きょうは節分
実は数日前から「恵方参り」や今年の「恵方」の検索がけっこうあり、わ~!もうそんな時期かと思っていたところでした。スーパーやコンビニの「恵方巻」商戦はここ5~6年ですっかり定着した感があるのに、一体そのルーツは何か?と深く考える人がいないのが不思議です。私もなぜ太巻きを丸かぶりしなくちゃいけないのかわかりません。検索で私の1年前の記事にヒットするくらいだから、スーパーの商戦だけが一人歩
きして、結局誰もあまり話題にしていない(?)のでしょうね。
親切、というわけではありませんが、毎年のことなので今年も「恵方」について少しだけ。スーパーの広告などでは「東北東」と書いてありますが、実は気学では微妙に違っているのです。。というのは前にも書いたとおり。まあ、恵方巻を食べるのは「気持ち」の問題でしょうから、多少どうでも構わないといえば構わないですね。福が来るなら、試しにやってみようというときはそれで十分だと思います。しかし、宣伝は写真のとおり年々手が込んできますが、真偽のほどは??? 「食べているときは話をしてはいけません」というのに爆笑してしまいましたよ
これは初耳です。
本来「恵方」を使うのは「恵方参り」です。これは古い時代からあったようで、例えば昔の城下町などはたいてい、城を中心にして恵方の方位4方向に、守護のための神社仏閣を置いているといいます。恵方は歳徳神のいる方位で、4方位あり、その年によって違います。ことしは東北東‥と言っていますが、正確には真東より5~15度北にずれたところです。(図は地図と同じ北を上にしていますが、専門的な気学の本などは逆に書くのが一般的なので注意してください)
地図でこの方向にある神社仏閣(稲荷、地蔵以外)にお参りする。キリスト教の寺院でもいいそうです。というのは、人が祈りを捧げる場所は気が高くて、天と地がつながりやすいからだそうです。右手で天を指し、左手で地を指し、その間に自分を置くということで、天・地・人がつながった状態にすることがポイント。それで、天からの「チャンス」の到来、また地の利、人の和など、そのチャンスをものにできる「知恵」を授かることを祈る‥‥それが恵方参りだそうです。普通のお参りでもいいけれど、せっかく「歳徳神」の宿る方位に行ったなら、試してみたほうがいいと思います。
お参りの時期は節分過ぎ。つまり気学上では明日から新年、九紫火星(きゅうしかせい)己丑(つちのと・うし)の年が始まるので、初詣と同じように明日から数日中がいいようですよ。そして「追い参り」を夏至と冬至の頃に(正確には日盤の陽遁、陰遁が切り替わる時期)行えばバッチリということです。
それから「恵方置き」は、このお参りでお札や破魔矢を買ったときは、それを家の中心から見て恵方の反対側に、恵方のほうに向けて貼ったり置いたりするのがいいそうです。そして、恵方の側の壁や窓辺には、今年は東に七赤がきているので、その色であるピンクかオレンジの額や小物などを置く‥‥簡単なことなのでぜひやってみてくださいね~。
私は、このブログには舞台のことばかり書いていますが、一昨年末まで3年半ほど「気学」というものを勉強していました。そして、せっかくだから覚えたことをまとめてみようと「気学」のカテゴリーまでつくっていたのですが‥‥‥そのうち他のことに興味が移ってしまい、全く何も書いていません~ というのも、実際こういう世界は微妙で、信じる信じないは本人次第だから。また、気が向いたら書くかも‥‥ということで。
さあ、明日は立春。暦の上からは明日から春です。また新たな気持ちで頑張りたいですね。
★すみません、自宅から見て恵方の方向、750メートル以上離れたところに、というのを忘れていました。気学的には750メートル離れないと方位の気は発生しないそうです。作用は距離が長くなるほどよいそうですが、そんなに遠くに行かなくてもある場合は便利なほうがいいですよね。ただ、範囲が狭いので近所ではなかなか見つけられないけれど、遠くに行くほど範囲が広くなるというのはあります。
あと、磁石の指す北(磁北)と実際の北は6度ぐらいずれているので、磁石は用いずに、あくまでも地図上で見る方位にするのが私の教わった先生の流儀でした。
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