ゴールデン・バレエ・ガラ(2日目)
この間「ルジマトフ&レニ国ソリスト」に2日連続で行ったのに、またもや2日連続のゆうぽうと通い。「ルジマトフ~」のときは、娘が臨海学校でいなかったし、息子は塾で遅いので、その辺のものをチンして食べて!で済みました。でも、今回は日・月で家族は皆いるので、カレーを2日分つくって出てきました。最近、うちの家族はよくカレーを食べさせられます
そして、私のほうは自分でつくったカレーを、まともに食べたことはありません
カレーってつくり置きすればそれ1品でも食べられる便利なメニューですよね~。どうせ誰もそれにプラスしてサラダや他の料理をつくったりはしませんから。
ということで2日目はあいにくの雨になりましたが、帰る頃には上がって、またとても楽しかったです。
≪2日目第1部≫
「ライジング・スターズ」
例のコンクールのファイナル組の少年たち。2日目はおっとっとというところもなく、元気にそつなく踊っていました。年長組の中に超かわいい子が一人。そういう子は笑顔がいいんですよね。キラッキラの笑顔。踊りはともかく、ルックスはすぐ王子様でやっていけそう。また年長の中心の子もよい動きでしたが、日本人顔に茶髪は似合わないし、ティーンの茶髪はどうしても不良っぽく見えてしまうのでやめた方がいいんじゃない?小さくても舞台慣れしてのびのび踊っている子もいましたね。やっぱりお母さん目線で見てしまいました。
「フーガ」(ヤニーナ・パリエンコ&アレクセイ・コリャーギン)
前日と同じ、ボリショイの超若手が踊るコンテンポラリーの演目。
「タリスマン」(原嶋里会&秋元康臣)
この演目大好きなんですが、あまり見る機会がないのでうれしい。アダージョの曲がいいのです。お話はよく知りませんが、多分インドのお話で、天女が地上に降りて来たときに、永遠の命を保証するタリスマン(お守り)を落としてしまう。それを拾ったのが地上の若者で‥‥何だか天の羽衣みたいな話ですね~。天女は若者と恋におち、タリスマンを捨てて人間として生きていくというお話なのかな?
原嶋さんは、こんな海外のゲストばかりの中でもスタイル的に見劣りはしなくて、踊りも丁寧できれいでした。衣装がまたとても凝っていたし、秋元さんとの並びも美しかったです。出場者は皆かなり個性の強い人たちだったので、そんな中では優しく柔らかい雰囲気が際立っていました。
「ソナチネ」(オクサナ・クチュルク&ロマン・ミハレフ)
美しかったけれど、ちょっと飽きました。バランシン苦手‥‥。二人とも純白の衣装で、クチュルクのたおやかさにはうっとり。ゆったりした曲にもかかわらず、ステップはかなり細かかったと思いますが記憶があいまいです。やっぱり古典演目の方が知っているだけに印象が強いのかな。ルベランスの時に、クチュルクは右足のポワントでチョンと床を叩くんですね。それがかわいかった(それだけ?)
「サタネラ」(エフゲーニャ・オブラスツォーワ&ヤロスラフ・サレンコ)
オブラスツォーワは前日と同じ演目ですが、パートナーがサレンコになっています。NBAバレエ団のプリンシパルのサレンコさんは、実は去年、お友達のお嬢さんの発表会で見ています。ちょっと小柄ながら踊りの軽さは随一。着地も柔らかく優雅でした。でも、この綺羅星のような若手スターの中に入ってしまうと、ちょっと精彩ない感じもしたかな。
オブラスツォーワはやっぱり超キュート
速くて細かい脚先の技とか、片足でチョンチョンというのを左右両方やるような、難易度高そうなヴァリエーションも笑顔で丁寧にこなしていました。コーダの脚を前に跳ね上げる回転とか、前日よりもノリノリでしたが、最後にちょっとコケたのでヒヤっとしてしまいました。怪我はなかったかしら?
「スターズ&ストライプス」(シャロン・ウエナー&久保紘一)
前日とても印象に残った楽しい演目です。久保さんはサポートがうまい。ファンシェでのプロムナードとか、頭上で手をとって回転させるところも、パートナーが脚を横に伸ばして回る時は、派手におどけてその脚をよけたり、余裕のある演技でした。そして、ヴァリエーションではカエルのようにぴょんぴょん、よく跳ぶわ!
娘のバレエの先生に久保さんのことを話したら、よく御存じでした。先生の現役時代から活躍していたかなりのベテランだそうです。岩田さんとどっちが上?と聞いたら、もちろん久保さんよ!ということでした。もう40代半ば近い?だとしたらあのピカピカの身体能力はさらにすばらしい!
≪2日目第2部≫
「アザーダンス」(アシュレイ・ボーダー&サイモン・ボール)
前日と同じ、ピンク~紫系の衣装の二人がショパンのピアノ曲(生ピアノ)をバックに踊る、ロビンスの作品。砂糖菓子のような甘さと、ほろほろとしたはかなさ。美形カップルが彩なす一編の詩のような世界でした。
「村のドンファン」(ヤニーナ・パリエンコ&アレクセイ・コリャーギン)
これも前日と同じ、若手カップルのコミカルな演目。踊りっていうよりこれは演技中心のものだよね。類型的ながら、いい味出していました。
「葉は色あせて」(シャロン・ウェナー&久保紘一)
これも多分どこかで見たことある。ABTのビデオだったかな?短いけれど全編リフトだらけの、男性には大変な演目です。もちろん力持ちの久保さんと、軽そうなウェナーですから、ずっと安心して見ていました。秋色の、ちょっとせつなげなチューダーの作品。
「ドリーブ組曲」(ミュリエル・ズスペルギー&カール・パケット)
前日の「ジゼル」で、目の前で倒れていたカールに激萌えで、踊りはほとんど見ていなかったので、今日はじっくり見たいと思ったら違う演目でした。こちらは一昨年にルグリガラで、振りつけた本人のマルティネスと、ルテステュの踊りで見ました。やっぱり記録に残してあると、その分ちょっと楽しみも増えるような気がします。
そういえば、一昨年の記事をたどっていたら、そのルグリガラのちょっとあとのマリインスキーとボリショイの合同ガラで、オブラスツォーワはやっぱり「サタネラ」を踊って、初日の最後同じところでコケているんですね。(どういうこと?)こんなことも読み返すとわかるので(まあどうでもいいことだけれど)面白いです。
この「ドリーブ組曲」の衣装はルテステュがデザインしたものだとか。長身のルテステュにはよく似合っていたけれど、小柄なズスペルギーにはちょっと重たい感じもしました。
こんな楽しい演目でも、やっぱりカールは素敵でしたよ
男性ヴァリエーションは「コッペリア」のフランツの曲。女性ヴァリエーションは「コッペリア」の「仕事」の曲だったんですね。そしてコーダも「コッペリア」から。ただ、この日も席が前過ぎたため、例の逆回りマネージュのときに全体が見えないから、あれ~どこへ行っちゃうの~
という感じで、ちょっと焦りました。大柄なカールは、ほかの出演者に比べると軽くは見えないのですが、迫力ありました。
隣に女性づれの男性(オジサン!)がいて、気がなさそうに始終扇子でパタパタするのが気になりましたが、カールが出て来た時だけは、「お、なかなかいいじゃないか」というので、え~?わかるの?ってうれしくなりました。これも、どうでもいいことですね。
「海賊」(アディアリス・アルメイダ&ジョセフ・ガッティ)
前日、「ドン・キ」のすごすぎ超絶技巧で会場を沸かせたペア。きょうは「海賊」です。もちろんまたやってくれましたね~。すごく盛り上がりました。ガッティはゴールド系のパンツで、ものすごく芝居がかったアリ。ノリノリでした。斜め空中回転しながら舞台を回って、最後に一回転半ひねりで着地を決め、拍手喝采。アルメイダはやはりトリプル入りまくりの高速回転ですごかったです。
「ドン・キホーテ」(クリスティナ・タランティエワ&アレクセイ・タランティエフ)
この日はこのモルドバの二人がトリの「ドン・キ」を踊りました。何か、前の「海賊」が盛り上がりすぎたので、ちょっとかわいそうな感じもしましたが、このペアは私好み。アダージョでは脚一直線の片手リフトをきれいに決めていたし、頭の上からストンと落とすフィッシュダイブもきれいでした。タランティエワはまたもケレン味たっぷりでとても魅力的。好きだわ~こういうの。そして踊りがシャープ。ダンナのほうはバジルにしてはもっさりした感じでしたが、頑張っていました。
「デフィレ・ドゥ・ラ・ダンス」
しめくくりは前日と同じ、NBAバレエ団のきれいにそろった華やかなコールドと、姫と王子に変身したゲスト出演者によるフィナーレ。本当に楽しかったです。
何か、知らない人ばかりでしたが、皆一流のダンサーで、素晴らしいパフォーマンスを見ることができました。特に久保紘一さんや、コレーラバレエの二人、それからモルドバのペアは新しい発見でした。オーケストラはなかったけれど、とてもクオリティの高い公演で、チケット代からすればかなりお得で、いいものを見ることができました。大当たり~!2年後もまたきっと見ます!









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