子育て

2012年3月19日 (月)

卒業

お久しぶりです。いや、本当に長いことほったらかしにしてしまいました。書きかけの記事が何本もあったのに、ログインすらしていませんでした。どうせ誰も見てやしないと思っていたら、先日久々に会った友達に「全然更新がないから心配してたわ」なんて言われてしまいました。わ~!見ていてくれる人もいたんだわ ありがとうございます。そして、ずっと音信不通で申しわけありませんでした。

実は、娘が受験真っ最中だったのです。それなのに、あれ?1月にバレエとか平気で見に行ってたよね?‥‥そうなんです受験生抱えながらも普通にどこでも出かけて観劇三昧の母でした。ひどいのはセンター試験の二日目に、娘を送り出してから関西遠征(西宮の「海賊」&松竹座)に行ってしまいました あのときは、今これ(ルジ様)を見ておかないと一生後悔する!と思って、娘が受験だろうが何だろうがお構いなしでした。

しかし、そのあとです。センター試験では思ったような点が取れなかったようで‥‥遠征から帰って出願を決める段になってちょっと焦りました。だって、のんびりと旅行なんかしていたら、受かりそうな私立(A判定)はもう出願締め切りのあとだったのですから‥‥遊んでてゴメンよっそして、センターリサーチの結果が出てから遅めの(つまりだいぶ強気の)出願となってしまいました。

しかしそこからの頑張りで、結果からいえば第一志望の大学に見事合格しました。友人の皆様にはいろいろご心配をおかけして申しわけありませんでした。また、娘のためにお守りを送ってくれたり、数々のお気づかい本当にありがとうございました。おかげさまですごい御利益がありました。高幡不動の土方歳三の絵馬も、息子の時と同様御利益がありました。今はお世話になったいろんな人、いろんなことにただただ感謝です。

だけど、国立の二次試験から合格発表までの10日間はすご~~く長かった。これで後期試験でもあればそれに向けてまた勉強していたから気が楽だったのでしょうが、後期も出願していたけれど面接のみ。だから、二次試験が終わったときから娘は毎日何もせずに家でゴロゴロ寝てばかり。それって、何と声をかけていいかわからず本当に困りました。私もさすがに気が気じゃなくて今度こそほとんど外出もせず。こんなに気をもむことって息子の時にもなかったような気がします。本当にいや~な10日間でした。

それで、合格発表があってからは親子して気が抜けて、いろんなところにお知らせしなくちゃならないのに何もせず。塾からはすぐに「どうでしたか」って電話がかかってきたけれど、学校へはなかなか報告に行かないから心配してたみたいですね。ほかに、今までお世話になっていたバレエの先生や、ずっとお休みしていた農村歌舞伎の保存会など、知らせるべきところに知らせてなくて。私のほうもお金を払いこんで入学手続きを済ませたらほっとして気が抜けてしまい‥‥卒業式と謝恩会が終わってからやっと重い腰を上げて、バレエと歌舞伎のお稽古場に報告に出かけて行きました。そこで、冒頭の「ブログ更新してないから心配してた」という言葉を聞いて、ああ~お友達ってありがたいなあと思った次第です。

以前、息子の時に、大学入試にどれだけお金がかかったかを書いたことがあります。まあ今回も同じ理系ですから大体同じようなものでしたが、違うのは、息子は私立の高校で授業料はそれなりにかかっていたけれど、塾では落ちこぼれた英語の1教科しか受けていないので塾代はそれほどでもなかったような。

娘は公立高校なので2年から授業料が無料になりました。タダほどうれしいものはないですね(笑)一方、塾は3年からフルで行かせました。塾代はまだ計算していませんが、計算したくないくらい(笑)夏期・冬期の講習や教材費を入れたら、4月からの10ヵ月ほどが私立高校の1年分よりもずっと高くなっていることは確実です

塾は必要だったのかというと、娘は、塾の勉強と学校の勉強があまりに違うので驚いたと言っていました。塾の勉強は本当に受験直結で、もし塾に行ってなかったら受験は無理だったかもと。学校の勉強だけで受験に臨む人もいたけれど、それってすごく優秀な人に違いないと思ったそうです。学校の先生方もそれなりに一生懸命やってくださってはいたけれど、秋まで3年生もしっかり行事に参加する公立高校では、授業時間も少ないし、やはり受験に向けての実践的なことは足りなかったようです。

一方、息子のほうは、中高一貫の進学校だったので、2年までで高校の学習を全部終え、3年になると学校全体が受験一辺倒になりました。もちろん、3年生は文化祭も体育祭も参加しません。夏休みには学校でもびっしり夏期講習をやるので、塾の夏期講習なんか出る暇がないと言っていました。塾では英語だけお願いしましたが、中学の時から落ちこぼれて箸にも棒にもかからなかったような英語がセンターレベルぐらいにはなったのですから、その点は塾に行かせてよかったと思います。でも、試しに夏期講習に数学と物理をとってみたら、もうとっくに学校でやっている内容で、全然行く必要はなかったとも。私立は私立なりにメリットがあったようです。

まあそんなことで、どっちにしても大学受験ってお金がかかりますよね。もちろん大学の学費も、国立でもやっぱり高いです。これから2年間はうちはダブルで大学生 あ~もっと働いて稼がなくては バレエや歌舞伎のミーハーにうつつを抜かしている暇はありませんね。

二人とも子ども手当をもらえなかった世代だから、こんなこと言うとうらみがましく聞こえるかもしれませんが、子育てって小さい頃より大きくなってからのほうが断然お金がかかるのです。ほんと、子ども手当よりも、高等教育にお金がかかるというのを何とかしてほしい。高等教育というのは、将来税金を多く払ってくれる人材を育成するということじゃないですか。だから、少しでもそういう人たちを助けてふやすようにしたほうがよくはありませんか?子ども手当というのは全く朝三暮四のような気がします。お子さんがまだ小さい方は、子ども手当があるからって無駄遣いしちゃだめですよ。もらえなくなってからごっそりお金がかかるのですから。それはまったくだまし討ちみたいなものです(笑)

大学の学費も、奨学金があるからといいますが、奨学金といったって、本当に困っていたり特別優秀だったりして審査を通った人以外はまるっきり借金ですよね。借りたはいいけれど返せないという人が多いと聞きます。テレビでそんな特集をやっていたのを見たことがありますが、払わなけりゃ何十年たっても取り立てられますよ。だからなるべく借りないで親が何とかするしかないでしょう。

あと、20歳になればそれに追い打ちをかけるように、学生で稼ぎがなくたって国民年金の保険料を払わなければなりません。「学生納付特例制度」というのもありますが、あれは単なる猶予じゃなくて利息がかかるっていうじゃないですか。将来もらえるかどうかもわからないのに、ぼったくりですよね。年額ではかなりの金額になるので年金課の窓口に聞きに行ったら「親が貸しておくのが一番いいんじゃないですか」とサラっと言われてしまった。ふざけるな!

そんなわけで、相変わらずいろいろぶつぶつ言ったりしていますが、無事受験も済んでとうとう子どもが二人とも大学生になります。もう多分毎朝のお弁当もないでしょうし、PTA役員も、保護者会も、三者面談もありません。わ~い!子育て一段落だわ!って喜んでいたけれど、卒業式と謝恩会でちょっとホロリとしてしまいました。何か、PTA役員も、学校とのかかわりも大変だったけど、それなりに楽しかったのです。これで終わりかと思うとすごく淋しい気がしてしまいました。それでまた数日ぼ~っとしていた次第です。

私もこれで卒業なんですねえ。厳密にいえば大学の入学式に出て完了。あとはもう本当に親は顔を出しません。うれしいような淋しいような。だから、これからは新しいことを考えたいと思います。私にも新しい春がやってきます。

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2010年4月 8日 (木)

無事、入学。

3月末からの寒さで開花が遅れていた桜が一気に開いた翌日。小雨が降ってまた寒さが逆戻りのような日だったけれど、無事息子の入学式が終りました。大学の入学式って親も出席するんだっけ?私は自分の入学式の記憶がほとんどないので、行かなくてもいいのかなと思っていたら、今は夫婦揃って出席するのが普通なんですね。当然ながら入学する学生の数よりも保護者の数のほうが多くて、会場に入りきらないほど来ていたのには驚きました。

1月のセンター試験、それから出願、そして入試本番と、親は関係ないと思っていても、いざとなると気が気じゃありませんでしたが、無事第一志望の国公立に合格することができました。その第一志望というのが(学校や学部の選択が)息子に向いているかどうか私はちょっと疑問だったので、別に私立でもいいやと思っていたのですが、お金を払う段になってみると、やはり国公立に合格できてよかった~!と思ってしまいましたよ

大学ともなると高校どころじゃなく、格段にお金がかかります。お金についてそんなに詳細に書くこともないとは思うのですが、昨年娘の高校受験が終わったあと、私立高校と公立高校の費用の違いを書いたら、それを読んだ友人が「そんなに違うんだ~!」などと反応してくれたし、またこんなことをブログに書く人も少ないらしくて、検索も結構ありました。なのでことしはついでにというわけでもないのですが、大学編も一応データとして挙げておきます。

大学は意外にも、私立と国公立との差が少ないのに驚きました。入学金は同じくらい、授業料は半額程度で、高校ほど大きな違いはなかったのです。そもそも公立高校が安すぎるんですね。(私立高校も補助金があるおかげであの程度の学費で抑えられているのでしょうが)大学は、国立でも法人化以来私立高校なみの授業料が必要です。そして私立大学は私立高校どころじゃなくて、その倍ぐらいお金がかかる!(特に理系)世のお母さん方、子供手当がもらえるなんて喜んでいる場合ではありません。余裕ができたからといって遊びなんかに使わないで、学資保険に入るなり、貯金するなりしないとあとがつらくなりますよ。

以下、備忘録というよりは、お金を出す親のための大学受験講座(費用編)‥‥といったところでしょうか。意外に知らない方が多いので。大学受験なんてまだ先の話と思っていても、多分あっという間。私もつい最近までそんなにお金がかかるなんて知りませんでしたから、もうびっくりですよ~。

(大学名のAとかBとかは頭文字ではありません。受験した大学全部、学校案内などを調べれば額はわかるのですが、面倒なので、合格して手続書類が送られてきた大学だけにしました。いずれも理系です。)

国立大学
入学金28万2,000円、授業料年額53万5,800円、後援会費4万4,000円(合計86万1,800円)

私立A大学
入学金24万円、授業料104万4,100円、施設設備費23万8,000円、実験実習料9万7,700円、諸会費1万5,000円(合計163万4,800円)

私立B大学
入学金28万円、授業料年額108万9,000円、教育充実料31万2,000円、実験実習料7万円、諸会費1万4,500円(合計176万5,500円)

もちろん、これに入っていない費用もあります。同窓会入会金2万円、生協加入出資金1万5,000円、損害保険料(生協の共済で年1万4,000円ほど)など。あと、教材費や通学定期などもばかになりませんよね。‥‥ため息出ちゃう。息子の学校の場合はノートパソコンが必携ということで、約20万円の生協推奨品を購入しました。別に量販店で買ってもいいのですが、4年間保証と、学校内にサポートセンターがあって面倒をみてくれるというので仕方なく‥‥。あと、高校と違って制服代はかかりませんが、入学式には男女ともほぼ全員が黒のリクルートスーツ姿でした。そのスーツ一式が5万円前後しました

‥‥とこんなふうにいっぺんにお金がかかって大変なのですが、それが納得できるのならいいんですけど、納得できないものもあります。その最たるものが滑り止めの学校に支払う入学金でしょう。これが安くはないだけに何とも腹立ちますよねえ。

高校受験の場合は、公立高校が第一志望の場合、併願する私立高校はあらかじめ手続き延期願いを提出することで、公立高校の発表日まで手続きを待ってくれたと思います。だから公立に受かれば、私立の入学金や授業料を払い込む必要はなかったのです。うちの娘の場合、併願校は一つしか受けてなかったので、他の学校もそうだったかはわかりませんが、とにかく無駄な入学金を払うことはありませんでした。

ところが、大学受験の場合は違うんですね。私立大学は国公立よりも1ヵ月ぐらい前から試験が始まりますが、手続き締め切りはすごく早いんです。大体合格発表後1週間弱。それで例えば私立で行きたい順番(大体レベル順になっている)がA<B<C<Dだとすると、間違いなく試験日はこの順番通りに並んでいて(爆!)大抵の場合A大の手続き締め切りはB大の合格発表の前です(‥よくできてますねえ)まあ探せば、あるいは同じレベルの中なら、いくつか受かった中でどれにしようかということもできるんですけどね。

そんな感じで受かった私立の中でどこか一つを決めたとしても、国公立の発表が遅いので、それまで手続きを待ってくれるところは一つもありません。だから私立を滑り止めにしようと思えば入学金を捨てるつもりで手続きをしておかなくてはいけないのです。

入学金は上に書いたけれど、大体どこも20万円以上じゃないでしょうか。最終的にうちが滑り止めに決めて手続きをした学校は、手続き延期願いを出して入学金だけ振り込めばよかったのですが、もちろん入学しなかった場合でも入学金は戻りません。その額24万‥‥これだけあれば、バレエの祭典会員‥海外旅行‥などと悔しがってもだめですね。必要経費と思ってあきらめるしかなかったです

浪人したくないなら、こんな無駄なお金を使わなきゃいけないのが現状です。うちはもう子供手当はもらえないから、ひがんでるとしか思われないかもしれないけど、子供手当なんて支給するより、高校・大学と進学するに従って重くのしかかってくる学費の問題を何とかしてほしいです。高校無償化なんていうけど、現に高校生のいるうちでも、まだ何の説明もないですよ。(ほんとに無償化されるの?)高校までは何とかなっても大学の費用が高すぎるし、この無駄な入学金のシステムも何とかならないんでしょうか。

もちろん塾代も高かったし、受験費用も結構かかりました。うちは4つしか受けませんでしたが、塾の先生に言わせると例外的に少ないほうだそうです。一人平均7~8回は受けているそうですよ。私立の受験料はほとんどのところが3万5,000円です。同じ学校で学部や方式を変えて受けても割引にはなりません。だから8回受けたら28万円!(センター利用だとその半額ぐらい)それでも不況の影響で、近年では受験回数が減っているんだそうです。

大学進学にこんなにお金がかかると、やはり不況のせいで進学をあきらめなければならない子も出てきてしまうのではと、それがとても心配です。奨学金もありますが、結局は借金じゃないですか。調べるまでもなく、利息がないものは高校での評定平均が4.0以上とか、そういう規定があって、無理だよね~。自治体などで奨学金をあっせんし、保障会社の費用や利息の一部を補填してくれる場合もあるようですが、申請が大変そうです。支給型のものもありますが、1年以内に災害にあったとか、母子家庭とかそういう人が対象で、当然のことながら親の失業対策とか低所得対策はありません。

どう考えても生活費や親の遊興費に消えてしまいそうな子供手当なんかをむやみにばらまくよりも、教育の機会均等というか、若者に高学歴を与えて、先々税金をたくさん納めてくれる優秀な国民を増やしていくほうがずっといいと思うのですが。

ともあれ、無事行き先が決まってほっとしました。子育ては、子供が小さいうちは普通の生活をしている分にはまだそれほどお金はかかりません。少子化対策というのは子供が小さい時に集中していますが、それはまったくの朝三暮四。本当に大変になるのは大きくなってからです。そんなことを実感した大学受験でした。まだ下の子もいるので、最短でもあと6年、親の頑張りどころです

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2009年3月 2日 (月)

一応ほっとしました‥‥。

先週は都立高校の一般入試がありました。うちの娘も受けました。もうハラハラの一週間だったんですよ~

朝の中央線のトラブルで、全部の高校で開始が2時間遅れてしまいました。こんなことは前代未聞だったと思います。娘も朝出かけてから、もう着く頃だろうと思っていたら電話があって、まだ最寄の駅で電車が動いてない‥‥!これには焦りました。

そして、帰ってきたのは夕方の6時過ぎ。1日ぐったりという感じでした。中央線とは関係ない学校でも同じように開始時間が遅れたので、待っているのも大変だったでしょうね。でもうちでは、それから発表までの中3日間も大変でした。

翌日、塾で採点してもらったら、目標点に達してなかったのです!娘が受けた学校は独自問題を採用している学校なので、記述問題などは採点基準に幅があるから、たぶん塾でも高めに目標を設定していたと思うのです。塾の先生は責任がありますから、「大丈夫だよ~」なんていい加減なことは言えないので、「まあ、ボーダーラインかな?」ですって。それまでの余裕は吹っ飛んでがっくりして帰ってきたところへ、私がまた追い打ちをかけてしまいました。

「え~!○○高校(滑り止め)の入学金用意しておかなくちゃいけないじゃない!」

私ってほんとに正直というか、相手を気遣うことができないというか、まあ、そのまんまなんですね~。いきなりグサリとやってしまいました。おかげでその3日間は本当に親子ともども落ち込んだ日々を過ごしてしまいました。

発表当日、一人で見に行きましたが、結果は無事合格‥よかったです。本当にひやひやさせられました。ことしは世の中の経済情勢を反映して、例年になく公立高校の希望者が多く、異例の激戦だったとか。発表当日はみぞれが降る寒い一日。涙をのんだ子どもたちも多かっただろうと思うと心が痛みます。

大体私立と公立ではかかる費用が違いすぎます。

都立高校は、入学金5,650円、授業料年額12万2,400円、修学旅行積立、PTA、生徒会費などで年額8万500円。(教材費は別)初年度合計20万8,550円。

一方、滑り止めに合格していた私立高校は(それでも安い方だと思います。伝統校ほど値段は高いです!)
入学金25万円、施設費15万円、後援会費1万円、授業料年額46万6,800円。その上に制服代が夏服、冬服、コート、体操着、上履き、体育館履き(靴下、バッグも指定)など全部で約12万円。初年度合計99万6,800円。(学校によってはほかに寄付金があります)このほか教材費3万1,460円(これは公立も同じぐらいかかると思う)と、別途で海外研修費用約50万円。

海外研修費用を除いても、その差は約79万円でした。一方、塾に払ったのは(これも、うちは夏季講習からだったし、しかも個人の塾なので、一般の大手塾から比べれば格段に安いと思いますが)塾代(週3回)は7月~2月の8か月で約18万円、夏季講習8万円、冬期講習4万円、テスト代、教材費などは約2万円。合計32万円。

つくづく思うのですが、今、少子化対策といって、出産育児一時金の増額を初め、乳幼児や未就学児に対しては、うちの子どもたちの時代とは比べ物にならないほど手厚くなりました。各自治体で医療費の無料化はもちろん、0歳児保育なども格段に充実してきていると思います。

でも、これは全くの朝三暮四ではないでしょうか。だまされちゃいけません!その子が小学生、中学生のときまではいいですよ。だけど、高校・大学と進む時にはものすごくお金がかかるんですから!(大学の費用は、恐ろしいので計算してないけど、国立大学の法人化によって国公立でも私立高校なみにお金がかかりますよね‥もちろん私大はそれ以上!)

今、わけのわからない「定額給付金」なるものが支給されようとしていますが、そんなバカなことをするならまず雇用対策をしっかりしてほしいし、少子化対策だって乳幼児だけでは全くの片手落ち。子どもの数だけふやしても、その子たちが一人前の大人として成長し、立派に税金を払ってもらえるようにしないといけないわけでしょう?

公立高校の枠をふやすとか、私学助成をふやして私立校の授業料負担を少なくするとか、どうしてしないんでしょうか。私立学校は伝統や格式、学校ごとの建学の精神にのっとった教育方針を掲げていて、それなりに細やかな指導はしてくれるわけだから、最初からそれを望む人はそれだけの学費の負担は当然だけれど、それでもせめて公立校の2~3倍程度にならないと、公立校を希望して落ちた人にとってはとても大きな負担を強いることになります。

どこで読んだか忘れましたが、去年あたりは親の経済状態の変化で、高校の学費を払い続けることができなくなって退学せざるを得なかった子が例年になく多かったとか。高校は義務教育でないといっても、今となっては高校出ていないと社会にはいろんな壁があって、ほとんど義務教育も同然なのに。そういう子たちの将来を考えるととても胸が痛みます。子ども一人育て上げるのは本当に大変なんです。だから出生率だけ上げればいいというのは全く安易だし、片手落ちに過ぎます。

「生み損」などという言葉を聞いた時はびっくりしました。生み損とは、小さな子どもを抱えて自由がきかないお母さんが、ふと独身の同級生などを見ると、社会でバリバリ働いて充実した毎日を過ごし、お金も時間も自分のために使える人たちがいる。それに比べ自分は‥。というような感情でしょうか。私も、子どもが小さい時は子どものために自分のほとんどの時間をとられていたけれど、それはそれで楽しいこともあったし、人生経験上勉強になることも多かったから、子どものいない人に比べて損をしたと思うことはさほどありませんでした。

でも今は、何か釈然としない気持ちもあります。子どもが大きくなって手がかからなくなると、多くのお母さんたちがまた働き始めますが‥‥一度子育てのために社会から離脱すると、復帰しても生涯賃金は働き続けた人の何分の一にも減ってしまいます。それでも子どもの学費のために一生懸命パートなどでみんな働いていますけどね。だけど、子どものいない同年代の人たちは優雅に海外旅行や大人の交友関係を楽しんでいる中、ひたすらどこへも行かず、働いたお金も大半を子どもの学費に持っていかれ‥‥。

私の友人には子供のいない夫婦も、独身の人もたくさんいるから、こんなこと書くとそういう友達をみんな敵に回すことになってしまうかもしれないけど、彼らの老後(子育て期間なく働き続ければ、年金もきちんともらえます)も、こうやって私たちが必死で育て上げた子どもたちの税金でみるのよ~。この教育費の重圧は、きっと「生み損」なんてなまっちょろい感覚よりずっと重いと思います。

本当にこんなことを書いていると、よけい少子化が進んでしまいそうですね。少子化は頭の痛い問題ですが、政治がまず給付金‥‥とくるのは本当に乏しい発想で、少しばかりのお金をもらったところで将来的な不安が消えるわけではありません。まず若い人の雇用対策からやらなければ。若い人が将来の不安なく暮らせるようにならないと、まず結婚なんかできないし、まして子どもを育てようなどという気になるわけがありません。

そして生み損、育て損なんて悲しい感覚がはびこらないように、充実した子育てができるように、ぜひ中・高等教育の面でも何らかの対策をしてほしいと思います。ホントに子ども一人一人前にするには、金銭的にも精神的にも大変なことなのですから。

ずいぶん話が違う方向に行ってしまいましたね‥‥。ともあれ我が家は上の子が私立だし、またこれから大学受験にお金がかかる頭の痛いところだったので、下の娘の第一志望が公立ということでまず内心ほっとして、そして受かってくれたので本当にほっとしました。それでもまだ二人とも大学まで‥‥と考えるとクラクラします。二人でこうなのだから子どもが三人、四人といる人はなおさらでしょうね。これから子供を育てる若いお母さんが、近い将来こういう思いをしないように、教育面の環境の充実を願っています。

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2008年8月 7日 (木)

よくわからない‥。

何だか最近の私はのほほんとして、バレエのことばかり書いているようですが、実は夏休みになって大変な毎日を過ごしています。

発表会を週末に控え、今週は4回のリハーサルがあります。私はいままで見学させてもらえるのをいいことに、娘と一緒に行って見ているのが楽しみでした。でも、さすがに連日は無理。今週は月曜日に親の係りの打ち合わせがあって、それに行ったので、もう本番前日の舞台稽古についていくだけです。いよいよあと数日で本番。ここまで長かった‥‥‥。

でも、娘は受験生。今まで塾に行っていなくて、私は発表会が済んでから行かせればいいやぐらいに思っていたのですが、夏休みは夏期講習の時期で、途中から入れるような塾などないそうで‥‥‥。結局、友達が行っている零細な?塾に自分で決めてきてしまいました。大手塾でなくていいのかな‥‥という心配はあるけれど、レッスンやリハーサルのある日は夏期講習を早退して、その分宿題と補習でやっていくことまで自分で話をつけたというので、親は何も言うことはないですよね

それで、朝9時半から夕方4時半まで、娘は塾の毎日になりました。私はお弁当づくりの毎日。。。そして、塾が終わると(または早退で)バレエのレッスンやリハーサルへ。結構大変ですが、それはそれで頑張っているから応援のしがいもあるというものです。

嫌なのは、実は息子のほう‥‥‥。今一番の私のストレスは息子!

実は6月ぐらいに突然部活をやめてしまったのです。先輩たちが最後の大会の試合に負けて引退したのを待って、これから最高学年というところで、突然やめると言い出しました。やめて何するの?とりあえず勉強する。と本人は言うけど嘘でしょう!顧問の先生にも「部活やめたら何も残らないぞ」なんて言われたそうですが、ほかに、勉強に身を入れたいといってやめた子には「おう、がんばれよ!」と言ったそうですから、ずいぶんですよね!

すごく疲れていたのは知っています。今まで毎日部活部活で、朝は朝練でとんでもなく早く出て行くし、夜の帰りは遅い。そして日曜日も試合などがあるので、中学入学以来ほとんどまともに話をすることもなく過ごしてしまいました。家に帰ると疲れて寝るだけ。勉強なんてほとんどできない状態でした。それで成績はどんどん下降。仕方がありませんよね。(勉強と両立できる子はちゃんと両立しているのですけどね。)

確かにほかの子も怪我が多かったし、冬に風邪がずっと治らなかったり、疲れている子が多かったように思います。そこまでして部活やる意味があるの?というお母さんもいました。うちの子は幸い大きな怪我はありませんでしたが、やめてみてわかった!息子は身体はいかれなかったけど、頭がいかれていたのです!もう、何もやる気力がない。それでダラダラ。。やめた当初はまあ仕方がない。しばらくはリハビリが必要なんだろうと思っていたけれど、もう1ヶ月以上たったのに、まだダラダラしたままです。

やめてから毎日早く帰って来る。夏休みの今は、7月の学校の夏期講習がおわったあと、やっぱり毎日家にいる!アンタの交友関係は部活だけだったのか?!私は家で仕事をしているし、家事もあって忙しくしているのに、ただぐうたらされるとほんとに頭にくる!でもここで私がガンガン言ったらもっとひねくれてしまう?かもしれないし。この間の秋葉原の事件とか、最近のわけのわからない一連の青少年の事件は他人事には思えません。それが一番おそろしい‥

小さいころはかわいかったのになあ‥‥。いつの間にこんなふうになっちゃったんだろう。ホントに子どもは親の思い通りにはならないんだなあ。自分なりに一生懸命子育てしてきたつもりなのに、中学に入ってからしばらくほったらかしにしていたら、(というか、高校生にもなって親がいちいち口を出すのもどうかと思うしね~)わけがわからなくなってしまいました。男の子の子育ては難しいというけれど、今になってそのとおりだと思います。

そういえば私の弟もかなりきつい反抗期がありました。息子は部活ばかりだったのでそんな反抗期も思い当たらないけれど、やめたあとこうやってやる気なく、学校の担任にも目標がないだの何だのとさんざんひどいことを言われ、それでもまだ自分の信念を貫くようにグウタラを決めているのは反抗期なのかしら?

世の中の男の子を持つお母さんはどうされているんでしょうね。もちろん、立派にやっているお子さんはたくさんいます。でも、どうしてうちの子はそうじゃないの?毎日暑いのにゴロゴロされて頭にくるけれど、どうしていいかわからない。それで、ではないですが、私も現実逃避に走ってしまって、ますます趣味の世界?に流れていくようで‥‥そっちのほうがコワイと思う毎日‥‥。

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2008年6月20日 (金)

子育ても大変な時代‥!

バラが終わって梅雨時の晴れ間。この時期、私は毎年ナーバスになるようですが、ことしは春からまたわけのわからないことが次々に起りますね。ガソリンが突然170円になっちゃって、お店からいつの間にかバターが消えた‥‥‥。毎日普通に暮らせるのがあたりまえと思ってきたけれど、世の中何か急速に変わっているみたい。

パンダ貸し出しに年間1億円と聞いて、そんな金を払うならもっと他にやることがあるだろう!年金問題とか、後期高齢者云々とかさぁ!と憤慨していたら、突然の四川大地震でいつの間にかそんな話は立ち消え。同時にオリンピックの聖火リレーのことも、サイクロンのこともみんな吹っ飛んじゃった。そして、今度はまた秋葉原の無差別殺傷事件ですよ。

事件の犠牲になった方々のことを考えると本当にいたたまれない思いです。働き盛りの方も、これから世の中の役にたとうという時だった前途ある若者の未来も、一瞬にして奪われた事件。特に若い方々の親御さんにしてみれば悲しみの上に、さらにやり場のない憤りがあろうと思います。

私は普段ほとんどテレビは見てないのですが、それでもどこからか聞こえてくるもろもろの話。容疑者の素顔がわかればわかるほど、病んでいる現代の縮図を見る思いです。その中で、やはり私も子どもがいますから、自然に容疑者が育った環境について興味を持ってしまいます。

容疑者の両親が記者会見して?謝罪していましたが、最初見たときは何で成人した人間の親が頭を下げなきゃいけないわけ?とマスコミに対してやりすぎだと思いました。欠陥商品を売った会社みたいに、大人になっても製造責任が問われるの?とちょっといや~な気がしていたら、何と、容疑者の掲示板の書き込みに「親の書いた作文で賞をとり、親の言うとおり勉強したから中学までは完璧。高校に入って成績が落ちたら見放された」云々という一節があると知って震え上がりました。

だって、よくある話じゃないですか?私もけっこう小学生のときは熱心に勉強をみてやっていました。それでも作文をかわりに書いたりはしていなかったかな。ましてや賞をとったことなんて!でも、どうしても期限までにできないという夏休みの宿題は手伝ったりしていました。結構そういう親っているものです。でも中学ではやっぱり自分で勉強しないと‥‥親の言うことなんか聞きませんからね。中学まで親の言いなりができたのは、相当親がこわかったか、素直だったか、自分というものがなかったかのどれかでしょう。だけどこの事件みたいに、今はよくても大人になって時限爆弾みたいに何かやらかしたとき、親の責任を問われると思ったら、怖くてとても子育てなんかできませんよ!

それと、たまたま見た日曜日の番組では、この容疑者と、神戸の酒鬼薔薇事件と、長崎のバスジャック事件の少年はほぼ同年代(同い年?)といっていました。その世代はちょうと生まれてすぐに家庭用ゲーム機が普及し、ゲームと共に育っていったような世代だったそうです。単純にゲームが悪いわけではないけれど、ゲームばかりしていると前頭葉が発達しないとかいう「ゲーム脳」という言葉が、ひところ世間を震撼させましたね。

先日の新聞では連続幼女誘拐殺人事件の被告の死刑が執行されたと報じていました。もうあれから20年もたったなんて信じられません。このとき報道された被告の部屋というのをよく覚えています。ビデオやマンガ本が天井までうずたかく積まれ、ありゃまるで私の友人の部屋と同じだわ~と感心していましたが、そういうマンガやアニメにマニアックにのめり込む人のことを「オタク」ということもその頃知りました。

秋葉原の容疑者もアニメなどに「萌え~」ていたと聞きます。ここでオタク亡国論を語るつもりなどありませんが、ゲームとかアニメとか、そういうサブカルチャーに若者が夢中になるというのはどういうものでしょうね。実はうちの子どもたちも結構危ない部類なのです。

マンガは私も好きでした。テレビのアニメやマンガで世の中のいろんなことを教えられたといっても過言ではありません。「巨人の星」や「あしたのジョー」で過酷なプロスポーツの世界を垣間見たし(古いっ!)マンガでは「釣りキチ三平」とか(もっとほかにあったけど、今急に思い出せる範囲では)釣りなんて父親がやってなきゃほとんど知りえない世界だろうし、そうそう、「ベルサイユのばら」を読んで決定的に世界史に興味を持ちました。マンガは本当に世界を広げてくれたんですね。

そんなことがあるから、私は子どもにマンガを読むなとは言っていません。むしろ奨励したくらいです。でも、最近のマンガは何か建設的ではなく、ファンタジーにしても退廃的な感じがするのは思い過ごし?作品一つ一つに独特の世界観があるようで、それに入り込むと出てこれないというか、子どもたちの日常がつまらなくて、マンガやアニメでお手軽に別世界の住人になっているとしたら怖い話です。いくら好きでものめりこんでしまうのは危ないかもしれません。

ケータイもまた困ったものです。ちょっと前に、小中学生がケータイを所持するのは好ましくないという教育再生懇談会の答申があり、小中学生のケータイ禁止などという議員立法まで目指しているとのニュースがありました。確かに私の友人の子どもなども完全にケータイ依存症で、深夜まで隠れてやっていて学校で気分が悪くなったとか、1ヶ月のケータイ代が何万円にもなったとか、そんな話をよく聞いています。出会い系やアダルトサイトも怖いけど、それでも塾で帰りが遅くなるとか、うちもバレエで遅くなることが多いので、ケータイ禁止になったらたまりません。(まあ成立する頃には高校生になってますね)

私たちが子どもの頃はマンガやアニメはあったけれど、ゲームやケータイはありませんでした。思えば今は普通の生活の中で、とても誘惑の多い時代なのです。勉強をしようと思っても他のことに時間をとられてしまう。加えてガマンというものを知らないものですから、よほどのことがないと自制がきかない。「モモ」という物語がありましたが、それどころじゃなくとんでもない時間泥棒だらけの現代、真面目に目標に向かっていくことが大変になってしまった時代なんですよね。

きょう、娘の学校で進路説明会がありました。親子一緒に同じ説明会なんて、昔はあったかなあ?「担任だけでなく、全職員が一丸となって生徒の進路を考えていきます!」ですって。何か親にも子にも、将来の職業や進路について、意識を高めさせようと必死な感じが伝わってきます。これも多分、中学生の職場体験などと同じ路線の、いわゆる「ニート対策」というものなのでしょうか。

そう、私も今までは子どもをニートや引きこもりだけにはしないようにしなきゃ、と思ってきましたが、今はそれどころじゃありませんよね。「ネットカフェ難民」とかいう話をきいたときには、初めは冗談かと思いましたよ。若者のワーキング・プアの問題。どんなことでも仕事をもって、真面目に働いていさえすれば人並みに暮らせるという時代は、すでに終わっていたのです。ニートはある程度本人の問題ですが、ワーキング・プアは個人が悪いわけではなく、社会の問題でしょう。これからは食べていける職業につくために血眼になる世の中かもしれません。それなのに誘惑は多く、ともすれば負けてしまう子どもたち。子どもを持っている親として、これほどの不安があるでしょうか。

いつの世も若者が消費の主役でしたが、最近の若い世代はあまりファッションや旅行、グルメなどにお金を使わなくなったようですよ。そんなお金があったら貯金するそうです。世の中どうなるかわからなくて、不安な時代というのが反映されていると思います。だけど、若者が普通に働いて楽に暮らせるような世の中でなければ、少子化なんて絶対食い止められるものではありませんよね。そのうち日本は滅亡しちゃうんじゃないの?ガソリンやバターの異変でやっと世の中の変化に気付くまでもなく、もっと前からじわじわとおかしかったんだわ。

とりあえずうちの子は「オタク対策」をしなければ。際限なく録画していたテレビアニメを制限する!だって、そんなもの見ていたら勉強する時間なんかありません。マンガもインターネットも時間を決めて‥‥。あ~やっと子どもの手が離れたと思っていたけれど、まだまだ弁当作りだけじゃなく、親のやるべき仕事はいっぱいあったんだ!と思ったらまた暗くなりました。せめて社会からドロップアウトしないように。親が関与できるのはあと数年しかありません。怖い世の中です。

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2007年6月21日 (木)

親離れ、子離れ。

きょう、高1の息子が、2週間のUSA研修旅行に出かけていきました。

同じ学校のお母さん方とは、もって行くお金はどのくらいだとか、持ち物はどうとか、ホームステイ先から来た手紙に子どもが返事を書かないので親が書いたとか、お土産はどうするだとか、会うたびそんな話をしていました。

そのときは聞いていて過保護だなあとか思ったり、私は息子に対してはああだこうだ言ってないつもりだったけど、いざ出かけて行ってしまったら、‥‥あの、笑ってください。どこへ行くにも時間ぎりぎりの息子が、友達と待ち合わせだとかで珍しくばかに早く、いそいそと出かけていったと思ったら、通学用の革靴を履いて行ってしまった!制服を着るのは行き帰りだけで、向こうではずっと私服。だからスニーカーを履いていかなくちゃいけないのに、どうするんでしょうね~。気づいてどこかで買うか、でもそんな機転は利くのかなあ??一瞬、都内の集合場所ならまだ間に合うから、なんて思ったけど、それって過保護の最たるものかな、と思ってやめました。もう高校生なんだから、自分で何とかするでしょう。でも、向こうでずっと私服に革靴で通していたとしたらそれもコワイ!?

これから2週間、いなくてせいせいすると思っていたけど、意外や、スーツケースのカギを忘れてないかなとか、いろいろ心配になってきました。でも、いろんなトラブルは本人が何とかしなくちゃいけないんだから、出て行った以上ほっとくより仕方がないよね。私もいい加減子離れしないといけないかな?

去年、子連れで京都に行ったときに出会ったおばさま方に、「中3?それじゃ、もうこれが最後かもね。高校生になったら親の行くところになんかついて来ないわよ。」なんて言われました。でもまだ、先月の連休には八景島に行こうと言ったら、何で~?と言いながらもついて来たけど。放っておいても子どもの方は自然と親離れしていくものだと思います。

今月初めにちょっとした事件がありました。息子が「一生に一度ぐらい坊主頭にしてみたいから、床屋にいってもいい?」と言うのです。冗談でしょ、もうすぐ研修旅行で、その写真がみんな坊主頭で写っちゃうんだよ。写真は一生残るよ!と反対したのですが、あるとき学校から帰ってきたら見事な(海老蔵みたいな)坊主頭になっていました!彼は部活の先輩たちが引退したら坊主になると宣言していたのだそうです。それなのに床屋に行けないので、誰かが学校にバリカンを持ってきて、坊主にしてくれたそうです。それが、すごくうまいの!私がやったら虎刈りになりそうでとてもできないのに!すごくきれいにできていてびっくりしました。

だけど、初めはいじめかと思いました。部活の先生と担任に電話をして話を聞こうとも思いました。でも、本人の様子を見る限りではそんなことはないし。当面は信用するしかないか。あ~でも、私の理想では、息子が少女マンガに出てくるようなサラサラヘアのさわやかな少年になると思っていたのに、(くせ毛矯正しないと無理です!)頭を見るたびにがっかりしちゃって。それを本に人言うと、そんなことを言うのは私だけだそうです。学校の友達もみんないいと言ってくれるのだそうですよ。私って、いまだに幻想をもってる、子離れできない親のようです。

(この間久々に新宿を歩いていたら、なんと、今は坊主頭の若者が多いんですか?結構たくさん見かけて驚きました。坊主頭なんて野球部員ぐらいだと思っていたけど、この間もテレビでバスケットボールの試合を見ていたら、バスケの選手は半分ぐらい坊主頭じゃないですか。もしかして海老様頭はファッションだったの?)

男の子の子育ては大変と、もうかなり以前から先輩のお母さん方に聞いていました。女の子と違って自分で経験がないから、どこまで介入して、どこで手を離すべきかがわからない。いろんなことをどう教えたらいいかがわからない。そうこうしているうちにどんどん大きくなってしまう。中には思春期に荒れて、家で暴れたりする子もいるとか。そうなったら体も大きくなっているし、力も強いので親はとても抑えられません。

今回、旅行の相談をする機会に、いろいろな人の話を聞きました。友人関係でむしゃくしゃすることがあって、それをどこにもぶつけられずに、暴れて家の壁を壊したとか。(え~!?)あんなに素直ないい子だったのに、とか。皆、一度は難しい時期を経験しているようでした。そういうことないの?と聞かれたけれど、うちは、部活でヘロヘロになって帰ってくるからそんなエネルギーは残ってないみたい、と話しました。家ではぐうたらでどうしようもないけれど、部活もそう考えるとエネルギーのもって行き場になっているのかなと思います。

さて、どんなことを経験して帰ってくるやら。いない間に「ルジすべ」3連続とか、楽しみなこともいろいろあるので、私もこの機会に思いっきり子離れしたいと思います。

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2007年5月14日 (月)

子どものこと、関心ないんでしょうか?

今はバラの時期で、庭の写真も撮りたいし、手入れもしなくちゃいけないけれど、いろんなことで仕事もはかどらず、何だか釈然としない一週間でした。以下つまらない愚痴です!

連休明けで、棚上げしていた下の子の学校のPTAのことをやらなくちゃと思って、重い腰を上げて活動を開始したところ‥‥‥。そうですよ、文化厚生なんちゃらの委員長になってしまったのですよ~。

大体最初の保護者会のあとの顔合わせで集まったのはたった8人でした。各クラス2名なのだから30人近くいるはずなのに。その8人からして、ほかに誰もいないので仕方なく引き受けた人たちなのです。私だって、去年同じ委員になっているので、今年やりたくはなかったですよ!しかも委員長!

決まってないクラスは本部役員の人が振り分けてくれたらしく、あとで名簿をもらったのですが、ちゃんと本人に説得したかも不明。連絡先も書いてない人がいるのはどうするのでしょう。今、個人情報のことがうるさくて、今年からとうとう電話連絡網がなくなったのです。だから連絡のしようがありません。PTAの役員決めがスムーズに行われるように、あらかじめ希望の役(簡単なのはあいさつ運動とか、会費集金とか、そういうのは人気が集中する)を第3希望まで書いて提出しているのですが、連絡先がないということはその紙すらも出していない、つまり全くやる気のない人ということです。

それで、まず連絡先のある人から電話してみたら、強引に決められてしまって困っているとか、仕事があるので協力できませんとか、電話もらったこと自体すごく迷惑そうな反応でした。あの~、私だって仕事あるし、仕方なく委員長になったんですけど~。とは言わなかったけど、2件電話しただけでめげてしまいました。もういいや、いる人だけでやろうと決めて、給食センターの見学会を企画していたので、ほかの2名と一緒に担当の先生に相談に行きました。

学校公開週間だったので、ついでに授業も見て帰りました。去年は参観しなかったので、初めてでしたが驚きました。名簿があったので見てみると、月曜日から私の行った木曜日まで、見に来た保護者はうちの子のクラスではたったの3名でした。これって、学校公開する意味あるの?土曜日も特別にあるので、土曜日に来る人が多いのでしょうが、それにしても親の関心の低さに愕然としました。役員になる人がいないわけだ。保護者会も出席者4分の一いるかいないかだし。

昔、私が小学生のとき、授業参観や保護者会は特別なイベントでした。窓から校庭を見下ろして、「あ、○○のお母さんが来た!」などといってはしゃいでいました。授業参観は教室の後ろに3列ぐらい保護者が並んでいたくらい、にぎやかだったと思います。先生も、なるべく全員が発言できるように、この日ばかりは気を配っていました。

髪をきれいにセットして、スーツを着てるお母さん。着物姿の人も必ず何人かいました。かと思うと割烹着でサンダル履きの人もいるし、赤ちゃんをおんぶして、幼児の手を引いているお母さんもいました。高度成長期?で、みんな忙しい時代だったけど、子どもの教育は第一の関心事だったと思います。本当に今はどうしちゃったのでしょうね。

帰りがけ、委員の二人と話をしていて、またびっくり。そのうちの一人は上にもお子さんがいる人で、ちょっと事情通。私がS中とZ中を選べる地区だったので(つまりどっちも遠い!)「どうしてこっちに来たの?」と聞くのです。いや、子どものお友達がこっちの人が多いから、と言ったら、「あっちの方がよかったのに!全然違うわよ、受験のときにわかるから。」その話は私もちょっと聞いていたのです。同じ市内の公立中でも学力に差があって、うちの近所の人はほとんどレベルの高い方に行くし。「でもどうして?」と聞いたら、「親の知的レベルの違いかな?」ですって!こんなに狭い地域でも、格差社会が見え隠れ、なのでしょうか。

1年間、もしかして、最初の8名でブーブーいいながら役員をやることになるのかもしれません。最初の保護者会に来なかった人なんてあてにならない?でも、どんなに忙しくても、自分の子どもの学校のことでしょ。少しは関心もってもいいのではないでしょうか。

一方で、ガラにもないことだったので、ここに書いたことはありませんでしたが、去年から上の子の学校の「父母の会」のコーラスグループに入れてもらっていたのです。カラオケ以外は歌ったこともなく、音楽的な自信もなかったけど、とても楽しいし、日ごろ知らなかった学校の事情もわかって、本当に入ってよかったと思っています。

それが、今年私たちの学年が細かい雑用を受け持つことになり、役割の分担をしました。そのとき、リーダーから回ってきたメッセージに、「ほかの皆さんが、歌うことに専念して楽しめるよう、今年一年がんばっていきましょう」とあったのです。本当にこれには感動してしまいました。ほかのみんなのために。そうですよね。当たり前だけどそう言えるってすごいことだと思いました。

仕事があるから、忙しいからと言っている人たちは、ほかのみんなのため、じゃなくても、最低限子どものために、何か少しでもできないのでしょうか。そこまで余裕がないほどの格差社会だとは思えないのですが。

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2007年3月28日 (水)

失敗したかも?

仕事がなかなか一段落しないまま、春休みに突入してしまいました。

上の子は今まで部活中心で、夏休みも冬休みも部活で家にいない方だったのですが、今は中学と高校の狭間で部活もけっこう暇。もう3日、家でごろごろしています。そう、中高一貫校なので、卒業式も入学式もなく、ただただけじめなくだらだらしています。(見ているとけっこうむかつく!)

卒業のシーズンだったので、息子の小学校の同級生がどこの高校へ行ったとかという話が、ちらほら聞こえてきています。公立中学から高校受験をしたという子は、みんな自分の意思で努力し、希望をかなえて、胸を張って卒業していったことでしょう。子育てに失敗というのもどうかと思うけど、そういう話を聞くと何だか間違っていたかな~と思うこともあって、複雑な心境。

今の時期、新聞の折込には塾の広告も毎日大量に入ってきます。中学受験でどこに何名合格だとか‥‥。今、首都圏では中学受験熱は過熱の一方で、小学校低学年から塾通いを強いられている子どもたちがたくさんいるようで、すごい時代になりました。

それだけ私立の中学校が人気ということだけれど、そこに実際通わせてみた結果、本当によかったのかという話というのはあまり問題視されていないような気がします。私もほとんど聞いたことがありませんでした。

聞いていたのは私立は面倒見がいいということ。息子のような生徒は公立へ行って内申がとれるとは到底思えなかったので、面倒見がいいならと行かせてしまったけれど、3年間行かせてみて、面倒見がよかったなんてとても思えませんでした。

土曜日もあるので授業時間は多く、その分授業の内容が濃く、進度も早い。それは当然だけど、一方でまじめな生徒も多いので、ある程度自由にしても大丈夫ということで、自由な雰囲気があるのです。それ自体はとてもいいことなのですが、全然勉強しない自由というのもあって、うちの子はまさにそれ!このまんま、何の自覚もないまま高校生になっちゃうなんて、勘弁してくださいよ。

うちの子のいとこもそうですが、今、中学受験で春休みも春季講習とかで塾に行ってる小学生はたくさんいると思います。一生懸命勉強してえらいなあと思いますが、小学生はまだまだ親の言うことをよくききます。親にほめられたい一心で、けなげにがんばれる。

だけどそんな子どもたちも中学生になったらもう親の言うことなんてききません。せっかく勉強に打ち込める環境の学校に入れたのに、高校受験がない分、努力をしようという気持ちがない。そうなってしまう子も中にはいるのです。学校は何もしてくれませんよ。自由なんだから。

下の子は、バレエをやりたいから(そんなに真剣に打ち込んでいるわけじゃないのに)と、公立に行きました。学校はできるだけ近い方がいいということで。住んでいる地区には近くに私立高校もありませんから、多分下の子は高校も都立ということになりそう。

公立に行かせてみて、最初はびっくりしました。二極分化というのがこれほど著しい世界だとは思いませんでした。保護者会に毎回来る親と一度も来ない親。もちろん来る親の方が少ない。この間は1クラス36人中、来たのは8人でした。(私立は出席率100%です)役員決めも大変!

それから、子どもはというと勉強をする気がある生徒と、全くない生徒。その差というのはすごいものがあります。成績も普通は平均点のところが一番人数が多く、そこを中心に上と下にそろばんの玉のような形になっているように思うけど、そんなことは全くない。平均点というのは架空の数字のごとく、くっきり上と下に分かれてしまう。鉄アレイ(どういうたとえなんだろう?)のような形。これでは先生はとても大変だと思います。

でも、下の層を見捨てるわけではなく、感心するほど根気よく、漢字、計算、英単語と、基礎の部分を繰り返し「強制的に」指導してくれます。おかげで基礎力はすごくつきました。上位層はみんな塾に行っていますが、やっぱり基本となるのは基礎力なので、下位の生徒の指導にかまけて、上位の生徒が犠牲になっているということは、思ったほどありませんでした。どういう環境にいてもきちんと自分のやるべきことをやる生徒が多い。高校受験という目標があるからなんでしょうね。中学受験と違って、高校受験はちゃんと自分の意思で勉強してくれると思う

自分の中学、高校時代のことはすっかり忘れて、というか、棚に上げて言っているようですが、公立も悪くない。というのが、この一年の感想です。中学受験で一生懸命勉強している小学生の子どもたち。少しでもよい環境で学ばせたいと思うのは親心かもしれないけれど、実際のこんな話(うちの子だけじゃなく、私立に行かせたのにという話はいっぱいあるので!)にもちょっと耳を傾けてみてもいいのでは。

確かに中高一貫校は学習の内容は充実していると思うし、周りもきちんとした子、親がそろっていて、環境としてはいいに違いないです。でも、その中で実際に勉強するのは子ども自身ですから。やる気のない子を学校が何とかしてくれるわけではないと、今は思います。だから、失敗したかな??って、思う今日この頃。

小学生もね、塾へ行くほかに、小学生時代にやっておかなくちゃいけないことっていっぱいあるし、大きくなったらできないこともあるから、受験はそれを犠牲にしてしまうこともあるかもしれない。う~ん、きょうはちょっと変わった話になってしまいました。

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2006年12月21日 (木)

クリスマスに間に合いました。

Imgp1447きめこみパッチワーク」の作品が出来上がりました。せっかくクリスマスの絵柄のセットを選んだのに、クリスマスには間に合わないかな~と思っていたら、娘が手伝ってくれて、(というか、ほとんど娘がつくった)完成しました。かわいいでしょ?

今、娘の学校で「文化厚生委員」という役員をやっています。一体何をするのかと思ったら、催し物を企画して保護者間の交流を図るという委員会でした。1学期は「自彊術」という健康体操の講習会と、寄せ植えをつくるガーデニングの講習会。2学期は給食の試食会とこの「きめこみパッチワーク」の講習会でした。PTAの役員って大変、と思ったけど、案外楽しくやっています。Imgp1449 

2時間の講習会で、まず私がつくったのはこれ。上のものより一回り小さくて、初めての人は2時間でこのぐらいがやっと、といわれたので選んだものです。ところが、結構細かくて大変な作業で、2時間で半分ぐらいしか出来上がりませんでした。私は割と器用な方だと思うのですが、根気が足りないというか、根をつめる作業は向いてないのかも?

出席してくれた人たちも2種類いて、「結構おもしろいね!」と言って黙々とやっている人、それからおしゃべりしながら「あ~もうあきちゃったわ~」「肩こるぅ」なんて言ってる人。結局宿題で持ち帰り、家で何とか仕上げました。カントリー調でかわいいからと他に2セットも買ったのに、仕事も忙しくて、これはもうつくるの無理かなあと思っていたら、せっかくクリスマスなんだからと、娘が手伝ってくれて、最初の写真の「スノーマン」が完成しました。Imgp1451

つくり方は、発泡スチロールのボードに下絵の溝が切ってあります。そこに型紙どおりに切った布をはめ込んでいくだけ。とても簡単なのですが、とにかく根気がいる!細かい作業だし。でも、これをやっているのを見て息子も興味を示し、やらせて!ということになって、3つ目をつくり始めました。勉強は全然根気ないのに、けっこう細かいことが好きで、黙々とやるタイプだったんですね。そういえば小学生のときも、「折り紙博士」とかって言われていたんだっけ。Imgp1452

和風のセットもあって、来年の干支のイノシシをつくっていた人たちもいましたが、生地が縮緬だったりして、布の端がほつれてきて、とても難しいと言っていました。カントリー調のセットの方はほとんど木綿なので、つくりやすいかな。でも、直線の多い「スノーマン」と比べてこっちは曲線ばかりだし、とにかく細かいので、ちょっと大変かも。息子は結構器用で作業も早いので、割と早く出来上がるのではと思いますが。

学校の役員って、何なんでしょうね。子どもが小学校のときは6年間で必ず1回はやってくださいということだったので、2人とも低学年のうちに(高学年になると大変そうなので)立候補してやらせてもらいました。でも、高学年になるともうやってない人はいない、という感じになり、(一度もやってない人はそもそも保護者会に出てこない)誰も手を挙げず、役員決めはとても苦痛でした。結局2度3度とやらなければならない人が出てきたり。こんなにやりたくない人ばかりなら、いっそなくしてしまえばいいのにと思ったこともあります。

中学校(公立)はもっとひどく、最初の保護者会にも半分以下の出席率で、このとき出てこない親は、多分3年間一度も出てこないんだろうなと思ったくらい。(ある学校では、出席者8人の中から、5人の役員を選ばなきゃいけないクラスもあったそうです)役員の仕事も今は分担制で、一人何か一つはやりましょうというふうに細かく分かれているけれど、「PTA会費の集金」とか「あいさつ運動」とか、「合唱祭の受付」など、1回しか出なくていい仕事に希望が集中し、結局「クラス委員」とか「広報」とかは、また決めるのに「だんまり状態」でした。結局それで、私も「文化厚生委員」になってしまったわけです。

今までの委員会の記録を見ると、「デコパージュ」とか「リースづくり」とか、面白そうな企画をしているのに、出席者16名とか‥‥‥。これでPTA会費から予算をもらってやってるのか~とため息が出るような感じで、もうこれもやめたらいいのにと思ったくらいでした。でもことしの会長さんが優秀なのか、今までやった講習会はどれも盛況で、「自彊術」などは近所の会館に先生を招いて、独自でやるグループに発展したほどです。役員になって、学校の様子もわかるし、知り合いもふえるし、よかったかなと思っています。

今、いじめの問題や、学習意欲低下の問題など、学校が大変な状況です。テレビでは先生が悪い、教育委員会が悪いとばかり言っていますが、結局子どもの問題は親や家庭の問題じゃないかと思います。いくら仕事をしていても、自分の子どもなんだから、学校の様子を知るのに保護者会ぐらい来てもいいんじゃないですか。小学校のとき、私が一番カチンときた親の言葉、「私できません。フルタイムで働いてますから!」驚きました。あんたは偉いのか?人任せにしていばるな!と言いたかったです。

近所にショッピングモールができたときも、子どもがゲームコーナーで遊んでいるというので、学校で「子どもだけで行かせないように」という注意をしたら、「それは困る」という親がたくさんいたそうです。帰りが遅いので、いつもお金を置いていって、それで弁当を買ってきなさいと言ってるとか‥‥‥。あなたはそれでやりがいもあって、お金も稼げて、はたから見ると大変で、「偉い」のかも知れないけれど、子どもはどう見ても犠牲者です。テレビやゲームにお守りをさせて、それで学習意欲がとか、精神的に不安定とか言われても、誰のせいでしょう。確かに長時間労働を強いる雇用形態とか、そういう社会的な状況もあります。でも結局子どもを守り、健全に育てるのは学校の先生でも教育委員会でもなく、親の責任だと思いますけどね

今朝の新聞に、少子化の進行が予想以上で、年金制度も根本から揺らいでいるという記事がありました。でも、危機はそれだけじゃないですよ。少ない出生率でせっかく生まれてきた子も、事件や事故に巻き込まれたり、いじめで自殺したり、ニートや引きこもりなど、税金を払わない人になってしまったり、前途は多難です。出生率のことばかり心配してるけど、子供が立派に社会の役に立つ人になるために、まず親の意識の変革。それと親がうまく子どもを育てることができるような環境づくり、それが大切じゃないかと思うのです。学校の役員の話から、長くなってしまいましたが、そう思います。

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2006年10月 6日 (金)

子供のころ

宣言1日目。11時に寝ました。でも、その後やり残したことがあるのに気づき、また起きだして、結局私が寝たのは12時ごろ。トホホ。きょうは頑張るぞ。習慣を変えるのは難しいけれど、悪循環を断つ挑戦をしています。子供にとっても、絶対いいはずです。

よく考えると、私が子供のころ(中学生のころでも)はゲーム機なんかありませんから、そんなものに時間をとられることはなかったのです。テレビは9時台以降は大人の時間でした。私の家は大家族だったので、両親、祖父母、叔母たちと大人が多く、子供は見れませんでした。小学校のとき「キーハンター」(千葉真一、谷隼人がかっこよかった)というドラマが学校ではやり、「キーハンターごっこ」という遊びをしていました。でも、そのドラマは9時台だったので、クラスで見ていないのは私だけだったのです。必死で抗議して、その曜日だけ見せてもらえるようになったのを覚えています。ちなみに、私は大抵じゃんけんで負けて「ボス」(丹波哲郎)の役 (-"-)。それで先週亡くなられた丹波哲郎さんにはちょっと親近感がありました。

漫画は、ずいぶん読みました。月刊誌は「りぼん」「なかよし」、週刊誌は「マーガレット」「少女フレンド」。こんなに買ってる子はいなかったので、友達の間で回し読みしていました。里中満智子とか大和和紀、一条ゆかりはデビューしたばかりでした。今でいう相当な「おたく」だったかも。でも、それも小学校のときだけで、なぜか中学生になったらすっぱり卒業してしまいました。中学生になったとたん、突然外国の「ポップス」に目覚め、そっちの方に夢中になりました。

テレビも漫画も、ほどほどだった私の子供時代。何で今の子供たちはだらだら見続け、けじめがないのでしょうか。思うに、幼児期からテレビやビデオにお守りをさせてしまったしっぺ返しなんでしょうね。それとゲーム!これこそ最大の「時間泥棒」なんじゃないでしょうか。

先日、以前よく子供をよく遊ばせていた公園のそばを通りかかったら、あれっ、遊具がなくなっている?そういえばどこの公園でもあまり子供の姿は見かけません。いるのはゲートボールをしているお年寄りくらいです。少子化もあるでしょうが、みんな家の中で遊んでいるのでしょう。「不審者」がそこらじゅうにいる世の中というのが「家の中でゲーム」というスタイルに拍車をかけている感じです。

遊具遊びも、私の子供のころはけっこう激しかったなあ~。いまは禁止されているブランコの立ちこぎ、そんなの昔は誰でもやりました。こぎながら勢いをつけて飛び降りて、(そのときは座って足を前に出して飛ぶ)走り幅跳びみたいに何メートル飛んだか記録をとるとか。クローブジャングルも皆で降りて走ってぐるぐる回して、スピードが出たころに飛び乗るとか。箱ブランコもまるで遊園地の「魔法のじゅうたん」みたいに、支柱と水平になるぐらいこいで、キャーキャー言ってスリルを楽しみました。今考えるとすごい危険!でも不思議と、落ちたりけがをしたりということはなかったんですよね。

御承知の通り、箱ブランコはうちの子が小さいころに数件の死亡事故が相次いで、すっかり公園から姿を消しました。グローブジャングルも、すでにうちの子が遊んでたころから、油切れであまり回らないようにしてありました。油切れで重いのを一生懸命こいでも、こぐのをやめるとすぐ止まってしまうので、つまらなくて子供はほとんど乗らなくなります。そして、じゃりじゃりに錆びて、いつの間にかなくなりました。安全ということは大事だけど、その代償に何か大きな学ぶべきものを失ったようで、淋しい気がします。

そうそう、子供が小さいころ「かいじゅう公園」と呼んでいた公園、トリケラトプスのような「かいじゅう」が置いてあって、みんなそれに乗って遊んでいたのですが、それもなくなっていました。角が危ないから?まさかね。でも、市の方に来る苦情で、「公園に栗の木があるが、イガが落ちて子供が踏むと危ないので、栗の木を切ってほしい」なんていうのが本当にあるそうですよ。ふざけるな!じゃないですか?いろんな自然や環境があって、その中で身をもって危険を学ぶのが本当なのに、危険を排除するばっかりじゃ子供は何も学べないじゃない。それこそ、外に出てもつまらなくて、家でゲームをして、バーチャルな世界でスリルを楽しむということになるのですよ。

よく考えたら、うちの子に限らず、今の子供たちは、私たちが子供のころ経験したことはほとんど経験していない。つまり、全く別世界に住む人類なんですね。何だか、数十年後には全く違った価値観を持つ人々が世の中を動かすと思うと、空恐ろしい気がします。

ということで、我が家では「時間泥棒」と戦って、いま一度生活習慣を見直そうという試みを始めたばかりです。

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