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2020年7月17日 (金)

本来なら、今日が祇園祭山鉾巡行‥‥。

こちらは大変お久しぶりです。なんて、こんな放置ブログ、もう見る人もいないだろうけど、それでも今まで毎年お正月には年1回の更新をしていたのです。ところが今年はとうとうその更新もサボってしまって💦

そうするうちに、1月末頃からじわじわと新型コロナウイルスの流行が始まり、あっという間に今までの生活が一変するような事態となってしまいました。
今の私の仕事はコロナの影響はそれほど受けていません。でも、飲食や観光、エンタメ、イベントや接客に関わるすべての業種が影響を受け今もまだ大変な状況です。まさかこんなことになるとは思ってもいませんでした。

このブログを放置していた間も、私は歌舞伎やバレエ、演劇など毎年40~50公演に出かけていましたが、今年は3月以降ばったりと途絶え、先々の公演もすべて中止になり、今はどこにも行くところがありません。本当にこんなことって!ですよ。

最後に見た公演は3月初め、パリ・オペラ座バレエの「オネーギン」でした。あのときは、ほかの公演が軒並み中止になる中、もうすでにバレエ団一行は来日していて、これをキャンセルするのは多大な損失になるということで、当時でき得る細心の注意を払って決行されたのです。今から考えるとすごいことだったんだなと思います。オペラ座のダンサーもよく来てくれたものだけれど、その後、彼らが帰国した後にはヨーロッパでも爆発的に感染が広がったわけで、今から思えば奇跡的に実現した公演だったんですよね。あの公演を見ることができて本当によかった。それ以来今に至るまで、東京郊外(多摩地区)に住む私は一度も都内に足を踏み入れていません。

あれからもう4か月以上たちました。ここ数年今の時期は、大阪の松竹座の歌舞伎公演と、それから京都の祇園祭に行くのが恒例でした。しかし、そのどちらも今年は中止となってしまいました。夏にはもう大丈夫だろうと、早々にこの時期に「夏休み」をとっていたのに‥‥。勤務先ではコロナ自粛の最中に、職場の人数を減らすため交代で自宅待機、その後徐々にテレワークに移行したけれど、緊急事態宣言解除後はテレワークはやめて元通りに。その時の効率の悪さで今も仕事が山積みです。かといって休みを延期しようにも、これからみんな交替で夏休みをとるので予定の調整が大変。ずらすわけにもいかず、何もない残念な「夏休み」となってしまいました。本来なら今頃、祇園祭の山鉾巡行を見ている頃なのに。

ということで、久々の更新は、3年前ににわかにわきおこった、私の「祇園祭愛」を披露してみようと思います。私は、元来あまり人がたくさんいるところ、混雑したところは苦手なんですが、お祭りは子どもの頃から大好き(笑) 大阪の7月の松竹座には毎年遠征していたので、そのついでに一度有名な祇園祭でも見に行こうか、と3年前にふと思ったのがきっかけでした。

ちょうどその前の年の夏、私の母が熱中症から「低カリウム血症」というのになって1か月ほど入院してしまいました。以来、お出かけ好きだった母が、特に夏はほとんど家から出なくなりました。歳をとると年々暑さに弱くなってくるようです。う~ん、京都の夏、祇園祭、めちゃくちゃ暑いよね‥‥ということは私も何年かすると暑いのがダメになり、祇園祭も見られなくなってしまうかも。年齢から考えても見るなら今しかないでしょ!ってことで、既にチケットをとっていた松竹座の観劇にひっかけて行ってみようかなと思い立ちました。

時期はちょうど24日の「後祭」のときでした。以前から祇園祭大好きと言っていた京都の友人に、後祭に行きたいんだけど、とメールしたら、「後祭は出る山鉾も少ないし宵宮の歩行者天国もないし、先祭に比べるとちょっと淋しいよ。見るなら先祭がおすすめ」という返事でした。でも、もうすでに新幹線やホテルの手配までしてしまったので、まあとりあえず入門編として後祭を見に行きます、ということに。そのときは、こんなものかとわかればいいかな、としか思ってなかったのに、意外にもとても楽しかったんですよ。それですっかりはまってしまいました。今はちょうど何もない「夏休み」の最中なので、これから3回に分けて過去3年間分の祇園祭見物録を書いてみようと思います。

昨日、長刀鉾の「ちまき」が届きました。「ちまき」というのは餅を笹の葉でくるんだ、端午の節句に食べるあのお菓子に形は似ていますが、こちらはわらでできた飾りもの。祇園祭の時は各町内でこれを売っているのです。家の玄関の軒下につるして、家に入ってくる厄を払うお守りだそうです。中でも長刀鉾のちまきはとても人気で、売り始めると長い行列ができて、すぐになくなってしまうのだとか。今年は宵宮がなくなり、ネット販売を受け付けていたので私も買うことができたわけです。

ちまきには「蘇民将来之子孫也」という護符が付けられています。八坂神社の御祭神である牛頭天王(素戔嗚尊)が旅で難儀しているところを手厚くもてなしてくれた蘇民将来という人に、子々孫々疫病から護ってやろうと約束したという故事があり、「蘇民将来之子孫也」という護符はその印となるありがたいものなのだそうです。早速玄関に飾ってコロナ退散を願うことにします。

昨日ときょうはこの時期にしては寒いぐらいの涼しさでした。もし祇園祭が行われていたらしのぎやすい祭り見物だったのになと、やっぱり残念ですね。

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コメント

京都市内は蒸してました。
河原町通りは7月に入ると、提灯が吊られ祇園ばやし鳴り響くのですが…
今年は遠慮がち?に小さな音で、待ちゆく人々も何も無いかのように。

前日に、あるお店で『今日は本当なら宵宮ですね』と話したら
『あ~、そうなんですね』って。
ある種、寂しさを感じました。

投稿: | 2020年7月28日 (火) 21時12分

今年はまだ梅雨明けもせず、雨が降ったりやんだり。
関東は涼しくていいですが、京都は蒸してますか?
京都の夏の風物詩も、コロナ禍で忘れられているなんて、なんだか寂しいですね。

時代劇の「池田屋事変」の場面で必ず流れている祇園ばやし。
私は3年前まで実際に聞いたことがありませんでした。
またあの祇園ばやしを聞きたいです。

投稿: 友香梨 | 2020年7月28日 (火) 22時35分

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