バレエ大好き’06以前

2006年12月27日 (水)

「オーロラ」

先月、日産村山工場の跡地にできた大型ショッピングモール「ダイヤモンドシティ」。その中にまた大型映画館ができ、私の家の周りもいつのまにか映画館がいっぱい。映画といえば新宿か吉祥寺に行っていた頃がうそみたいです。でも、立川も昭島も武蔵村山も、上映作品は似たりよったり。お子様向け、ファミリー向けが大半で、見たい映画がないのはどうしたものか。

仕事が一段落し(でもそれで終わりじゃないのよ、主婦は!)、これから気合を入れて年末の大掃除(片付けも大変)や、年賀状作成にとりかからなくちゃいけないので、その前に一息入れようと(「頑張った自分へのご褒美」って、こういう言い回しをよく見かけるけど、実は嫌いなんだよね。)前から見たかった映画を見に行きました。

パリ・オペラ座のエトワール3人を含む、35人のトップダンサーが出演する豪華バレエ映画、と銘打った「オーロラ」を見に行きました。都内でも2ヵ所しかやっていなくて、渋谷の文化村と有楽町。渋谷はいつも混むので、有楽町まで行きました。ちょうど冬休みが始まったばかりで、娘が暇そうにしていたので連れて行きました。

でも、結論から言うと、わざわざ時間と交通費使って行くようなものじゃなかった!突っ込み好きの娘も、さすがにあきれてしまったのか言葉がなく、最後に「FIN」と出たときには、私も噴出しそうになりました。ほかの観客はまじめに見ていたようで、申しわけないので黙っていましたが、映画館を出たあと「何、あれ~!」から始まり、さんざん酷評してしまいました。バレエ友達を誘おうと思ったけど、年末だし、主婦は忙しいだろうと思ってやめておいて正解でした。誰を誘ってもきっとボロクソだっただろうなあ。

主役の子は、パリオペラ座バレエ学校の生徒で16歳。かわいいし、初々しくて、踊りが大好きなお姫様の役はぴったり。大根なのはこの際許しても、というか、彼女に落ち度はないのよね。悪いのは全体の構成。

彼女が恋をする画家はニコラ・ルリッシュ。最近は見る機会がないけれど、以前は「ドン・キホーテ」のバジルとか、シルビー・ギエムと踊った「マルグリットとアルマン」とか、若々しいエトワールぶりを拝見し、かっこいいなあと思っていました。が、そんな彼ももう30過ぎでしょ。年齢はどうでもいいけど、あんまり安っぽい映画に出ないで~。

まず、すごーく退屈。登場人物が少ないし、場面が古いお城の中だからしょうがないけど、暗い。王様と王妃様が愛し合って結婚したなら(そういうことになっている)もっと家庭も城の雰囲気も明るいはずなのに、それがどうしようもないほど暗い。どうして王妃の大好きだった踊りを禁じたのかが不明確。側近につけ入れられるほど夫婦仲は硬直化していたようにしか思えない。

踊ることを禁じていても、娘は中庭で堂々と踊ってるし、それを城の上から望遠鏡でのぞいてる王はまるで変態?いくら子供といっても姫と弟の王子が一緒の部屋なんて、財政が逼迫してても王子は跡取りなんでしょ。そばにお仕えする人もいないなんて考えられない。でも、この王子役の子がすごくかわいかった。かわいいし、けなげだし、唯一よかったです。

ラブストーリーにしてもファンタジーにしても、一番大事なのは二人の関係じゃないですか。それなのに、どうしてオーロラが身分の低い画家を好きになったのか、その辺の描写が足りないので釈然としないのです。演技の問題というより、心の描写が足りなすぎ。もっとその辺が描かれれば、彼の前で突然ドレスを脱いで踊り始める場面も、切々と心を打った場面になったと思うのに。あの踊りからオーロラの「あなたが好き!」というメッセージが伝わらなかったのは、単に踊り手としての表現力不足だったのか。

それから舞踏会の踊りも笑えました。求婚者の王子が自国の舞踊団を引き連れてきて披露したことになってるけど、どれもきわどい踊りで、16歳の少女に見せるようなものじゃないですよ。あれを見せて「私と結婚してください」はないでしょう、常識として。

それでもアラビアの踊りみたいなので中心で踊っていたのはエトワールのマリ=アニエス・ジロ。さすがにきれいで見とれてしまいました。筋肉がすごい!

「ジパンゴ王国」とかいう国の王子は、何か着物のような衣装で、これ、日本のことかな?と思ったけど、それがすごく変。踊りも前衛舞踏というか、わけのわからない気持ち悪い世界でした。国内では無名でも外国では受け入れられている前衛的な芸術があると思うけど、そんなのが日本の印象になっているのでしょうか。

結局、政略結婚は成立せず、画家は殺される。それで、オーロラは雲の上に飛んで行って彼と一緒に踊る。王子は「広い世界を見てくるよ」と言って旅に出る。めちゃくちゃなお話でした。財政が苦しいにもかかわらず、王が民を思って増税をしないような暖かい国なら、こんな結末は納得できないです。悪い側近を倒したのに、何の解決もない。やっぱりあの王様、阿呆か変人だったんだ。

それか、ただバレエを見せるという映画だったのなら、もっと美しい世界を見せてほしかったと思います。天上なのにまるで地獄の亡者のような、あの不気味なコールドはどうでしょうね~。「グランディーバ」あたりがすぐにもパロディでやりそうな感じでしたよ。

オーロラちゃんが中庭で踊ってたのは、うちの子もレッスンでやってるおなじみのパがたくさん入ってて、ああ、パリ・オペラ座バレエ学校でも同じようなメソッドをやるんだなと興味深かったけど、そのぐらいかな。ニコラ・ルリッシュ様にもっと踊ってほしかった。雲の上の白い衣装は見とれましたが、生前も?踊ってほしかったです。

結論は、「映画」としてまともに見るのはやめた方がいい。バレエの新しい表現形態として見るなら、試みとしてはおもしろいけれど、純粋にパリ・オペラ座全面協力の踊りだけを目的で見るのでもちょっと??だったかな。でも、ニコラ・ルリッシュのファンなら、見ておいてもいいかも。あの甘いマスクは健在でした。私の見たい映画は近所のシネコンじゃ見られない、と嘆いていましたが、こんな一部の人しか共感が得られない映画は、田舎でやる必要はないのかもと思いました。

| | コメント (0)

2006年12月14日 (木)

ロパートキナ「白鳥の湖」最高!

前回の「海賊」に引き続き、マリインスキーの公演最終日、ロパートキナがオデット/オディールを踊る「白鳥の湖」を見てきました。数年前から、「ロパートキナを見なきゃロシアのバレエは語れない」といわれているのを聞いて、ぜひ見たいと思っていました。でも前回来日時はちょうど子どもの受験とか、いろいろ大変なことが重なり、バレエどころじゃなかったので、最初からチケットも買っていませんでした。

その3年前はやっぱり12月だったかな、ちょうど母校の「芸術鑑賞会」が、この東京文化会館を貸しきっての(姉妹校と合同で)キーロフ(現マリインスキー)の「白鳥の湖」だったのです。本公演の日のマチネ(昼の部)で。(何かすごくない?!)それを、同級生のMさんが、子どももその学校に行ってる関係で、「父母用のチケット、卒業生もOKだっていうから、行かない?」と誘ってくれました。父母席は4階だったけど、思いがけず、しかもすごく安く見ることができ、得したなという感じでした。主演はグーメロワとコールプ。でも、バレエを見た!というより、母校の昔からいる先生方と再会したりしてはしゃいでいたので、見たうちに入らなかったかな。

「芸術鑑賞会」、私の在学中(何十年前だ?)は中野サンプラザで松山バレエ団でしたよ。あの時は「日本人のバレエなんて」という偏見があったから、いまいち心に触れるものがなかったようで、今思うと損したなあ。そんなわけで、マリインスキーの「白鳥」は3年前に見ているけれど、ロパートキナは初めて。ぜったい見なきゃ!と思って、これは早くからチケットを買っていました。

上野駅で電車を降りたとたん、??前を歩いてる人のブーツの足がアンドゥール(外向き)してる!誰?と思って顔を見たら、上野水香さんでした。けっこう研究熱心というか、お好きなんでしょうね。もう何回もいろんな公演でお見かけしています。この間の「海賊」のときは西島千博さんが来てました。西島さんもよくお見かけします。バレエダンサーの方って、公演の客席では余り見かけないというか、上野さんや西島さんぐらい特徴がないと、素顔だとよくわからないんでしょうね。実際遠目でもわかるくらいすごく目立ってましたから。上野さんは親子連れの人たちに取り巻かれ、幕間はケータイ撮影会になっていました。

王子は「海賊」のとき、アリを演じたゼレンスキー。ゼレちゃん(?うちの子がかってにそう呼ぶ)の王子も初めて見ましたが、あのごつい感じのゼレちゃんが、何か別人のように“王子様”してました。おとなしめでしっかり「気品」もあり、(本人決して若くないけど)若さゆえの性急さ、情熱も感じられる王子ぶりで驚きました。なんだか笑顔が李波さんを彷彿させるような‥‥‥。でも、こうやって見ると李波さんはやっぱりかっこいいんだな~、と改めて感心してしまった。王子としての品格と優しさと、あの笑顔。踊りはべつとして、顔ではやっぱり(スタイルも)李波さんの方がかっこいい!なんて思ってしまった。ゼレちゃん、ごめん。踊りは、あ、でもなんだかアリのときと違ってかなりセーブしていたような。リフトも省略してたみたいだし。いかにも頑張ってます!って感じじゃなくて、ジャンプも回転も軽々こなしてるのがさすがだけど、何か元気ないように感じたのは「王子」役のせい?調子いまいちかなとも思いました。

ロパートキナのオデット、身震いしました。さすが、この人こそ本当にこのマリインスキーをしょって立つプリマなんだと実感しました。この間の「海賊」は、主役級の面々が、若さとかテクニックばかり、これでもかと見せつけるような感じの舞台でしたが、この日は全く正統派の風格、歴史ある国の伝統あるバレエ団の舞台そのものでした。

細かいパドプレがきれい。指先の細かいところまで、すべてに神経の行き届いた繊細な表現。それから揺るぎない完成されたフォルム。いろいろなオデットを見たけど、まさに決定版という感じで、感動しました。感情表現も豊かで、王子に出会ったときの驚き、とまどい、恐れ、そして徐々に心を開いてアダージョに至るところのもっていき方がうまい。湖のシーンの最初の場面、ゼレンスキー王子が余りにも性急に迫るので、けっこうスピード感と緊張感があり、早いパドプレでかわすところなど、本当に白鳥が飛び立つみたいな感じでした。

白鳥たちのコールド(群舞)のあと、再び登場するシーンでは、群れの中からオデットを必死で探す王子の方に目をやりながら、列の中央を通って登場するところなど、ああ、この悲劇の王女もとうとう恋に落ちたのね、という感じが伝わりました。群舞越しにしっかり見つめ合ってましたね。その後のアダージョも、依然張り詰めたものがある中でも、心を許し、王子に身をゆだねながら悲しみを語るようなところがあって、まさに一編の詩を見るよう!音楽もここの場面、泣けるんですよね。よかったです。体を使って踊りで感情を表現するってすごいことだなと今さらながら思いました。そう、私が見たいバレエって、こういうものだったのです!

一方、オディールは悪そうでもなく、コケティッシュというのでもなく、これもやっぱり正統派を感じました。優しいそぶりにふらっときた王子をきっぱりと突き放すところなど、ロットバルトの娘としての気位と風格を感じました。32回のグランフェッテも、ダブルなんか入れないけれど、正確無比。ハガキの上で、とまではいかないけれど、優雅にきっちりと回り終え、素晴らしかったです。決して頑張ってぶんぶん回ってる感じじゃないので、これこそプリマの踊りだなあって感心しました。

そう、「海賊」のとき超高速でブンブン回ってたソーモワは、“大きい白鳥”で出ていました。でもあの特異な体型から、何か浮いてる感じ。足をあげる角度とか、彼女は何の苦労もせずすっと上がっちゃうので、ちょっとほかの人と違ってる。手も猿腕なので、角度がね~、微妙に浮いてるの。やっぱりコールドじゃなく、プリマ目指すしかない子なのかも。でも本物のプリマへの道は相当遠そうです。やっぱりバレエは芸術だから、技術だけじゃないから。ソーモワちゃん、時間かかるけどがんばってね。

ほかには1幕のパ・ド・トロワを踊ってたウラジーミル・シクリャローフという人、海賊のときは奴隷商人役だったけど、この王子の友人役がすっごくかっこよくて、顔もスタイルも抜群。超美形!今回は主演はなかったけど、この子は全くの王子様キャラ。マラーホフのタイプですね。(名前が奇しくも同じ?)一人、少女マンガ風にお目目がキラキラしてました。要チェックでした。

今回のマリインスキーの来日公演、念願のロパートキナが見られて、とても満足できました。幸せ!本当によかったです。最高でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 9日 (土)

マリインスキー・バレエ「海賊」よかったけど‥‥‥。

マリインスキー・バレエって??もしかしてキーロフ・バレエのこと?ちょっと混乱しましたが、ソビエト連邦崩壊後、「キーロフ」から「マリインスキー」に改称していたものを、日本ではずっと「キーロフ」と呼んでいただけみたい。今回、3年ぶりの来日を機に日本での呼称も「マリインスキー」になったということのようですね。そういえば毎年冬になるとやってくる「レニングラード国立バレエ」も、そもそもレニングラードという地名はもうないわけで、実はサンクトペテルブルクのマールイ劇場のバレエ団なのですが、日本では「レニングラード国立バレエ」で有名になってしまったので、そのまま使っているんですよね。なんだかややこしい。

バレエファンの方々のブログを時々拝見させてもらっていますが、どなたもこの冬はとても忙しい。中でもこのマリインスキーの公演は、全演目を見るというようなすごい人も結構いらっしゃるようで、時間もですが、S席2万円のチケット代を考えると、お金も大変ですよね。

私も7日の「海賊」を見てきました。またネットオークションで手に入れたチケットでしたが、それがもう、この上なくいい席で、私に売って下さった出品者の方は、こんなにいい席を一体どうやって手に入れたんだろうと思いました。発売日に必死で電話しても、絶対すぐにはつながらない。やっとつながったと思っても、そんなにいい席は自分では買えたことがなかったから。東京文化会館のこんないい席で見れるなんて初めてのことでした。

3年前の「キーロフ」の「白鳥」を見て以来の「マリインスキー」、やっぱり本場のバレエは素晴らしかったです。「海賊」はビデオでは見ていましたが、私は舞台で見るのは初めてでした。2幕のグラン・パは発表会やガラ公演などでよく目にするものですが、日本のバレエ団ではまず全幕はやりません。やれないといった方がいいか。海賊というだけあって、男性出演者の数が半端じゃないですから。でも、結論からですみませんが、やっぱり「海賊」はグランパだけ見ればいいかな?という正直な感想でした。まして日本のバレエ団であえてこれをやる意味は余りないかも‥‥‥。

「海賊」の見所は、多彩な登場人物が繰り広げる男性ダンサーの技の競い合い。高いジャンプや速い回転技が炸裂するダイナミックさ。それから女性陣は異国情緒あふれる美しさで魅せる。ストーリーは複雑怪奇ですが、要するにどうでもいいストーリーで、次々に繰り広げられる華やかな舞台世界、スターの顔見世、うわ~すごい!きれい!そんな感じです。この「マリインスキー」とか「アメリカンバレエシアター」のような、スターをたくさん抱えたバレエ団のみができる、超豪華なお楽しみの舞台だったのです。

確かに素晴らしい舞台で、とても楽しめましたが、見終わってからいつもドカーンだったりじ~んだったりする感動が、なんだか薄っぺらで物足りない感じがするのです。それは私がバレエに対して求めるものがこの演目の「見所」とちょっとずれてきたからかもしれません。映画で言えば豪華娯楽大作というようなものより、地味だけど静かで深い感動を与えてくれるものの方が好き、という感覚です。

あそこまで恵まれた体型と美貌の人たちを揃えられてしまうと、バレエって確かに西洋人のものなんだなあって思ってしまいます。それに、メドーラ役のソーモワは2003年ワガノワバレエ学校卒って、ということはまだ21歳?コンラッド役の人も、ビルバントもランケデムも、主役級の登場人物はみんな若手で占められています。だからぶんぶん回るわ、バンバン飛ぶわ、それはそれは派手でした。盛んな拍手で、観客も十分楽しんでいたようでした。でも、私の見たいバレエって、もうこんなんじゃなくなっちゃったなあ‥‥。そんな中でアリ役のベテラン、イーゴリ・ゼレンスキーがいぶし銀のような輝きを放っていました。そう、演技といえば、彼だけがやっていたような感じ。みんな素のままで、演技じゃなかったですよ、あれ。どんなにつまらないストーリーでも、一応は役があるんですから、踊るだけじゃない演技を見せてほしかったんですが。

ソーモワも、若いし、容姿もすごくきれいだし、体は超きくし、柔軟さもテクニックもスピードもみんな持っているけれど、こういう人が“プリマ”っていうのかしら?ちょっと違うような気がします。2幕のグラン・パのコーダも、すごい!うっそ~、何これ?!というほどでしたが、ちょっと待って、あんなに強引に回らなくたってよかったんじゃ?すごく早い音楽で、しかもダブルをバンバン入れて、力任せに回っている感じ。超X脚なので、軸足がぶれているような気がするけど、それでもぐらつきもしないで回る、回る。何だよこれ。

ここは奴隷市場から助けられて、海賊の隠れ家で、愛するコンラッドと一緒に、生きる喜び、愛の喜び、を全身で謳い上げてほしい場面なのに。主役のギリシャの姫君?は、こんなに頑張らなくても、もっと優雅に、荒々しい海賊の心もとろけさせてしまうような踊りを踊るべきじゃないですか?それでこそ、その後のストーリー展開が理解できるじゃないですか。(メドーラはコンラッドに、自分の仲間の娘たちを自由にしてほしいと頼み、それが元で海賊たちが仲間割れしてしまう)これじゃ、その後どうして急展開するのかわからない。

この間見たルジマトフのアダージェット。ほとんど動かず、ただ手がすうっと上がるだけでもため息が出るような、見るものを釘付けにするような存在感。それから、ルジマトフ演じるアルブレヒトが、まるで何かが降りてきたように、物語の中に入りきって、心がきしきし痛くなるほどアルブレヒトの後悔や愛を伝えてくれる「ジゼル」。私が見たいバレエって、そういうバレエなんですよ。今回私がそれほど感動できなかったのは、ルジマトフファンになって以来、私のバレエに求める方向がちょっと変わってきてしまったということがあるのですね。

私が見たいバレエとは違っていたけれど、セットにしても、踊り手にしても、こんな豪華な舞台、しかもとてもいい席で見れたのはすごくラッキーでした。うう‥‥(-_-;)でも、キーロフの底力はこんなもんじゃないはず。最終日のロパートキナの「白鳥」に、期待してます!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 5日 (火)

やらせててよかった?

ことし二度目の、娘のバレエの発表会が終わりました。二度目というのは、8月にも、別の発表会(白鳥の湖)に出させてもらったから。こちらは毎年出ている、もともと通ってる教室の発表会です。_055

ことしもきれいなお花をたくさんいただきました。毎年来ていただいている人には心苦しいので辞退?しているのですが。今回初めて同級生(バレエをやってない)、学校の友達が見に来てくれました。今までなぜか恥ずかしがって、友達にはプログラムすら渡したことがなかったのです。塾にも行かず、部活もやらないでこんなことをやってたんだと思ってくれたかな?

お花、もらうのはとてもうれしいけど、その後飾るのは大変です。切ったり生けたりはみんな母の仕事なので。でも、フラワーアレンジメントなんて習ったことがなくても、毎年やってると(でたらめでも)結構手際よくなるものですね。

バレエ教室ですが、その先生は、自前のスタジオを持たずに、市のスポーツセンターを借りてサークル的に活動しているので、本格的にやろうという生徒というより、気軽にちょっとやってみたいなという感じの子供たちが集まってくるようです。そのせいか、いつも小さい子が多くて、1、2年で半分ぐらいやめてしまう。何年かするとその学年で残っているのは1人か2人。うちの子はその希少な「続いている生徒」の一人です。

発表会できれいな衣装を着て一生懸命に踊る子供って、本当にかわいいです。小さい子のお母さんはその姿を見て「うるうる」きてしまうそうです。でも、結構それで満足してしまって、何回かそれを経験すると、もういいや、とばかりやめてしまう。うちはそんなに「超かわいい~」と感動することがなかったので(?)続いていたのかも??そうでなくても中学ぐらいになると、勉強や部活で忙しくなってやめてしまう。しょせんは習い事だからいいんだけど、何かここまで続いたのにもったいないよね。

続いている生徒というのは、どの子も欲がなくって、ぽわ~んとしている感じで‥‥‥。もっと頑張ればうまくなるのになと思うこともあります。だけどそれもまたいいのかな? みんなレベルが高くて、コンクールに出るとか、必死にやってるような教室では、いじめとかもやっぱりあるようなので、楽しくやっているだけでいいとするか、ですね。

_005_2 肝心の演目ですが、いつもバレエコンサートと、何か古典の一幕をやるのですが、ことしは特に初めてという小さい子が多く、大きい生徒が少なくなったのでそれもできず、創作作品になりました。

元東京バレエ団で、現在フリーで活躍している、ゲストの大槻先生が特別振付・指導をしてくれました。うちの子は初めて先生と組んで踊ることになり、とても大変でした。それでも、かなりの回数レッスンをしていただき、本番では笑顔で踊ることができました。本当にいい経験だったと思います。

会場は、いつも大きなホールの半分ぐらいしか埋まらず、淋しいので、ことしは初めての試みで小さい会場になりました。小さい子で初舞台の子が多く、場当たりや舞台稽古を入念にしないと心配なので、使用料の安いホールにして、その分舞台稽古を多くしたという感じです。でも、この日、結局お客さんはいっぱいになり、やっぱり大きな会場の方がよかったよね、とお母さん同士では話していました。でも、満員のお客さんの前で踊るのは気持ちよかったんじゃないかな?それも初めて真ん中で踊ったんだから、やっててよかったって思うよね。いや、「やらせててよかった」か。

習い事は何でも続けることが大切です。子供の頃、そろばんや英語、ピアノ、エレクトーンといろいろ習ってたけど、全然続かなかった私ですが、子供には何か一つでも続けてほしいと思っていました。それがバレエで私はよかった~!?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月16日 (月)

またまたルジマトフ(Bプロ)見ました。

一週間ぶりです。特別忙しかったわけではないのですが、ルジマトフのAプロを見たあとで、まだもう一回残っていると思うと、何となく緊張?してしまって、この一週間をすごしてしまいました。

Bプロ、とても面白かったです。これで、この間のと同じ値段なんて、と思ってしまいました。まあ先週は3、4年ぶりに会ったMakotoさんと、昼間から焼肉食べてビール飲んで、さんざんおしゃべりをした後で見たので、「カルミナ・ブラーナ、何じゃこれ?」というノリでさらっと過ぎてしまいましたが。アダージェットとシェエラザードで、たっぷりルジマトフを楽しむことは出来ました。

今週は、やっぱりジョルジュ・ドン、ヌレエフの時代からバレエを見ている人と行ったので、つまらないと言われたらどうしようと思っていたけど、これがすっごくよかった、というか面白かったです。プログラムの「ダッタン人の踊り」にしても「ワルプルギスの夜」にしても、同じような感じだし、おまけに「シェエラザード」ときたらどうかな~、という心配は全然大丈夫でした。「眠り」とか「白鳥」の格調高い古典バレエとは違って、異国情緒満載のこってり物ぞろいでしたが、間に「アダージェット」、「瀕死の白鳥」と、静かなのが入っていて、飽きることなく見ることができました。

最初の「プレリュード」。トウシューズをはいたユリア・マハリナは初めて見たというか、「シェエラザード」のゾベイダ以外の彼女の踊りは初めて見たのですが、うって変わって清楚な感じで、きれい。好感が持てました。

続く「ダッタン人の踊り」。何これ?笑っちゃうくらい濃厚。さまざまな民族衣装、ダイナミックで民族チックな踊りの数々。ソロの人以外の踊りは大して面白くはないけれど、全然バレエを知らない人でも、あっけにとられて楽しめる、娯楽作品でした。スキンヘッドの人とモヒカン(辮髪?)のダンサーの、荒々しい雄叫びに最後までノッて見てしまいました。

そして「アダージェット」。先週見たときより、ずっと細かいところまで見ることができました。最初の方の後ろ向きに座った姿勢から左、右と振り返るところ、えっ?、何かこの髪型とメイク、もしかしてビヨルン・アンドレセンを意識してる?まさかそんなことはないでしょうけど、この音楽からつい想像してしまいました。やはりかなり前の席だったので、ひとつひとつの動作によって、流れるような筋肉の動きが見え、すごくよかったです。限りなく自由な肉体であるにもかかわらず、何か不自由な心のかせに抗っているような、きりきりと絞り込むような、飛び立ちたくても飛び立てない哀しみを感じ、涙が出ました。モダン作品で涙が出るって、あまりないですよ。

次はユリア・マハリナの「瀕死の白鳥」。あれっ?「瀕死」といえばプリセツカヤの、後ろ向きでパ・ド・プレで出てくる印象が強いのですが、正面向きで出てきました。何かでプリセツカヤがこの作品について話しているのを聞いたことがありますが、確か、アンナ・パブロワが踊った「瀕死」とは、すべて反対のことをやって成功したと言っていたように思います。もともとは、私たちがよく知っているプリセツカヤのものとは少し違うものだということでしょうね。でも、美しかったのですが、この健康そうな白鳥、とても死にそうには見えませんでした。

第1部の最後は「ワルプルギスの夜」。これはオペラ「ファウスト」のなかのバレエシーン、ということですが、2年前に見たときすごく面白かったので、もう一度ぜひ見たいと思っていた作品でした。私、勘違いしてたのですが、2年前にルジマトフの「シェエラザード」をやったときは「ロシア国立バレエ」、そして今回は「インペリアルロシアバレエ」。どうも違うようですね。。。前回は本当に、ほんの片隅にいらっしゃる方まで、全部見事に美形男性が揃っていて驚いたものですが、今回は中国系やらモンゴル系?、日本人の方もいるようで、本当に出し物と同じようにエキゾチックというか、メンバーも国際色が豊かなようでした。

前回より少し迫力に欠けるような気がしないでもありませんでしたが、こういう「血沸き肉踊る」感じ、いいですね!大好き。山で魔物たちが饗宴を繰り広げている場面、こぶとり爺さんが出合った鬼の酒盛りみたいに、歌えや踊れ!の楽しさです。巫女役の女性のアクロバティックなリフトは目を見張るものがありますし、バッカス(酒の神)役の人は美形♡。パーン(牧神)は前に見た「ロシア国立」の人がすごい迫力だったので、そのイメージからするとちょっとかわいい感じになっちゃって、物足りなかったかな。でも、こういうの好きです。細かいこと言わずにとにかく見て楽しめる演目でした。

第2部「シェエラザード」。ザハロワ、きれいでした。心配していた「あばら」も(すごく細い人なので、反ったときにあばらがぼこっと見えてしまって、痛々しい感じがどうも‥‥見たくないなと思っていたので)それほど気になりませんでした。ということは少し太った?そんなわけないよね。周りの人もいい加減細い人ばかりなのに、ひときわ細い腕、(すごい猿腕!)長身、そしてこの人、すごく体が利く!アチチュード、じゃなくてあの片足後ろに曲げて頭に付きそうなくらいになるポーズ、何ていうんでしょう。長い手足だけに、うわすごっ、という感じ。

そのすごっ!という感じでつい見てしまうのですが、お芝居は断然マハリナの方がいい!最初の、王が出かけていくときの、マハリナの妖艶なあの目つき、すごかったです。妖艶な中にもきりっとした気品がある感じです。奴隷とのパ・ド・ドゥのときの夢中な表情、それから目の前で金の奴隷が殺されるときの表情、王に命乞いをするときの表情。それがザハロワはみんな一緒の顔つきだったような?特に最後のシーンなんて、残念ながらいきなり切腹したようにしか見えませんでした。あそこでもう一つ濃厚な感情表現がほしかったのに。さらっと流れてしまいましたね。ただ、美しい王妃、という感じでした。

でも、今回のルジマトフの金の奴隷は、その雰囲気に合わせているという感じがしました。お仕えしている、じゃなくて挑発している、でもなくて、この王妃の意にそうなら、死んでもいいというような、ちらとそんなふうなせつなさも見えました。(純愛物じゃないと思うけど。)

でも、昨日の「ルジ様」、珍しくカーテンコールで笑顔が出てましたね。先週は最後までにこりともせず(まだ役にひたりきっている!)、幕外に出てきたとき初めて現実の人に戻ったようでしたが、昨日はもう終わってすぐ笑顔でした。何かにとりつかれてしまうようなところがこの人のすごいところなんだけれど、笑顔も素敵!うっとり。また見られて幸せでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月 9日 (月)

ルジマトフの「シェエラザード」見ました。

6月の「ラスプーチン」に続いて、また大好きなルジマトフを見ることができました。今回は「世界バレエフェス」を断念して、(子供の発表会があったので)その代わりにと、AプロBプロ両方見よう!なんてちょっと力を入れてチケットをとったので、前から3列目。初めてだったけど、う~ん、やっぱり見づらかった!失敗です。5列目ぐらいまで傾斜がないので、前の人の頭で舞台の下方、肝心の足元が全然見えない!それと舞台が思ったより高いので、奥のほうがよく見えないのです。残念。

でも、さすがに細かい表情までよくわかるし、カーテンコールのときも、すごく近くで見ることができました。前の方はほとんど常連さん(?)のようで、見たような方もたくさんいらっしゃいました。(漫画家の水野英子さんとか)それと、最後の花束の行列!また一段とボリュームアップした感じで、間近でみるとまたすごかったです。「ルジ様♡」という呼び方、前から知ってはいたのですが、初めてまわりの人の口から聞いて、やっぱり‥‥‥。と思いました。この人こそバレエ界の「杉様」なんですね~。やっぱり、前から3列目までは熱烈ファンのお席。私のような者はまだまだ座るべきじゃない。10列目ぐらいの方が舞台全体を見れてよかったんだろうなと思いました。

でも、Aプロの最初「カルミナ・ブラーナ」では、座ったとたんに寝そうになりました。あの迫力ある合唱曲がガンガン耳元のスピーカーから流れているのに、あくびを何回もしてしまった。「カルミナ・ブラーナ」とは、ドイツの修道院に残されていた詩を合唱曲にしたもので、キリスト教の厳格な支配が行われている中世にあって、放浪詩人たちの生を謳歌する自由奔放な詩の数々。最近テレビのCMとか、番組の挿入曲などで、よく聴く機会がある曲です。バレエでは、私は見ていないけど新国立劇場でもレパートリーにしていますよね。

悪いけどこれ、衣装といい、舞台装置といい、相当趣味悪い。振り付けもかなりきわどく、子供を連れてこなくてよかった(さすがにお子様はほとんど見かけなかったけど)という感じ。何じゃこれ、「ラストタンゴ・イン・パリ」か?(見てないけど、ポスターの写真が今も目に焼きついてる)音楽がこけおどし的なのにもかかわらず、踊りは平板。ちょっと期待していたのだけれど、たいしたことはありませんでした

2つ目は「アダージェット」。ルジマトフの(ルジ様の)ソロです。これも、最初床に寝た姿勢から始まるので、見づらかった~!2列目の人も見えないらしく、前に乗り出しているのでこっちは余計見えないのよ!でも、これは本当に彼の存在感だけで見せる極め付き。飛んだり回ったりしないのに、これだけ見る者を釘付けにさせるダンサーって、やっぱりそんなにいないのではないでしょうか。最初の片手がゆっくり上がっていくところ、それだけで背筋にゾゾゾっときました。音楽はあの「ベニスに死す」で繰り返し流れていたあの曲です。

私も古いな~「ラストタンゴ・イン・パリ」に「ベニスに死す」かいな。(-"-) でも、今回一緒に行ってくれたMakotoさんは、そんな会話が全部通じる人。やっぱり、このプログラムで文句を言われない人というのは彼女しかいなかったかも。多分他の人と来ていたら、ボロクソだった。。

Makotoさんは、昔(70年代)に「愛と哀しみのボレロ」を見て、ジョルジュ・ドンに魅せられ、以来バレエファンになったという人です。大昔の「世界バレエフェス」なんかも見ているそうです。1度だけ「ジョルジュ・ドン見に行かない?」と誘われたことがあるのですが、そのころは私は、バレエなんて全く興味なかったので遠慮してしまいました。今考えるとすごいもったいな~い!せっかくのチャンスだったのに。彼女はそれ以降、ドン→ベジャール→東京バレエ団という道をたどり、古典よりはモダンを見る人だったとか。でも、あるときふと「私って、何でこんなえぐいものを見てるんだろう?」と思い、かなり前にバレエから遠ざかっていたというのです。それでも、かつてジョルジュ・ドンの存在感に魅せられた彼女なら、絶対ルジマトフは好きになるはず!と確信し、声をかけました。今回それなりに「ルジ様」を楽しんでくれたようで、ほっとしました。

で、肝心の「シェエラザード」、2年前にも、それからもう少し前にも見たことがあるのですが、(4回目?)見るたびに、もうこの「金の奴隷」はこの人しかいない!というくらいのはまり役です。ワイルドでしなやかで、ジャンプしても着地の音がしない、豹のような身のこなし。文句なくかっこいい!やっぱり、ルジマトフはこれを見なくちゃ!

でも今回、相手役のユリア・マハリナには目を見張るものがありました。2年前に見たときは、脇からお肉がはみ出して見えるような?ぽっちゃり感。この人、もうだめ?と思ったほどでしたが、見事にスリムになって、表情もすごくかわいらしく思いました。ほんと、かわいかった

まだ、来週のBプロがあります。今度はザハロワが相手。Bプロの方がプログラム的には飽きずに見られそうなので、楽しみです。年に一度の贅沢、と思って楽しみたいと思います。Makotoさんにも、4年ぶりぐらいに会えてよかったです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月17日 (木)

ちょっと、バレエな夏。

発表会が終わってもう4日たつのに、まだ頭の中で「白鳥の湖」の中のいろんな曲が鳴り響いたままです。楽しかったけど、本当に大変だった。

まず大人のバレエが発表会の2ヶ月前からお休みになってしまって、このままだと体が硬くなってしまうと思い(うちで1人で黙々とストレッチなんて、やらない人なので)、子供に混じって週2回、バーレッスンをやりました。最初のころは他のお母さんもやってたけど、最後までやり続けたのはとうとう私だけでした。バーレッスンは大人クラスも子供もそんなに内容は変わらないけど、最後の方にアントルシャの連続があったり、足上げキープがあったり、大人より少しはハードなので結構それだけでも運動になりました。リハーサルのときや、聖蹟桜ヶ丘の教室に行くときは、残念ながらできないので、ひたすら上手なお姉さん方や、男性ゲストの先生方を「鑑賞」してこの2ヶ月を過ごしました。

本番は、心配されたコールドが、びしっと(細かいところはやっぱりちょっと?)揃って、本当にきれいでした。前の方で見ていた人が、後ろの方の小さい子たち(人数の関係で、身長が大きめの小4、小5まで動員しているので)が必死になって踊っているのがわかったと言うくらい、後ろの方の一人一人までものすごく注意されて、ガンガン言われ続けてきました。本音を言えば、小学生にはもう限界、みたいなところがあったのですが。

大体、団地の集会所でやってるバレエ教室ですから(先生はとても素晴らしい人ですけど)、そこに来る子供たちは「本格的なバレエ教室は大変そうだけど、ここなら手軽でちょっと習うにはいい」という感じで親も通わせているはず?なのですよ。それなのに、その先生のつてで(その先生が手伝っている別のバレエ教室の)今回のこの大変な発表会に出ることになってしまったのです。今回が初舞台の子もいたし(初舞台で白鳥なんて、普通じゃ考えられない!)「○○ちゃんと××ちゃんがバレエ始めてまだ1年半だなんて、むこうの教室の先生には言わないでね!」なんていうくらい無謀な?ものでした。

うちの子は他でもバレエをやっているので慣れているのですが、他の子はリハーサルなどで大勢のところへ入ると、もう緊張して大変。そのうえ、遠慮なくビシビシ欠点を指摘され、そのたびに涙ぐんでしまう子も。親同士で「送り迎えは交代でしようね」といっていたのに、そういう子の親は後半ずーっとリハーサルについて行っていました。「もうあと1週間でも続いていたら、きっと胃に穴が開いてたわ」というのも頷けます。

白鳥のコールドは、1月から振り付けを始めて、2月からずっとバーレッスンの後、センターを少し省略して練習を続け、6月からはセンターもやらずにずーっと同じ踊りを踊り続けてきたのです。子供の集中力って、せいぜい4、5ヶ月。最後の方はもうこの踊りあきあき!ずっと同じところを注意されるのに進歩がなく、この辺でかんべんしてくれないかなあ、とか。子供もだけど、見ている親もそんな気持になってきてしまうこともありました。でも、やっぱりこれくらい踊り込ませないときれいに揃わないんですね。今回の舞台を見て、本当に感動しました。うるうるしてしまう親もいたのではないでしょうか。子供たちにとってもいい経験だったと思います。

ゲストの先生、王子は私のかつて大ファンだった李波さん。自分の娘が、この人と同じ舞台に上がるなんて、出る舞台はできる限り見に行ってたあの頃からすると、考えられません。今回はリハーサルをとおして見すぎ、というほど見ることができました。相変わらず優雅さ、いかにも王子というかっこよさは変わりません。それに演技は役に入り込むタイプなので、白鳥やジゼルは特に見ごたえがあるのです。今回も3幕で終わり(だまされたままで終わりなんて!)だったけれど、最後のシーンは泣けました

それと道化役の枌谷聖さん。初めて見た人だけど、この人はすごい!ジャンプは高いし、何回でも回るし、ウルトラCの連続!(私も古いなあ‥‥)一体何者?(コロラドバレエ団?で活躍しているそうなんですが)リハーサルのときも全く手を抜かず、パワー全開で回る、飛ぶ!圧倒されました。もちろん本番は特に素晴らしかったです。拍手もこの人が一番でした。それと、すごく気さくな人柄で、子供たちにもお母さん方にも気軽に話しかけるし、面白いお兄さんということで子供たちにはすごく人気がありました。今までの経験から言うと、男性ゲストの先生なんてすごく気取っていて、子供と無駄話をする人なんていませんでしたし、大概親も無視です。一昨年、他の発表会で来たロシア人のゲストの方が、親にも礼儀正しくあいさつしてくれたので感動してたくらいです。

だけど、枌谷さんはサービスも満点で、終わったあといろんな人と写真を撮ってくれました。子供はもちろん私も一緒に撮ってもらいましたよ!!なんてあつかましい親!いえいえ、何か日本で出演する公演があったら、必ず応援に行きますから・♡・・!

あと、主役。プロの舞台も踏んでいるようですが、まだ生徒さんなんですよね。2年前のオーロラ姫もきれいだったけど、すごい進歩!見事にオデットとオディールを踊り分けました。「まだ若いから感情表現がねぇ」と先生が言っていた頃がうそみたい。踊りからにじみでるようにオデットの悲しさや、王子への愛が伝わってきて素晴らしかったです。対照的にオディールはきりりとして、目線や表情で堂々と芝居をしていました。アメリカに行ってオーディションを受けたりしていると聞きましたが、プロとして十分できる人だと思いました。今後の活躍に期待!

そうこうして、発表会で大変な思いをしているうちに「世界バレエフェスティバル」は終わってしまいました。今年は特にアリーナ・コジョカルとか、ポリーナ・セミオノワなどの若手の成長が素晴らしかったそうですね。常連のフェリやギエム、オレリー・デュポンなどもうかうかしていられないほどの?ものだったそうですが、見たかったな~。

今回ネットオークションで「アクロバティック白鳥の湖」のチケットを手に入れましたが、結構買っても行けなくなったりして、オークションに出ているチケットもあるということを知りました。この「世界バレエフェス」も(最終日の「ガラ」は別格で、すごい高値がついていましたが)数少ない安い席(D席、E席)まで出ていたので、見ようと思えば見れたかも?ですが、やっぱりこの大変なときには無理しないでよかったのかもね。バレエの出費でお財布の方も淋しくなっていたところだし!

昨日、久々に(忙しくて行けなかった)「殺される」方の大人のバレエに行ってきました。バーレッスンだけは続けていたものの、夏ばて気味の体力の低下に愕然。2時間の長いレッスン、最後までもちませんでした。筋肉痛であちこち痛い (>_<) のが情けない。これからまた体力をつけて、残りの夏を乗り切らないと、ね!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月 4日 (金)

「アクロバティック白鳥の湖」見てきました!

2006_051 いや、もうすごかった、というか、人間業じゃない!すごいものを見たという感じでした。

子供のバレエの発表会が近いので、スケジュールが決まらず、チケットを買っていませんでした。近くなったら得チケが出るかな、と思っていたら、「世界バレエフェスティバル」の方は出たけど、こちらはもう完売状態だったようです。

それで、ネットオークションで、行けなくなった人からチケットを譲っていただきました。2階席でちょっと遠かったけど、まずまず全体が見渡せるよい場所でした。オーチャードホールというところ、私は嫌いで、バレエや演劇を想定して作っていないというか(文京シビックホールもそうです!音楽のため?でも、オペラなんかでも見えないといやだよね)1階の前半分の傾斜がほとんどなく、前の人の頭ばかり見ているような感じ。傾斜があったって、前に座高の高い人が座りませんようになんて思うのに、ホント、見づらいのです。かえって1階の後ろ半分か、左右の脇の方がいいくらい。2階は、大きいホールなのですごく遠くなってしまうけど、全体はよく見えました。2006_050

中国雑技とバレエを組み合わせるなんて、すごいことを考えたものです。でも幕が開いたときから、バレエとしてより、やはり全編雑技のオンパレードで、構えることなく手放しで、口を半開きにしながら?楽しめるものでした。ジャグリングあり、綱渡りあり、空中ブランコありの曲芸の連発。中でも人が肩の上に乗せた棒に、次々にほかの棒から人が飛び移るのには驚きました。あの人は肩で百何十キロを支えてるの?

でもやっぱり一番驚いたのは王子と白鳥のペアでした。テレビでも見たけど、あのバランスは神業!本業のバレリーナなら、アラベスクのまま支えなしで何秒か立っている人もいますが、それを肩の上、頭の上でやるんですよ!それと、バレエではありえないポーズも!前に倒れて足を180度上げるファンシェというのがありますが、その逆。後ろに反って180度、しかもポワントで立ってですよ!どこかにつかまったり、支えられてならもしかしてできる人もいるかもしれないけど、普通に考えたら地上でもムリ。それを頭の上でやられたら、これは何だ!?神業としか思えない

雑技は中国で何回か見たことがあって、超体のやわらかい人が壷の中を出たり入ったりとか、反り返ってさかさまの状態のまま、棒の上に皿か何かを乗せてバランスをとったり、そういうのはとてもすごいけど、雑技とはそういうものかと思っているので、そんなに驚かない。でも、バレエという表現形態を保ったまま、きちんと物語の役を演じた上でやられてしまうとやっぱり唖然とするしかなかったです。

でも、双眼鏡(オペラグラスではない、バードウオッチングでもするようなのをいつも持って行ってるので)で見ると、王子の肩のあたり、皮膚の色が変わっていて、ちょっと痛々しい感じでした。上に乗る人がいくら軽くても、やっぱり人間を乗せるのですから。しかも硬いトウシューズで立つのですよ。体重が一点に集中するのです。その点あの棒を肩に乗せる(秋田の竿灯のような)人と同じかもしれないけど、肩から肩へ移ったり、回転もするので大変です。

それと、この王子の人、熊川哲也そっくり。顔もですが、しぐさ、物腰、背格好もすごくよく似てる。プログラムを読んだら、なるほど、熊哲のDVDを見て表情や演技をものすごく研究したそうです。東洋人かいかに西洋の“王子様”らしくできるかというところ。それと、もともと雑技では何かを演じるとか、役になりきるということはないそうで、お芝居の要素はあとから勉強したとか。初めからアクロバットの連発でストーリー性が薄いのですが、この人のしっかりした王子としての演技があるので、全体的にまとまりのあるものになっている感じです。白鳥の素晴らしい技も、この王子の人に知られぬ努力あってこそだと思いました。東京公演は13日まで、これから大阪・福岡と続きます。王子様、がんばってくださーい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月26日 (月)

「ラスプーチン」見てきました!

昔の、バレエ狂いしていた時期からすれば、本当に久しぶりということになるのですが、待望の(半年前からチケットを買っていた)ルジマトフの「ラスプーチン」を見に行きました。(21日)

最初、案内チラシの、「完全なる憑依」とか何とか書かれていて、ひげ面で髪ぼさぼさの主人公のアップと、おどろおどろしい表題のロゴを見たとき、さすがにちょっと引きました。憑依、というけど、ルジマトフという人はどんな役でも天からその役が降りてきたような入り込み方をする人なので、(特にジゼルのアルブレヒトを見たときはゾ~っとするくらいすごかったのです)もともとどの作品を踊ってもそうなのです。私はどちらかというとモダン系は苦手なので、どうしようかなと思ったけど、やっぱり怖いもの見たさというか、ファンだから、ということで、チケットを買いました。子供?連れて行きませんよ、もったいない(?!)

ところが、そんなおどろおどろしさというのは、幕があいた最初からありませんでした。逆にすごく明るくて、お祭騒ぎな楽しい舞台。バックダンサーはノーヴイ・インペルスキー・ルースキー・バレエという、聞いたことのない人たち。総勢20人足らずでしょうか。だけど、この人たちがまた元気なこと!人が少ないので、場面場面で、引っ込んだと思ったらまた同じ人たちが衣装を変えて、違う人々として出てくる。めまぐるしく変わる忙しい舞台です。そして踊る踊る!それもすごくハードに。中でもアクロバットのようなロシアダンスはすごい。よく、ガラコンサートなんかで「ゴパック」というジャンプだらけのロシア風民族舞踊みたいなのを見るけど、あんなのがバンバン炸裂して息つく暇もないくらい。

そしてこの人たち、みんな美形(男性が)。へえ~。毎年日本で全国ツアーを展開するレニングラード国立バレエは、もう昔から女性はものすごくきれいな人ばかりなのに、男性はというとぱっとしない人ぞろい。どうしてかな、ロシアにはろくな男はいないの?と思っていたら、一昨年、インペリアル・ロシアバレエをみてびっくり。一緒に行った友人が、主役(ルジマトフよ!)を見ずに、双眼鏡でひたすらバックダンサーを見て、すごーい!を連発していたくらい、いるとこにはいたんですよ。そのときに匹敵するような、若くかわいいアイドルふうなバックダンサーの方たちでした。

何よりもルジマトフが楽しげに、この若い人々と民族舞踊を踊る姿が新鮮でした。ほとんどすべてのシーンに登場し、これほどのべつまくなし踊り続けるルジマトフは初めて見ました。それが一瞬も飽きさせずに!楽しかったです。モダン?のわかりにくい不親切な感じはなく、とてもわかりやすい、悪く言えば単純なお話で、口をポカーンと開けたまま何も考えなくても、そのまま楽しめるものでした。

ただ、これじゃラスプーチンはただの飲んだくれ、どうしようもなくぐうたらな、サイテーの人じゃない、という感じ。もっと神秘的な力、神か悪魔かというような、神聖さと狂気、そういうものが見られると期待していたのに、(それこそルジマトフがこの役を踊る価値があるというような)そんな緊迫感はないまま、お祭騒ぎのように展開して、終わってしまいました。別にルジマトフしかこの役はできないとは思えない。ルジマトフのために作られた作品ということだったけれど、彼独自の魅力を十二分に出すというものではなかったのが残念でした。

ちょっと救いが、皇后の美しさ。何とエフセーエワですよ!この人が出てきた数年前は、仰天しました。階段から転がり落ちるように現れたのは、子犬のように愛嬌を振りまく、まるで肉まんじゅうのようなオーロラ姫でした。超色白で金髪、そして手も足も短めのぽっちゃり体型。ダンスマガジンの表紙を飾ったときも、どうしちゃったの??と思うほど、(細ーいバレリーナの中にあっては)異色の存在だったんですよ。それが、一昨年ごろから、誰?これ。というほど激痩せ。「春の水」とかいう、アクロバティックな小品を踊る人に変身していたのでした。それなのに、プログラムの写真は相変わらず太っていたときのまま。この写真はかわいいけどね、別人でしょ!もう。

そのエフセーエワが、美しく哀愁を帯びた、気品のある皇后を演じていました。ただ、主人公との絡みが意外にあっさりしていてちょっとがっかり。だから全体に、皇帝一家を助け、濃密な関係を持ち、権力をほしいままにし、そして滅ぼした怪僧ラスプーチン、という感じは全然しませんでした。残念ながら。

驚いたのは、何と近所に人にばったり会ったこと。息子と同級生のお母さんで、以前お姉ちゃんがうちの子と同じバレエ教室に通っていて、バレエはもともとお好きなのでしょう。でもこの公演は他のバレエ公演と違って、100 %ルジマトフファンしか来ない公演ですよ。こんな身近にルジマトフファンがいたなんて!びっくりしました。

終演後のカーテンコールはすごかった。花束を抱えたおば様たちの行列。マラーホフだって日本でこんなにたくさんの花束はもらわないでしょう。ルジマトフは日本一花束をもらうバレエダンサーではないでしょうか

ルジマトフを呼ぶ光藍社というプロモーターは本当にお得意様を大切にしてくれるところなんです。そういうことも一因してると思います。公演のお知らせはいち早くDMで届き、すぐにその日にFAXで申し込めるようになっている(先行販売なんてものじゃないです。もっと早い!)ので、発売日に電話をかけまくる苦労もない。これがすごくいいです。そして今回も前から6列目。次のシェエラザードは速攻でFAXしたので3列目。本当に助かります。

だけど、その売り方もすごい。2、3年前からレニングラード国立バレエにゲスト出演する演目を「ルジマトフ・セット」と題して割引販売‥‥‥。あの~モーニングセットじゃないんですから。ファンにはありがたいけど。そして今年(というかもう来年のチラシ)は、もうふき出してしまった。_012_2失礼だけど、 笑えてしまう。

「ルジマトフが舞う!」と題して、「しなやかで野性的、当代最高のアリ。海賊」とか、「深化するドラマ、憂いに沈むアルベルト。ジゼル」「運命の恋に落ちた孤高のプリンス。白鳥の湖」「迷える苦悩の戦士ソロル。バヤデルカ」と、こうも並んでいると、まるで多羅尾伴内じゃない!。「あるときは片目の運転手(危ないって!)、あるときは酒場のギター弾き」??え、私知りませんよ、時代が違うもん。探偵ものが好きだったので知識として知ってるだけで、見たことはないですけど、片岡千恵蔵さん、二代目は小林旭さん演じる七つの顔を持つ名探偵。あ、知りませんか、ごめんなさい。と、1人で受けていました。

光藍社さんも、大々的に売り出してくれるのはうれしいですけど、あんまり安っぽくならないようにお願いします。今回もよいお席をありがとうございました。楽しい公演でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年6月14日 (水)

バレエ近況報告

その他、バレエの公演では、娘の先生が出た公演(「Angel Dream」2006という)を5月に見に行きました。モダン系?はあまり見るのも得意ではないので、半分義理でチケットを買ったのですが、元東京バレエ団の男性ゲスト陣がとてもエネルギッシュでかっこよかったです。中でも、全くのアドリブだという(昼の部と夜の部では多分全然違うものになるのは当然)パフォーマンスが面白かった。ストリートダンス、バレエ、ジャズダンスなど違うジャンルの人が一緒に踊って一つの舞台をつくりだす試みでした。他にも造形作家による舞台美術はじめ、パーカッションやピアノ、パントマイムなど、いろいろなジャンルのアーティストの人達のコラボレーションが楽しめました。

来週、待ちに待った?ルジマトフの「ラスプーチン」があります。果たしてどんな舞台になるのか、ルジマトフがどんな表情を見せてくれるのか、とても楽しみです。おまけに、ルジマトフは10月にも「シェエラザード」 (このHPにルジマトフのかっこいい写真が出てます。ぜひ見て♡)を踊るということで、それも一昨年来日したロシアインペリアルバレエとなので、もう迷わず東京公演のAプロ・Bプロ両方買ってしまいました。

このところバレエの見方が変わってきて、今までなら今年前半来日したパリ・オペラ座とか、8月の世界バレエフェスとか、そういうのをねらっていたのに、最近はチケットを取るのが億劫になってしまいました。初日に電話にはりついて、友達と携帯数台+家の電話でかけまくるようなことはもうできないかな。(NBS系は大変!)それにチケット高すぎるバレエフェスを2万5,000円で見るなら、大好きなルジマトフを2回見たほうがいいかな~。なんて。それは見れるならやっぱりマラーホフやシルビーギエムは見たいですよ。ステパネンコちゃんも、ウバーロフ様も。あんなに有名な人ばかり一堂に会する豪華な舞台は他にありません。でも、見た後、何かおなかいっぱいという感じで、あれもこれもという豪華ホテルのバイキングのようで、ちょっと一日でいっぺんにというのはもったいない気がしてきました。それならば好きなものを一品じっくりと、ということで、今は何よりもルジマトフ命ということにしておきましょう。

7月には「アクロバティック白鳥の湖」(このHPから動画が見られます)がありますね。でもちょうどこの時期子供の発表会直前で、予定がつかめないので「得チケ」を狙おうと思います。前にテレビで見てすごい!の一言でした。主役の二人はバレエをずっとやってきた人ではなく、純粋な「雑技」の人だそうです。それなのに、しっかりしたバレエの美しさがあって、その上にあの超人技をするのですからこれは見なくては!バレエを知らない人でも絶対楽しめると思いますよ。

そのほかは、私のやってる大人のバレエ、例の「殺されるバレエ」の方は、先生が網膜剥離で緊急入院ということがあって、1ヶ月ほどお休みだったのですが、復帰後ますますパワーに磨きがかかって、お休みしていた体には本当にしんどいです。
 もう一方の集会所の方は、子供達が8月のK先生の「白鳥」に出ることになったため、子供を見るので手一杯で、「6月から大人のクラスは8月までお休みします」ということに。え~っ!?それで、子供のバーレッスンに、隅っこの方で一緒にやる分にはいい、ということになったので、遠慮なく“オバサン”混じりでやらせてもらっています。子供が見て悪いイメトレになりませんように‥‥‥。

テレビの「プリマダム」はいよいよクライマックス。最後どういう発表会になるのか、嵐子はどうなるのか、ハルオは?楽しみです。子供の同級生のお母さんたちの中にも結構見ている人がいて、ハルオがかわいいよねっ♡とか何とか言ってます。うちの子は小学生のガキからあっという間にオジサン中学生になっちゃって、あんな一途な少年っぽい時期ってなかったわぁ~とか。このドラマで多少、大人の(オバサン)バレエ、男の子がバレエをやることなど(ドラマの中でもハルオが友達にからかわれていましたよね)、今まであまりよくなかった世間一般のイメージが少なからず一新できたのではと思っています。

まとめてバレエの近況報告でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)