_093323imgp6425

これはエリカの仲間で「ホワイトデライト」。花が面白くてかわいいので、コニファーのかわりに買って、寄せ植えの真ん中に植えました。エリカ類はピンクの小花が密生するものなど、かわいくて大好きで、以前は1本を一鉢に植え、かなり大きく育てましたが、そんなに何年ももたずにみんな夏に枯れてしまいます。

高温多湿が嫌いなのと、根が細くて多いので根づまりを起こしやすい。鉢を外してみたら、土が崩れないほどカチカチに根っこが回っていたこともあったし、それとは逆に、その細く張り詰められた根っこを全部中にいた虫に食べられて、枯れた木だけ手ですぽんと抜けてしまったこともありました。栽培は難しいのですが、かわいいのでまた買ってしまいました。S2008_1021_092649imgp6409

とりあえず枯れ枯れの玄関先をきれいにできて、一安心。これが春になると間の土が見えなくなるほど花でいっぱいになり、6月頃まで楽しむことができます。あとはまだ地植えの植物の手入れが残っているけれど、それはまたこの次に。

この庭も15年以上がたって、最初のころ植えたバラがもうそろってダメになりかけています。太くなった根元にみんな穴があき、虫に食い荒らされているのです。それをどうするか。バラの植え替えはもう少し寒くなってからなので、また考えなければと思っています。

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2008年10月17日 (金)

前進座「解脱衣楓累」

初めて前進座の公演を見ました。吉祥寺の前進座の劇場は以前、子供が歌舞伎保存会に入ったばかりのころ、そこを使って公演をしたことがあって、そのときに舞台裏や楽屋はお手伝いをしながら面白く見させていただきました。小さいながら花道やスッポンなど、伝統的な設備がそろっている劇場です。でも、ここを拠点に活躍されている前進座さんの公演は見たことがありませんでした。

それが、何のきっかけでつながりができたのか、何と、8月の末に前進座の役者さんが「あきる野座」の練習を見に来てくれたのです。保存会なんていうけど素人ばかりの集まりなのに、プロの役者さんがいらっしゃるなんて、ほんとに緊張しました。来ていただいたのは藤川矢之輔さんという前進座の中心的な役者さんです。

矢之輔さんは私たちのつたない稽古をひととおりごらんになり、それからいろいろ気がついたことを教えてくださいました。セリフの言い方、刀の扱い方、見得の切り方など。それはほんのワンポイントアドバイス程度でしたが、プロの役者さんのさすがのご指摘、とても勉強になりました。

そして、最後に「何かやってください」という私たちの厚かましいリクエストに応えて、10月に舞台を控えた「解脱衣楓累」のクライマックスの部分をちょっとだけ見せていただきました。元は武士だけれど、百姓になって幸せに暮らしていた男が、突然現れた主筋の野望に巻き込まれ、女房を殺さなければならなくなったというくだりです。鎌を持って追いかけるところ、それから殺したあと女房は怨霊になり、逃げるところを妖力で引き戻されるところなど‥‥‥。それはすごいものでした。

凄惨な殺しの場面にもかかわらず舞踊の要素が濃く、何もない稽古場で浴衣姿なのに、体の動きを通して人物の情念や背景までぐいぐい伝わってきました。それに圧倒されて、私たちそろって10月公演のチケット買ってしまったわけです。Simgp6393

それで先日、みんなで見てきました。だけど最初の感想は「何これ~?!」何も知らないで行ったけれどその内容に唖然 coldsweats02 こんなに怖いお話(怪談)だったんだ~!歌舞伎入門トークをやったり、25歳以下を3000円にしたりして新たな客層を開発しようとしているようだけれど、こんなの子供に見せていいの??というくらいスキャンダラスでグロテスク。それとこの太っ腹な若者割引は大丈夫?と思ったけれど、25歳以下って、見渡す限りうちの高校生の息子と、一緒に行った保存会の小6の男の子だけだった!(若い客層の確保というもくろみは見事はずれているようですsweat02

「解脱衣楓累」(げだつのきぬもみじがさね)という演目は、「四谷怪談」などをつくった四世鶴屋南北の作で、江戸時代後期に町人文化が栄えた文化・文政の時代のもの。意外でしたが「四谷怪談」よりも10年以上も前の作品だったようです。江戸の市村座で上演されるはずが、未上演のまま戦後になって台本が発見され、それを前進座が24年前に「初演」したという異色の作品。以来前進座のレパートリーとなり、今回が3回目の上演になるそうです。

でも、はっきり言って「四谷怪談」よりずっと怖い~!ここにはモラルというものはないのか~sweat02だから江戸時代に上演されなかったんじゃないの??その時代は人心が荒廃し、人々は欲得だけで動き‥と思っていたけれど、まだ現代よりは常識的だったかもしれません。毎日びっくりするような殺人事件のニュースが報道され、半年前の事件も「ああ、そんなことがあったっけ」という感じですぐ忘れてしまう。そういう、感覚が麻痺したような現代にあっては、こんな話はどうってことないのかなと思ったりもします。

かなり年齢層の高い観客は割と平気でこれを見ていたし、ときおりギャグ(それが多分古くて私にはよくわからないのだけれど)に笑ったりもしていました。だけどせっかく格安料金で入ったうちの息子と小6の保存会のホープは、怖いところは全部目をつぶっていたらしい‥‥wobbly とくに小6の子はこれが初めての歌舞伎見物だったので、これで歌舞伎が嫌いにならないといいけれど‥‥think

この物語は二つの下敷きがあって、お吉と破戒僧空月の話に、「累もの」といわれる累(かさね)伝説をもとにした話をくっつけたものだそうです。累と与右衛門の話はこの時代よりさらに100年以上前の話。舞踊の「かさね」など、いろいろな作品に取り上げられている題材です。武家娘のお吉と百姓の女房の累が姉妹だなんて設定はかなり無理があるけれど、これを河原崎國太郎さんが二役で演じ分けていました。

もう時間がたってしまったので忘れたところもあるけれど、一応備忘録としてストーリーを記しておきます。20日までやっているけれど(その後浅草公会堂で25日まで)前進座のお客様でこれを見る人はまずいないだろうからsweat01ネタばれ云々はOKよね‥?とはいえ、前進座を見たことがない方も、松竹歌舞伎とはまた違う味わいだし、このサイズの劇場ならではの迫力もあるので、おどろおどろしい南北作品に興味のある方にはお勧めします。(怖いですよ~!)

発端(鎌倉放山の場)
鎌倉の修行僧だった空月は、お吉との仲をとがめられて追放され、旅立ったところ。そこへお吉が追いかけてくる。お吉はお腹に空月の子がいることを告げ、一緒になれないなら死ぬと言い出し短刀を出して自害しようとします。ところがそれを止めようともみ合っているうちに誤ってお吉を刺してしまう‥‥こうなったら一緒に心中しようとお吉の首を斬ったとき、雷が鳴って‥‥空月はにわかに心変わりをします。お吉の持っていた短刀は宝刀で元武士の証。出世の種になると思ったのです。

第一幕(江戸池ノ端茶見世の場)
いろいろと人間関係が複雑でわかりにくいので、要点だけかいつまんで。弁天様を望む茶店で働く小三はもと遊女で、呉服屋の番頭に身請けされたにもかかわらず、すぐに金五郎と駆け落ち。金五郎はお吉、累と3人姉弟という設定です。そこに江戸見物にやってきた累が立ち寄ります。そこで空月と行き会うのだけれど、空月はお吉にそっくりの累をみてびっくり!思わず言い寄りますが相手にされません。

何と空月は殺したお吉の首を持ち歩いています。お吉の首がそうさせたのか、空月とお吉の荷物が入れ替わり、荷物から出て落ちてきたた例の短刀がお吉の足に突き刺さり、お吉はあとあとまでびっこを引くような大怪我をしてしまいます。

一方、小三は義父の勘次に見つかり、身請け主の番頭のところに連れ戻されそうになります。それで、またまた勘次と金五郎が小三をめぐって争ううちに誤って(これが多すぎない?)勘次を刺してしまう。金五郎は小三を連れて姉の累がいる下総に逃げていきます。

第二幕第一場(下総国羽生村西瓜畑の場)
小三を追ってきた番頭は西瓜を盗んで百姓たちにつかまっています。ここの場面がちょっと一息笑える場面。そこに旅の古道具屋?の助七がやってきてこの場をとりもつ。そのあと累がびっこを引きながら通りかかり、助七に例の短刀のことを話し、自分にとっては忌々しい短刀だけど銘に「南無阿弥陀仏」と書いてあるのでお寺に納めようと思うと言うと、その短刀を見た助七(実はもとお吉の家の家来で、お吉が殺される場面も見ていた!)は、累のほしい鏡と交換し、さらにお金を払うと言います。同じお寺に納めるならお金のほうがいいと累も思い交換します。

第二幕第二場(下総国飯沼草庵の場)
なぜか(なぜなんだ~!?)空月は累のいる隣村の荒れ寺の庵主に納まっています。お吉の四十九日の念仏をあげていたのだけれど、何と厨子の中にはお吉の首。これがまた何かするとパカ~っと厨子が開いて本物の役者さんの首と入れ替わり、笑ったりするから怖~い!殺しても首は生きているようにいろんなことを空月に要求する‥‥異常な悪趣味です。

そこへ累がお布施をもって現れる。またまたびっくりの再会。空月があのときの短刀はどうしたと聞くと、古道具屋に売ったという。あれは大事な刀だから取り戻してくれと頼む空月。そのあとお尋ね者の小三と金五郎が逃げてくる。二人は赤ん坊を連れているが、これが何と死んだお吉の腹の中から取り出した赤ん坊‥‥!何てグロテスクな話。。それにどうしてこの二人が預かってるの??よくわからないけど、事情を知っても空月は知らん顔。やがて川止めで戻ってきた累と会い、三人は累の家へ向かう。

うちの息子が見ていて「何でこんな中途半端なところで幕になるんだ?」と言っていたけれど、こうやって書いていてもそう思うよね~。歌舞伎って必ず何かの「決め」があって幕になるんじゃないのかな。。。これは初めから通しで上演することだけでつくられた作品なのか、ほかの作品があとになって幕ごとの上演ができるように、最後の場面が決まるようにつくり直されたからなのか。とにかく何でここで幕なのよ~?みたいなところがありました。

第三幕(羽生村与右衛門内の場)
田舎で仲むつまじく暮らす与右衛門と累。奥の部屋では小三と金五郎を匿っているけれど、赤ん坊に乳をやるために乳母を頼まなければならず、乳母はもしかしたらこの二人はお尋ね者で、番屋に突き出せは金がもらえるかも?と思っている。ここによくわからない累の家の元の主の家中の者が雨宿りにやってきたり、例の厨子を背負った空月が来たり、それから刀を取り替えた古道具屋の助七も、しつこく小三を追ってきた番頭一行も、この狭い百姓屋へ全員集合!もう何が何だかわからない~!

大事なことだけ書くと、空月は与右衛門に自分は元の主家筋だから従えと言う。この赤ん坊はお家再興のときまでお前が大事に養育しろと。ま~なんて自分勝手。そして助七は実はお吉、累、金五郎の家の家来だったので、短刀を金五郎に渡し仕官の手立てにしてもらおうと思っているわけ。もちろんお吉殺しの仇、空月の敵討ちもするつもりなのです。

居座った空月は累と二人きりになると、お吉が死ぬときに着ていた形見の着物を累に着せ、もうたまらん、女房になれと抱きつく。ほんと、倒錯した世界だよね~sweat02それに何か、それまで田舎女風に元気だった累だけれど、このあたりから無表情になり、ボ~っとした感じに‥‥実はここからが怪談なんですよ~coldsweats02 いくら似ているからって妹に言い寄るなんてと怒ったお吉の霊は、累に乗り移り、恐ろしい声で今までの恨みを述べ立てる。驚いた空月はお吉の生首を取り出して、庭先の井戸に投げ込んでしまう。すると井戸からびっくり箱のようにまた首が飛び出す!(ちょっと笑っちゃうほどおどろおどろしいです)空月はその場にあったかんざしで生首の目を突くと、わっと叫んだ累の目から血が流れ出したのですwobblyお~怖!

大詰(絹川堤の場)
空月は大きなつづらを背負ってやってくる。つづらの中には小三(まさか~)。小三をさらって番頭に渡せば大金がもらえる。例の宝刀とその金を手づるに出世は思いのままだ~と言う(まさか~×2)そこへ助七が追いついて、さらに金五郎も来て姉の仇!と立ち回りになる。あれほどの大悪人もここで討ち取られる。

このあと追いかけてきた与右衛門はさらわれた赤ん坊を取り返したけれど、お吉の霊がのり移った累は「仇の胤は根絶やしにせずにおくものか!」といって赤ん坊を川に投げ込んでしまいます。それを見た与右衛門は、自分の女房が主から預かった大事な世継ぎを殺したとあっては武士の面目が立たぬ(あなた、お百姓でしょ~が?)。殺すしかないと鎌を振り上げて、片足が不自由で、片目も醜くつぶされた累を追い回すのです。

ほんとにこの最後の部分、例の稽古場で見せてもらったこの部分がやはり全編の圧巻でした。何と舞台上に本水の雨がザアザア降り注ぎ、その雨の中、逃げる累の帯が解け、雨にぬれて水を含んで重くなっている帯を累はバシャリバシャリと振り回して応戦する、とても凄惨な立ち回り。

舞踊の「かさね」と同じ場面だけれど、あの与右衛門は色悪。でも、ここではそれまで平和に暮らしていた善良な百姓というところがよけいに痛ましい。突然現れた空月のために、最愛の女房は足が悪くなり、目もつぶれ、とうとう殺さなければならなくなってしまう。元武士ということにがんじがらめになった人間の悲しさ。濡れてびしょびしょになりながらの矢之輔さんの熱演は、そんな情念も見えてすごかったです。

鎌でようやく累を殺したけれど、そのあと怨霊と化し、さらにものすごいことにcoldsweats02 逃げる与右衛門を累は霊力で引き寄せてしまう。操られてくるくる回る与右衛門。そして最後は二人の(何て恐ろしい形相bearing)決めのポーズで幕。内容はともあれ、その最後のクライマックスは本当に息を呑む凄さでした。とにかく矢之輔さんがすばらしかった。

何か、凄いもの見ちゃった!って感じでしたが、やっぱり内容はかなり後味悪くて、子どもたちは「夜寝れない~」と言っていました。私は帰ってから口直しに(?バレエは平和でいいよね~常に「愛」がテーマだから)コジョカルの「眠れる森の美女」のDVDを見たけれど、やっぱこのものすごいインパクトは消せない~!これを書いた鶴屋南北がすごいのか、上演した前進座がすごいのか、数日たった今でも怖さは尾をひきます~sweat02だけど、色欲や出世欲などドロドロの人間の心の闇の部分を捉えて、人間的な感情よりも主従関係に縛られる武士のあほらしさや、運命に翻弄される人間の悲しさまで正面きってお芝居にしてしまう、歌舞伎というものの持つエネルギーの凄さを感じたこの日の観劇でした。

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2008年10月12日 (日)

10月の巾着田

S2008_1010_140402imgp6391_2 9月の彼岸花の時期に毎年「巾着田」に行っています。私の実家に近いので、知人一行をご案内するのが毎年恒例になってしまったものです。ことしは行く予定にしていた日に雨が降って中止になり、一昨日行ってきました。S2008_1010_133312imgp6381

埼玉県日高市の「巾着田」 は彼岸花の群生で有名な場所です。川が蛇行している真ん中の、ちょうど巾着のような形になっているところが一面の田んぼだったので、昔から「巾着田」といわれていましたが、私が子供の頃にはもうすでにほとんど田んぼはなくなって、グラウンドや資材置き場などになっていました。

小学校の遠足などで行かされましたが、「巾着田」といってもどこがどう巾着なのかわからず、全然面白くありませんでした。この正面の日和田山の上から見ると、見事に巾着の形になっているのがわかるんですけどね。当の巾着田からでは全くわかりません。S2008_1010_134741imgp6387

そこが今では、一部にまた田んぼも復活させて、のどかな観光地のようになっています。有名な彼岸花は、昔は川沿いの土手やあぜ道などに咲いていただけだと思いますが、10年ぐらい前からこんな雑木林の下に群生したのが有名になり、今ではかなり広い範囲に彼岸花エリアが広がりました。(写真は見事に花が終わっている彼岸花)

毎年9月半ばから9月末まで、かなりの人出でにぎわいます。昨年も、一昨年も行って、このブログにも写真を載せましたが、正直、毎年行くほどのものではないなと思っていました。でも、恒例の行事で他にお楽しみもあるので、花の終わった後でもいいからと行ってみたのです。S2008_1010_133815imgp6385

巾着の縁取りは彼岸花の群生する林になっていますが、真ん中は昔のように一部田んぼが復元されています。実った稲の穂を見るとやっぱり秋だな~と思いますね。この稲の香りが何だか懐かしいです。昔はきっと全面こんな風景だったんでしょうね。

今は付近の小学生の恰好の観察の場所になっているらしく、小学生の団体が来ていて、スケッチブックを持ってあぜ道や用水路で見つけたいろんなものを描いていました。勉強の一環で田植えや稲刈りもするのでしょうか。S2008_1010_121124imgp6371

お楽しみというのはこれです。日高市に行く手前の飯能市にあるお寿司屋さん。海のない埼玉県なのになぜかとてもおいしくて、値段も「特上」なのにお手頃。これが楽しみで彼岸花もないのに出かけてしまいましたbleah

でも、コスモスはありましたね。最初の写真のように、昭和記念公園のような丈の低いコスモスではなく、背の高い普通のコスモス。それも苗を植えたんじゃなくて直播きみたいで、雑草もかなり混じっていましたが、これがやっぱり 本来のコスモスの風情ですよね~。こちらは彼岸花に合わせて早播きにしているのか、早咲きの種類なのか、もうかなり広い範囲で花が終わってしまって、すでに刈り取られていました。彼岸花を見に来たときはコスモスなんてそんなに見てなかったけれど、改めてこんなに広い場所が全部コスモスだったなんて!とびっくりしました。今ではもうその3分の1ぐらいしか残っていませんが、それでもこれだけ広い場所にコスモス、まだいっぱい咲いていました。S2008_1010_132850imgp6376_2

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2008年10月11日 (土)

コスモス畑 1週間後

S2008_1009_153214imgp6319 毎日とても運動不足で困っています。スポーツクラブへ通うほどの余分な時間もお金もないし、家でやる仕事のため通勤などで歩いたりしないし、このままではいけないと思いつつそのまま‥‥‥。

この間見に行ったコスモスがまだそんなに咲いてなかったので、一昨日は午後から天気も良くなったので運動がてらそれを見に、また出かけて行きました。S2008_1009_153317imgp6322

1週間前よりはだいぶ咲き進んだ感じですが、まだ5分咲きだそうです。午後になると光線の加減が丘を背に逆光気味になるので、それもまた柔らかい雰囲気が出てきれいでした。

この日は少し自転車で走って、この公園では一番新しい「砂川口」から入ってみました。S2008_1009_153646imgp6328

この入口は15年以上前だと思いますが「多摩ライフ」というイベントの会場になって、仮設のジェットコースターがあったあたりです。あの頃はまだ上の子も小さくて、ベビーカーに乗せて歩いていたころでした。ここからだとサイクリングコースですぐコスモスの丘の裏側に行けるので、コスモス見るにはちょっと便利。S2008_1009_155437imgp6337

それでも中を歩き回るのは徒歩ですから、けっこういい運動になります。暑い時期は私もほとんど外に出なかったけれど、これからは時々出かけてみようかな。せっかくこんなに素敵な「裏庭」があるんですものね~coldsweats01S2008_1009_162539imgp6359

こちらは「みんなの原っぱ」の向かい側、春にポピーが咲いていたところです。黄色いコスモスのはずですが、まだ全然だめでした。見頃情報「準備中~見頃予定10月中旬~下旬」とありましたが、これじゃ下旬でも無理だろう‥‥!

毎年普通のコスモスと同じ時期に咲いていたと思うので、特に遅咲きというわけではないと思いますが、今年は何だか栽培に失敗して、もしかして植えなおした?というくらい生育が遅れていました。S2008_1009_162719imgp6363

それでも一つぐらい咲いてないかな?と思って探したらありました。本当にこれ1輪だけだったと思います。貴重な1輪。

黄色いコスモスは、確か開発されたばかりの時に、まずこの公園に植えられたので、それ以来この公園の名物(?と私は思っているけれど)になっているものです。多分新しい品種として出てから10年以上たっていると思いますが、まだまだその辺には植えられていない珍しいものですよね。今は種も売っていて、私もまいたことがありますが、とても繊細で倒れやすく、雑草に負けてしまいました。こうやって群植する栽培も難しいのかもしれません。

でも、たくさん咲いて細い茎や淡い色の花が風に揺れているのはとてもきれい。まだまだこんな状態ですからそれが見られるのは先のようですが、また運動不足解消のため、がんばって歩きに来たいと思います。

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2008年10月 8日 (水)

公演無事終了

私がお手伝いさせていただいている農村歌舞伎保存会「あきる野座」の、毎年地元の秋川キララホールで行っている公演が10月5日、無事終了しました。

ことしは、原点にかえって発足当時の演目の再演をする試みの2年目になります。演目は「義経千本桜 伏見稲荷鳥居前の場」と、「絵本太功記二段目 本能寺の場」の2演目。数年前にも取り組んだ演目ですが、そのヴァージョンではなくて、15年前、最初に栗沢師匠から伝えられたものを再現するということで、当時の子供歌舞伎のビデオ、また師匠の教えている現場のビデオなどをもとに、ことし1月からずっと取り組んできました。

特に「二段目」はとても面白いビデオが残っているのです。栗沢師匠が最初から最後まで、すべての役を一人で演じて見せているビデオです。稽古場の壇上に座って春長のセリフを言ったと思ったら、義太夫をうたいながら壇の下へ降りて行って今度はお局様のセリフを言う。そしてまた上にあがって春長、それから鼻歌でチャンチャカチャカチャンnoteとかいって口三味線をうたいながら刀をさして今度は蘭丸。80近いおじいさんが、もう、立ったり座ったり、男になったり女になったりsign01つまり義太夫から三味線、全部の登場人物のセリフと動きをそのままそらんじていたのです。そのビデオを見た時は本当にぶっとびました。

そう、全部口伝なんです。千本桜のほうも残っているビデオでは、子供に稽古をつけながら全部の役の所作はもちろん、やっぱり義太夫から三味線まで口でやっている!coldsweats02 ビデオなんかなかった時代の人はすごいんだなあ~。農家のせがれだけど農作業は家人に任せて、全盛期には1年の半分以上あちこち興行してあるいたというから、農村歌舞伎といっても半分プロみたいなものだったんでしょうけどね。それにしても、それをやらなくなってから何十年もたっているのに、まだまるごと覚えていたなんてすごいことだと思いました。

栗沢師匠は同じビデオに残っているインタビューで、子供のころのことも話しています。演技は座員が本業の役者さんのところに習いに行っていたそうですが、関東大震災の時には、家を失って都内から避難してきた大歌舞伎の役者さんたちを住まわせ、食べさせるかわりに、父親と一緒にいろんな演目を教えてもらったのだとか。その中には今回の「太功記二段目」のように、今では本家の大歌舞伎でほとんど演じられることがなくなったものも含まれていて、この型が一つだけでも「あきる野座」に残ったのは意義深いことだったと思います。

そのビデオから台本を起こし、ビデオに写ってないところは子供歌舞伎のビデオも参考にし、再現したものは、確かに古臭くて退屈なところもあるように思われました。前座長がより面白くスピーディーな展開に変えたくなったのも頷けます。でも、稽古を進めていくうちに、もとの作品の持つおおらかなよさもわかるようになりました。それで例年になく稽古に熱が入り、皆さん本当に一丸となって一生懸命演じることができたのでよかったと思っています。

私もことしは舞台に上がり、普段あまり使わない(?)集中力をかなり使ったので、終わってからしばらくは放心状態のようにぼーっとしてしまいましたsweat01舞台は見るのも大好きですが、一つの舞台を皆でつくりあげるのは本当に大変だけれど、楽しい経験でした。

昨年は友人のご主人が、すばらしい写真をたくさん撮ってくれたので、それをアップさせてもらったのですが、ことしは残念ながらありませんweep 多分誰かしら撮ってくれているので、もらったらまたアップしたいと思っています。

今回は息子が、今まで一度も呼んだことがなかった(歌舞伎をやっているなんて極秘だった?)学校の友達に自分から声をかけ、何人かが見に来てくれました。部活をやめてからずっとぐうたらしていた息子ですが、何かが少しずつ変わってきたように思います。まあ、演技はへたくそでしたけどね。

来月もう1回、11月3日に川崎民家園の「船越の舞台」での公演があります。そのときは「義経千本桜鳥居前の場」のみの上演で、今度は私は裏方に回り、客席で写真も撮れると思うので、その時はまたここにも載せたいと思っています。だけど、自分は出番が終わってホッとしてしまいましたが、まだ千本桜が残っていたんですね‥‥coldsweats01

11月3日は午後1時半から、川崎市立日本民家園(というのが正式名称だそうです)です。当日は「民家園まつり」ということで、入場が無料になります。もちろん歌舞伎のほうも入場無料です。

「船越の舞台」は江戸時代に三重県にあって実際に使われていたものを移築したものだそうです。入口からは一番奥になるので、ゆっくり歩くと30分以上かかってまるで山登りみたい!でもその途中の道筋に、まるでパノラマのように次から次へ日本各地の民家が現れるのが楽しみでもあります。宿場の宿屋から合掌造りの農家、藁葺きや茅葺きの重厚な民家など。ただ、丘陵地帯にあるため、遠景や全体の写真が撮りにくいのが難点かな‥‥。実際は平地にゆったり建っていたのでしょうから。

現在「船越の舞台」は、9月末から11月19日までの土日祝日に、内部を特別公開しているそうです。(11月3日は農村歌舞伎上演のため公開はないと思いますが)ご興味があればぜひ。なかなかいいところですよ。

ともあれ、来月まだ公演が残っていて、ほんとは地元ではない、外に出てのこの公演が一番緊張するのですが、地元では一段落。無事に終えることができてほっとしました。

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2008年10月 3日 (金)

コスモスの季節

2008_1002_143619imgp6272_2  9月に入ってもけっこうな残暑だったのに、先週末から雨が降ったりして急に11月上旬の寒さ!全くどうなっているのでしょう?それがきのうはすっきりとした秋晴れになり、日中は半袖で過ごせるくらいでした。

毎年9月後半に日高市の「巾着田」に彼岸花を見に行っていて、ことしも同じメンバーで予定していたのだけれど、あいにくの天気だったので取りやめることになりました。正直、彼岸花は毒々しくてそんなに好きじゃないのです。一面に咲いているのはそれなりにきれいだし、珍しいのでみんな行きたがるけど、私としては毎年見に行くほどではなかったので、半分ぐらいほっとしていたりして!?でも、「巾着田」は彼岸花が終わってもコスモス畑があるということで、また来週くらいに行くかもしれません。2008_1002_140110imgp6248

その前に、久々に天気がいいので一人で昭和記念公園に行ってきました。入口まで自転車で5分。もともと裏庭のような近さなのですが、400円払って入る裏庭というのもね~。なので、大体4月の桜とチューリップとポピー、7月の花火大会、10月のコスモス、12月のライトアップと決まったときぐらいしか行かないのですが、それでもたまに行くには広々としていて気持ちのいい「裏庭」です。2008_1002_135232imgp6236

肝心のコスモスはご覧のとおりで、まだまだ早かったです。最盛期はこの丘を遠くから見ると、うっすらとピンク色に見えるのですが、きのうはまだ緑色でしたね。でも、近づいてみると上の写真のように開花が進んでいる株もありました。

去年は忙しくて見に行けなかったのですが、どうだったんだろう?何かちょっと「コスモスの丘」の雰囲気が違っていたんです。前は歩く人が隠れるくらいに背の高いコスモスが植えてあったと思ったのに、なぜか今年は草丈1メートルぐらいのドワーフ種というのか、全部丈の低い品種になっていました。2008_1002_142258imgp6251

確かに丈の高い普通のコスモスは、雨や風で倒れやすくて管理が難しいかもしれません。それにこうやって全体を見渡せるのも丈が低いからですよね。

でもね~。コスモスの良さって、その背の高さにあったのではないかしら。どこまでも青くさわやかな秋空をバックに、すっくと立つコスモス。折れやすく繊細で、優しげでありながら、風に揺れて凛としている姿。この丈の低い品種は花も大きくて花つきもいいようだけれど、そんなコスモスらしい可憐な雰囲気がないのです。2008_1002_133504imgp6222

「みんなの原っぱ」のほうは、さらに丈が低い高さ50センチほどの品種。しかも一面の白花でした。こちらはさらに大輪で、ちょっと見にはコスモスとは思えない。こういった変わった趣向も面白いけれど、やっぱり本来のコスモスの王道をどこか1か所でも残してほしかったような気がします。

花壇の間の道に入ると見る人が隠れてしまうようなコスモスは、もうありませんでした。2008_1002_134558imgp6231

「コスモスの丘」の向かい側には「こもれびの里」というのができていました。春に来たときはまだ整備中だったと思います。この白い花はソバの花。バックにある民家風の休憩所はちょっと立派すぎるけど、ここは多摩の里山の雰囲気を再現したエリアになっていました。ほかにサツマイモの畑もあり、柿や栗の木も植えてありました。水車小屋もあって何だか桃源郷みたいな、とても懐かしい風景がつくられていました。2008_1002_134616imgp6233

稲もたわわに実っていました。といってもこちらは陸稲(おかぼ)。多摩地区(武蔵野台地)では水が豊富でなかったため、水稲よりも陸稲が主だったようです。田んぼは多摩川沿いの低地(河岸段丘の下の段)か、玉川上水によって灌漑された地域だけで、こういう、丘の上の畑に陸稲が実る風景というのがもともとの多摩の風景だったのでしょう。今後整備が進んで、植えた木も大きくなってくると、公園の中でもとてもいいエリアになるような気がします。

この大きな広い公園は、開園後20数年たってもまだ進化を続けているのです。というより、最初は何もなさ過ぎでしたけどね。まだまだ整備されていない場所がたくさん残っているので、これからも順次いろんな場所ができてくると思います。2008_1002_145307imgp6277

「日本庭園」ではお茶をいただきました。お菓子は柿をかたどったもの。こういうものは季節を先取りしていくのでしょうが、きのうの日中の暑さからすると、ちょっと早いのかな?お茶の休憩所のあるところは、渓流を模した庭の中にあり、まだまだ木の葉も緑で、夏の木陰のような感じもありました。

ここも最初は何かとってつけたような感じで(大体もと飛行場、軍事基地に日本庭園をつくるんですから!)植えた苔なども乾燥してめくれあがって、この空っ風吹く関東平野に純日本風の庭園もね~無謀だなと思っていたけれど、10年以上たってみると植栽も定着し、風景もだいぶなじんできました。休憩所や東屋などの建物の、建材や壁土のいかにも日本家屋という匂いが懐かしい。今はこんな匂いのする日本家屋ってなくなってきたよね~。2008_1002_153355imgp6287

最後は銀杏。ことしは豊作のようで、大粒なのがたわわに実っています。あと1週間ぐらいで落ちてくるのではないでしょうか。その時期には朝からビニール袋を持参した人たちがやってきて拾っています。あの匂いは強烈だけど、年に一度のこの時期だけ。あの匂いを嗅ぐと、ああ秋だなあって思うのです。

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