2009年8月17日 (月)

猫様御逗留

S2009_0808_143152imgp7856 7月後半からバレエ三昧でしたが、その間実は叔母の家の猫を預かっていました。猫ちゃんのホームステイです。叔母夫婦の旅行中の18日間でしたが、久々に猫たちと一緒に暮らすことができてとても楽しい日々を過ごしていたのです。

預かったのは以前うちにいたモヤちゃん、ルルちゃんと同じソマリを2匹。昔、うちで生まれた子猫を叔母のところにあげて、その子がとてもいい子だったので、15歳で亡くなったあとも、また飼うならソマリと決めていたそうです。この子たちとのいきさつは前に書きましたが、ブリーダーさんが繁殖用にとっておいた1歳前後の子を手放したいというので、昨年私も一緒に行ってもらってきた、その猫たちでした。S2009_0803_211634imgp7820

これがもうかわいいのなんの。もう家族全員18日間デレデレ状態でした。そこのブリーダーさんは猫の外見だけではなく性格までよく見ていて、特に性格のよい子を選んでかけあわせているので、とにかく人懐こいのが特徴なんだそうです。だから突然うちに連れてこられても、警戒して探検して回ったのは半日ぐらいのもので、もうすぐに慣れてしまいました。S2009_0731_124632imgp7787

昔のソマリと今のソマリではスタンダードの基準が変わってきているそうなので、うちにいたモヤちゃん、ルルちゃんとは顔の雰囲気は違うのですが、この「さほちゃん」は、姿形といい、毛の色といい、まるでモヤちゃんがいるみたいで、つい「モヤちゃん」と呼んでしまうほどでした。

性格は、かなり野性味があったモヤちゃんたちと比べると、本当におとなしくていい子でしたよ~。S2009_0805_094934imgp7833

こちらは「メイファー」です。この子はとても好奇心が強くて面白かったです。外見はさほちゃんとは全然違って、猫というよりまるでちびライオンみたい。小さいくせに活発なので、お姉ちゃん(親は違うと思うけど)のさほちゃんにちょっかいを出して、追いかけたりして嫌がられていました。S2009_0730_173705imgp7775

とにかくいろんなものでよく遊ぶ。もう2歳だから立派な大人なのに、まだ子猫みたいな子たちでしたね~。うちの子どもたちも久々の猫生活で、毎日遊んでやったりして楽しんでいました。

だけど‥‥猫がいない生活を3年近くやっていると、猫がいたときの注意事項を忘れてしまっています。まず、着るもの。今では結構黒や紺を着ることも多いのですが、黒いTシャツなんて一度猫を抱いたらひとたまりもありません。もう、すぐに毛だらけ。そう、うちに猫がいたときには黒なんて着れなかったんだっけ。子どもの幼稚園の制服が毛だらけになってしまうので、毎朝出る前にコロコロ(ガムテープのクリーナー)をかけていました。そのため、うちの子の制服だけ、ほかの子に比べて変に毛羽立ってボロボロだったんだっけsweat02S2009_0805_220547imgp7841

それからニット。猫を飼っていた時はニット着れなかったんですよね。忘れていましたが、今は夏でそんなに着ないのでよかったです。そんなに爪を立てたりはしないいい子ちゃんたちでしたが、やっぱり猫にニットは禁物です。

あと、部屋をよく片付けておくこと。猫はどこでも登りますから、ガラガラガッチャンということがないように。そして、こまめに掃除機がかけられるように床にものを置かないこと。これは猫が来る前に思い出し、一生懸命家の中を片付けましたcoldsweats01S2009_0808_182557imgp7858

前に猫がいた頃は、2日に1回は掃除機をかけていました。ちょっとさぼると、床に落ちた毛がふわ~っと移動していくのがわかるくらいだったのです。でも、猫のいない生活になってから、掃除機もそんなに頻繁にはかけなくなったし、床にものを置いても毛がついたりしないので、子どもたちは床に服をポンポン脱ぎ捨てるわ、ものを散らかすわで大変でした。それが、また猫生活を思い出して、家の中がきれいになったのはよかったです。(このままいつまでこのきれいな状態が続くんだろう‥‥)S2009_0722_101902imgp7756

叔母は、帰ってすぐは時差ボケで寝ているかもしれないし、荷物の整理もあるからすぐには迎えに行けないかもしれない‥‥と言っていました。だからあと2、3日はいるものと思っていたら、何と帰った翌日に迎えに来たんですよ。きっと、家に帰って猫がいないのが淋しかったんでしょうね。あわただしく帰って行った猫ちゃんたち。長いように思っていたけれど、本当にあっという間でした。今度はうちが猫ロスで淋しいです~!‥‥‥という、今年はたっぷり猫と過ごした夏休みでした。

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2008年9月16日 (火)

猫、好きなんだけど。

きょうは朝のうち雨が残っていましたが、昼前から晴れ始めて、白い雲が浮かぶ秋の高い青空になりました。

Img うちのアイドル猫、モヤちゃんが亡くなって3年たちました。
あの日も、こんなさわやかな秋の日だったなぁ。
秋の虫が鳴いていたな~。
命日なのに何もしなくてごめんね‥‥‥。

その翌年にルルちゃんも亡くなって、うちには猫がいなくなり、猫いない歴も2年近くなりました。猫が好きなんていいながら、次の子を探す気力もなく。猫ちゃんたちも、ちょっと遠い斎場のペット共同墓地にお願いしたまま、お参りもしていません。

あのときは、お庭に埋めてあげればいいのにという人もいたけれど、私って、今住んでいるところにあまり執着がないみたいで‥‥その当時ふと考えたのは、人生何があるかわからない。この先もしかして違う土地に移り住むことになるかもしれないし、離婚とかするかもわからないし、何かで家を売ることになるかもわからない。そんなときに置き去りはかわいそうだからと、猫ちゃんたちをペット墓地にお願いしたのでした。ちょっと失敗したのは気軽に行きにくい場所にしてしまったことですsweat01

スキャナで取り込んだ昔のモヤちゃんの写真。1枚目、このときはまだ外の塀ができたばかりで、バラがない!今はここは黒点病にやられがちなサマースノーがぼうぼうと生い茂っています。Img_0001

2枚目は子ども椅子にちょこんと座ったモヤちゃん。こんな椅子があったのは下の子が2歳ぐらいまででしょうか?子どもたちは本当に猫と一緒に大きくなったようなものです。また、子育てのストレスがどれだけ猫によって緩和されたかわかりません。もしかして自分はお兄ちゃんのようなつもりだったのかな?

今年はちょっとした変化がありました。うちで生まれたモヤちゃんとルルちゃんの子どもを叔母にあげたのですが、その子も15歳余りで亡くなって、やっぱり2年ぐらいたちます。その叔母が、また猫、しかもソマリが飼いたいと言い出したので、ソマリの子猫を譲ってくれるところを探すことになりました。それで、ここのコメント欄にもたまにいらしてくださる、モヤちゃんのもとのお家の方にお願いしたら、すぐにブリーダーさんを紹介してくれました。

ところが、そのブリーダーの方は病気をされて、今後も治療が必要な状態ということで、繁殖用に残しておいた1~2歳の子を里子にさしあげたいとのこと。さっそく叔母夫婦と一緒にお宅に伺いました。もう、そのとき、本当に久しぶりに猫にさわったというか、猫ちゃんたちが足もとにすりすりしてくる状況というのを久々に体感しました。やっぱり猫はかわいいな~heart04

結局叔母はそのとき人懐こく寄ってきた女の子2頭をいただくことに。今、叔母の家にはとてもおとなしくおりこうちゃんのソマリの姉妹が仲良く暮らしています。多分猫が迷惑がるほどネコかわいがりしてるんじゃないでしょうか。今までは長期の旅行ができないとか、不便なので躊躇していたけれど、娘、息子が独立して、まだ子ども(孫)もいなくて比較的近所に住んでいて、旅行の時はキャットシッターを頼めるので、飼える状況になったのでしょうね。

私も一緒に見に行って、猫ちゃんたちをなでなでするうち、ほしくてたまらなくなりました。でもやっぱり子供の受験があるうちは、それどころじゃないというか‥‥うちの子どもは猫大好きだから大歓迎だし、勉強の気が散るわけでもないだろうけど、今度は夫が反対で。家族の一人でも反対されたら飼えないですよねweep 何にでもタイミングはあるものです。Img_0002

この写真はルルちゃんですが、モヤちゃんの写真を選んでいるときに見つけて、とても面白い写真なので載せてみました。今、このパーゴラはバラがうっそうと茂っていて、木製なのでところどころ腐って、そのうち崩れそうです。これはたぶん設置したばかりのとき、ルルちゃんが登ったのか、それともおっかなびっくりな顔をしているので、面白がって乗せてみたのか。家の向かい側はこのころは線路跡があり、ジャングルのようになっていました。今はきれいな道路ができて、すっかり新しい住宅街になりました。Img_0003

モヤちゃん、大人になってもかわいい顔してるでしょう?そのブリーダーさんのお宅に伺ったときに聞いたのですが、モヤちゃんのお父さんはキャットショーで数々の受賞歴がありましたが、20年近くたった今では、こういう感じの顔はもうソマリとしてはスタンダードじゃないそうです。モヤちゃんもルルちゃんも日本猫などに比べると、ペルシャ程ではないけれど、ちょっとつぶれたようなつまった(?)顔をしています。それが今では、もっと鼻筋が通って、目と鼻の間がもう少し離れた顔がよいとされるようになっているとか。人間でも時代とともに美人の条件というのは変わるようですが、猫の顔のよしあしも年々変わっているのでしょうか。面白いですね。(叔母のところに行った子たちは、両方とも現代風のクールな美人さんです。)

もうしばらくは叔母のところにたまに行って、猫すりすりでもして我慢していましょうか。
モヤちゃん、ごめんね。今度ルルちゃんの命日に、一緒にお参りしようと思います。

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2007年9月16日 (日)

モヤちゃんの三回忌

Moya2 一周忌の次が三回忌というのはちょっと不思議だけど、モヤちゃんが亡くなってから早くも2年たったのですね。

この2年、私は何をしていたのでしょうか。そんなふうに振り返ってしまうこともあります。最初の1年はまだルルちゃんがいました。だからまだ何だか、家のどこかにいるような気がして、今にもひょっこり出てきたり、足元に擦り寄ってきたりするような感じがしていました。でも、ルルちゃんもいなくなってからは、いつの間にかそんな感覚はしなくなってしまっていました。Moya3

この写真は、プリントからスキャナーで起こしました。そう、うちのプリンター、スキャナーついてたんですよ。買い替えてからもう半年以上たっているのに、きょう初めて使いました。モヤちゃんの写真はほとんどデジタルじゃないからアップできませんでしたが、こんな1歳ぐらいのときの写真も載せることができたんですね~。

上の写真は大好きな本棚の上。ここから見下ろすモヤちゃんはとても立派な面構えをしています。下の写真、昔の古い家のころです。まだうちの子どもたちも生まれていなくて、彼が本当にうちの長男でした。Moya1

16年と5ヶ月一緒に暮らした猫の、あとがま?になるような猫にはまだ出会えそうになくて、いまだにそのまんま。毛が落ちないので、着るものとか選ばないし、掃除も楽ですけどね。やっぱり淋しいかな。

それでも今は新たに子猫と向き合えるような心の余裕が多分ないのです。Moya4

窓辺でルルちゃんと。まだ子猫のルルちゃんを、甲斐甲斐しく面倒みていたモヤちゃんでした。窓から見える向かいの家も、うちと全く同じ間取りの米軍ハウスでしたね。このころはまだ近所にたくさん残っていました。でもこの16~7年で、ハウスはほとんどなくなってしまいました。時の流れを感じます。

モヤちゃんの逝った日、こんな夜中に目が覚めて、それから朝まで抱いて、頭をなでていました。あの時と同じように、秋の虫が一晩中鳴いています。夜が明けるとやっぱり抜けるような秋空でしょうか?まだ夏の名残のつくつく法師が鳴いているのでしょうか?つい昨日のことのように思えて、だけど遠い昔のような気もします。時間がたつのは早いですね。

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2007年4月 9日 (月)

桜が咲くころに~ペットの探偵さん

Imgp2184 きのうは少し暖かかったけど、きょうはまた寒い?久々に仕事が小休止したので、近所を歩きました。

今のところに住み始めてから、近所の公園や公共施設の周りに桜(ソメイヨシノ)が多いことに驚きました。新興住宅地にやたら桜を植えるのが流行した時期があったようですね。でもそれから数十年たって、その桜は?というと、ちょっとかわいそうなことになっていることが多いようです。

公園の中はいいけれど、外の道路に出た枝は低い部分を切られてしまうし、電線があるところは見事に側面まっ平らに切られてる。ひどいところは幹の棒一本になって、上の方にちょこちょこっと花をつけているだけのものもあります。それでも団地の中だけは今までそんなに切られることもなく、桜並木が屋根のように覆いかぶさってきれいだったのですが、それも一昨年ぐらいにばっさり切られてしまいました。何でも不審者が隠れる場所をなくすのだということで、暗い茂みは一転して広々と明るくなりました。これも今どきの傾向なら仕方がないけれど、頭を同じ高さに切りそろえられた並木に、ぽつぽつと花が咲いているのを見ると痛々しい感じがします。

近所を歩き、桜が散るのを見ると、思い出すことがあります。もう18年前?になりますが、ちょうどこの時期に、飼っていた猫がいなくなってしまいました。義弟のところで餌をやっている外猫が子猫を生んだので、そのうちの1匹をもらってきて、2年ほどたったときでした。

名前は「ショーちゃん」。柄がアメショーに似てるというのと、私が太極拳を10年もやるきっかけになった、陳正雷先生の「正」を取った名前でした。当時は猫というのは外に出るのは当たり前と考えていて、私が家にいるときは設置した「猫用出入り口」から自由に出入りさせていました。といっても、平日は外で働いていたので、そんなに自由でもなかったと思いますが。

2日ほど帰らなくて、これはおかしいと思い、捜索を始めました。そのとき初めて、それまで3年ほどそこに住んでいたのに、駅と自宅の間しか歩いたことがないということに気がつきました。近所にどんな人がいるのかも、全くわかりません。隣の人ですらまともにあいさつを交わしたことがありませんでした。半径500メートルほどなのに、どこにどういう道があるのかもわからず、まるで初めて来た街のようだったのです。愕然としました。犬でも飼っていればいやおうなく散歩で歩き回るのでしょうが。

途方にくれていると、友達が「ペットの探偵っていうのがあるらしいよ」と教えてくれたので、電話帳で探して連絡しました。探偵さんはすぐに来てくれて、猫の特徴、性格、好みの餌などを聞いて調査書をつくりました。まず、やることは保健所と清掃局に電話すること。万一保健所に保護されていることもあるし、あるいは車にひかれて清掃局で片付けていることもあるからです。とりあえずそういうことはなくて一安心。

次に、写真入りのポスターをつくって電柱に張る。チラシもたくさんつくって1軒1軒にポスティング。ポスターは違法掲示物になるので探偵さんの方で張って、ポスティングは一部お手伝いをしました。それからがプロの仕事です。2日間近所をくまなく聞き込みしてくれたのです。チラシを見た人から事務所に目撃情報が入ると、(当時はポケベルでしたね~懐かしい)すぐ連絡が来て、一緒に現場に行きます。特殊な「捕獲器」と、大きな網を持って。一体何をする人なんだろうと思われるほど、異様な風体でした。情報も2件ほどあったけど、空振りでした。

2、3日の間に、探偵さんは近所のたくさんの人と話をしたようです。3年以上住んでる私が、ほとんど誰とも話をしたことがなかったのに。特に日曜日を含んでいたので、季節柄外に出て庭の手入れをする人や、車を洗っている人がたくさんいて、いつもの倍ぐらいの人に聞くことができたそうです。でも、結局「ショーちゃん」は見つかりませんでした。発見率は70%ぐらいということでした。

今、そういう仕事をしているところもあるのかなと思って検索してみたら、こんなサイトを見つけました。迷子ペット捜索のページ。迷子情報、保護情報を交換する掲示板と、捜索のノウハウを載せたサイトです。相変わらずいなくなってしまう子が多いんですね。飼い主さんの気持ちを思うと、当時の自分か重なります。

そのページの右下にある「家出猫の探し方」という本の著者は、何とこのときお世話になった探偵さんでした。本は絶版だそうですが、そこで詳しく読むことができます。猫好きで、猫の生態を熟知している様子はあのときからあったのですが、それ以上に長年の経験も加わっているようで、ちょっと読んだだけでもすごい!と思う内容でした。こんな企業秘密を惜しげもなく公開していいんでしょうか。わらをもすがりたい人には本当に心強いと思います。

聞き込みのあとで、また情報が入ったら捕まえに来ますということだったのですが、情報はありませんでした。そのあとも桜が散る中で、私は朝と夜、それまで歩き回ったことのない近所の住宅地をぐるぐると歩き回りました。2週間たち、3週間たち、張ってもらったポスターが雨にぬれてはがれてしまっても、「ショーちゃん」は帰ってきませんでした。

モヤちゃんはちょうどそのころ生まれていたのですね。3ヵ月後、あきらめてまた別の猫ちゃんを迎える決心をして、モヤちゃんに出会いました。モヤちゃんはそれから16年、1年後に家族になったルルちゃんも16年、ずっと一緒に暮らしてくれました。今度は外に出ないように注意して。でも、モヤちゃんは時々脱走しました。そのときのために、探偵さんが持っていたのと同じ、大きな網も買いました。(今もその網あるんですけど~「一体何につかうの?」と聞かれます。)

それから長い間、ルルちゃんとモヤちゃんがいてくれたので、すっかり「ショーちゃん」のことは忘れていたけれど、こんな桜の散る時期に、普段歩かない家のまわり、半径500メートルをぐるぐる歩くと、当時のことを思い出して、ちょっと悲しくなったりするのです。

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2006年11月11日 (土)

哀しいお知らせです。

今まで3、4日おきに続けてきたこのブログ、1週間以上抜けてしまったのは今回が初めてです。再開するにはまず、哀しいお知らせをしなくてはなりません。

ルルちゃんが、とうとう帰らぬ猫になってしまいました。11月3日でした。16歳と8ヶ月だったので、いつかはお別れするのはわかっていましたが、この夏に一度がたっと食欲が落ちるまでは、本当に元気で過ごしていて、もしかしてこの子は20歳ぐらいまで生きるのかも?と思っていたくらいだったのです。でも、まあ昔は猫の寿命も短くて、10年も生きたら化け猫といわれていたから、モヤちゃんもルルちゃんも、その子供たちも、かなり長く生きたと思いますけど。

先月ぐらいから食欲が徐々になくなって、獣医さん通いをしていました。別にどこが悪いということもないとのことでしたが、10月末から眠らなくなったのです。獣医さんに言っても、「そんなことないでしょう、どこかで寝てますよ」というのですが、今までは、あれ、ルルちゃんどこかな?と思って探すと、どこかお気に入りの場所で寝ていたものですが、(前にどこかで載せた写真のように、ビロ~ンと長く伸びていたり、ちんまり丸まっていたり。)ふと見ると、目を開けてる。夜見ても、あ、起きてる。何で??時々うつらうつらしてるように見えるときもあったのですが、近づくとぱっと眼を開ける。ちょっとした物音にビクッと反応するようになり、これはおかしいと思いました。

食べないので日に日に弱っていくようでしたが、苦しむ様子もなくおとなしくしていました。でも、一度物音に驚いてけいれん(ひきつけのような)を起こしてからは、これはもうだめだ、と思い、いつ死ぬか分からない、けいれんの時間は2分ぐらいでも、誰もいないところでけいれんを起こして死んじゃったらかわいそうだからと、10月30日から4日間、ほとんど外出せず、夜もリビングで寝て付き添いました。買い物も子供が帰ってきてから。でも、朝までもたないかもと思ってから4日も生きてくれたのです。

でも、11月3日は前々からどうしてもはずせない用事がありました。私と主人は、甥っ子の結婚式で横浜まで行かなくてはなりませんでしたし、子供たちは川崎の民家園で歌舞伎(あきる野座)の公演に出なくてはなりませんでした。結局時間差で、私と子供たちが先に民家園に行き、子供を置いたら私は結婚式場へ。主人はぎりぎりの時間まで家にいて、式場へ。子供たちは「あきる野座」のバスには乗らず、公演が終わったら電車ですぐ帰るということにしました。

でも子供たちが家に帰ったのは6時過ぎでした。私たちも帰途についていて、電話をしたら「ルルちゃんはトイレの前まで動いてる」ということでした。「元の場所に戻して、ヒーターをつけて暖かくしてあげて」と指示しましたが、それから30分ぐらいして娘が泣きながら電話をかけてきて、「ルルちゃん、死んじゃった」

きっと誰か帰ってくるまで待っていたんだね、といいました。誰もいない5時間あまりの間、ずっと起きて目を開けていたんだろうか。そう思うととてもかわいそうなことをしてしまったと思います。特に子供たちは、すぐ帰るつもりなら帰れたのに、子供だけの開放感からかちょっと寄り道をしてしまったのだそうです。あと30分でも早く帰っていたら。でもルルちゃんはけいれんを起こすでもなく、直前ちょっと息が荒くなっただけで、安らかに旅立って行ったそうです。Photo_13

死ぬ2日前のルルちゃん。のんびり日向ぼっこをしてるように思いましたが、今となってはじっと目を開けて何かに耐えてるみたいにも見えます。何も食べないし 、今夜こそだめかなと思ってから栄養剤の注射ももうかわいそうだからとやめて、水だけ飲ませていました。でも、これだけもつなら栄養剤も続ければよかったのかな?それも結果論かな。Photo_16

翌日、娘が習い事から帰ってから、一緒に庭の花を摘みました。 ルルちゃんが遊んでいた庭の花を、一緒に箱に入れました。それから斎場へ向かったのですが、かなり車が混んでいて、受付時間ぎりぎりになってしまいました。お庭に埋めてあげればという人もいますが、人間の都合は分からないものです。もし引っ越したりすることになったら、置いていってしまうのはかわいそうでしょう。Photo_17

モヤちゃんも眠る合同の慰霊碑。夕方5時くらいでも今はもう真っ暗なんですよね。ちょっと遠いので、薄情にもモヤちゃんのお参りはしていませんでした。ごめんね。

息子は土日も部活でほとんど毎日学校に行っているので、この日も一緒には来られませんでした。モヤちゃんの時は突然だったので(持ち直すとばかり思っていたので)、朝泣いてしまって学校に行けないほどでしたが、今回は朝、出かけるときに、これが最後かも知れないからと毎朝(3日間)ルルちゃんにお別れを言ってました。こんなに毎日これが最後かもって思われるのもいやだろうね、なんて言いながら。結局最後は子供たちが見取ってくれました。

それから1週間、ずーっと猫のいる生活だったので、猫のいない生活はやっぱりぽか~んと何かが抜けているような感じです。子供たちは生まれて以来ずっと猫がいるのが普通だったので、やっぱり変な感じでしょうね。でも日々の成長に、外の世界の変化にまぎれていくのだろうか、とも思います。私は家にいるので、やっぱり一番こたえるのかな。でも、しばらく猫は飼わないだろうと思います。ちょこっとで終わらせようと思ったのに、長い長い御報告になってしまいましたね。

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2006年10月24日 (火)

ルルちゃん、最近の様子

Photo_3 体をなめている途中で声をかけたら、あれ?舌を出したまま、しまい忘れてる。こんなとぼけたルルちゃんがかわいいです。

実はこれは少し前の写真。(先月の)最近のルルちゃんは余り元気がありません。昨年以来血尿もなく、とても元気に過ごしてきたのですが、7月末に食欲が落ち、あれ、どうしたの?と思っていたら、自然にまた食べるようになったので一安心。Photo_10

その後8月半ば、血尿が出てしまい、病院へ。このときはすぐに治りました。でも、9月半ばにまた食欲がなくなり、2日くらい食べなかったので病院へ行くと、他に異常はなさそうとのこと。注射をしてもらい、シロップの薬を飲ませていたら、またよく食べるようになりました。Photo_11

それが10月に入ってから、食欲がなくなったのはもうこれで2回目です。体重が減ってしまったので、この間は、栄養剤の注射までされてしまいました。老衰というか、年をとってくると自然に食べる量は減るということですが、解せないのはよく食べてるなと思うと、また急に食べなくなるということです。ここ2、3ヶ月の間、食べる食べないで一喜一憂することが多くなりました。Photo_12

ルルちゃん、痩せてしまいましたが、それでも顔は子猫のようにかわいいです。今のところ小康状態ですが、またいつ食べなくなるのかと不安。今度きたらやばいかも、そんな感じ。モヤちゃんのときは突然でしたが、こうやって、もうそろそろだめかな、と思っているのもつらいです。

食べられるうちにおいしいものを食べて、できるだけ機嫌よく一日一日を過ごしてもらいたいと思っています。

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2006年9月23日 (土)

ちょっと淋しい。

先日、叔母の家に譲ったルルちゃんとモヤちゃんの子供、ペッツィー君が亡くなりました。15歳と半年でした。

今年7月に、同じときに生まれたチョビィが亡くなったので、これで4匹いた子供はすべていなくなりました。モヤちゃん一家、残るはお母さんのルルちゃんだけになってしまったのです。1度しか子供を産ませてなかったので仕方ないでしょうが、というか、ルルちゃんは知ったことないのかもしれないけど、ちょっと淋しいです。

「ペッツィー」とはドイツ語で、「くまちゃん」という意味だって聞きました。15年前、子猫のことで叔母に電話したら、叔父の弟の家に譲ることになったのと同時に、モヤちゃんに似ている子ならうちでもほしい、ということになりました。叔母の家は旅行とかで家をあけられないと困るので、動物は飼わないという家でした。でも当時高校生だった子供たちが、自分たちで世話するから、自分の部屋に猫トイレ置いてもいいからといって猫を飼うことになったのです。

とういのも、昔、私は家をあける時、モヤちゃんを実家に預けていました。そのときに叔母一家が実家に泊まって、モヤちゃんの人懐こさに触れて、感動したんだそうです。モヤちゃんはそういう、出会う人を魅了してしまうような子でした。でも、ペッツィーは、しつこくすると嫌がるとか(猫族ではあたりまえ?)知らない人は一応警戒するとか、顔は似てるけどモヤちゃんとはちょっと違っていたみたいですね。

2匹の子猫をバスケットに入れて、何回も電車を乗り継ぎ千葉県まで行ったのが、何だかついこの間のことみたいです。それ以来、叔母の家でペッツィーはずっとアイドルでした。思春期で難しい時期だった子供たちも、家族の中心に彼がいたことで会話が弾んだでしょうし、独立して家を出て行った後は叔母のピアノの生徒さんたちの人気者でした。

でも彼は大の獣医さん嫌い。予防接種も毎年大暴れ、あまり大変なので普段往診しない先生が、病気の時には往診してくれていたそうです。9月に入って食欲が落ちたので、来てもらったら、おなかにしこりがあるので超音波で検査が必要とのことで、病院に連れて行かれてしまいました。帰ってきたら、どんな怖い思いをしたのか、もうげっそりとしてしまってまるで別猫になっていたそうです。組織もとって検査され、リンパ腫ということで抗がん剤の治療をすすめられたということでした。でも、病院嫌いの子に病院通いはすごくストレスになってかわいそうということで、治療はしないことに。それから、往診してもらって「食欲の出る注射」?というのをしてもらいながら、20日に亡くなりました。元気がなくなってから、本当にあっという間のことでした。

思うのですが、動物の医療って、どういうものなんでしょうね。医療は人間同様どんどん発達していっているので、やろうと思えばどんなことでもやれそうです。かといって動物の、本人の(本猫の)意思ってわからないわけだから、もし単なる延命治療ならかわいそうだし。また一方で、モヤちゃんの時のように、「老衰だったら仕方ない」といわれて、もう他に調べないで、栄養剤の点滴以外何もしなかったのも、何かもっとやりようがあったのではと悔いが残るような。難しい問題です。

でもともあれ、ペッツィーはこれ以上いやな病院に連れて行かれることなく、15年暮らした自宅で息を引き取りました。15年もかわいがられて幸せだったと思います。本当にお疲れ様。淋しくなっちゃったけど、ルルちゃん、みんなの分まで元気で長生きしてね。

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2006年9月18日 (月)

モヤちゃん1周忌

Im000013 16日はモヤちゃんの1周忌でした。あれからもう1年たつなんて、本当に早いです。16年も一緒に過ごしたので、いない1年はあっという間。ルルちゃんもこの家に来て以来、ずっとモヤちゃんと一緒だったので、一匹になってから、夜中や明け方にニャンニャンないたりすることがあるのは、多分ふっと思い出して、どこへいったのかな?なんて思っているのでしょうか。Im000089

モヤちゃんとルルちゃんはすごーく仲がよかったのです。いつも一緒、というか、モヤちゃんはルルちゃんの毛づくろいまでしてやっていました。ペロペロなめているうちに、ふと「かわいさ余って」という感じになるのか、最後にガブリとかみついちゃったりして、それで喧嘩になったりすることもありました。

実はモヤちゃんの写真はほとんどフィルムで撮ったもので、デジカメで撮ったものがあまりないんです。モヤちゃんは毛の色がすごくきれいで、(ルルちゃんと比較してみるとわかりますが)毛質もよく、立派でした。そのくせ、顔がかわいらしくて、よそにあげた子供たちの方が、写真でみると大人びた顔立ちをしていました。Im000088

例のルルちゃんがひげをこがしたヒーターも、モヤちゃんの独り占め状態だったので、ルルちゃんはあまり近づいたことはなかったのかも?そういう意味では、モヤちゃんはルルちゃんの上位にいたのかもしれません。

ルルちゃんは今16歳と6ヵ月で元気です。16歳と5ヵ月で亡くなったモヤちゃんも、もうちょっと気をつけてあげればよかった、残念なことをしたと今でも思っています。何しろおかしいなと思う直前まですごく元気で敏捷だったので。

話は変わりますが、ちょうど昨日の朝日新聞に、「ペット引き取り有料化」とか何とかいう見出しがあって、読んでとても驚きました。飼えなくなって処分を依頼されたり、捨てられたりしたのを捕まえた犬猫を、年間36万匹も殺処分にしているこの国って一体何?!昨今飲酒運転の悲惨な事故のニュースも多くて、飲んだら乗るな、乗るなら飲むなじゃないけれど、飼うなら捨てるな!捨てるなら飼うな!!ノラ猫、野良犬は減っているけど、飼育放棄が増えているなんて、悲しいじゃないですか。もともとのノラちゃんはたくましく、生活のすべを知ってるけど、一時かわいがられていた子はどうしたらいいのですか。引っ越して飼えなくなったなんて、余りにも無責任じゃないですか。Im000057

以前、隣に住んでいた、奥様はあまり動物好きじゃないけどご主人は猫好き、というご家族がありました。「うちの主人、こっそりとノラ猫にえさをやってるのよ」なんていう話を聞いていました。ご主人は家で仕事をしていて、時々気分転換に庭先に出てくるのですが、そのときモヤちゃんを肩に乗せた姿で出会ったりすると、「なんて幸せな猫なんだ~!」などと言ってくれました。猫飼いたいけど家族の反対で飼えない、という感じでしたが、言うことが「かわいい猫だね」とかじゃなくて、「なんて幸せな猫」というのが、ノラ猫とか、他の不幸な猫を見てきている人という感じでした。その方に「幸せな猫」といわれたモヤちゃんは、やっぱり「幸せな猫」だったのでしょう。1年たった今、そう思えたことで救われる気がします。モヤちゃん、ありがとうね。

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2006年8月 7日 (月)

ルルちゃんに、ちょっと異変!

2006_043 毎日暑いですね。この暑いのに、わざわざ暑い窓辺で寝そべっているルルちゃんです。冷房が多分嫌いなのです。外に出ると、熱くなっているコンクリートのところでコロコロするのです。20068_035 (暑きもちい~?)

実は、梅雨明け前のじめじめしていた時期に、ちょっとした不調だったのか、2日ぐらいほとんど食べなかったときがありました。いつもは小さい猫缶を1日1個食べるのに、1日目は半分以上残し、2日目はほとんど手をつけませんでした。好きなマグロとか、牛刺しを細かくして与えても、知らん顔。歳のせいかちょっとげっそりしただけでも、よたよたしているように見えて、え~っ?!そろそろお別れが近いのかな~なんて心配してしまいました20068_051

でも、3日目にまた食べるようになり、まあこのとおり、また元気になりました。よかった、よかった。去年のモヤちゃんのこともあるので、本当に、ちょっとした食べる、食べないだけでも一喜一憂してしまいます。

でも本当は、猫缶ではなく、結石予防のフードを食べさせなくてはならないんです。だけど、モヤちゃんは、去年実質そればっかり食べさせられていて、いざ食べなくなったときに、いろんなものを試したけどだめで、とても残念なことをしてしまいました。生きてるうちしかおいしいものは食べられないものね。それで、ルルちゃんにはその後、もういいやと思って、好きな猫缶と、それから結石予防のフード(ドライ)を半々にやってきたのでした。だけどこの1年、血尿をしたりということはありません。あの絶対お医者さんが推奨したのじゃなきゃ、と思ってきたのは何だったんでしょう。06072120_2 (そればかり食べさせて、モヤちゃん本当にごめん!)

今、ルルちゃんはすっかり元気で、また外を見ては庭によその猫が来ると、窓辺でニャゴニャゴ(というか、ウニャウニャというか)言って、逃げるとぱあっと他の窓のところに走っていったりして、(君が威嚇したってどうってことないよ。)運動能力も、元通りです。

ただ、困ったことは、あれ以来ドライフードを全く食べなくなったことです。ドライフードを食べてくれなきゃ、たとえ1泊でも家を開けられなくなります。この夏は旅行は行けないかも。お願い、カリカリも食べて!

写真の方は、いろいろやってみて、画素数の大きな写真を縮小してもモザイク状に汚くならず、ここに載せることができる方法がわかりました。(ついでに子供に落書きされてしまいましたが)ひと手間かかるけど、これからはプリントする写真と、ここに載せる写真と区別しないで撮ることができます。

だからルルちゃん、もう少し被写体として元気でいてくれなきゃね。

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2006年2月27日 (月)

ルルちゃんの誕生日

2006_031 ごめん!忘れてた。昨日がルルちゃんの誕生日だったのに。
2・26事件の日だから、覚えやすいんだけど。
早いものでルルちゃんも
16歳になりました。人間で言えば花の女子高生。でも猫ではけっこうなおばあちゃんですよね。

小さいときはよくおなかをこわし、4、5年前には太ってトドのような体型になり、尿道結石にもなりました。それで、専用のフードを食べていたら、またすっかりスリムになりました。(私もそういうのがあったら食べたい!)今ではとても元気です。

ルルちゃんは16年前、生後3ヶ月ぐらいのときうちに来ました。出身は福島県です。紹介されてルルちゃんを譲って下さったのは、ブリーダーさんじゃなくて、2頭のソマリをペットで飼っている方でした。送ってもらった写真には「桃子ちゃん」と「桜子ちゃん」が写っていて、桜子ちゃんがとても美人で、おすすめです。と言っていました。結局両方とも貰い手が決まり、姉妹で新幹線に乗ってやってきたのです。

上野駅で対面したら、桜子ちゃんは確かにきれいでかわいかったのですが、目が大きく、びっくりしたような顔の桃子ちゃんになぜかびびっときました。「先にお話があったので、好きな方選んでいいですよ」と言われ、思わずつれて帰ってきてしまったのが、びっくり目玉の桃子ちゃんの方でした。それがルルちゃんです。2006_032 今でも子猫のようなかわいらしい顔をしています。

ソマリは数が少なく、日本のソマリは元をたどればみんな親戚らしいですが、ルルちゃんとモヤちゃんとは同じソマリかと思うほど、全く違うタイプでした。色が違うし、毛の質も違っていました。それでもうちに来る人は「どっちか見分けが付かない」と言っていたのですが。

性格も人懐こくて甘えんぼのモヤちゃんと違い、おとなしくているかいないかわからないような感じでした。

一度だけ4匹の仔猫を生んだのですが、その甲斐甲斐しいお母さんぶりは本当に感心するほどでした。子供嫌いで子育てにまったく自信がなかった私が、子供を育てる気になったのも、実はこのルルちゃんの子育てを見てから。誰に教わったわけでもないのに、上手に子育てができるなんて。すごいと思いました。

ねえ、頼むからそのかっこやめて。猫じゃないみたい。「余計なお世話、そっちこそ写さないで!」と言われそうですが。遅ればせながら誕生日おめでとう。これからもよろしくね。

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2005年12月16日 (金)

代わりに。

IMG_1390 レッサーパンダの風太君。長男が作ったペーパークラフト。

長男は部活部活で日曜もなく、ほとんど家にいないのに、家にいるわずかな時間に勉強もしないでこんなものを作っている変なやつです。

朝のテレビの上で仁王立ちの風太君。と、お供のペンギン?

moyacyann

実はここはモヤちゃんの席だったのです。ずいぶん前からここが好きで、というより注目を浴びる場所なので、いつも家族の中心にいたいモヤちゃんが見つけた、かっこうの居場所だったのでしょう。しっぽで画面が隠れて、邪魔をしているみたいでした。

8月の半ばごろまで彼はひらりとここに飛び乗っていたのでした。

それが、いつの間にかできなくなっていたのですね。

2005_052  急に体調が悪くなり、こんなふうに誰もいない階段の踊り場にねそべることが多くなって、おかしいと思ったときにはもう遅かった。あんなにみんなの注目を集めたい性格だたのに。

もっと早く気づいてあげればよかったのに。それが今年の悔いの一つになりました。moyacyann3 moyaccyann_2

モヤちゃんの実家であるブリーダーさんのところで、多分もやちゃんと同じ時期にいた猫ちゃん(同じ16歳)が亡くなったそうです。

たかが猫というけど、16年も一緒にいて、もういるのが当たり前になっていた存在が、突然いなくなるというのはやっぱりつらいです。人でも猫でもそれは同じです。

モヤちゃんを譲ってもらいにいった日のことが昨日のようによみがえりました。

その方はもうブリーダーはやっていないそうですが、今、写真が中心のとても素敵なブログをやっていて、私も時々そこにいってきれいな写真を見て、ほのぼのさせてもらっていました。私がデジカメを持って、また写真を撮ろうかなと思ったのはこの方の影響です。猫ちゃんたちの写真も見ることができます。http://exif.exblog.jp/「花・太陽・雨」というブログです。多分今つらいときだと思うけど、ほかの猫ちゃんたちのためにも元気をとりもどしてほしい。

うちも、今まであまり人懐こくなかったルルちゃんが、いじくりまわされて迷惑顔ですが、少しだけモヤちゃんの代わりに一緒に寝てくれるようになりました。

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2005年9月30日 (金)

猫が宝物

lulu2 昨日、家に帰ると、隣の家にパトカーが来ていました。聞いてみると、車の鍵穴が壊されていたそうです。中には何もなかったので、とられたものはなかったそうですが、何か物騒な世の中になったなあという感じがします。

2、3年前も隣の家では窓が壊されたのですが、そのときは実際に盗られたお金よりも、窓の修理代の方が高かったということでした。

私の家は、それこそ何も盗るものがない。お金も、貴金属も、宝石もない。子供が生まれてから、本当に必要なもの以外は何も買えないので、同じく修理代の方が高くなってしまうタイプ。でも、以前泥棒に入られたら何が一番困るかということが話題に上ったとき、うちには猫がいるから、何かの拍子に猫が驚いて外に出たりしたら、それでいなくなってしまったらそれが一番困るというふうに答えていました。地震などの災害もそうです。阪神大震災のあと、防災について考えたとき、うちには1歳と3歳の子供のほかに猫が3匹いました。子供と猫をどうするか。一人をおぶってもう一人の手を引いて、それから‥‥‥。うちには猫を入れるキャリーが一つしかなかったので、そのときに2匹入る大きめのキャリーを買いました。それから10年。

キャリーは獣医さんに行くほかは使われることもなく、猫は1匹になりました。子供は大きくなり避難は自分でできるけど、かえって昼間だと連絡が大変なんて思ったりして。私は、ルルちゃんだけを考えればいい。空き巣の場合は?でもルルちゃんなら外に飛び出すなんてことはなく、7匹の子ヤギのようにぱっとどこかに隠れて出てこないだろうなと思います。かくして心配事はあまりなくなったのですが、やっぱり泥棒は嫌ですよ。何でそんなことするの。ちょっと前までうちの近所は、鍵なんかかけてない家が多かった。子供は好きに出入りしていたし。今、出かけるときはちゃんと戸締りをしましょうなんて言いながらパトカーが回ってるけど、それだけ被害も多いのでしょうか。でも、うちでは家にあるもので大事なものはやっぱり猫です。

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2005年9月28日 (水)

ルルちゃん元気です

このブログを始めてから、すぐにモヤちゃん(猫)が死んで、やっぱり彼を失ったショックはけっこうきつく、しばらく更新できませんでした。そして先週「猫を庭で遊ばせるという夢は果たせなかったけど、残ったルルちゃんとこの庭で、心にぽっかり穴があいたまま、何とか生きてくよ」なんていう意味不明のメッセージを書き、すぐに消去してしまいました。今週、やっと少し元気になってまた書くことができるようになりました。今空前のペットブームで、多くの人が犬や猫を飼っていますが、ペットは確実に人間より寿命が短く、やがては死ぬということは避けられません。それを覚悟して飼っているつもりですが、何年も一緒に過ごして、もういるのが当然になっているのに、あるときからいなくなってしまうというのはやっぱりつらいものですね。

私はとても猫が好きで、今までたくさんの猫を飼ってきましたが、やっぱり飼った猫の数だけ別れもあるわけで、いい思い出ばかりではありません。昔はキャットフードなどはなく、猫まんま(鰹節ご飯)とか、だしをとった後の煮干だとか、残り物をやっていたはずで、後は勝手に鳥やネズミなどをとってくるということで、猫の寿命もそんなに今ほど長くなかったと思います。私が子供の頃は5年もうちにいるとかなりの長生き猫だったように記憶しています。おまけに私の実家の前は、今は旧道ですが、昔は幹線道路で、車がたくさん走っていたので、車にはねられるということもありました。放し飼いが普通だったのでいなくなってしまったということもあります。今は栄養のバランスのとれたキャットフードがあり、猫トイレの砂とかいろいろなものがあり、衛生状態も向上して、おまけに家の中で飼われることが多く、猫族の寿命も飛躍的に延びました。20年生きる猫もたくさんいるそうです。私の知人は、ご両親が猫を飼おうとしたとき、「猫は20年生きるんだから、よく考えて。自分たちが先に死んじゃっても私は引き取れないよ。」と言ったそうです。年配の方が飼うときは、自分があと何年生きるかということまで考えなくてはいけなくなったようです。

でもまあ、交通事故でいきなり死んじゃうとか、外へ出たままいなくなってしまうよりは、病気でか寿命でかわからないけど、一応天寿を全うしてくれたので、まだいいのかもかもしれません。それでももっと早く気がつけばとか、何か他にもっといいやり方があったんじゃないかとか、後悔することはいっぱいあります。モヤちゃんは外に出たがって、本当に大変でした。うっかり出してしまうと、車の走る道に出てしまったり、よその家の庭に入っていってどこへ行ったのかわからなくなってしまうので、家族総出で捕まえたこともあります。本当にいなくなって、帰ってこなかったことも何回かあって、帰ってきたと思ったら、明らかにどこかの家でシャンプーされていたり(!)、3日目ぐらいにもうだめだと思って「猫を探しています」というチラシを作っていたら、子供が学校帰りに、汚れてドロドロになった彼を見つけて捕まえてきたということもありました。そのとき見つからず、どこへ行ったかわからないとか、車にひかれちゃったというよりは、ずっとうちにいてくれたのでまあよかったと思っています。

うちにいる猫はルルちゃんだけになりました。ルルちゃんはとてもおとなしい猫で、どちらかというとあまりひとなつこくもないので、今まではいるかいないかわからない存在だったけど、にわかに大事にされはじめ、何か迷惑そう。というかやっぱりちょっと淋しそうな感じがするのは、こっちの勝手かな。ルルちゃんは元気です。私も一応元気になりました。

moya1 8月初め、この頃はまだ全然元気だったのです。外に出たくて玄関のドアのところにいるモヤちゃん。子供が不用意に開けたときとか、生協や宅配便の受け渡しのときにぱあっと出てしまうのが得意技でした。

本当に16歳とは思えないほど元気で敏捷だったんです。だから何で?というのがいつもあります。今となってはどうしようもないけど。不注意をわびるしかありません。

lulu1

ルルちゃんは、おとなしいので庭に出しても急に外に飛び出すという心配はないのでまあ安心です。こちらも15歳の高齢猫ですが、元気です。子猫みたいにかわいいでしょ。

ソマリとしてはモヤちゃんほど色もきれいじゃなく、あまり甘えたりすることもないので地味な存在でしたが、現在我が家のお姫様です。

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2005年9月19日 (月)

16年間ありがとう

先週の、急に空が高くなり、まるで今日から秋だよって言わんばかりにさわやかな風が吹き始めたその日、とってもかわいがっていて、よくなついてくれた猫が死んでしまいました。

8月の終わりから急にやせてきたのに気がついて、獣医さんに行ったら、口の中とかおなかとか、特に腫瘍とかはなく、老衰なら仕方がないとのこと。老衰って?つい最近まで高いところにもひょいと飛び上がるし、元気いっぱいだったのでまさかそんなことはないでしょう?

それまで、尿道結石の予防用のフードをもっぱら食べさせていたのですが、何でもいい、好きなキャットフードを食べてまた元気になってもらえればといろいろやったのですが、やせていく一方でした。人間ならいろいろ検査をして原因を突き止めるのでしょうが、猫で、ましてや高齢なので獣医さんに行っても、栄養剤を注射したり、点滴をしたりというだけで、これといった対処はありませんでした。何より、弱っているのにあまりいじりまわしたらかわいそうです。動物って、自分の死期をわかっているのか、こちらにできることはほとんどなくて、すっと逝ってしまいました。猫って、いくらなついていて、気持ちが通じていると思っていても、いざ具合が悪くなったとき、どこが痛いとか言ってはくれないし、無理しても食べなきゃだめよと言ったって、食べたくないときは食べないわけだから‥‥‥。そういうところがつらかったです。

 とても残念だけど、16年も一緒にいてくれてありがとう。楽しい事がいっぱいあったね。君といられて本当に幸せだったよ。

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