« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月30日 (木)

バレエマンガも好き 4 

バレエに関するマンガはいくつかありますが、今月初めまでに現在進行中のもののコミック新刊が出そろいました。私は連載読者ではなくてコミックだけですが、不思議なことに大体同じような時期に新刊が出るんですよね。連載のペースが一緒?ということでしょうか。(というより、私が勝手にそう思っているだけね。)2009_0422_171239imgp7357

マンガは子どものころはよく読んでいて、本当にマンガからいろんなことを教わったように思います。でも、私は一番はまりそうな中学・高校の頃にぱったり読まなくなってしまったので、その後のマンガ史もわからなければ、有名作品もごく古いものしか知りません。要するにマンガに詳しくはありませんが、バレエ好きということで、バレエのマンガだけは大体読んでいます。

バレエマンガって、身体で表現するものがテーマになっているわけだから、デッサンが正確でないと話にならないですよね。だから、バレエを題材にしているマンガはみんな丁寧できれいな絵を楽しむことができます。へたくそできたない絵のマンガは見る気がしないのですが、その点バレエマンガは絵だけでも十分鑑賞にたえるし、ストーリーも面白かったらいうことありません。

そんなわけで、新刊が出るとちょっとした感想を残したりしていましたが、何と、それも早くも4回目だったんですね。3回目は昨年の9月でした。引き続き、また備忘録的感想を書いておこうと思います。

有吉京子「まいあ」 3 (1月30日発行)
言わずと知れた名作「SWAN」の後続の物語。絵は「SWAN」同様きれいでいうことないんだけれど、何かもうひとつ読んでいてのりきれないのはやっぱり主人公に魅力が乏しいのかな。読んだのはもうだいぶ前で、時間がたって忘れてしまったので、ちょっと読み返してみたけれど、忘れちゃう程度のものかな~という感じ。

主人公のまいあは、本編「SWAN」の真澄とレオンの娘で、パリ・オペラ座バレエ学校の生徒。バレエは大好きだけれど、おっとりした性格で、それがすごく甘いと友達からも言われ、自分でも思い悩んで一生懸命変わろうとしている。それがずっと続くのでまだるっこしいというか‥‥何でそんなに変わらなきゃいけないのか、はたから見ててわからない。周りはガンガン自己主張する奴らばかり。そんな同級生と同じにならなくてもいいと思うんだけど。

学校公演の「二羽の鳩」で思ったような役をもらえなくて落ち込んだり、また友達に刺激を受けて「少女の友人」役を頑張ったり、コールドの大切さに気付いたり。ずっと主人公まいやの目線だけで描かれているのがちょっと単調。

後半は型破りな転入生が現れたり、日本公演があったりで気分が変わってよかったけれど、ず~っとこのまま、まいやがくよくよ考えたり、それじゃダメっ!と突然しゃかりきに自己主張をしてみたりするようなストーリーが続くのかな~と思ったら、この作品やっぱり苦手かも‥‥‥。前号みたいにレオンや葵さんが登場してくれたらいいのにね~lovely

現実のパリ・オペラ座バレエ学校は、今まさに日本公演のまっ最中です。私は見に行かないけれど、写真で見る限り本当に天使のような、何の曇りもない、素直でピュアな子どもたちですよね。あの子たちもこんなふうに思いきり自己主張したり、友達にあらぬ忠告をしたり、ウジウジ思い悩んだりしているんだろうか??選び抜かれた未来のスターたちの公演を、やっぱり見ておけばよかったかな?今回は演目が地味なせいか、あまり見たいと思わなかったのが残念です。

槇村さとる「ドゥダダンシン!」ヴェネチア国際編 5 (3月24日発行)
前回も、前々回もハラハラドキドキの展開でしたが、やっと落ち着くところに落ち着いた感じですね。3巻、4巻と続いたコンクールもいよいよ決着がついて、主人公鯛子は新たなステージへと飛び立ちます。

この作品が面白いのは、いろんな人の目線で描かれているところです。本人目線はもとより、コンクールを取材している記者の目線、愛子先生や冴子先生、鳴海先生などの先生目線、そしてなにより観客の目線。これがあるから本当にこのコンクールを一緒になって見ているような気になってわくわくしてしまうんですよね。

また、ウォン・リエ、小泉レナ、倉田真理、静香さん、容子さん、そして三上くんなど、登場人物一人一人の境遇も丁寧に描かれているので、その人物の変化や成長ぶりもまた生き生きと伝わってきます。そしてみんな何て魅力的な人たちなんでしょう!

コンクールの審査は難航を極め、決着がつかなかったため、受賞者が出場するガラ・コンサートにまで持ち込まれました。龍一王子と組んでいた鯛子はパートナーをウォン・リエに替え、決戦に挑みます。二人、それぞれの人生、それぞれの思いを込めて踊る「白鳥の湖」のグラン・アダージョ。ダンサーの身体を通り越して観客に伝わる熱い思い。それを言葉のない絵だけの大きなコマ割りで延々12ページも続くところが、動かないのに、まるで動いてるような臨場感ですばらしい!lovely 

一方、天才少女小泉レナは、母の「どんなことをしてでも」という思いを知り、突然思いもよらなかった行動に出ます。家族の庇護から解放され、自らのハンディを隠さず、ありのままの自分を試してみたくなったのか‥‥。

この作品で素敵なのは、いわゆる敵役的な位置づけの人まで、登場人物のほとんどがバレエを通して何らかの気づきを得ているところだと思います。このレナちゃんしかり。三上くんに謝る倉田真理しかり。。誰もおろそかにしていないところに、作者の登場人物全部に対する愛を感じます。コンクールが終わり、それぞれの道が決まり、みんなまた新たな道を歩み始めて行く。今後の展開もすご~く楽しみです。(龍一王子だけがちょっとかわいそう~crying

山岸涼子「テレプシコーラ」第2部 2 (3月29日発行)
あっと驚く幕切れで終わった第1部の続編。16歳になった六花(ゆき)がローザンヌ国際バレエコンクールに参加するところから始まる第2部の2巻目です。アクシデント続きでローザンヌに着き、やっとレッスンが始まりました。ここではバーに着くのも勝負のうち。だけど六花は出遅れて隅っこの場所しか残っていません。。。こんなことで泣かなくても‥‥。ま、1巻からずっとこんな調子だったのですが。

謎の東洋系アメリカ人のローラ・チャンがいよいよ前面に出てきます。すごい存在感があって身体能力も抜群だけど、一言もしゃべらず無愛想。巷の噂だと、これは第1部のはじめに重要な位置にいながら途中で消えていった、あの空美ちゃんが整形(!)して再登場したものだという話があるらしいけど(!?)まさかね~。あのときは小6で、現在は高1。4年たっているけれど、いくら顔が変わってもあそこまで特異な身体能力があったわけだから、もしそうなら踊りを見ればわかるのではないかな‥‥?それともさらに進化していて、子どもにはわからないのかな。いずれにしても、ミステリアスではあります。

相変わらず主人公はちょっとのことですぐ不安になって、焦ったりめそめそしたりするんだけれど、そのたびに姉の千花ちゃんのことを思い出し、しっかりしなくちゃと自分に言い聞かせます。千花ちゃんならこうするだろうとか。しっかり者でバレエでも超優等生だった姉の影を背負い、六花ちゃんはどこまで頑張れるのか。また、振り付けや即興などで、既成概念にとらわれない自由な発想ができる彼女のよさが、これからどう花開いていくのか楽しみです。

まだ本格的な審査は始まらなくて、本当にゆっくりのペースなんだけれど、丁寧に取材したと思われるコンクールの舞台裏の詳細部分、コンテンポラリーや即興などの教授法、ヴァリエーションの解説など、ストーリー以外にも興味ある内容が盛り込まれていて面白いです。ただ、この調子でいくと予選、決戦を経てコンクールが終わるまで、まだあと何冊も(何年も?)かかりそうですよ。

ちょうどこの間の日曜日に、ローザンヌ国際バレエコンクールの決戦の模様が放送されましたね。私は録画したまま、まだクラシックヴァリエーションの最初の方しか見ていないのですが、ことしは日本人や中国人、韓国人など、東洋系の人がたくさん決戦に残っていました。去年は確か日本人は一人だったような。その年によって大分違うのでしょうが、何かことしは「ラ・バヤデール」のガムザッティと「コッペリア」のスワニルダのヴァリエーションがやたら多かったですね。この「テレプシコーラ」の中にあった、「難易度が高くてもその分、成功すれば上位を狙える」という先生の独白部分そのまんまなので、へぇ~と思ってしまいました。テレビの録画は、この連休中にゆっくりと見ようと思います。

曽田正人「MOON」 3 (4月4日発行)
こちらは現在映画が公開中の「昴」の続編です。映画はまだ見ていないのですが、やはり連休中に見てみたいと思っています。(何か突っ込みどころ多そうに思うけど‥bleah

前巻のいや~な終わり方で傷ついたすばるのもとに母が訪れて、さらに追い打ちをかける。。。この母は何の悪気もないのに、最初から微妙にすれ違っていて、前作の「昴」にもあまり登場しませんでした。今回、母に会うことでさらにすばるの孤独が深まってしまう皮肉。傷ついて踊れる状態ではないはずなのに、やはり踊ることを選択したすばると、何やかやあって舞台リハができないまま臨む盲目のパートナー。その「椿姫」が始まります。

しかし‥‥公演名が「ミハイロフの贈り物」で、ミハイロフ本人が踊るのが「ヴォヤージュ」って、モデルまるわかり。ま、いいか。踊り終わったばかりのミハイロフが舞台袖ですばるを元気づけるところ、いい人だ~。

今回はとんでもないこともなく淡々と進んできたなと思いきや、踊りが始まり、いよいよクライマックスというところで、何と雷で場内が停電し、舞台照明も落ちるというアクシデントが‥!!突然真っ暗になったのに、舞台上の二人はまだ踊り続けているという、この作品らしいあり得ない展開にびっくり。。そして、真っ暗なのにオーケストラは演奏を続けられる不思議。(ノイマイヤーの「椿姫」ってピアノだけじゃなかったっけ?)

主催者はありったけの懐中電灯をもってこさせ(真っ暗なのにどうやってcoldsweats02)舞台を照らします。照らし出されたその様子に観客唖然。(私も唖然!)盲目のニコと、子どものころ、明かりもない暗い病室で踊っていたというすばるならではの暗闇の超絶パフォーマンスだったのでした!

日本公演も終わって、最後のすばるの言葉がまたふるってる。「いっつも何かあってさあ‥‥そういうのバネにしてがんばるの、もう飽きたんだよね」ですって。そしてまた新たな局面に向かって進んでいくのでした。あは、も~勝手にやってください。次の段階で待っていそうな有名振付家というエリクソン氏も実在の誰かに酷似ですね~coldsweats01突っ込みどころたくさんあるけれど、一応期待しています。

バレエマンガにしては作画が荒くて、線もきれいではないんだけれど、そのためにかえって迫力が伝わってきて、いつもあり得な~い!とかウッソ~!と思うのにぐいぐい引き込んでくる何かがこの作品にはありますね。でなきゃこんなにいつまでも読んでないわという、そんなマンガだと思います。

マンガと侮ることなかれ。どの作品もすごく面白かったです。(わたし的には「まいや」を除いてsweat02

| | コメント (0)

2009年4月21日 (火)

盛り下がっています‥。

新学期も2週間過ぎ、どうやら落ち着いてきたという今日この頃。毎朝のお弁当づくりも大変だけど、何となく早起きも慣れてきたような。ところが‥‥ふと見ると仕事山積みcoldsweats02 だからことしは毎年恒例の八重桜巡りは残念ながらできそうになくて、というより今年は八重桜は早くて、もう散りかけているみたいですね。

そういえばバレエも、2月の新国立劇場「ライモンダ」以来見ていません。あれから見たいものがないのです。草刈さんの引退公演も、コルプは見てみたいけれど、プティ作品というのがいまいちのりきれないし。

そうなんです。バレエはちょっと離れぎみでした。来月の「ザハーロワのすべて」は得チケが出たので行くことにしましたが、それまでまるまる3ヵ月のご無沙汰ですね。それから、デンマーク・ロイヤル・バレエは見たことがないから一度は見てみようと思っています。でもそれ以降チケット買っているのは「ルジマトフとレニングラード国立バレエのソリストたち」2日間と地元に来る「親子バレエ祭り」だけ。

今年の夏はちょっと淋しいです。去年はアメリカン・バレエ・シアターもロイヤル・バレエも来たのに、今年は「バレエ・フェス」というビッグイベントがあるからなのか、ほかに何も来ない!「バレエ・フェス」も、見れるなら見てみたいけれどあの値段だし、チケットとれないし~bearing それに、有名な人をズラっと呼ぶわりには、個々の演目に魅力がないような。

「バレエ・フェス」はバレエファンになって間もなくのころ(2000年?)それこそ清水の舞台から飛び降りる気持ちで見に行ったのだけれど、あれは本当に一生忘れられないものでした。フェリ、カルラ・フラッチなど既に引退してしまった人たちもいたし、今現在、ベテラン勢で活躍している世界のトップダンサーがほとんど勢ぞろいしていました。(ルジ様以外!)まず最初にあんなのを見て始まった私のバレエファン人生、今思うとなかなか楽しめていますね~。でもあれ以来、バレエ・フェスには縁がありません。

ことしの出演者を見ると‥‥新しい人もいるけど何かあの頃とあんまり変わってないような。。。目玉のギエム、ルグリ、マラーホフといったところは健在だもの。ルグリはおそらくこれが最後だろうな。マラーホフもそろそろ‥‥なんて思うとやっぱり見たい。→チケット取り頑張ろうかな。→値段見ると2万5千円!(それは、1回の公演で2回分ぐらいの満足感はありますよ。でもねえ。。)→他の公演2回行ったほうがいいかな~。

と、「バレエ・フェス」のことを考えるとまるで行ったり来たりどうどうめぐりです。そんなわけでバレエ関係は、今私の中でちょっと盛り下がっているのです。

秋のマリインスキーも楽しみにしてたのに、キャスト発表されてみると大盛り下がり。わたし的に見たい組み合わせがないんです。大体あそこの一押しの若手プリマがどうしても好きになれなくて。それが3演目とももれなくついてくるんですから、それだけで盛り下がります。確かにお顔は「お姫様」かもしれませんけどね。

テリョーシキナもやっぱり3演目で主役を張っていますが、テリョーシキナのオーロラ姫って何か想像つきません。(姫顔じゃないし‥‥なんて言いたい放題ですみません!)私は今のマリインスキーではオブラスツォーワが一番好きなので、彼女のオーロラ姫が見たかったな~。主役以外のソリストとしてだと、いつ出るのかわかりませんよね‥weep

ロパートキナのオデットは3年前に見て、本当に素晴らしかった。でも、あれから私も好みというのがはっきりしてきて、一度は見ておきたい人だけれど、何回も、追っかけてまで見たいというほどではないのです。あのときパートナーだったゼレンスキーでも出ればぜひ見たいけれど。そう、もうゼレちゃんも芸監とかになっちゃってマリインスキーを離れてしまったのでしょうか?何か、ほんとに淋しいです。

去年ボリショイが来たときは、どれを見ようか見たいものばかりで迷いに迷ったのに、マリインスキーでは逆の意味で迷うとは思いませんでした。あ、でもヴィシニョーワとコルプ(今度は「コールプ」ですか‥‥)の「シェヘラザード」というのはすごそうです。もろ鼻血出そうsweat02だからガラは絶対見に行きたいと思っています。

他の単発の公演、私は今2か月以上生の舞台を見てないので、チラシを見る機会がなくてわかりませんが、今度「ザハすべ」(略すと変!)に行ったときチラシもらうので、その中で面白そうなものがあったら行こうと思います。そのくらいかな。あとはスターダンサーズバレエ団の「シンデレラ」と「ドラゴンクエスト」の再演でしょうか。

DVDでは、明日発売の「グラン・ガラ ロシア・バレエの輝けるスターたち」というのを予約しています。これはマリインスキーに移籍したエフセーエワが出ているのでそれが楽しみ。エフセーエワが今度の公演に来るということは聞こえてこないので、それもちょっと盛り下がりの原因でしょうか。でも、明日DVDが出ます!元気娘エフセーエワと元気っ子オシポワちゃんとワシーリエフくんheart04(ああ、私ってこんなアホなことばかり書いて‥)DVD見たらまた感想も書きたいと思っています。

それからバレエマンガ。こちらは2月3月で、継続して読んでいるもののコミック新刊が出そろいました。それについてはまた後ほど。

あと、YouTubeですが、最近ではもう見きれないほど、大量にバレエ関係の動画がアップされているんですね。最近見て特に面白かったのはマクシモワとリエパの91年の「シンデレラ」。

アンドリュス・リエパという人は、私がバレエファンになったときにはもう引退していたようなので、知らなかったのですが、ルジマトフと同年代の人だったんですね。その「シンデレラ」で、52歳の大ベテランのマクシモワ(それでも驚くほどかわいらしいのにはびっくり!)を相手に、とてもお茶目でかわいらしい王子を演じています。

靴を残して去ったシンデレラを思う腑抜けっぷりがすごい。家来が持ってくる靴をポンポン放り投げちゃったり、靴で家来の頭をポカポカ殴ったり、まるで駄々っ子。しまいにはお尻に大きな注射を打たれたり、アヘンを吸わされたり(バヤデールのパロディ?)しておとなしくさせられてしまいます。そんなハチャメチャな役を演じても、リエパって、天性の気品と明るさを持った「王子様」だったんですね。今まで見る機会がなかった人でも、こうやってインターネットの動画で出会うことができるなんて、すごい世の中になりました。

このワシーリエフ版の「シンデレラ」、なかなかよかったですよ。ワシーリエフ自身も継母役ではっちゃけていますし。

それから、いつのかは知りませんが多分最近の映像ですね。マリインスキーの「ライモンダ」。テリョーシキナがライモンダ役を踊っています。同じ姫でも、ライモンダのような意志の強い(というイメージがあるのですが)姫ならテリョーシキナもはまります。最初から最後まで踊りっぱなしの演目を、細切れに見ていても、ずっと同じクオリティを保ち続けているのがすごいです。ジャンをイワンチェンコ、アブデラフマンはグズネツォフ。

それから、コルプの「バヤデルカ」なんてのも出ていますが、ニキヤ役が例のソー○ワなのでまだ見ていません。ちらっと見たところだと、コルプの髪型が例の、ことし1月に見たのと同じパッツンヘアなので、もしかしてごく最近のものかしら??

あ、バレエ見ていないといいながら、映像は結構見ていますね。このタダで見れる動画サイト、せっかくなのでありがたく見せてもらって楽しんでいます。

| | コメント (2)

2009年4月15日 (水)

携帯写真

S2009_0411_145304ts3i0033 昨日の雨で、ことしの桜ももうすっかり終わってしまいましたね。写真は先週の土曜日に昭和記念公園に行った時のものです。

ほとんどが散っていたけれど、わずかに残った一枝。菜の花もきれい。S2009_0411_145539ts3i0035

大方の桜はこんな感じです。急に暖かくなって一気に散ったので、草の上はピンクのじゅうたんのようです。まあ、お酒飲んで浮かれている人たちは頭上の枝なんか見ないだろうから、花びらが散り敷いたところに座って、いいお花見ができたのではないでしょうか。S2009_0411_141038ts3i0013

実はこれ、今回の写真は全部カメラ付き携帯で撮った写真です。実は、この日は他の用事で出かけて、こちらには行くつもりはなかったのです。それでカメラを持っていなかった。でも、今持っている携帯は確か300万画素。私がこのブログを始めた時に使っていた最初のデジカメは200万画素。十分使えるのでは?と思い、試しに撮ってみました。

おおむねうまく取れているみたいですが、携帯はしょせん携帯?デジカメは自動といっても、遠景を写す「風景」とか、クローズアップ写真を撮る時の「花」など、いくつかのモードがあります。S2009_0411_142847ts3i0023

それから、ズームもあるし、ピント合わせのシャッター半押しというのもできます。でも、携帯ではデジカメモードと壁紙モードを選んで、ただそのまま写すだけhappy01

比較的よく取れたものだけ載せていますが、絞り機能が弱いらしく、昨年撮ってここにも載せた「みんなの原っぱ」のポピー畑から、遠くの「さくらの園」を臨む風景などは、強い光で写真全体が白くすっ飛んでしまっていました。S2009_0411_142946ts3i0025

チューリップがもう咲いているんですね。こんなに早かったっけ?これも鮮明に写っている方ですが、どこか白っぽい感じがします。

今は携帯電話もカメラ機能を重視したものが出ていて、開いた液晶画面をくるっとひっくり返して折りたたむと、そのまんまデジカメになっちゃうような機種もありますよね。(画素数も600以上で、私のデジカメよりいいsweat02)私のは普通のケータイですからOKボタンを押して撮影するのでちょっと使いづらいです。S2009_0411_143110ts3i0027

それと、以前持っていた携帯は壁紙サイズしか撮れませんでしたが、レンズが液晶画面側にあったので、握ったまま向けてパチリとできました。今持っているものはキーのあるほうの裏側にレンズがあるので、同じようなスタイルで撮ろうとすると、ちょうど手の位置がレンズにかぶってしまって慣れるまで大変でした。でもまあ、一応場所によってはきれいに写ります。S2009_0411_145820ts3i0040

何だか幻想的でしょう?去年は気づかなかったけれど(ことしは場所を拡張したのかも)ムラサキハナナの群植です。

桜の園の北東側、桜の木の下に一面、ムラサキハナナが植えてありました。これもホントはもう少し濃い色ですが、携帯写真だとこんなふうに光が白っぽく写って、かえって幻想的な感じがします。S2009_0411_145709ts3i0037

私がここに載せている写真はほとんど色補正などはしていないのですが、ちょっと補正して実際の色に近くしてみるとこんな感じかな。これでもまだ、もう少しブルーが濃いかも。

木漏れ陽が素敵ですよね。S2009_0411_150048ts3i0045

でも、こんな逆光で遠景がすっ飛んだ写真もまた好き。実際の色とは全然違って写っているけれど、これはこれで煙ったようで面白いです。

ことしは何か急に暖かくなって、いろんな花がいっぺんに咲いてしまった気がします。S2009_0411_150153ts3i0047

| | コメント (0)

2009年4月13日 (月)

ことしも桜。

S2009_0408_153929imgp7268 絢爛たる満開の桜。昨年も同じ場所の写真を載せましたが、毎年同じ光景ながら、いつ見てもためいき。桜っていいなあ~。S2009_0408_154012imgp7269

これは先週の木曜日の写真です。もう満開を過ぎて少し散り始めています。今年は記録的な暖冬で、開花は早かったようですが、3月末から4月初めにかけてまた急に寒くなったので、冷蔵保存?されていたのでしょう。ことしはどこも桜満開の入学式だったでしょうね。

私も、娘の受験が終わり、説明会が終わっても、そのあとなんだかんだとものをそろえたりしなくてはならなかったり、途中、わざわざ寒い時期に旅行に行ったりしてgawk思ったよりずっと忙しく、あわただしく過ごしていました。S2009_0408_154315imgp7272

そういうわけで、桜どころじゃない日々だったのですが、やっと入学式も済んで本当にほっとしました。そして‥‥気がつけばもう桜が散ってしまう!早く見に行かなくちゃ!ということで、一人でまた去年と同じ日野橋の手前の、「根川緑道」の桜を見てきました。

去年の写真とほとんど同じように見えますが、去年のは4月2日のもの。今年の写真は4月9日です。去年は満開が早かったんですね。今年は開花から満開までが長かった分、急に暖かくなったので散るのも早くて、他の場所ですが、きのう見に行ったらもうほとんど散ってしまっていました。S2009_0408_154414imgp7276

ここは土手の上から桜の枝が川にしなだれかかるように伸びている、お気に入りの場所。川の水と草の緑の取り合わせがきれいでしょう?まちなかの桜は道路にかかったりすると切られてしまうけれど、こうやって下方向に存分に枝を伸ばしているからこその風情だと思うんですよね。

毎年同じように見えるけれど、微妙に違うことしの桜。ほんと、ホッとしたあとにやって来た春は、ほのぼのとしてうれしい。S2009_0408_155307imgp7288

こちらは甲州街道を超えた上流方向にあるしだれ桜。ピンクの花がかわいいです。妖艶なソメイヨシノの古木に対して、こちらはかわいらしいお嬢さんかな?

S2009_0408_160441imgp7297

甲州街道はさんで西側はちょっとした公園のようになっています。左側は写ってないけれど、川の流れが緩やかになって、池のようになっています。その向こうはちょっとした崖(多摩川の河岸段丘の一部)になっていて、こんもりと植物が茂っていたりします。以前、ここでカワセミを見たことがありました。S2009_0408_160733imgp7300

これは山桜?の一種でしょうか。すでに緑の葉っぱが出ていて、花弁は白。この木は1本だけなのですが、ソメイヨシノの中にあると、何か清楚で涼やかな感じがします。

桜も先週末から今日まで、連日の初夏の陽気で、あっという間に散ってしまいました。散る寸前、ぎりぎりセーフで見ることができてよかったです。

| | コメント (0)

2009年4月12日 (日)

日本百景 川平(カビラ)湾

S2009_0402_140905imgp7220 S2009_0402_140803imgp7215

この素晴らしい海の色を見てください!

最終日の午後、もう帰る頃になって雲間から太陽がチラッと姿を現しました。ここは日本百景にも選ばれているという、石垣島随一の景勝地です。ほんとにちょっとでも日が差すと急に海の色が変わってきます。この海の色、島の緑が何とも言えず美しいlovely

湾内にたくさん浮かんでいるのはグラスボートです。S2009_0402_140321imgp7209

グラスボートとは、船底の真ん中がガラス張りになっていて、そこから海の底が見えるものです。ずっと前に千葉の館山かどこかでグラスボートに乗ったことがありますが、海の底はただただ海藻のジャングルだった!

ところが、ここは違います。海の底は白い砂。その中のところどころに珊瑚が堆積して浅くなった場所があって、そこはまるで天然の水族館!

色とりどりの珊瑚に群れなす熱帯魚。シマシマの海ヘビや大きなシャコ貝。ほんとにいくら見ても飽きない面白さでした。ただ、船酔いしやすい人にとっては、ずっと下を見続けるのはつらいかな。。。S2009_0402_140814imgp7216

湾内の海底はほとんど白砂。その砂の間に珊瑚でできた丘があるという感じです。船の運転手兼ガイドさんは、そのポイントを知っていて、ぴたりとその場所に船を操って止める。

説明しながら間髪を入れずに次のポイントへ移動。本当に職人技でしたね。S2009_0402_140844imgp7219

展望台から見る風景もとてもきれいでした。

石垣島では、離島ならではというか、ご当地の特徴のある料理も楽しむことができました。本土では、どこに行っても同じようなものだったり、これ、ここでつくったものじゃないでしょ?なんていうものばかりですよね。それが、沖縄本島ともまた違う、特徴ある味も楽しむことができました。S2009_0403_112259imgp7234

これで石垣島の写真は終わりです。最後に、買ってきたもの。

「スパム」という輸入のランチョンミートは、沖縄では朝の定番メニュー「ポークたまご」にはなくてはならないものです。ハムやベーコンと違って濃厚な味が南国の人好みなんでしょうね。「沖縄そば」のカップ麺は、息子が超うまいと絶賛していました。

真ん中辺の「ゴーヤチャンプルドロップ」は一番のへんなものかな?残念ながら私は食べていません。息子が友達にもらった「ジンギスカンキャラメル」のお返しに買ったものです。確かに「ジンギスカンキャラメル」に対抗できるのはこれしかないかも!?

あと、中段右端の「くんぺん」は、クッキーのような、まんじゅうのような、甘食のような??皮の中に、ピーナツとゴマの餡が入っているちょっと変わったお菓子。中国の月餅みたいな味でした。そう、沖縄本島より台湾に近いので、味も台湾や中国に近いという感じがします。「さんぴん茶」という、台湾から輸入したジャスミン茶も毎回出たのですが、こちらの食べ物によく合って、さっぱりしていてすっかりファンになりました。

家族では一昨年の夏以来、どこにも行っていませんでしたが、子どもも大きくなったので、子連れ旅行というのは、もうこれが最後かな‥‥という気もしています。今年の夏休みは上の子の受験でまた旅行は行けそうにないし。ともあれ楽しい旅行でした。

| | コメント (0)

2009年4月11日 (土)

竹富島の観光

S2009_0402_080850imgp7145 石垣島に行ったのはちょうど先週。今週になって急に暖かくなりましたが、先週は本土でも寒い日が続いていたんですよね。

残念ながら私が行ったとき、1日目、2日目とも天気はいまいちでした。それでもさすがに南の島で、気温は20度以上あり、夜もそんなに冷え込まないのですが、風が強いと結構寒い!着て行ったもの以外は半袖しか持っていなかったので、その半袖シャツの上に毎日、家を出た時のままの上着を着ている羽目になってしまいました。それでも帰ってきた夜の東京の気温9度(!)には震えあがりましたけどね。

さて、3日目の天気に期待をかけたのですが、朝はやっぱりこんな曇り空でした。3日目の午前中はフリーになっていて、すでに3月20日に海開きも済んでいるので、天気がよければ泳げたのに、残念です。ホテル前のプライベートビーチはどこまでも遠浅の白砂が続いていて、すご~くきれいでした。S2009_0402_101236imgp7167

泳がないので、オプションの竹富島ツアーに参加しました。竹富島は近くて、石垣島から例の高速船で10分ほど。あの猛スピードで波と格闘するのも10分なら許せるかな。。。

竹富島は島全体が景観の保存地区になっていて、八重山諸島の伝統的な家屋、石垣のある街並み、珊瑚の白い砂をまいた未舗装の道路などがまるで映画のセットのように残されているところです。

島はほとんど平地で、小高い丘もなく、新田という集落の中心にある「なごみの塔」という、コンクリートでできた火の見やぐらみたいなものが島で一番高いところだということでした。S2009_0402_104115imgp7186

この写真がその「なごみの塔」から見た風景です。晴れていればこの先に真っ青な海が見えていたことでしょう。伝統的な木造住宅の赤瓦の屋根が美しい風景でした。

この「なごみの塔」がまた怖いの。。階段も、登った上も狭いのでお一人様限定です。高所恐怖症の人は無理ですね。一人ずつしか登れないので、あとに何人も並んでいて、この写真を1枚撮るだけでせいいっぱいでした。S2009_0402_100713imgp7157

竹富島にも水牛車がありました。ここは西表島と違って広い海ではなく、ご覧の通りの狭い道。車も4輪で西表のより一回り大きめです。でも何とここの水牛さんは、曲がり角もちゃんと内輪差を考えて、塀にぶつからないようにうまく曲がって行くんですよ。すごいですね~happy01「うちのおばあちゃんよりうまいね。この間車ぶつけたもの!」と言っている子がいました。

ガイドのお兄さん、ここでもやっぱり三線の弾き語りをやってくれました。若いガイドさんなので歌も民謡ではなく、おなじみの「涙そうそう」や「島歌」の八重山ヴァージョンを聴かせてくれましたnoteS2009_0402_101246imgp7168

沿道の家々にはブーゲンビリアなどの花が咲いていました。きっと一年中花が絶えないんでしょうね。

新しくできた民宿なども、町並み保全が義務付けられているらしく、伝統的な石積みの塀と赤瓦の屋根になっていました。こんなところに泊まって、数日星でも眺めてのんびり過ごしたいですね~。S2009_0402_103059imgp7178

石垣島も「石垣」というくらいだから、昔はきっとこんなのどかな風景だったんだろうなあ。それが、車が走るようになって道路が広げられ、塀が撤去され、また台風に備えて屋根の平らなコンクリートの家が多くなっていったのでしょうね。

ここは、そんな石垣島と違って、八重山の原風景が残されています。まるで時間が止まったような集落でした。

竹富島観光は、このあと「星砂の浜」と呼ばれているところに行きました。星の砂‥‥お土産などで、小さな瓶に入った星型の白い砂粒をもらったことがありますが、あれは海の中のサンゴの周りなどにいる小さな有孔虫の殻なのだそうです。S2009_0402_110147imgp7193

ここの白い砂の波打ち際というか、満潮時でももうこれ以上波が来ないというところあたりに目星を付けて、手のひらをぺたっと砂に押しつけて、着いてくる砂をよく見ると、その中に一粒二粒、星の形の砂を見つけられる、というものでした。私はまたその浜全体が星の砂になっているのかと思っていましたがcoldsweats01そうじゃなかったんですね。

あの小さな瓶を持っていると幸せになれるなんて聞いたことがあるけど、あれだけ集めるのはとても大変!その努力と根気があれば、きっとどんなことをやっても幸せになれるでしょうね。S2009_0402_110332imgp7196

バスのガイドさんが言うには、大潮の前後などが多いとか。う~ん、私は10分ぐらいやって5~6粒の収穫しかなくて、あきらめてあとは写真を撮っていましたsweat02バスの中で、記念に小さな袋入りの星砂をもらいました。私はこれで十分confident

もうどこへ行ってもこんな遠浅の浜辺なんですよ。沖の方に白波が立っているところが見えます。そこから先がガクっと深くなっているそうで、海の色も深い青に変わっています。珊瑚礁が島をぐるっととりまいているんですね~。

S2009_0402_110952imgp7200 ここは本当に静かで、こんな木陰で読書なんかしたら最高だな~と思いました。まだあきらめずに根気よく探している人がいますね。ほかに白い貝殻や、白い穴のあいた珊瑚の切れ端などもたくさん落ちていました。あるものがみんな白いから、浜全体が白~い世界です。それに濃い緑の木々と青い海のコントラスト。ほんとにきれいでした。S2009_0402_110011imgp7190

猫ちゃんたちもの~んびり暮らしていました。かわいいなあ~。やっぱり猫は自由で、ほっこりした雰囲気で、いいなあ~。

| | コメント (0)

2009年4月 9日 (木)

のんびり西表島 2

S2009_0401_122059imgp7078 西表島から対岸の由布島に続く浅瀬を渡る水牛車です。何だかこの写真、今見ると寒そうですね。先週なのですが、ちょうど本土のほうも肌寒い陽気だったみたいです。今週のこの暖かさから比べれば、八重山諸島といえども、やっぱりちょっと寒かったです。S2009_0401_122437imgp7082

この水牛車が、真っ青な空、真っ青な海の水平線の見えるところを渡っている写真がよくパンフレットなどに使われています。

あれを見ると本当に今すぐにでも飛んで行きたくなります。きれいですものね~。私が行ったときはあいにく天気はこんなでしたが、いかにものんびりした雰囲気は変わらず、楽しかったですよ。S2009_0401_123236imgp7084

この日は風があるのでビニールシートがかけられていました。ビニールシート越しに見る外の風景はぼや~んとして、どこかレトロな感じで、おじさんの弾くサンシン(三線)のほのぼのとした音色にマッチしていました。

このガイドのおじさんのお話がまた面白かったです。歌もうまかったしね。

水牛さんたちはもともとこの島にいたわけではなく、農耕用に台湾から連れてこられたのだそうです。時がたち、畑を耕すお仕事はトラクターにとってかわられましたが、今ではなくてはならない観光の花形になっています。S2009_0401_123604imgp7089

満潮の時でも水深60センチほど。干潮のときは3センチほどだそうです。写真のお兄さんは外に出て水牛を操っていますが、私が乗った車のおじさんは歌って演奏してしゃべって、運転は全自動でしたhappy01

おじさんの話では、水牛さんは週休二日、車を引いて一日8往復ぐらいするそうです。オフタイムは由布島にある池でのんびり。池には子どもの水牛さんもいました。4~5歳から車をひく訓練を始めて6歳でデビュー(もう時間がたっているので記憶が定かではないけど)20歳で引退だそうです。S2009_0401_132415imgp7120

引退後は写真のモデルなどをしながら余生をすごす。歳がいくほど角が立派になるから、観光客の記念撮影にはもってこいで、私も由布島で立派な角の水牛さんと写真を撮りましたよ。

しかし、のどかな風景ですね~。距離にして400メートルほどと言っていましたが、実際歩いて渡るのと変わらないスピードでしたよ。15分ほどで渡り終えました。

西表島は高い山もありますが、由布島は珊瑚礁がそのまま島になったような感じで真っ平。ここは島全体が亜熱帯植物園になっていました。S2009_0401_125953imgp7099

本土では見かけないオレンジのブーゲンビリア。ほかに薄い黄色、白もありましたが、写真がピンボケで残念。

ず~っと昔、伊豆大島の植物園に行ったとき、温室でいろんな色のブーゲンビリアを見た記憶がありましたが、普通に園芸店で売っているのはピンクばかり。「ブーゲンビリアっていろんな色があるんだよね~」と言っても誰も信じてくれませんでした。最近でこそ、園芸店でピンクと白の混合、白などを売っていますが、いまだにオレンジや黄色は、本土では見たことがありません。

そういえば、同じ話を以前も書いたことがあります。その時調べたら伊豆大島にはもうその植物園はなくなってしまっていました。あの色とりどりの美しいブーゲンビリアはどこへ行ったんだろうweepS2009_0401_130052imgp7100

というのも、あの時見て驚いた印象はいつまでも強く残っているんです。今回行った石垣島、西表島、由布島、そして竹富島。あちこちでブーゲンビリアが咲いていたけれど、やっぱりこんなピンクが多かったのです。

やっと黄色を見つけた!と思ったけど、こんなところにまで来て、温室の中の鉢植えの小さいやつを見てもね~。大島ではもちろん温室でしたが、温室の中で地植えになって、アーチのように頭上に覆いかぶさるほど大きな木に成長していたものでした。

まあ時期もあるのでしょう‥‥。昔見て感動した、淡いレモンイエローやオレンジの透明感のある花がたわわに揺れている風景。いつかまた出会う時があるのかな。S2009_0401_131101imgp7106

と思うと、こちらは真っ赤なブーゲンビリア。写真だと濃いピンクに見えますが、実際はかなり赤に近い。これは温室じゃなくて外に咲いていました。濃いピンクは本土の園芸店にも売っていますが、ここまで濃いのはないでしょう。

由布島は周囲約2キロの小さな島。園内はいろんな花が咲いていました。ハイビスカスも、ヤシの木も、サンセベリアも、みんな外で地植えになっていたし、よく観葉植物で見かけるものも、みんな外で雑草のように生えていました。まあ南の島だから当たり前ですね。S2009_0401_131023imgp7105

この葉っぱは初めて見ました。白いフリルのようなギザギザの縁取りがかわいいです。何という植物なのか、プレートのようなものはなかったのでわかりませんでした。草丈は人間の肩ぐらい。観葉植物にするにはちょっと大きすぎですか~?S2009_0401_131411imgp7112

これは何でしょう??木には「タコの木」という札がついています。そのとおり、根元はまるでタコの足のようになっています。でも面白いのはこの実!パイナップルのようなバナナのような‥‥食べられるのかな~?これが結構大きいんですよ。バレーボールぐらいの大きさで、たくさんブラブラと下がっていました。

ツアーなのに、ほかに何もないから本当にゆっくりできました。前に同じ旅行会社の格安北海道ツアーに行ったことがあるけれど、距離がすごくて移動また移動で、観光地では5分刻みのスケジュール。あれは本当に大変で、駆け足で見て、バスの中は寝てばかりでした。それが、こちらは狭い島内、移動の時間はそれほどありません。その分ゆったり過ごすことができてよかったです。S2009_0401_122239imgp7079

この日は夕方にまたあの恐ろしい高速船で石垣島に帰りましたが、帰りはほとんどの人がもう慣れたのか平気で寝ていましたね。石垣島に戻って、夕食の時間まで港近くの繁華街で1時間ほど自由時間がありましたが、西表島から帰ってくると、本当に石垣島が大都会に思えましたcoldsweats01

のんびりした風景でしょう?まるで地上の楽園です。これも晴れていたらとてもきれいで、きっと天国のようなんでしょうね。またいつか水牛さんたちに会いに行きたいです。

| | コメント (0)

2009年4月 6日 (月)

のんびり西表島 1

S2009_0401_142409imgp7130 note名も知らぬ遠き島より、流れ寄る椰子の実ひとつ‥‥じゃなくてhappy01これはきっと近くの島から流れてきたんですよね。ここは西表島だから。

ツアー2日目は朝から高速船に乗って西表島に行きました。石垣島から40分。それが、波に立ち向かってバッシャンバッシャンwobbly揺れも音もものすごい40分間でした。でも不思議と酔わなかったです。すごすぎて酔えなかったのかな??

天気はいまいちでしたが、西表島はまるで地上の楽園みたいに、自然が豊かな島でした。S2009_0401_121307imgp7077

西表島といえばイリモテヤマネコ。道路わきにはこんな看板がありました。だけど島のバスの運転手さんでも、イリオモテヤマネコに遭遇したことはないそうです。とても警戒心が強くて、人の目につくようなところにはいないようですよ。

それなのに、年に何件か交通事故にあってしまう不幸な山猫ちゃんがいるので、島にはこの看板のほかに全国でも珍しい「ヤマネコ注意」の標識があるということでした。イリオモテヤマネコは約100頭ほど、この島だけにしかいなくて、絶滅危惧種に指定されています。S2009_0401_103512imgp7037

観光のはじめは仲間川のジャングルクルーズ。島には高い山があり、雨も多いので水量豊富。河口近くは川幅が広く、海水と淡水が入り混じっている「汽水」だそうです。潮の満干によって陸地になったり水の中になったりする場所に生えている植物を総称して「マングローブ」というのだとか。私はまたマングローブという植物かと思っていました。

ここは日本最大のマングローブ林ということでした。私が行ったときは満ち潮の時間のため、ほとんどが水につかっていました。S2009_0401_103804imgp7041

ところどころ倒れて枯れた木がありましたが、これは3年前の台風のときの倒木だそうです。でも、天然保護区域なのでこれを片付けたりはできないということでした。倒れた木を見ると根が浅く広く広がっているのがわかります。

塩分を含んだ泥には酸素が少ないので、根を深くおろしても根腐れしてしまうので、根は浅く横に張っているのだとか。このときは水につかっている時間だったので、根元は見えませんでしたが、潮が引くとつっかえ棒のようなタコ足状の根が見えるそうです。S2009_0401_110225imgp7057

つっかえ棒の最たるものがこのサキシマスオウの板状の根っこです。かなりグロテスク!

観光船は河口から6キロほどで折り返し。その折り返し地点にちょっとした船着き場があって、そこから湿地の中につくられた木道を少し歩くと、樹齢400年というサキシマスオウの木があります。亜熱帯の木には年輪ははっきり見えず、この板根の高さから樹齢を推定するそうです。こんな大きな木でも根は深くないので、倒れないように板状の根で支えているのでしょう。S2009_0401_104715imgp7050

観光船です。小雨まじりだったので、すれ違った船はビニールシートがかけられていましたが、私たちの乗った船は寒かろうが風があろうが全開でした!マングローブ林の中は防風林みたいで、風はほとんどなく静かでした。

周囲の植物は単一のものが林になっていることが多く、大体が塩分濃度の違いによって、適したところにすみわけをしているそうです。その中の一つ、ヤエヤマヒルギだったか、種が流れているのを見ましたが、まるでたこ足ウインナみたいなのが釣りの浮きのようにプカプカ漂っているのが面白かったです。これはまだ木についているときに発芽したものが、水に落ちて流れていくとのことでした。S2009_0401_121021imgp7074

こちらはバスの中から。島のいたるところの川に、大小の違いはあれ、マングローブ林が見られました。マングローブ林は山から流れてきた泥が海に入らないように、フィルターの役割をしているそうです。泥を含んだ川の水は栄養が豊富で、これが海に流れ込むとプランクトンが大量に発生し、サンゴにダメージを与えるそうです。珊瑚礁の海がきれいなのも、このマングローブのおかげなんですね。

それから、ここに生息する巨大シジミ!実際には見ていませんが、船の中に貝殻が置いてありました。このソフトボールほどもある巨大シジミは大きさの割に中身がないので食用にはしないそうですが、川にとっては大切な浄水器の役割をしているそうです。1個の貝が1日に6トンもの水をこしとってきれいにしているのだとか。自然界はいろんなものが絶妙のバランスで存在しているんですね。

あと、面白かったのは「アダン」という植物。(アダンといえばバレエ「ジゼル」の作曲者。名前が同じなのでしっかり記憶していましたhappy01)蛇行した川の内側にはところどころ、土砂がたまって満潮時でも水につからない所があって、陸の植物も見られます。このアダンというのはそんな川岸に生えていて、まるで小ぶりのパイナップルみたいなかわいい実をたくさんつけていました。残念ながら動いている船から写真は撮れませんでしたが、ほんとにパイナップルそっくり。だけど繊維だらけでまずくて食べられないそうです。食べるのはヤシガニぐらい。アダン食うカニも好き好き?見た目と中身は違うのね~。

こういうお話はみんな船の運転手さん?(船頭さん)兼ガイドさんが、運転しながら面白おかしく話してくれたものです。1時間ちょっとのクルーズでしたが、とても面白かったです。このあと島全体が亜熱帯植物園になっている由布島に向かいました。

| | コメント (0)

2009年4月 4日 (土)

石垣島に行ってきました。

S2009_0402_101311imgp7170 またまた更新が滞ってしまいましたが、実は、沖縄の離島ツアーに行っていました。

前から行きたいと思っていたのですが、遠いのでなかなか実行できず、今回、娘の受験も終わったので、ほっとしたついでに思いきって行くことにしました。

S2009_0331_172908imgp7027 格安のツアーなので、宿泊のホテルや飛行機の時間などが直前まで決まらなかったのですが(たぶん空いているところに組み込まれる)今回は11時台に羽田を出発。那覇経由で3時過ぎに到着の予定が、強風のせいかかなり遅れて、着いたのは4時過ぎでした。その日は石垣島鍾乳洞を見学しただけで終わりました。

鍾乳洞は、今までにいろいろ見ていますが、こちらは公開されたのが新しく、記憶がさだかではないのですが平成6年?とか言っていたと思います。そのため、とてもきれいな鍾乳洞でした。

山口県の秋芳洞は大きいし、黄金柱や千枚皿など見どころも多いのですが、5年ほど前に行ったら、学生時代に行った時に比べてずいぶんすすけて汚くなっていてがっかりしました。奥多摩の日原鍾乳洞などは、昔見た「白衣観音」が「黒衣観音」になっていてびっくりしたものです。やはり人が入るようになると環境が変わって汚れてしまうのでしょう。ここはまだ公開されて間もないせいか、鍾乳石が白くきれいで、中には成分によるのか光が当たるとキラキラ光るものもありました。S2009_0331_172602imgp7024

感動して写真をたくさん撮ったのですが、鍾乳洞内の写真って、あとで見るとなんのこっちゃ?ですね。ストロボをたくとあの幻想的な雰囲気がぶちこわしですから。かといってストロボなしだとぼ~っとしか写らない。

2枚目の写真は「受験石」ですってcoldsweats01 落ちそうで落ちない??面白いので載せてみました。次の写真は日本初の洞内イルミネーションだそうです。きれい?かもしれませんが、悪趣味ですよね~think 電球の熱で鍾乳石が乾かないか心配ですし。(いまどき発光ダイオードかしら?)S2009_0331_173820imgp7036

ピンボケなのでやめようかと思いましたが、やっぱり載せることにしました。滴り落ちる水で先端が光っている鍾乳石、きれいです。

こんな南の島に鍾乳洞があるなんて知りませんでしたが、石垣島は珊瑚礁が隆起してできた島なので、島全体が石灰岩質。鍾乳洞はたくさんあるそうです。そのなかでもここが一番大きいのだとか。観光用に公開している最南端の鍾乳洞だそうですが、ここなら何でも最南端になりそうですhappy01

またここは鍾乳石が伸びる速度が本土の3倍速いそうです。雨が多く地下水が豊富なのか、成分のせいなのか。石筍といって、鍾乳石の下にたけのこ状に上に伸びる石が日本一多い鍾乳洞でもあるそうです。それから、鍾乳洞内は湿度が高く温度が一定のため、泡盛を熟成するために使われているというのも面白かったです。

あ、最初の写真は石垣島ではなく、3日目に行った竹富島でした。ブーゲンビリアをはじめとして、本土では室内で育てる植物がみんな地植え(クリスマスなどに飾られる赤い葉っぱのポインセチアも外で大木に!)になっていて、しかも一年中花を咲かせているのです。南国っていいですね。離島めぐりの2日目は西表島。また次回に。

| | コメント (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »