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<title>Cat-nip Garden</title>
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<description>夢は猫が遊ぶ庭</description>
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<item rdf:about="http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/11-a60f.html">
<title>マリインスキー「オールスター・ガラ」（11日）その２</title>
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<description>前回の続きです。 ≪第３部「海賊」組曲≫ 「海賊」のハイライト集。華やぎの園とい...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000099;&quot;&gt;前回の続きです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000099;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第３部「海賊」組曲≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;「海賊」のハイライト集。華やぎの園というんだっけ？３幕のパシャの夢の中だったり、ハーレムだったりする場面です。でも、この場面、華やかだけれど私は苦手で、眠くなるんですよね。今回もついうとうとしてしまいました。３人のオダリスクの踊り、メドーラとギュリナーラがコールドと一緒に踊る場面と、それに２幕のパ・ド・トロワが付いています。ことし１月のミハイロフスキーガラも、これより短かったけれどこんな感じでした。（あのときは何より、観客の度肝を抜く大サプライズがありましたねえ&lt;img class=&quot;emoticon heart04&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart04.gif&quot; alt=&quot;heart04&quot; /&gt;思い出すたびドキドキです）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000099;&quot;&gt;何といってもうれしかったのはギュリナーラをオブラスツォーワが踊ったこと。もともとキャスティングされていたコレゴワは、一昨年レニ国のゲストで来たファニーフェイスの子でしたよね。確か手足が長くて、柔軟で、いかにも今のマリインスキー的なバレリーナだったように記憶しています。何でもご家族に不幸があったとか。今回は残念でした。そしてオブラスツォーワは、見せ場は少しだけでしたが、やはりひときわ愛らしさを振りまいていました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000099;&quot;&gt;メドーラはテリョーシキナ。「イワンと仔馬」で見たとおり、テクニックに強く、バランスも抜群で、きりっとした感じのバレリーナです。でも、私としてはあまりときめかないタイプかなあ。コーダでダブルを何回入れたとか、すごかったけれど忘れてしまって‥‥こうもたてつづけに見ていると、技術系ではちょっとやそっとでは驚かなくなってしまってる。まずいです&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000099;&quot;&gt;コンラッドはコルスンツェフ。ロパートキナの「白鳥」のDVDで王子を演じているおなじみの人ですが、もしかして生で見るのは初めてかもしれません。ソフトで優しそうな雰囲気で、とてもワイルドな海賊の集団を束ねているようには見えませんでしたが。コンラッドの踊りも、前に見たゴメスみたいにこれ見よがしなくらい得意げに踊ってほしかったような。首領なんだから。やっぱりこの人は基本ノーブルなんですね。どこかぬぼーっと見えるのが損なところでしょうか。前日は「シェエラザード」の金の奴隷を踊ったそうですが、ちょっと想像がつかない&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;きっとロパ様にお仕えする番犬のような、従順な奴隷だったのでは？？（勝手なこと言ってます）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000099;&quot;&gt;そしてシャクリャローフのアリ！！もう踊り的にはみんなルジマトフを超えていると思います。だけど、役の捉え方というか、そういうものの違いはどうしょうもない。シャクリャローフくんは奴隷じゃなくてまるで「お小姓」だわ‥‥&lt;img class=&quot;emoticon sweat01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat01.gif&quot; alt=&quot;sweat01&quot; /&gt;（またまた勝手なこと言ってます）笑顔が幼くてかわいすぎる。７月に見た西島アリの満面の笑みを思い出してしまいました。あそこまで「見て見て！僕ってかっこいいでしょう～！」というイケメンオーラは出していなかったけれど、何でこの踊りでニコニコうれしそうに笑うかねえ～。アリはコンラッドの奴隷。メドーラはご主人様の女。そして、アリは淡い思いを心の底に秘めながら、コンラッドに命じられるままうやうやしくメドーラに接するのが本来の姿じゃないでしょうか。パ・ド・トロワなんだから。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000099;&quot;&gt;単独ではパ・ド・ドゥとして踊られることがほとんどで、そうなると「俺様の女」という感じで踊る人が多いですが、ルジマトフはパ・ド・ドゥでも（実は意外だけど、私はパ・ド・ドゥのほうは映像でしか見たことがないのです）感情を押し殺した「奴隷」になりきっていたのよね‥‥（いちいちすみません、バカで&lt;img class=&quot;emoticon sweat01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat01.gif&quot; alt=&quot;sweat01&quot; /&gt;）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000099;&quot;&gt;どうも現代っ子ダンサーたちは「奴隷」というものがわからないように思います。「番犬」と奴隷は違うし、「お小姓」と奴隷も違うんだよ～！背中に哀愁がなきゃいけないの。そして内に秘めた炎のようなエロティシズムがなきゃ‥‥‥今回たまたまルジマトフの代表的なレパートリーである「シェエラザード」と「海賊」が入っていたことで、私もこんなに余計なことばかり書いてしまいました。ちっとも感想になっていませんね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000099;&quot;&gt;最後のカーテンコールは３部だけでなく今までの出演者が全員出てきて、上からおびただしい数のテープが落ちてくるわ、紙吹雪は舞うわでもうキラッキラ&lt;img class=&quot;emoticon shine&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/shine.gif&quot; alt=&quot;shine&quot; /&gt;華やかでした。そして「2012年にまたお会いしましょう」という横断幕‥‥‥あ～もう2012年まで来ないのね&lt;img class=&quot;emoticon weep&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/weep.gif&quot; alt=&quot;weep&quot; /&gt;　なんだかんだ突っ込んでばかりいたけれど、今回のマリインスキーを十分に堪能しました。主婦が家族（受験生いるのに&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;）をほったらかして連日の舞台鑑賞。家をあけるのもまた、作り置きの食事を用意しなくちゃいけなかったり、いろいろと段取りが大変だったけれど、大変だった分とても楽しかったです。次はいよいよレニ国ですね～！&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ大好き</dc:subject>

<dc:creator>友香梨 </dc:creator>
<dc:date>2009-12-17T00:51:30+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/11-8621.html">
<title>マリインスキー「オールスター・ガラ」（11日）その１</title>
<link>http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/11-8621.html</link>
<description>「イワンと仔馬」の中身を途中まで書いていたのですが、こっちのガラの感想のほうを早...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;「イワンと仔馬」の中身を途中まで書いていたのですが、こっちのガラの感想のほうを早くしないと飛んで行っちゃう&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;と思って、こちらを先に書くことにしました。ガラ、楽しかったですよ。でも、楽しい反面、「シェエラザード」「海賊」と、ルジマトフの得意とする演目が最初と最後に来たおかげで、何だか突っ込みどころばかりになってしまったような気がします。（ルジファンは「シェエラザード」と「海賊」には厳しいのです！）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;「白鳥の湖」「眠れる森の美女」と見てきて、さすがはマリインスキーという華麗で洗練された古典の世界を堪能させてもらいましたが、「イワンと仔馬」はちょっと毛色が違ってまた楽しかったです。そしてこのガラなんですが‥‥それまでの全幕物と違って、この人にこの演目？というのが余りに多くて、選択を間違えたという感じがしてしまいました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;開演前にまたもセリュツキー先生を発見。この日はずっとＡ席Ｒの最後列に陣取っていました。私はちょうど反対側だったからとてもよく見えました。セリュツキー先生と一緒に同じ舞台を楽しむ（ご本人は仕事で楽しんでない？かもしれないが）ことができてうれしかったです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第１部「シェエラザード」≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;コールプ＆ヴィシニョーワは相当濃かったです。不思議とこの日は子供連れが多くて、私の近くにも何人かお子様方がご観覧でした。それが‥‥私のすぐ前のガキときたら、あの「シェエラザード」をオペラグラスでずっ～と見ているの&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats02.gif&quot; alt=&quot;coldsweats02&quot; /&gt;　やばくない？18禁とまではいかなくても、小学生に見せる&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;ような演目じゃないでしょう？それとも知らなかったのかな？お母様方、焦ったのではないでしょうか？&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;マリインスキーの「シェエラザード」はやっぱり豪華でした。シャリアール王や王弟の宝石がたくさんついた衣装、ゾベイダを始め３人のオダリスク、侍女たちなどの衣装も、色といいデザインといいとてもエキゾチック。舞台のしつらえはＤＶＤ「キーロフバレエ・イン・パリ」のルジマトフ＆ザハロワの映像と同じ。考えてみたら私は、ルジマトフがキーロフ・マリインスキーの公演で「シェエラザード」を踊るのを生で見たことがありませんでした。今まで見たのはアダージョだけとか、インペリアル・ロシア・バレエとか、ロシア国立バレエ？とかそういうところのでしたね。だから、念願のマリインスキーの「シェエラザード」だったわけです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;でも、どうでしょう？結局私は&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff3333;&quot;&gt;ルジマトフでなきゃダメ！！&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;ということを思い知らされただけだったような気がします。これもすでに封印すべき部類だったわけです&lt;img class=&quot;emoticon crying&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/crying.gif&quot; alt=&quot;crying&quot; /&gt;　コールプは悪くはなかったけれど、何だろう、踊り云々じゃない根本的な何かが違う。また、ヴィシニョーワのゾベイダも私はダメでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;それに何かこの二人は、エロティックではあるけれど、今まで見た「白鳥」でも「眠り」でもみんな同じ。何だか心の通い合いというか、そんな濃密な交流が全く感じられないのです。二人とも役に入り込んで表現するタイプだから、自分の中にだけ入り込んで、相手はどうでもいいのかも。もっとドロドロの世界を想像していたのに、ちょっとがっかりしました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;二人とも個性が強い同士だから、やはりそれに合わせられる相手が必要なのです。そういう意味では多分、コールプだったらシェスタコワ（１月に「ジゼル」見ました。）がうまく彼の世界に入っていけた人だったと思います。ヴィシニョーワは下手をすると相手を食ってしまう‥‥一体相手は誰だったらいいんだろ？？昔見たルジマトフとの「ジゼル」はすばらしかった&lt;img class=&quot;emoticon lovely&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/lovely.gif&quot; alt=&quot;lovely&quot; /&gt;あ～やっぱり私はこういう結論になってしまいますね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;ルジマトフの金の奴隷は、まるで豹かジャガーのような瞬発力を秘めた柔軟さに&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;、触れば切れるような危うさと、刹那を生きるきらめきにも似た香気、そしてめくるめく陶酔感‥‥そういうものが全部あったんですよね。それからするとコールプってまるで爬虫類&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;　鋭い目つきで獲物を狙い、何かをたくらんでいるような怪しい雰囲気は十分なんだけれど、この物語ってそういう物語じゃないでしょう？&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;退屈しきった後宮の女たちが、王の留守をいいことに逞しい奴隷たちを解放し、大乱交パーティを繰り広げる‥‥といった、ただの乱痴気騒ぎの話ならそれはそれでいいかもしれない。でも、誇り高い王の寵姫ゾベイダは最後に自害するんですよ。だからゾベイダはただ色っぽければいいというわけじゃない。王の愛妾でいながら、やはり王や囲われた生活に倦んでいたか、宝石に囲まれ豪奢に飾り立てられながらも何か満たされない想いがあったに違いないのです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;また金の奴隷も、奴隷だから粗野でいいというわけじゃない。戦に破れ、囚われの奴隷の身となってはいるけれど、もとは勇猛な戦士だったかもしれないし、高貴な一族だったかもしれない。そんな運命から一瞬解き放たれ、甘美なひとときに抑圧されていた生命の炎をせつないまでに燃やし尽くす。次の瞬間には殺されるかもしれない。これはそんな命がけの悦楽であるはずなんですよ。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;コールプも王子の時はすごく抑えて王子らしく踊っていましたが、ここは地を出せる役だったからか、あの足音のしないコールプが珍しくドシン、バタンと思いきり豪快にやってました。（でも、ルジマトフはこういうときこそ抑える‥‥そして猫のように音もなく着地する。。）もう、こんな怪しい魔人を放ってどうする？ってくらい、体を低くして眼光鋭く獲物を狙う‥‥それだけで禁お子様よ～&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats02.gif&quot; alt=&quot;coldsweats02&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;ヴィシニョーワもすごく濃い存在感でゴージャス&lt;img class=&quot;emoticon shine&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/shine.gif&quot; alt=&quot;shine&quot; /&gt;威圧的な女王様の風格だけど、ちょっと冷たい感じで目つきもコワイ。でも何か勘違いしている。そんな女王様が奴隷を解放して一体何をしたいのさ。あの、ルジマトフの相手役を務めたマハリナやザハロワは、妖艶というよりもまずは意外なくらいかわいらしかったんですよ。きっとこのハーレムの女主も、虚勢を張ってはいるけれど心に寂しさを抱えているかわいそうな存在なんだ‥‥と思えるような。だから限りなく甘くせつないわけですよ～。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;ほんとに、ルジマトフの得意演目だったものにはしょうもなくうるさいファンですみません&lt;img class=&quot;emoticon sweat01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat01.gif&quot; alt=&quot;sweat01&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;何と、ここ数日でタイムリーにＹｏｕＴｕｂｅに&lt;a href=&quot;http://www.youtube.com/watch?v=jUbf8UPFg0w&quot;&gt;&lt;strong&gt;ルジマトフの「シェエラザード」&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;の動画が上がっていて、これがまたとてつもなく美しいの。相手がフィリピエワなので、ことし１月のミハイロフスキー劇場のチャリティ・ガラのときのものでしょうか。もうこれを見ると、舞台セットなんかマリインスキーに比べたら学芸会みたいにちゃちなんだけれど、そんな中でも限りなく甘美で哀歓あふれる物語が紡ぎ出されているのです&lt;img class=&quot;emoticon heart04&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart04.gif&quot; alt=&quot;heart04&quot; /&gt;　奴隷って哀しい‥‥囲われ者のハーレムの女も贅沢であればあるほど哀しい‥‥それを皆殺しにしなければ心がおさまらない王はもっともっと哀しい&lt;img class=&quot;emoticon weep&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/weep.gif&quot; alt=&quot;weep&quot; /&gt;　本来こんな物語なんだと、私は解釈しているわけで、全く始末に悪いですね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第２部≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;「シェエラザード」だけで熱く語りすぎてしまいました&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;（反省）&lt;br /&gt;休憩はさんだ二幕目は小品集でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;「シンデレラ」第２幕のパ・ド・ドゥ&lt;br /&gt;（エフゲーニャ・オブラスツォーワ＆ミハイル・ロブーヒン）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;彼ら二人がワガノワを卒業するとき踊った演目が「シンデレラ」でしたね。ビデオ見たことがあります。でも今回はそれとは違ってラトマンスキー振り付けの、ちょっと現代的な雰囲気の「シンデレラ」でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;幕が開くと舞台にシンデレラ一人。シンプルな白のドレス姿。手で覆っていた顔から恐る恐る手をとってみると、いつのまにか周りでは舞踏会が催されていました。すれ違う男女に声をかけようにも、誰からも相手にしてもらえそうにない、シンデレラの孤独。そして、すれ違う人に時間を訊ねている。彼女には楽しい時間は少ししかない、と思わせる。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;そこへ、白のパンツとシャツ姿の王子。１組の男女と話しているけれど、この王子もまわりに溶け込めそうもない。その孤独な白の衣装の二人が出会う‥‥。最初は時間を気にしているけれど、だんだん踊りに熱中していくシンデレラ。とても楽しいけど、でもこの楽しさはそんなに長く続かないってわかっている。わかっていながらどうしようもなく夢中になってしまって、もう少し、あともう少しだけ‥‥そんな初々しい気持ちが伝わってくる素敵なパ・ド・ドゥでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;オブラスツォーワもまた、指の先、つま先から音楽がこぼれてきそうな、ふわっとやさしい空気に包まれているような繊細な雰囲気を持ったバレリーナですよね。コジョカルといい、オブラスツォーワといい、私はこういうタイプのバレリーナが大好き。見ているだけでやさしく温かい気持ちにさせてくれる人というのはそんなにたくさんいるわけではありません。これからも頻繁に日本に来てくれるといいなあ～&lt;img class=&quot;emoticon heart01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart01.gif&quot; alt=&quot;heart01&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;「ロミオとジュリエット」バルコニーの場面&lt;br /&gt;（ヴィクトリア・テリョーシキナ＆エフゲニー・イワンチェンコ）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;全幕では見たことがない（DVDでも見たことない）ラヴロフスキー版の「ロミオとジュリエット」ですが、見慣れないというだけではなくて、もうこれ本当に「ロミオとジュリエット」？？これを初演したガリーナ・ウラノワだったかが、こんなことを言っていたと思います。「バレリーナは２種類しかいない。それはジュリエットか、ジュリエットじゃないかよ。」‥‥それからすればテリョーシキナって明らかに「ジュリエットじゃない」バレリーナの部類だと思うのですが&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;イワンチェンコにしたって絶望的にロミオじゃないタイプ！！いかにも分別ありそうで、このあとの若さゆえの悲劇なんてとても起こりそうにないわ。この演目をこの二人に躍らせるって、一体誰が思いついたのか？この「ロミオとジュリエット」は本当に自然体で踊らなければならないものだと思うのですが。これはやっぱりオブラスツォーワとシャクリャローフに等身大で踊ってほしかった。いくらこれは「ロミオとジュリエット」なんだと思おうとしても無理‥‥ごめんなさい。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;出合ったばかりなのに、さっき別れたばかりなのに、またすぐに会いたくなって、バルコニーに出てみたら、相手も同じ気持ちで私を待っていた！そんな天にも昇るような初々しい気持ちのかけらも、残念ながら感じられませんでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」&lt;br /&gt;（アリーナ・ソーモワ＆レオニード・サラファーノフ）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;この中で一番どうでもいい演目だったけれど、意外によかったです。ソーモワは３年前に見たときは気持ちが悪くなるくらいぐにゃぐにゃで、音に合ってなくて、首もぐらぐらしててもう結構‥‥って思ったけれど、さすがにプリマになって体に芯が通るようになったみたいです。長い手足をたおやかにしならせ、スピード感もあるし、なかなかよいのではないでしょうか‥‥‥という程度なんですけど。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;サラファーノフくんは、なぜかとても若々しく見えました。この踊りにはぴったり。だけど、踊りとは関係ないけど、彼っておでこが広いのね。それなのに、顔は小顔で、下の方にちょこちょこっとまとまってるから童顔でやんちゃな感じがするんですね。今のままならいいけど、ベテランになってからの顔が想像できない&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;なんてことを思いながら見ていました。超よけいなお世話でしたね&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;でも、彼の踊りはエネルギッシュなのに折り目正しくて、私は好きです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;「瀕死の白鳥」（ディアナ・ヴィシニョーワ）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;こんなに死にそうにない白鳥は初めてかもしれません。確かにプリマの風格はありました。でも、あでやかでつややかで、生命力にあふれ、殺したって容易に死にそうにない。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;前にユリア・マハリナの「瀕死の白鳥」を見たことがあって、あんなにピュアで健康的な白鳥もないもんだと思ったけれど、それでも死への恐れや死にゆく哀しさというのはありました。ほんと、何これ‥‥ところがどっこい、やはりヴィシニョーワは濃い演技派なんですね。そのとても死にそうにない立派な白鳥が、毒でも盛られたのか突然痙攣を始め、毒が全身に回り、痺れ、もがき苦しんで動かなくなるさまを見せられたような‥‥そんな後味でした。（超ごめんなさい！）凄みがありました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」&lt;br /&gt;（ウリヤーナ・ロパートキナ＆イーゴリ・コールプ）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;ことしの「奇才コルプの世界」でも見せてくれたこの演目。今度は天下の筆頭プリマ（そんな言い方ある？）ロパートキナを相手に、コールプはまたノリノリで本当に楽しそうに踊っていました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;これはやはりプリマが踊るから崩れたところが面白いのでしょう。だから、ロパートキナのような国宝級のお方ならなおさらかなと思っていたけれど、遠慮してるのかコールプの突込みが甘いというか、そんなにげらげら笑うほどではありませんでした。いつぞや、アリシア・アマトリアンとロバート・テューズリーが踊ったのを見たときは、本当におかしくて笑い転げていたのに。アマトリアンとジェイソン・レイリーのＤＶＤも出ていますが、あれもすごく面白くて大笑い。でも、今回はクスッとは笑えたけどげらげらは笑えませんでしたね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;ロパ様はこんな踊りでも崩れることなくとてもエレガントで、いちいちため息が出るほど美しい。それが災いしてか、かなりお上品な笑いにしかなりませんでした。ご本人はカーテンコールでも例の赤いバッグを持って、オーケストラピットにまで紙ふぶきを振りまいてご満悦の様子でしたが‥‥。これこそヴィシ様がやったらよかったんじゃないの？&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;コールプもコールプで、もっとはっちゃけてくれたら面白いのに、意外や意外、彼はまじめな人なんですよね。それはレニ国のゲストで「ドン・キ」を踊ったときも、「海賊」を踊ったときも、ゲストなんだからもっと派手にかませばいいのにと思っちゃったくらい、実にまじめに役をこなしていましたから。（もっともルジ芸監の手前でたらめはできないか&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif&quot; alt=&quot;coldsweats01&quot; /&gt;）それにしてもこういう演目ですからレイリーぐらいにすっとぼけてほしかったような。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;あと、まだ第３部の&lt;strong&gt;「海賊」組曲&lt;/strong&gt;がありますが、とりあえず今回はここまでにしておきます。突込みが多すぎたようでどうもすみません&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ大好き</dc:subject>

<dc:creator>友香梨 </dc:creator>
<dc:date>2009-12-15T01:17:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-afcd.html">
<title>「イワンと仔馬」</title>
<link>http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-afcd.html</link>
<description>マリインスキーの「イワンと仔馬」を見てきました。結局「せむしの仔馬」のお話でしょ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003333;&quot;&gt;マリインスキーの「イワンと仔馬」を見てきました。結局「せむしの仔馬」のお話でしょう？‥‥と思ったのは、この来日公演の演目が発表されたときでした。「せむし」というのは差別用語だから？そんなの気にしてたら昔の時代劇なんて見られない！‥‥でも、これはラトマンスキーが振り付けて、ことし３月に初演されたばかりのいわば新作なので、それでいいのですね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003333;&quot;&gt;「せむしの仔馬」のお話は幼少のみぎり、子供向けの着ぐるみ人形劇で見たことがあります。私の世代では&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #cc0000;&quot;&gt;木馬座&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;といったら懐かしいよねえ。「木馬座アワー」というテレビ番組もありました。「ケロヨン」「バハハ～イ」という言葉、知っている人がいたらそれは私と同年代か、少し上のおばさんに違いない&lt;img class=&quot;emoticon smile&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/smile.gif&quot; alt=&quot;smile&quot; /&gt;　私の舞台好きも、ごく小さい頃にこの木馬座の生舞台を毎年見に連れて行ってもらったことからきているのかなと思うことがあります。この楽しい記憶があったから、自分の子供にも劇団飛行船とか、銀河鉄道とか、ピッカリ座とか、そういうのを見せていたのかもしれません。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003333;&quot;&gt;木馬座の「せむしの仔馬」は、最後のクライマックスで熱湯と氷と牛乳の三つのお風呂に入るんだよね。イワンは仔馬に助けられ勇気を出して次々と入り、三つ目の牛乳のお風呂から出てきたときにはあ～ら不思議、立派な王子様になっていました&lt;img class=&quot;emoticon shine&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/shine.gif&quot; alt=&quot;shine&quot; /&gt;というお話。王様は最初の熱湯のお風呂で大やけどをして若返るのをあきらめてしまった‥‥のではなかったっけ？ともあれ、このお話はロシアでは民話として誰でも知っているお話のようです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003333;&quot;&gt;バレエ「せむしの仔馬」は、1959年制作（1967年公開の映画？）の&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff00cc;&quot;&gt;プリセツカヤの映像&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;があって、友人から借りて見たことがあります。ナレーション入りの劇映画？で、内容はかなり微妙でした&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif&quot; alt=&quot;coldsweats01&quot; /&gt;　発表会などでよく踊られる&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000ff;&quot;&gt;&lt;strong&gt;「海と真珠」のパ・ド・トロワ&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #003333;&quot;&gt;が見たかったのですが‥‥何とそれは入っていなかった！&lt;img class=&quot;emoticon crying&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/crying.gif&quot; alt=&quot;crying&quot; /&gt;　それで調べてみたら、実は一口に「せむしの仔馬」といってもちょっとした歴史があったのです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003333;&quot;&gt;初演は何とチャイコフスキーやプティパの時代よりも古い1864年、プーニの音楽にサン・レオンという人が振り付けたものでした。これをのちにプティパが改訂したときに、ドリゴの音楽で「海と真珠」を振付して挿入したのだとか。その「海と真珠」だけが有名になってしまって、もとの全幕が上演されなくなったのは何とも皮肉です。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003333;&quot;&gt;そして、DVDが出ているプリセツカヤ主演の「せむしの仔馬」は、当時新進気鋭の作曲家だったシチェドリンが曲をつくり、ラドゥンスキーという人が振り付けたもの。これが縁でシチェドリンとプリセツカヤは結婚したというお話もありますね。このシチェドリンの曲に、ラトマンスキーが新しい作品として振り付けたのが、今回の「イワンと仔馬」ということになります。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003333;&quot;&gt;ラトマンスキーという人は、去年見たボリショイの「明るい小川」といい、見たことはありませんがDVDが出ている「ボルト」といい、それから「パリの炎」もそうですか？既に上演されなくなった古い作品に新風を吹き込むというか、現代作品としてリニューアルさせることが得意というか、そういうことに取り組んでいる人なのでしょうか。何かとても興味深い活動だと思います。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003333;&quot;&gt;でも、どうでしょう？楽しかったけれど、私は「明るい小川」の舞台の美しさ、ストーリーの面白さには負けたなあと思いました。全体的にコミカルで面白いのですが、どこか笑いにくいシニカルなところもあって。あと、舞台美術がう～ん‥‥で、まあこんなのもあり？という程度。「明るい小川」のちょっとレトロでカントリーなかわいさ満載の世界と比べると、簡素でポップで現代作品なんだなあという感じ。ストーリーは「せむしの仔馬」と同じで、映像を見ていたおかげでよくわかりました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003333;&quot;&gt;配役のほうは絶妙でしたね。ロブーヒンは何となくビデオの若き日のワシーリエフを彷彿させるぼーっとした気のいいお兄ちゃん風で、テリョーシキナがまた、近寄りがたい神々しさもあるけれど、実はおちゃめなお姫様という、そんなビデオのプリセツカヤとぴったりのイメージだったのには驚きました。それから仔馬役のイリヤ・ペトロフがもうかわいくてかわいくて。去年入団したばかりだそうで、大抜擢ですね～。それから雌馬と海の女王の二役を演じたコンダウーロワがシャープで、きれいで、独特の存在感がありました。あと、侍従役のバイムラードフが三枚目風悪役で、この間の悪カッコいいカラボスとはまだ別の、味のあるところを見せていました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003333;&quot;&gt;全体的には面白い舞台でしたが、もう一度見たいかと聞かれるとちょっと微妙。「明るい小川」ならまた見たいと思うけれど、これはどうかなあ～。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #003333;&quot;&gt;公演の内容はまた次回に。明日はマリインスキー公演最終日のオールスターガラです&lt;img class=&quot;emoticon happy01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/happy01.gif&quot; alt=&quot;happy01&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ大好き</dc:subject>

<dc:creator>友香梨 </dc:creator>
<dc:date>2009-12-10T01:03:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-8d28.html">
<title>マリインスキー「眠れる森の美女」その２</title>
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<description>前回一旦終わりにしてまたすぐ続きを書こうとしましたが、いろいろあって遅れてしまい...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;前回一旦終わりにしてまたすぐ続きを書こうとしましたが、いろいろあって遅れてしまいました。明日はもう「イワンと仔馬」だわ！早く書かなくちゃ‥‥ということで、思い出しながら続きです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第２幕≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;いよいよ王子登場です。場面は全体がオレンジの紅葉の森。プログラムには帽子をかぶったコールプの写真が出ていましたが、コールプ王子は帽子なしで登場しました。ここは簡略化されているようで、貴族たちの踊りも、村人たちの踊りもなくて、的当て遊びの後すぐに王子のヴァリエーションになりました。これはレジュニナ＆ルジマトフのビデオにもあるとおりです。あれはカナダでの公演で、テレビ放送&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;することになっていたので、時間制限があって簡略化していたそうですが、今回の日本公演も２幕は大体これと同じ構成になっていました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;コールプの踊りはかなり抑え目だったかも。それが王子らしいと言えばすごく王子らしい。抑えて抑えて、正確なところにひらりとおりてくる。ただ技がすごいとか美しいとかいうだけじゃなくて、こういうことができる人が真にダンスール・ノーブルなのでしょうね。（お顔は別として）&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;実に軽々踊っているように見えるけど、あれは体の統制が効いて抑えに抑えたところの軽さ、伸びやかさ、上品さなんだろうなあと思いました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;王子の踊りのあと、貴族たちは女性は矢、男性は槍を手に「さあ、もう一度狩にまいりましょう」と誘うのだけれど、（手槍、投げ矢なんて、そんな原始的な狩ってある？&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;）王子はその場に残るのです。そして、一人憂いに沈んでいると、そこに妖精たちとリラの精が現れる。そしてリラの精は王子にオーロラの幻影を見せるのです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;このオーロラが、１幕の元気なオーロラとはガラリと変わって、伏し目がちでにこりともしない。だけどその雰囲気たるや実に濃厚で‥‥これオーロラ？そしてなぜかそれを見つめるコールプ王子の視線がとても熱い‥‥というよりまるでストーカー系の怪しさ。（それがワタシ的には久々にツボでした。コールプ様はこれでなくちゃ。「白鳥」の時はおとなしすぎました&lt;img class=&quot;emoticon smile&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/smile.gif&quot; alt=&quot;smile&quot; /&gt;）ここでは王子がオーロラの幻影に惹かれて近づこうとして、リラの精にちょっと待って、と制される場面だと思うのだけれど、妖精たちのコールド越しに追いかけるコールプ王子はかなり怪しかったです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;そして‥‥リラの精に導かれ、ゴンドラに乗ってオーロラの眠る城へ。一旦幕が閉まり、間奏曲がありました。ここをカットせずに、１幕最初の編み物の場面や、２幕の貴族の踊りなどをカットしたのはとてもいい選択でした。やはりここはそれなりに長い時間がかかったことを思わせる演出が必要なのだと思います。何しろ100年眠っている姫のお城に行くのですから、すぐ着いてしまったら面白みがないでしょう。ヴァイオリンの美しい音色を聞いて、うっとりしたところで、さあ城に到着というのがいいですよね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;紗幕の向こうに王子が現れ、怪物たちと戦っているようです。そのあとすぐ幕前に出てきて、剣を持ってジャンプしたりする、この場面はカッコいいですよね～。そして幕が開き、眠るオーロラにキスをすると、モノクロの世界に色が戻ってくるように、すべてが再び目覚めるのでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第３幕≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;王子とオーロラの結婚式。オーロラは長く裾を引いたウエディングドレス姿。そのあとを可愛いお小姓が二人、裾を持って歩きます。所定の位置に立った時、その小さい子たちもぐるっと円を描いて後ろに回り、丁寧に裾を広げて置く‥‥きっといっぱいリハーサルしたのね。それを王子とオーロラが振り返って微笑みかけていたのが印象的でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;王様とお妃様はまた同じ格好ですが（笑）今度はマントがえんじ色に。こういうさりげない変化というのがいいですね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;いろいろな童話の主人公がお祝いにやってきます。赤ずきんちゃんとか、長靴をはいた猫とか、定番の踊る人たちはわかるけれど、他はあまりよくわかりません。青髭とその妻たち‥‥ってかなり恐い話じゃありませんでしたか？それから大きなお面をかぶった人食い鬼？普通は子供たちがあとについてくると思うのですが、子供たちはいませんでした。あとは３組くらいの男女。皆、二人にあいさつをしていき、そして二人が引っこんで踊りの場面になります。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;金、銀、サファイヤ、ダイヤモンドの精の踊り。ダイヤモンドのマルトゥイニュクは細かいステップがきれいでした。長靴をはいた猫は獲物のウサギを持ってくるのだけれど、それがやけにリアル。。。顔は着ぐるみから目を出しているのか特殊メイクなのかよくわからなかったけれど、とても猫にはみえない恐ろしげな顔でした。白い猫は輿に乗ってやってきました。猫のヤナ・セーリナはプロローグの勇気の精、「白鳥」ではパ・ド・トロワを踊っていた人です。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;フロリナ王女はオブラスツォーワ。やっぱりかわいい&lt;img class=&quot;emoticon shine&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/shine.gif&quot; alt=&quot;shine&quot; /&gt;彼女は日本ではとても人気があると思うのに東京では主演なしで、「白鳥」のトロワと「眠り」のフロリナを踊っただけのようです。そしてガラでも私がチケットをとった11日のほうは名前がなくて「あ～はずれた～」と残念に思っていました。ところが先日キャスト＆演目変更になって、11日もオブラスツォーワが見られるようになったんですよね。ラッキー&lt;img class=&quot;emoticon heart04&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart04.gif&quot; alt=&quot;heart04&quot; /&gt;もうこれ以上は変更はないことを祈ります。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;フロリナの衣装は薄い水色で、チュチュの部分は白で真ん中へいくほど水色が濃くなってくるグラデーションになっていて、その淡い色がとてもよく似合って素敵でした。なぜか、彼女が舞台上でコケたのを２回ほど見ているので、アダージョはちょっとハラハラしましたが、どうして私こんなに保護者モードなんだろう？ とにかく彼女の踊りは音楽的で、見る人を幸せな気持ちにさせてくれますよね。オーロラ姫もどんなに可憐だったことでしょう。できればびわ湖に行きたかったなあ～。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;でも、さすがにヴィシニョーワが出てくると、そのスターオーラにおいてオブラスツォーワはまだまだという気になってしまいます。やはりひときわ華やかですよね。いるだけでゴージャスというか、濃い存在感というか、やはり違いは歴然とありました。オーロラの衣装はボディとチュチュの正面が白で、左右には銀色の細かい刺繍が施されているか、あるいは柄レースを重ねているのか。それが青みがかった銀色なので、遠目にはグレーっぽく見えてしまいますが、多分ビデオのレジュニナと同じ衣装のように思いました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;グラン・パ・ド・ドゥは、何度も踊り慣れたペアらしく、とても息が合っていました。サポートしてのピルエットなど、超高速で一体何回回っていたのか。ブラボーでした。もう踊りがどうこうではなくてその音楽の盛り上がり方や、全体の華麗さにただただ感動でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;コールプは、最初のほうこそドン、と着地で足音がしていましたが、中盤からは足音も少なく軽く伸びやかでした。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;ここでまた脱線するかもしれませんが、あれからまたルジマトフのビデオ、89年の「眠り」をちらっと見てみたんですよ。そしたら何と、コールプのほうが踊りはうまいじゃない‥‥が～ん！コールプはやはり抑え目だけれど、最後までパワーが落ちず、そのエレガントな王子の雰囲気を保っていました。マネージュで振り上げる脚が高いし、着地も正確で美しかったです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;ルジマトフは王子向きでないと言われていたという、その理由が何となくわかりました。あのビデオのデジレ王子はもう力いっぱい踊っちゃって‥‥力の配分なんか考えてなくて最後のほうのシェネなんてバランバラン。でも決めるところは目線から指の先までびしっと決める。確かに一般的な「王子様」の踊りではないです。だけどそれがまた何ともカッコいいの&lt;img class=&quot;emoticon lovely&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/lovely.gif&quot; alt=&quot;lovely&quot; /&gt;　あんなにエネルギッシュで疾風怒濤のようなデジレ王子は多分もう現れないでしょうね。あ～私もあと10年早くバレエを見ていたら‥‥‥なんて、今そんなことを言っても仕方ないですね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;最後、アポテオーズは今までの登場人物が次々に短いパを披露し、全員揃ったところで、リラの精に祝福されて大団円。バックには噴水があがり、なんて華やか～。とにかくマリインスキーは舞台美術といい衣装といい、そういうものが総合的にすばらしくて、美しい世界を堪能することができました。終了は10時半になってしまいましたね～。長かった。でもそれがちっとも長く感じられないほど充実の舞台でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;あ、もうきょう「イワンと仔馬」当日になってしまいました。昨日のゲルギエフ指揮のはどうだったんでしょう？きょうはテリョーシキナとロブーヒン。楽しみです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ大好き</dc:subject>

<dc:creator>友香梨 </dc:creator>
<dc:date>2009-12-09T10:07:52+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-dfbb.html">
<title>マリインスキー「眠れる森の美女」（３日）その１</title>
<link>http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-dfbb.html</link>
<description>なぜか‥‥「白鳥」も「眠り」もコールプの日なんて、私ったらまるでコールプファン？...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;なぜか‥‥「白鳥」も「眠り」もコールプの日なんて、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;私ったらまるでコールプファン？！今回はただ予定とにらめっこして消去法でこの日になっちゃっただけなんですけど。コールプは今年に入ってからもレニ国の「ジゼル」「海賊」、そして「奇才コルプの世界」、それからこのマリインスキーと５回も見ているんですよね。もしかして今年一番見たダンサーなんじゃないでしょうか？あと、来週の「オールスター・ガラ」も結局コールプが「シェヘラザード」を踊る日にしてしまったので、私ってやっぱりはた目にはコールプファン？‥みたいですね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;でもそのファンの風上にも置けないくらい、今まで「悪魔顔」とか「指名手配犯」とか、いろいろ勝手なことを言って遊ばせてもらってましたけど、彼が自分のキャラも自覚した上で、誰よりもまじめで誰よりも踊りに対して真剣な人だというのはわかっているつもりです。雑誌のインタビューとか、ことし放送された草刈民代さんの引退関連の番組を見れば一目瞭然。一流の人が持つ素直さや謙虚さも十分備わっていて、またその踊りは意外なほど端正で美しい。いかんせん顔ですねえ。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;このマリインスキー公演の新聞広告で、コールプとヴィシニョーワの「白鳥」の写真が載ったことがありますが、そのコールプの顔ったら、まるで白鳥を捕まえていたぶっている変質者&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;‥‥わぁ～これじゃ広告も逆効果じゃない？なんて思っちゃいましたよ。超ごめん！せめてあのメイクだけでもどうにかすれば何とかなるのに。お願いだから目のまわり黒くしないでほしいんだけど。（まだ言っています&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif&quot; alt=&quot;coldsweats01&quot; /&gt;）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;ということで「眠れる森の美女」もコールプ様で見てきました。マリインスキーの「眠り」は、ルジマトフ主演のビデオがあるから映像では何回も見ているのに、生で見るのはこれが初めてです。だからこそぜひ好きなダンサーで見たかったのだけれど、オブラスツォーワ＆シャクリャローフ主演の公演はびわ湖ホールのみ。それだけなら絶対びわ湖まで行ってしまうところですが、ほかにも見たい公演があったので、今回は涙をのんであきらめました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;ヴィシニョーワも、この間の「白鳥」でちょっと苦手かも？と思ってしまいましたが、こちらもまた非常に濃いオーロラで‥‥演目がら今度はそんなに相手役を食ったりしなかったけれど、実にゴージャスでアクティブなオーロラでした。コールプ王子は金髪に青い目で、遠目にはロックスターみたいで（？）なかなか素敵でしたね。２幕ではオーロラを追っかける怪しいストーカーのようなところも楽しめて（本物のコールプファンには叱られてしまいそう&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;）久々にツボに入ってしまったところもありました。&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif&quot; alt=&quot;coldsweats01&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;それから、「白鳥」でヴィシニョーワはほとんどコールプと目を合わせなかったことを奇異に感じていたのですが（だって見つめあわなきゃ好きになりようがないもの）もしかしてヴィシはコールプのことが嫌いなのかな？と思ったり、顔見たら幻滅するから？と思ったり。私もずいぶん失礼な奴ですねえ。それが、「眠り」では、２幕は幻影だから目を合わせないのは当然だけど、３幕のグラン・パでねっとりと視線を交わして微笑み合う二人を見たら‥‥二人ともめちゃくちゃ濃くて&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff0066;&quot;&gt;かえって怖かったです&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;&lt;img class=&quot;emoticon sweat01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat01.gif&quot; alt=&quot;sweat01&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;勝手なことを言い始めると止まりません‥‥コールプ様、本当にごめんなさい。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪プロローグ≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;キエフバレエの「眠り」では、オーロラのゆりかごはベビーバスぐらいに小さくて、それを一人で持ってあちこち移動させていたので、おいおいと思いましたが、ここでは幕が開いても最初オーロラはそこにはいなくて、あとから侍女が二人がかりで抱いて（象徴的にレースの布だけだと思うけれど）さらにレースの長い産着のすそまで持つ従者がいましたね。やっぱりそれくらいでないと。待望のお姫様なのだもの。あと、面白かったのは、赤ちゃんオーロラの登場を待つ間、乳母二人がゆりかごのそばで編み物をしていたんですよね。運命的な編み針を持って‥‥芸が細かいです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;背景と衣装はほとんどビデオ通りのようでした。したがって、多少古臭い感じもしないではありませんが、青と金で統一された室内、王様の濃紺のマント。そして貴族たちの衣装も青を基調とした色味。キエフのようにキンキラキンでなく、落ち着いていて、西洋絵画から抜け出したような美しさでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;妖精の中では何といってもリラの精のコンダウーロワが、手足が長く凛とした存在感でとてもよかったです。何だかユリア・マハリナのリラの精を彷彿とさせるような。この人もワガノワ生え抜きの人ですよね。元気の精のラヴリネンコは（３幕では金の精）ちょっと日本人的な親しみのもてる容貌で目を引きました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;カラボスはショッカーの手下（by仮面ライダー）のような軍団を連れて手引き車でやってきます。これがなかなかの美形じゃない！と思ったら、「白鳥」でスペインを踊っていたバイムラードフでした。何か、せっかくのお顔がすごいメイクでもったいない。顔のない不気味なコウモリ（それとも蛾？）軍団も暴れまわりますが、リラの精に魔力を弱められて去っていきます。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第１幕≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;プロローグと１幕の間に休憩があり、都合３回も休憩がありました。幕が開くとすぐにワルツが始まって、例の編み物おばさんの場面はありませんでした。長いので省略したのでしょうが、別になくてもいいですよね。１幕は全体が薄いグリーンとピンクの淡い色合いで、いかにもこの世の春を思わせる美しさ。王様と王妃様の衣装は同じようなものだけれど、マントがグリーンになっていました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;ワルツはエキストラの子供たちも入ってとても華やか。キエフのときにも子供は出ていましたが、その子たちより小さい子たちで、小学校中学年ぐらいかな？それなのに、一人前にしっかりと踊っているのです。どこの生徒さんかなと思ったら、八王子のシャンブルウエスト（川口ゆり子バレエスクール）の子供たちでした。これが、ワルツはよくわからなかったけれど、ローズアダージョの時にバイオリンを持っていた子たちは多分男の子でしょうね。あのお教室にはボーイズクラスがあって、前から男の子が多いと聞いていましたが、これだけ背の高さまで一緒の子を集められるというのはさすがです。何と、この子たちは「オーロラのお友達」の踊りの前半部分もバイオリンを持って踊っていました。日本人の子に金髪のカツラは激しく似合わないけど、それでも一生懸命踊る姿はかわいかったです。いいなあ～天下のマリインスキーの舞台で踊れるなんて&lt;img class=&quot;emoticon lovely&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/lovely.gif&quot; alt=&quot;lovely&quot; /&gt;一生の思い出ですよね～。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;オーロラの登場。う～ん、随分妖艶なオーロラ。。16歳には見えん。それでも四人の王子たちに囲まれると、急にはにかんだ様子でお母様のところへ逃げてきて‥‥そして踊りなさいと言われて、今度は堂々と踊り始めます。アティチュードで立ったまま四人の王子が入れ替わるところでは１回１回アン・オーにしていました。そして、プロムナードで回るところもまた１回１回アン・オーまでもっていき、強靭なバランスを見せてくれました。ブラボーでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;本当にこのオーロラ姫はそれまで一点の曇りもなく輝きながら育ってきたのだという、そういう周囲の庇護と、身につけてきた教養や美しさからくるゆるぎない自信にあふれていました。そして、そのオーロラを中心にして、この王国をわたる風も、生い茂る木々も、みんな光に満ち満ちて輝いているのです。そんな完璧な美の世界を見るようで、ヴァリエーション、コーダとずっとうっとりと感動して見入ってしまいました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;しかし‥‥世の中は美しいものばかりではありません。突然一人の老女が現れ、オーロラに花束を渡します。オーロラは喜んで花を持って踊り、王様も王妃様も、このマリインスキーの版は心配そうな顔なんかしてなくて、ただただ暖かく微笑んで見守っているのですね。悲劇は突然起こります。花束の中の何かがチクッと手にささり、驚いて花束を投げ捨てるオーロラ姫。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;思うに、誕生のときに、優しさ、元気、鷹揚さ、勇気、のんき、そしてリラの精はそのすべての「善なるもの」の象徴ですよね。そういうものだけを招き入れて、カラボスに象徴される悪、闇、老、醜、死、という、表裏一体のものがあるにもかかわらず、それを忘れていた。ここでは&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;カラボスがなかなかカッコいいので説得力ないんだけど、やはり人生そんなもんじゃないよという、これはそういうおとぎ話なんだなと、ふと思ったりしました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;カラボスが去って、リラの精は皆を眠りにつかせます。オーロラの後に続いて奥に下がる人々の列は、そのまま動きが止まり、そして城には蔦が生い茂り、すべてが眠りにつくのでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;幕間にロビーに出ようとしたら、通路のすぐ前をヴィシニョーワの恩師コワリョワ先生と、昔のビデオ（’82年のコルパコワ主演と、’89年のレジュニナ主演の両方）で名カタラビュット（式典長）を演じていたセリュツキー先生（ルジマトフの恩師）が歩いていました。そして、楽屋口に入ったとたんに二人で「やった！」とばかり肩を抱き合っていましたよ。何かすごくほほえましかったです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;長くなりそうなのでまた一旦終わりにします。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ大好き</dc:subject>

<dc:creator>友香梨 </dc:creator>
<dc:date>2009-12-05T13:24:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-5696.html">
<title>「白鳥の湖」その２（覚え書き）</title>
<link>http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-5696.html</link>
<description>何か、調子に乗って自分の中の物語を一気に書いてしまったら、公演については何も書い...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;何か、調子に乗って自分の中の物語を一気に書いてしまったら、公演については何も書いていませんでしたね。いや、細かいことなんていらないほど面白かったと言えばいいのか。ヴィシニョーワはグランフェッテで２回に１回ダブルを入れてたとか、コールプのジャンプしてアラセゴンで回るその脚が、舞台ときっちり並行になって空中できれいな円を描いてたとか、いろいろあったけれど、もうそんなことどうでもよくなってしまうような特異なパフォーマンスでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;でも‥‥やっぱり３年前のルジマトフのあのジークフリート王子が忘れられない‥‥。ことあるごとにそう思ってしまう私は多分病気ですね。１幕ではクールな大人の王子。そしてオデットに出会うや、まるでガラス細工に触るような繊細さで、だけど惹かれる一心の性急さで、「待って」「逃げないで」「貴方は誰？」と、こちらまで一緒になって飛びかからんばかりに追いかけていったような気にさせられた、あのドキドキする「感じ」って一体何だったんだろう。それから、もう切ないほど愛にあふれていたグランアダージョ。見ているだけで心がしめつけられ、涙があふれてきたのはなぜ？&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;‥‥あれがあったから私は今までバレエを見てきたようなものです。でもあれ以来、あんなジークフリートには一度も会っていない。そして多分もう会えないと思うとすごく悲しい&lt;img class=&quot;emoticon weep&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/weep.gif&quot; alt=&quot;weep&quot; /&gt;　40男の白タイツなんて‥‥と半分オブラートをかけて見ようとしていたあの頃。見る前には思いもしなかったことだったけれど、あの出会いがあって本当によかった。いまだに私の&lt;img class=&quot;emoticon shine&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/shine.gif&quot; alt=&quot;shine&quot; /&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff6600;&quot;&gt;ベスト白鳥王子&lt;img class=&quot;emoticon shine&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/shine.gif&quot; alt=&quot;shine&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;はルジマトフなのです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #cc0033;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&lt;strong&gt;超脱線！&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;30日の公演で、ちょっとだけ気がついたことを備忘録として。&lt;br /&gt;&lt;strong&gt;１幕&lt;/strong&gt;のパ・ド・トロワの男性、マクシム・ジュージンがなかなかよかったです。端正な顔立ちもさることながら、ふわっと浮かび上がるようなジャンプと手足の伸びやかさで、ノーブルな雰囲気もありました。それから第２ヴァリエーションを踊った女性（どっちかわからないけどプログラムの順番的にはマルトゥイニュクのほう？）ジャンプが高く軽やかで、容姿も切れ長の目が素敵な人でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;&lt;strong&gt;１幕２場&lt;/strong&gt;の白鳥たちのコールドはさすがにマリインスキーというべきか。皆すごい長身でスタイルが良くて、粒ぞろいで、それがまたよく揃っていて「この世のものとも思えない」というのはこういうことかと思うくらい。ただ、どうしてあんなにバタバタとポワント音がするんだろう。キエフは、ダンサーは粒ぞろいとは言えなかったけれど、ポワント音は全く気にならなかったのですけどね。会場の違いもあるのかな？それでも、あのハイレベルなコールドの中に入ったら、それこそよほどのオーラがない限り、主役は見分けがつかないでしょう。そこにピンで入ることの恐ろしさ！&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;それが、ヴィシニョーワという人はあの中では小さく見えてしまうのに堂々と主役の輝きを放ち、良いのか悪いのか王子まで食ってしまった。さすがだけれど、やっぱり私はコジョカルみたいな可憐なバレリーナのほうが好きだなあ～。それを言ったらみもふたもないですね。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;また、そんなヴィシニョーワを相手にしてもかすまない、マラーホフやルジマトフのすごさを改めて感じました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;&lt;strong&gt;２幕&lt;/strong&gt;のキャラクターダンスでは、スペインの黒いほうの男性（バイムラードフ？）が長身で超かっこよかった&lt;img class=&quot;emoticon heart04&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart04.gif&quot; alt=&quot;heart04&quot; /&gt;踊りは赤いほう（ヨアンニシアン？）のほうがずっと堂にいっていたけれど。ナポリのプレブトフという人もなかなかの美形でした。私ったら一体何を見ているんでしょうね？&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #660066;&quot;&gt;（訂正）ジャパン・アーツさんの&lt;a href=&quot;http://ja-ballet.seesaa.net/article/134411666.html&quot;&gt;&lt;strong&gt;「バレエ・ブログ」&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;を見たら、この日の写真が載っていました。それによると黒いほうがヨアンニシアンで、赤いほうがバイムラードフだそうです。どうもすみません。ヨアンニシアンはプログラム写真よりずっとカッコいいですね。&lt;br /&gt;（あと、ロットバルトの化粧すごすぎ！他の日のロットバルトはこんなすごいメイクではありません。これはこの方のオリジナルなんでしょうか‥？青い目のコールプ王子の写真はこれだけ見るとなかなかクール。ほんと、もう少し切れ長にアイライン描けばいいのに‥余計なお世話？）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;&lt;strong&gt;３幕&lt;/strong&gt;では、ＢＳ-１で以前放送したバレエ学校のドキュメンタリーに出ていたオクサーナ・スコリクがいるというので注目していたのですが、よくわかりませんでした。ロットバルトは超でかくて踊りもダイナミックでしたが、あまりにあっけなくやられちゃいましたね‥。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;全体的には、やはりさすがはマリインスキーと言うべきでしょうか。若手を多く連れてきているようだけれど、それでも伝統ある優美な雰囲気は同じ。比べてしまったらかわいそうですが、舞台セットも衣装もキエフよりずっとよかった。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;ただ、やっぱり世の中不況なんでしょうね‥‥去年のボリショイなんか平日でも隅から隅までぎっちり満員だったのに。１階でもサイドの見切れそうな場所や後ろのほうは空席が目立ちました。下からちょっと見ても３階以上はぽつぽつという感じだったかな。天下のマリインスキーなのに何だか悲しい感じもするけれど、バレエ好きにとってはチケット争奪戦もなく、直前でもチケットが買えて、見たいときに見たいものが見られるからいいと言えなくもない。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;チケットが高すぎるということもあると思います。ほんとに見たいという人はどうやっても見るけれど、ちょっと外国のバレエでも見てみようかしらという人はなかなか来れない。そこいくとこの間のキエフは、中高年のお友達同士とかがたくさんいらっしゃって楽しんでいましたから、またそういう雰囲気もいいかなと思ったりしたものです。思うに、バレエは上階の席でも値段高すぎるのです。歌舞伎座なんか１階は16,000円するけれど３階は前方が4,200円、後方とサイドは2,500円ですよ。見え方が違うんだからそれくらい（4分の１～６分の１）の格差があってもいいはずなんです。それが、３階サイドだって（多分BかC）14,000～10,000円するのですから！&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;歌舞伎座の３階前方でこの間初めて見ましたが、中央通路よりうしろ17列～18列ぐらいの上に２階以上がのっかっているので、オケボックスのある東京文化会館でいえば15列目ぐらいの上方で見ている感じになり、本当に近く感じました。これで4200円。歌舞伎では花道が重要な要素なので、花道が見られないから安くなっていることもあるでしょうけど。新橋演舞場は花道を写すプロジェクターが付いているので３階は5,000円‥‥なのかな？いずれにしてもバレエのチケット、上階部分は見え方に対して高すぎると思います。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330033;&quot;&gt;また脱線してしまいましたが、まだマリインスキー公演は続きます。実は昨日またヴィシニョーワ＆コールプの「眠れる森の美女」を見てきたところです。本当にマリインスキーの舞台は衣装などちょっと古臭い感じもしなくもないけれど、色合いがそろっていて絵のように美しいし、とにかく洗練されています。あと、ダンサーが容姿といいスタイルといいみんなきれい。そして優雅で音楽的。チケット高いけれど、満足度も高いなあと実感しました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ大好き</dc:subject>

<dc:creator>友香梨 </dc:creator>
<dc:date>2009-12-04T11:49:16+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/30-7d8f.html">
<title>マリインスキー・バレエ「白鳥の湖」（30日）その１</title>
<link>http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/30-7d8f.html</link>
<description>マリインスキーが３年ぶりに来日中ですね。この日、私は出かけるときちょっとドキドキ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=454,height=640,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/03/s.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;S&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;S&quot; src=&quot;http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/03/s.jpg&quot; width=&quot;150&quot; height=&quot;211&quot; style=&quot;MARGIN: 0px 5px 5px 0px; FLOAT: left&quot; /&gt;&lt;/a&gt; マリインスキーが３年ぶりに来日中ですね。この日、私は出かけるときちょっとドキドキしていました。思えば私にとっては、３年前のマリインスキー公演からすべてが始まったような気がするのです。あの頃、バレエは好きだったけれどそれほどはまってはいなかったし、しばらく全く見ていないという時期さえありました。もちろん今のように頻繁に公演を見ることもありませんでした。それが‥‥バレエにのめりこんだきっかけは、多分このマリインスキーの「白鳥の湖」です。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;あのとき、バレエが好きと公言するなら、一度は「国宝級」と言われるロパートキナを見ておきたい。そんなつもりで私にしてはかなり以前からチケットを買っていたのです。確かにロパートキナは素晴らしかった。でも、なぜか私は王子役だったゼレンスキーに目が行っちゃったんですね。その直前に、ひょんなことから舞い込んだチケットで「海賊」を見ていました。そのときのアリがゼレンスキー。これが若手ばかりの中にあって、ものすごく渋くてかっこよかったんですよ&lt;img class=&quot;emoticon heart04&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart04.gif&quot; alt=&quot;heart04&quot; /&gt;　そして、この「白鳥」‥‥ゼレちゃんは腰を痛めたとか？で、リフトを幾つか省略していたようでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;この一見何の脈絡もないところに、なぜかピピッとつながるものがあったんですね。それは、何と「ルジさま」。このときのマリインスキー公演には、ルジマトフは参加していなかったのに。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;私は同じ年にあった「ラスプーチン」や、そのあとの「シェヘラザード」をＡプロ、Ｂプロと見ているような、ルジマトフの一応のファンではありました。でも、どういうわけか彼の「白鳥の湖」も、十八番と言われていた「海賊」も見たことはない、ひどく偏ったファンだったのです。それがなぜか彼の出ていないマリインスキーを見て、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;ゼレちゃんももう次いつ見られるかわからない（どうやらそのとおりになってしまったようです&lt;img class=&quot;emoticon crying&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/crying.gif&quot; alt=&quot;crying&quot; /&gt;）だからルジマトフも、そろそろ全幕を見ておいたほうがいいんじゃないか‥‥‥ふとそんなふうに思ったんですね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;それから年が明けて一気にルジマトフの魅力を再発見し、今のバレエ大好きな私があります。話が長くなりましたが、あのとき少々くたびれていてくれたゼレンスキーにはとっても感謝しています。（何のこっちゃ！？）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;そういうわけで、記念すべきマリインスキーの「白鳥の湖」、今回は行ける日の中で消去法で選んだらヴィシニョーワ＆コールプという、何だかあまり新鮮味のない組み合わせになっちゃったのですが、これがまた今までに見たこともないとんでもない「白鳥の湖」を見せてくれることになりました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第１幕・１場≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;今回のオケは東京ニューシティ管弦楽団。コジョカルの時と同じ？やはり１ヵ所、ど素人でもわかる音はずし。どうしてオディールの登場のファンファーレで音はずすかね？ちょっとびっくりでした。指揮者は劇場付きの方でしたが、この方の手を見ると、キエフの時の指揮者さんとは全く対局で、実に細かく繊細なタクトさばき。音もまたそんな感じの、デリケートな音のようでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;コールプ王子の衣装は、白タイツに黒のピタッとした上着で、ビーズだかスパンコールだかの光る模様のついている地味～なものでした。そして相変わらず目の周り真っ黒。どうしてあんなに悪魔の目玉みたいに丸く黒々とやってしまうんでしょうねえ？？キエフの人たちはみんな下にすっと長いアイラインを引いて、きれ長に描いていたのに‥‥まあ、あれも個性のうち。しょうがないか&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;でもさすがにマリインスキーですね。衣装も背景も色味が統一されていて、豪華な中にもすっきり洗練された感じがあります。コールドの男女のお袖のふんわりした衣装も素敵。それから、皆さんとても背が高くてスタイルがよくきれいな人ばかり。男性も皆長身で&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;イケメン率高し。驚くことに、コールプが小さく見えちゃうくらいなんですよ。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;そのコールプ王子ですが、皆と踊ったり祝い酒を酌み交わすところなど一見楽しそうにしているのですが、どこか浮かない様子。王妃から弓をもらって、子供のようにはしゃいで見せたりする一方で、女性たちと踊ってもすぐに孤独を感じてしまうような、ちょっと影のある王子様でした。ワルツの時、皆の中に入ってソロを踊るのですが、コールプが入ったとたん急に音楽が極端に遅いテンポになって‥‥その分周囲のざわめきから浮き上がったような感じになって、王子の孤独がひしひしと伝わってくるようでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;王妃様は、よくあるように「あなたは成人したのだからゆくゆくは王になるのよ」とか、「明日の舞踏会で妃を選びなさい」とか、そういったプレッシャーをかけているわけではありせん。王子のほうは、花の冠を頭に乗せて女の子たちと遊んでいるのを王妃に見られてばつの悪そうな顔をしたり、家庭教師と本の中身についてちょっとおどけたように議論していたり、そういう普通の青年らしいふるまいをしています。でもその裏に、なぜか何をやっても淋しくてやりきれない、そういう二面性の見える王子様なんですね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第１幕・２場≫&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;そして‥皆が去り、王子は何かに憑かれたように湖へ。相変わらず、顔はともかく踊りはとても美しいコールプ王子。そこへ、白鳥たちが現れます。弓を向けようとしたところにオデットが‥‥王子は一目でその気高さと美しさの虜に。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;ヴィシニョーワのオデット。これが、何と言ったらいいか。しなやかな動きは少しも淀みなくなめらかに連綿と続くように見えます。その動きはたおやかな白鳥そのもののようでもあるけれど、やはりその中に生々しく妖艶な「女」が見え隠れして、何だかちょっとミステリアス。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;ヴィシニョーワは、もともと役に深く入り込む憑依性をもったバレリーナだと思っていました。それが、見落としがなければ、オデットは最初に出会った時だけしか王子と目を合わせていません。身の上を語るときも、それからアダージョのときも、白鳥に変えられて以来、人間との心の交流ができなくなってしまったかのように、オデットはまるっきり自分の世界に入り込んでしまっていて、王子と視線を交わすことがないのです。それなのに、息苦しいまでの濃厚さ、思いもつかない無防備さで一方的に悲劇の身の上を王子の前にさらしてくる。王子にとってはこれほどの衝撃はないでしょう。孤独な魂が、さらに孤独な異界の存在に出会ってしまった、とでも言ったらいいのでしょうか。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;夜明けが近づき、ロットバルトの魔法で、オデットはまた白鳥に戻らなければならない。その場面は身をちぎられるような別れと思っていつも見ているのに、心を通わせていないから、オデットはそのまますう～っともとの白鳥に戻っていくのでした。わあ～&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats02.gif&quot; alt=&quot;coldsweats02&quot; /&gt;今のは何だったんだ？&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;コールプ王子はもう完全に食われてしまっていました。だって、視線を交わさないのですから、いくら彼が熱くオデットを見つめても、オデットがいる世界とは交流ができない。このもどかしさは何なんでしょう。まるで罠のように、さらなる悲劇が彼を襲うことを予見しているように‥‥‥。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第２幕≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;王子が花嫁を選ばなくてはならない舞踏会。王子は貴族の子女たちにはまるで興味を示しません。そこへロットバルトがオディールを伴ってやってくる。このロットバルトって、まるで歌舞伎の「黒塚」みたい。。。いや、この間見た高師直（忠臣蔵）そっくりのヒヒ爺メイク！これじゃ怖すぎて舞踏会に入ってくるどころか門前払いだろうに&lt;img class=&quot;emoticon sweat01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat01.gif&quot; alt=&quot;sweat01&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;そのデーモン様があのお美しい王妃様の横にするっと滑り込みます。あの王座はベンチシートみたいで狭いの&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;よ&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;　お二人が電車の座席みたいにきつきつに膝をくっつけあっているのはちょっと‥‥でしたね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;オディールのほうはもう、これはヴィシニョーワの独壇場。王子なんかかすんじゃってかわいそうなくらいでした。あの&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #cc0000;&quot;&gt;濃～い&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;コールプがすっかり毒気を抜かれて、借りてきた猫状態の添え物「白王子」様になっちゃうなんて。ヴィシニョーワ恐るべしです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;ところが、グラン・パの最初のほうで黒鳥が滑って転んじゃうアクシデント。大丈夫かな？と思ったけど、そのあとの巻き返しがまたすごかった。きびきびした強い踊りで、オデットとオディールをきっぱりと踊り分けていました。しかしここまでアグレッシブだともちろん好き嫌いもはっきり分かれてしまうと思います。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;私は、どちらかというとオディールはことさら騙そうとせず素のままのように踊る人が好き。ニーナみたいに、そのまんまの愛らしさで観客も王子もいっぺんに魅了されてしまうような。今回ロパートキナを見た友人が、黒鳥のほうはちょっと物足りなかったと言っていましたが、想像するにロパートキナはもう既にそこにある十分な威厳、オーラ、優雅さ、高貴さで黒を白と言わせてしまうような、そんな感じじゃなかったのかなと。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;それが‥‥ヴィシニョーワのオディールは、もうほんまもんの「悪魔の娘」でした。オデットの時ほとんど視線を向けてもらえなかった王子を、とろけるような優しい視線で圧倒する。そして王子がぼーっとなったところで、今度は観客のほうをキッと振り返り、「見たわね」と、ぞっとするような邪悪な笑いを見せるのです。こんな息の詰まるほど不敵な黒鳥は見たことがありませんでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;ガラでこういうことをやる人はいると思います。でも、全幕でこれをやってしまうと‥‥あとから思い出して、あの視線を合せなかったオデットはやっぱり計算ずくだったのかとか、実はオディールよりもオデットのほうが、王子の運命を狂わせようとするロットバルトの仕組んだ最大の罠だったんじゃなかろうかとか‥‥&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;いや、勝手な想像ですけど。どっちにしても、見た者にあとあとまでそういう想像力を広げさせてくれるというのは、本当に素晴らしいダンサーのなせる技だったかもしれません。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;かわいそうなコールプ王子。幸福の絶頂でうきうきと花束を渡して、喜び勇んで誓いのポーズをすると‥‥とたんに悪魔は本性を現し（それまでも十分悪魔なんだけど）窓の外の哀れなオデットの姿を見せつける。花束を王子に投げつけて高笑いするオディール。その花を、王子は怒りとともに思いきりまきちらし‥‥（確か、ジゼルでもこの人、最後に百合の花を放り投げたんだよね。こういうパフォーマンスがまたよく似合うんですね）一目散に城を出て行くのでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第３幕≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;打ちのめされた王子は、オデットのいる湖に戻ってきます。必死に詫びる王子は痛々しいけれど、ここでもオデットは決して王子に視線を向けることがないのです。そしてロットバルトとの戦い。これが、結構あっけなくて、なんだ～という感じなんだけれど。悪が消えて人間の姿に戻れたオデットは、まず自分の腕や指先を見て人間に戻ったことを実感してから、ほんとの最後の最後で、自分の指先の延長線上をたどって初めて王子の熱い視線に行きつく。二人が見つめ合ったのはこれが最初じゃないでしょうか？久方ぶりに人間の心が戻ってきたオデットが初めて王子の存在に気付いたような。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;あら、あんたいたの？ここはどこ？私は？‥‥‥じゃないでしょう～&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;それともオデットにとって王子は、人間に戻るための手段でしかなかったのか。ドラマチックではあったけれど、オデットに翻弄されつくした王子が、何だかすごく可哀想になってしまいました。これから幸せになれるといいけど。ハッピーエンドでよかったのか悪かったのか。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;というわけで、特にすごい「感動！」というのではないけれど、ヴィシニョーワ＆コールプという超個性派ダンサーが紡ぎ出した、珍しくも面白い「白鳥の湖」の世界でした。つい、二人だけを中心に勝手に自分が感じた世界を語ってしまいましたね。その他の覚書きはまた後ほど。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ大好き</dc:subject>

<dc:creator>友香梨 </dc:creator>
<dc:date>2009-12-03T14:50:22+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/27-5beb.html">
<title>キエフバレエ「眠りの森の美女」（27日）</title>
<link>http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/27-5beb.html</link>
<description>キエフバレエの「眠りの森の美女」を見てきました。得チケが出てから購入したのですが...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=452,height=640,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/02/simg_5.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Simg_5&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;Simg_5&quot; src=&quot;http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/02/simg_5.jpg&quot; width=&quot;150&quot; height=&quot;212&quot; style=&quot;MARGIN: 0px 5px 5px 0px; FLOAT: left&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=432,height=640,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/02/simg_0001_2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Simg_0001_2&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;Simg_0001_2&quot; src=&quot;http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/02/simg_0001_2.jpg&quot; width=&quot;150&quot; height=&quot;222&quot; style=&quot;MARGIN: 0px 5px 5px 0px; FLOAT: left&quot; /&gt;&lt;/a&gt; キエフバレエの「眠りの森の美女」を見てきました。得チケが出てから購入したのですが、結構いい席でした。オーチャードホールの中央通路より前は傾斜がゆるいので、前に大きな人が座るとアウトだけれど、それもなくて、前は小柄なおばさまたちのグループでまずはラッキー。でも、仲良しのおばさま方、上演中におしゃべりするわ、飴の袋はガサガサ回すわ、ここは歌舞伎座か？&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;なぜか全体的に年齢層高し。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;この日は上野でロパートキナの「白鳥」を上演していたんですよね。だからバレエファンはそっちに流れたということでしょう。同じ「眠り」でも、翌日のフィリピエワのほうは得チケは出なかったのでそこそこ売れていたようですし。それでも、マツァーク主演のこの日も、所々空席はあったものの、最後列の端までまんべんなく人が入っていました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;キエフバレエの一昨年の来日時は、コールプがゲストで３演目に出演する大活躍だったんですよね。といっても、私はちょうど忙しい時期で、「ライモンダ」しか見ることができませんでした。その「ライモンダ」も、最初はルジマトフが出演するということで両日チケットをおさえていたのだけれど、来ないとわかって初日を手放したら、２日目は何とフィリピエワがけがで降板&lt;img class=&quot;emoticon crying&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/crying.gif&quot; alt=&quot;crying&quot; /&gt;‥‥などいろいろありましたね～。あと、ドムラチョワとシドルスキーの「くるみ」の追加公演を見たんだっけ。ことしはゲストはなくて、ドムラチョワもイシュクも来なくて、しかもマリインスキーの来日と重なって、この１公演しか見れないのがちょっと残念でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪プロローグ≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;指揮者の方が背が高いのか、後ろからでもはっきりと見えて、しかもいきなりのオーバーアクション。この人がまた面白かったです！最初の１音からど迫力にびっくりしました。元気なオケだ～。指揮者バクランさん。頭もバクハツ！&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;舞台の背景はほとんど幕の絵ですが、その幕が何枚あるのか、とても立体感があり豪華でした。衣装も豪華だけれど趣味がいいのか悪いのか、もはやよくわからないくらいゴテゴテ。全体的に濃い赤黒の色調で、その上女性たちだけでなく王様や式典長まで宝石がビシビシついている‥‥&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;妖精のコールドの衣装は紫ピンクのお花のモチーフがついたもの。つい一昨年の「くるみ」のとんでもない衣装を思い出してしまった。パ・ド・シスの妖精たちもう～ん‥‥ここのバレエ団は衣装のことに触れないほうがいいみたい。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;最初、まずざっとオペラグラスで見渡してみました。ザハロワやドヴォロヴェンコ、マラーホフなど、ウクライナ出身のダンサーは本当に美男美女ぞろいですよね。‥‥と思いきや、これが、なぜか美男も美女も見当たらない。（すみません、変な観客です&lt;img class=&quot;emoticon sweat01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat01.gif&quot; alt=&quot;sweat01&quot; /&gt;）みんな外に行ってしまうのでしょうか。特にソリストクラスは全滅でした。コールドにはぽつぽつときれいな人もいたようだけれど、中にはバレリーナにしてはむちむち体型の人もいましたね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;でも、ソリストの皆さんは個性派ぞろいで楽しめました。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;リラの精のユリヤ・トランダシルは長身で手足が長く、とにかく手も足もびっくりするほど細～い。それで腕が柔らかいからあれは一体どうなっているの？という感じ。この人は回転系はダメそうだけれど、全体の雰囲気が優しくたおやかで、独特の存在感がありました。優しさの精を踊ったカテリーナ・カザチェンコも長身で、首が長くて目がくりくりのファニーフェイスでかわいかった。彼女は２幕ではフロリナを踊っていてそれもよかったです。勇気の精のカテリーナ・アライエワは２幕のダイヤモンドともダイナミックな踊りで華がありました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;パ・ド・シスが終わるとカラボス登場。手下の引く車いすみたいなものに乗って登場するのですが、これがひどかった。こんなきたなくて下品なカラボスは見たことがありません。杖をついて、歩き方もぎくしゃくして老人風なのかと思いきや、メイクがまるでピエロを恐くしたような‥‥そして魔女のような長い付け鼻。それでカラボスも手下も、エリマキトカゲ風の上着に長いスカートをはいていて、トルコの旋回舞踊みたいにぐるぐる回るんですよ。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第１幕≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;最初に真ん中の仕切り幕の前で演じる編み物女たちの場面。ここは普通ちょっと退屈するのだけれど、キエフのヴァージョンは４人の王子まで中に入って命乞いする面白いお芝居が展開して楽しめました。この衣装は割とかわいかったし、演じていた女性もきれいだったのでオペラグラスで見ていたら、何だか死刑になるというのに表情がへらへらしているの。もうちょっと真剣にやってほしかった。ほかに宮廷の場面でも、周りに座っているドレス姿の女性があさっての方向を向いていて、すごくつまらなそうにしているのも見えちゃって興ざめ。どうせお客さんは主役しか見ていないからというのは手抜きじゃないかな。バレエに限らず舞台って全体で作り上げるものなのだから。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;そんなわけで、どうせイケメンはいないし、周りの気の抜けているのは目に入ってくるしで、オペラグラスで見るのはやめました&lt;img class=&quot;emoticon angry&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/angry.gif&quot; alt=&quot;angry&quot; /&gt;　ワルツは、子役（現地調達の子どもたち）も入って華やかでしたが、やっぱり衣装が‥だって、ボディが濃い青紫で、スカートが紫ピンク、それで色とりどりのお花が付いているんですよ&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;かわいいといえば、かわいいが。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;ナタリア・マツァークは、冬のレニ国の「海賊」で見てなかなかよかったし、コールプのガラで踊った「グランパ・クラシック」もとてもかっこよくて素敵でした。でも、どちらかというとワイルド系でミステリアスな雰囲気を持った美女なので、オーロラ姫はそんなに期待していなかったというか。ところが、現れた瞬間、ちょっと大人びた感じはしたものの、オーロラ姫のかわいさと気品はちゃんとありました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;ローズアダージョは、いちいちアン・オーにはしなかったけれど、危なげなくこなしていました。テクニックはしっかりある人だと思います。ヴァリエーションもちょっときびきび踊りすぎなところはあったけれど、きれいでした。それから、怪しい老婆から花を受け取り、針で指を刺してしまうところなど、演技もなかなかよかったです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第２幕≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;森の中、遠くに見える城はオーロラが眠る城でしょうか。狩に来ているという設定のためか、あれから100年たってファッションも変わったのか、貴族たちの衣装は少し動きやすくすっきりしたデザインになっていました。皆花柄のゴブラン織のような厚手の生地を使ったもので、それなりに豪華。王子は上手奥から斜めにグランジュテで登場！ジャンプが高くて軽い！王子はデニス・ニェダクという人で、顔は遠目なら可、程度だけれど、とにかくスタイルがよく脚がきれいな人でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;王子のヴァリエーションの曲で王子は踊らず、貴族たちが踊っていました。王子は貴族たちが帰った後、また別の静かな曲で、抒情的な雰囲気の踊りを踊りました。ニェダクはこういう踊りもまたよかったです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;リラの精が現れ、妖精たちが登場すると、そこは池？のほとりのような場所に変わります。この妖精なんですが、鮮やかな水色の衣装に、お花のモチーフ。その上水色のカツラをかぶっていて‥‥&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff0033;font-size: 1.2em;&quot;&gt;変っ！&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;頭まで水泳キャップかぶったみたいに水色なのは水辺の雰囲気だから？普通は森の中なので薄いグリーンとかはよく見るし、マリインスキーは確かピンクだったよね。それが水色。本当にこのバレエ団の衣装のセンスの特異さには驚くばかり。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;オーロラのヴァリエーションは、１幕の時とはうってかわって、甘いメロディにもかかわらずなぜか苦しく悲しげな表情をしていました。ここはうっとりと夢見るように踊るんじゃなかったっけ‥？私を目覚めさせて、というより、あの暗く淋しい城で眠るのはもういや。お願い、早く助けに来て‥‥という感じで、マツァークにはこういう影のある雰囲気が似合っていました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;オーロラの幻影に恋して、リラの精とともにゴンドラで城ごと眠っている王国へ向かう王子。このゴンドラがちょっと小さくて王子とリラの精二人でいっぱいいっぱい。‥‥あと、またあのスモークを出す「シュー」という音がしていて、１月のレニ国を思い出してしまいました。オーチャードホールの設備のせいでしょうか？何とかしたほうがよさそうですけど。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;一度幕が閉まりますが、間奏曲はなく、オーロラの城に到着した王子は、暴れまわっているカラボスとは戦わずに無視！直行でオーロラ姫にキス‥‥そして皆が目覚め、カラボスの魔法は消えてしまいました。何て効率がいいんだ！&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;&lt;strong&gt;≪第３幕≫&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;金・銀・サファイヤの踊り。それからダイヤモンドの踊り。ダイヤモンドが黒い衣装なのにはちょっとびっくり。ネコちゃんは耳なし。ドラえもんか？男の子には狐みたいな大きなシッポがついているのに、女の子にはないんだよね。どうして？赤ずきんちゃんは超ミニでした。シンデレラと王子の頭にちょこんと乗っている冠がマンガチックでかわいかった。青い鳥のワーニャ・ヤンはかなり長身でダイナミックだったような気がしますが、時間がたつと踊りはすっかり忘れて、青色の濃い衣装だけを思い出すような状態で‥‥すみません&lt;img class=&quot;emoticon sweat01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat01.gif&quot; alt=&quot;sweat01&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;グラン・パ・ド・ドゥのアダージョはフィッシュダイブのない、くるくる回って倒れかかるオーソドックスなものでした。安定感があり安心して見ていられましたが、何かこの踊りで一番大切な二人の間の幸福感というか、そういうものがあまり感じられなかったような気がします。マツァークはワイルドで現代的な美人タイプなので、オーロラ姫のようなラブリーでキラッキラのお姫様というのは、やはり少し無理があるような気がしました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;しかし‥‥ここまで読み返してみると、めちゃくちゃ悪口のようになっていてびっくり&lt;img class=&quot;emoticon sweat01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat01.gif&quot; alt=&quot;sweat01&quot; /&gt;　確かに衣装の趣味がちょっと‥‥だし、イケメン皆無だし、カラボスは気持ちの悪い怪物だし‥‥他にも目についてしまったことはあるけれど（ごめんなさい！！）全体的にはオーソドックスな構成で、ソリストのレベルも粒ぞろいでなかなかよかったと思います。王子も顔はともかく踊りはすごくよかったし、マツァークも素敵だったので、満足度は高かったのですが。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;気がついたことを羅列しただけだと、かなり辛口になってしまうんですね。反省。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;というわけで、特に大きな「感動！」というわけではなかったけれど、クラシックバレエの全幕としてはかなりしっかり楽しむことができました。音楽がまた、迫力があってよかったです。何より得チケでここまでのものを見ることができ、コストパフォーマンスはとても高かったと思います。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #003300;&quot;&gt;会場でもらったチラシによると、来年の夏の「親子バレエ祭り」はこのキエフバレエが中心で行うとか。K社さんもレニ国の後がま探しはいろいろ大変そうですね。かつてのレニ国のように、低価格で日本全国回ってくれるような親しみのもてるバレエ団になってもらえるでしょうか。今後が楽しみではあります。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ大好き</dc:subject>

<dc:creator>友香梨 </dc:creator>
<dc:date>2009-12-02T09:47:52+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-69d5.html">
<title>「平助ＬＯＶＥバトン」受け取りました。</title>
<link>http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-69d5.html</link>
<description>いきなりなんのこっちゃ？？ですが、平助というのは新選組隊士の藤堂平助のことです。...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;いきなりなんのこっちゃ？？ですが、&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff0099;&quot;&gt;平助&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;というのは&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #006600;&quot;&gt;&lt;strong&gt;新選組隊士の藤堂平助&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;のことです。藤堂平助という人は、新選組では試衛館以来の同士でしたが、後に北辰一刀流の同門の伊東甲子太郎の分派に従って新選組を離れ、慶応３年の伊東暗殺のときに24歳の若さで（数え年だからホントはもっと若い！）京都の七条油小路にて非業の死を遂げた人物です。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;でも、それが何で？というと‥‥。&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;お友達の歴女、千華さんのサイトで今&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;http://y-chika.lolipop.jp/heisuke-mokuzi.html&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff0000;&quot;&gt;「平助くんに恋して」&lt;/span&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;と題して、藤堂平助の特集を展開中なのです。彼の命日の11月18日から、旧暦を新暦に置き換えた12月13日までということで、面白い企画だと思いました。私も喜んで参加（何か作品を寄せる）する旨、お伝えしたのは確か１ヵ月以上も前のこと。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;実は、私はかつて（高校時代‥‥って大昔ですが&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;）新選組ファンだったときに、自ら藤堂平助が好きと名乗っていたのです。もちろん、土方歳三は大好きなのですが、当時都合上対外的に（？！）表明していたのは藤堂さんのほうだったのです。そのいきさつは話せば長いことなので割愛しますが、昔は新選組ファンで藤堂が好きなんていう人はまず会ったことがありませんでした。だって、彼の写真を初め、手紙、書簡など、ほとんど記録というものが残っていないので、彼のイメージなんてつかみようがなかったから。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;それが、最近ではマンガやゲームの影響で、藤堂平助のファンがふえているとのこと。マンガは私、よく知らないのですが「ピースメーカー」の藤堂さんがなかなかかっこいいとか。それからゲームではやはり「薄桜鬼」ですか。何か、このゲームの藤堂さんはひたすら少年ぽくってかわいいそうですよ。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #0066cc;&quot;&gt;藤堂平助を語る&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;なんて、そんな機会があるなら、この際、私も昔藤堂さんに恋していたころのことを思い出して、あれは一体どういうことだったんだろう‥‥？というのを探求してみたいと思いました。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;ところが‥‥このブログでさえごらんのとおりの更新の遅さなので、他の文章なんて書く余裕はなく、もうすでに半分過ぎてしまいましたね&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif&quot; alt=&quot;coldsweats01&quot; /&gt;　千華さん、ごめんなさい！&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;それでとりあえず千華さんのところにあった&lt;strong&gt;&lt;a href=&quot;http://y-chika.lolipop.jp/heisukelovebaton.html&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff0000;&quot;&gt;「平助ＬＯＶEバトン」&lt;/span&gt;&lt;/a&gt;&lt;/strong&gt;なるものをやってみようかと思い立ちました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;　&lt;strong&gt;１． 平助と最初に出会ったのは？&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;司馬遼太郎の「燃えよ剣」です。「好漢を絵にかいたような」「武士というよりも、江戸の木場などで木遣りを唄っているほうがふさわしいいなせなところがあった。」「腹に五月の風が吹き通っているような」‥‥さばさばした気風のいい奴ということか。私はもともとそういう人が好きでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;&lt;strong&gt;　２．平助と恋に落ちた瞬間を教えてください。&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;意外ですがテレビの「燃えよ剣」の「わかれ雲」の藤堂さんを見たとき。あの平助役の平沢彰さんという人はちっともイケメンじゃないし、司馬遼太郎の描いた「江戸っ子的」な軽い明るさもない。どちらかというと実直な「芋侍」風。今の美形好み（！）の私からすれば超イレギュラーのように見えるけど、若いころは私もあんな純粋で人のよさそうな感じが好ましく思えたのでしょうかねえ？？&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;あれは感動的でした。月命日に律儀に山南さんのお墓参りをする藤堂さんは、やはり悩んでいたんですね。みんなと一緒に京に上って数年。同じ理想を語っていた山南はもういない。今の新選組は自分の思い描いた姿とは違うものになっていきつつある‥‥。そんな時に起こった一つの事件はフィクションだけれど、彼の決心を固めるきっかけになった‥‥あのときの平沢さんの平助は素敵でしたね～。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;　&lt;strong&gt;３．平助のどんなところが好き？&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;よくわからない‥‥。でも、記録が残ってないからこそ、自分の想像を広げることができると思ったのは確かです。どんな人かよくわからないから、勝手に理想像をつくりやすいというか。ほかにライバルがいないから、藤堂さんについて何を語っても誰にも文句は言われないだろうし。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;やっぱり、まっすぐなところが好きです。なぜまっすぐと思ったのか？人間生きているといろんなしがらみにさらされます。近藤にもきっと信頼されていたと思います。他の試衛館以来の仲間もいたし。だけど伊東は自分が誘って連れてきた人物。分派はどちらをとってもつらかったでしょう。それを、割り切れないことは嫌いなのかきっぱりと決断し、伊東に従った。それから、罠だと知っていても敢然と伊東の死骸を引き取りに向かった潔さ。あそこで逃げた同士も多かったのに、逃げずに義に殉じたこと。（‥‥あ～こんなこと久々に書くと恥ずかしくなってしまいますね&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;　&lt;strong&gt;４．平助のことをどう呼んでいますか？&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;昔は「平ちゃん」、今は「藤堂さん」。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;　&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;&lt;strong&gt;５．平助とお似合いのカップル（コンビ）といえば？&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;質問の意味よくわからないのだけれど（女の子のキャラってこと？）、私は、山南のことを尊敬していたと思います。それから他の試衛館の食客仲間とも気が合ったんじゃないかな。そうでなきゃ一緒に京に行こうなんていうことにならなかっただろうし。反対に伊東派と仲良しだったかどうかは想像がつかない。だから分派してからは孤独な雰囲気も身にまとってしまう‥‥。何か、答えになっていませんね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;　&lt;strong&gt;６．心に残る平助の名シーンを３つ。&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;１、テレビ「燃えよ剣」の「わかれ雲」で墓参りの兄妹と出会うところ。あのロケ地は金戒光明寺でしょうか？山南さんの墓は壬生だよ～！とつい突っ込みを入れたくなってしまう今の私。&lt;br /&gt;２、「残月油小路」で、仲間が逃げろと道をあけてくれたのに、逃げずに敢然と立ち向かうところ。「土方さん、いくぞ」という最期の台詞は、昔道場で立ち会っていた時のような親しみのこもった言い方でしたね。「剣に生きるものはついには剣で死ぬ」というのは原作の「燃えよ剣」の言葉ですが、テレビのナレーションにも出てきて、そのさわやかな散り様に華を添えるものでした。&lt;br /&gt;３、マンガ「月明星稀」の池田屋で負傷するシーンはちょっといいです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;&lt;strong&gt;　７．この平助が好き！を作品名で３つ。&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;そんなにいろんなものに出てきたっけ？&lt;br /&gt;１、私はやっぱりテレビの「燃えよ剣」ですか。&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;２、あとは７７年のテレビドラマ「新選組始末記」‥‥あの三ツ木清隆が演じた藤堂さんは、本当にさわやかな好青年だったように思います。あれは珍しくリアルタイムで見た新選組のドラマ。もう一度見たいなあ。&lt;br /&gt;３、大河ドラマ「新選組！」の勘太郎くんも、美形ではないけど素直そうで好感度大でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;　&lt;strong&gt;８．あなたにとって平助って？&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;重複するかもしれないけれど、史実に詳しく残っていないからこそ、自由に想像を膨らませることができる対象でした。昔、戒光寺の墓所によくお参りに行きましたが、バス停を降りて参道を歩く間にも、彼にいろんなことを話しかけるのが楽しかった‥‥。うわ～今となっては随分な少女趣味だったのね。お恥ずかしい！&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif&quot; alt=&quot;coldsweats01&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;　&lt;strong&gt;９．平助にひとこと伝えるとしたら何て言う？&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;かつてあなたに支えられていたことがあります。勝手な想像だったかもしれないけれど、あなたのいちファンでした。ありがとう。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;　&lt;strong&gt;10．バトンを回す人、何人でも。&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;もし、万が一昔の私「藤堂夏子」を知っている方がこれをご覧になったら。。いや、バトンじゃなくてもいいです。ぜひ連絡してください！&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #1d0039;&quot;&gt;‥‥‥と、思わず最後までやってしまいました。あ、少しだけ昔のミーハーな私に出会えたような気がします。今も、めちゃめちゃミーハーには変わりないんですけどね。千華さん、ありがとうございました。&lt;/span&gt;　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>新選組or栗塚旭</dc:subject>

<dc:creator>友香梨 </dc:creator>
<dc:date>2009-11-28T23:43:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-37e1.html">
<title>コジョカルの「くるみ割り人形」</title>
<link>http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-37e1.html</link>
<description>アリーナ・コジョカル主演の「くるみ割り人形」を見てきました。王子を踊るはずだった...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=640,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/26/2009_1126_094510imgp8129.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;2009_1126_094510imgp8129&quot; border=&quot;0&quot; alt=&quot;2009_1126_094510imgp8129&quot; src=&quot;http://yukari-t-cat.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/26/2009_1126_094510imgp8129.jpg&quot; width=&quot;200&quot; height=&quot;150&quot; style=&quot;MARGIN: 0px 5px 5px 0px; FLOAT: left&quot; /&gt;&lt;/a&gt; アリーナ・コジョカル主演の「くるみ割り人形」を見てきました。王子を踊るはずだったスティーヴン・マックレーがバレエ団側の都合で出演できなくなり、かわりにヨハン・コボーが王子役となった公演です。その２日目に行きました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;東京バレエ団の「くるみ」は５～６年前に一度見たことがあったのに、なぜかほとんど覚えていません&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;　確かその時、ポリーナ・セミオノワが本邦初お目見えだったんですよね？あの時のポリーナちゃんはすご～くかわいかったです。でも、クララというには飛び抜けて長身で、ポワントで立つと王子のマラーホフよりも背が高くなっちゃって、かなり違和感があったことしか正直覚えてない‥‥&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;だから全く初めて見るようなものでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;序曲のあと、幕が開き、クリスマスパーティーに向かう人々が通り過ぎていきます。でも‥背景は針葉樹の茂った山奥のお城のようで、徒歩で向かうにはあんまりな場所。それでも人々は町の通りでも歩くように軽やかにはしゃぎながら行くのでした。女の子たちがほとんど全部ポワントで立ったまま小刻みに歩いているのは、ちょこまかした子供らしさを見せる演出でしょうか？&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;男の子役はフリッツを除いては全員女性。女性というのがすぐわかってしまうのも何だかねぇ。フリッツ役の青木さんはその女性たちの中に違和感なく溶け込んでいました。小柄な男性はもっといるだろうに‥と思うのはおせっかい？そして、女の子たちの中でもひときわ小柄なコジョカルはどこにいても一目でわかります。本当にかわいい～&lt;img class=&quot;emoticon heart04&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart04.gif&quot; alt=&quot;heart04&quot; /&gt;　夏に見たときはちょっと老けた？感じもしないではなかったけれど、今回は全然そんなことはなくて、もとのかわいらしいコジョカルでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;コジョカルは容姿がかわいいだけではなくて、踊りも本当に愛らしい。それはまた抜群のテクニックと身体能力、ていねいな演技に裏打ちされたものだということは、夏の「眠り」のときに確認済みでしたが、そんなことを考えるまでもなく見る者を魅了しますね～。アティチュードやアラベスクで形が決まると、そのポーズをキープする力もさることながら、そこからさらにすう～っと手足が伸びて、全体がふんわりとした柔らかい空気に包まれるのです。まさに見るだけで幸せな気分になれるバレリーナでしょう。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;小柄で華奢なのに、ポールドブラがとても美しくて、全体の中では決して小さく見えないのです。その上踊りだすと半径２メートルぐらいが明るくキラキラして見える&lt;img class=&quot;emoticon shine&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/shine.gif&quot; alt=&quot;shine&quot; /&gt;‥って、少女マンガの世界か！？（最初見たときは「ＳＷＡＮ」の&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;リリアナかと思いました&lt;img class=&quot;emoticon shine&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/shine.gif&quot; alt=&quot;shine&quot; /&gt;）そんなわけで、すっかりコジョカルにやられてしまいました。なので、実は細かいことはあまり覚えてないんです&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif&quot; alt=&quot;coldsweats01&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;でも、背景と衣装の統一感のなさというか、それははっきり記憶に‥‥。特に衣装はデザインも色も一体いつの時代？というような、ただ西洋風というだけのような感じ。あと、私は音楽に関してはあまりよくわからないのですが、素人にもはっきり分かる、肝心な場面での音はずしが２回ほどありました。でも、そんなことどうでもいいくらい、コジョカルが素敵だったのも事実です。&lt;img class=&quot;emoticon happy01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/happy01.gif&quot; alt=&quot;happy01&quot; /&gt;　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;ドロッセルマイヤーは後藤さん。ロミオみたいなマスクをしているけれど、何だか若造風で貫禄ない。でも、怪しさのかわりに、子供たちに遊ばれてる若いおじちゃんという感じでよかったです。ピエロ、コロンビーヌ、ムーア人のお人形の踊りの後、わっ、ここにも等身大くるみ割り人形‥‥&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;東京バレエ団のネズミ軍団は何かマンガチックで可愛い奴らでした。やはり日本人のネズミのイメージってこんな感じなんでしょうね。だから私の友人のように、あまりリアルで気持ちの悪いネズミを見ると拒否反応を起こしてしまう人もいるんでしょう。実際、ハツカネズミやハムスター以外の普通のネズミは、かなり恐い顔をしているらしいですが。それから、兵隊さんたちがみんなポワントを履いた女性なのです。線がシャープで、それでいてもろい、おもちゃらしい雰囲気がよく出ていました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;どういうわけか、「くるみ」で一番感動する、人形が王子に変身するところですが、よく覚えてないんです。１週間近くたっているし、その間に新しく買った別の「くるみ」のＤＶＤなどを見ているうちに記憶がぐちゃぐちゃになってしまったのか&lt;img class=&quot;emoticon coldsweats01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/coldsweats01.gif&quot; alt=&quot;coldsweats01&quot; /&gt;　それとも、ここではそんなに感動しなかったということかしら‥‥。何しろ今月初めに見たサンクトペテルブルク・アカデミーの「くるみ」がめちゃめちゃ感動的だったから、そのあと何を見ても「フツー」に見えちゃうのが困りものです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;確か、コロンビーヌやムーア人のお人形が前に立って隠している間に、仮面をとって王子に変身したんだと思います。そう、このドロッセルマイヤーのつれてきた人形たちが結構かわいらしく、けなげにクララをネズミから守ったり、お供についてきたりするのです。人形の国に向かうクララと王子の舟の後から、まるで一寸法師のお椀みたいなのに３体の人形がひしめきあって乗っているのが何気にかわいかった。そのあとネズミも舟で追いかけてくるんですよね。このあたりがユーモラスでした。（でも、王子とクララのぼろ舟、何とかならないのか？）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;コボーの王子様は、素朴で心優しい青年という感じでした。ノーブルとかエレガントとかというのではなくて、何だろう、去年の新国の「シンデレラ」の王子の時もそうだったけれど、立ち居振る舞いにバレエのマイムのようなわざとらしさがなくて、演技がとても自然体なんですよね。それでいて懐の深い優しさというか、パートナーを見つめる暖かいまなざしというか、そういうご本人の人格からにじみ出てくるようなものがとても素敵&lt;img class=&quot;emoticon heart04&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart04.gif&quot; alt=&quot;heart04&quot; /&gt;コジョカルも高貴な「お姫様」なんかではなくて、隣の女の子的な親しみやすさを持ったバレリーナだから、雰囲気もぴったりなんでしょうね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;それなのに、二人が踊ったグラン・パ・ド・ドゥは、多分全くのロイヤル仕様だったと思います。ロイヤル・バレエではクララと金平糖の精は違う人が踊りますが、あれは全く人間離れした人工の極致のような踊りですよね？キラキラしてて硬質で、人間の動きとは思えないような。例えば、パ・ド・シャ？で脚をブルブルっとやるパとか、いきなりカクンと倒れるところとか、とにかくロイヤル版はそういうガチガチクラシカルな振付なんですよね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;その人工的な踊りを完璧に踊りながらも、やはりこの二人にはどちらも自然な柔らかさがあって好感度大でした。夢の中の妖精の踊りじゃなくて、現実の世界の、ちょっと背伸びしてあこがれのお姉さんになった女の子の踊りにちゃんとなっていました。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;衣装が、確かベージュピンクの地にグレーの刺繍がある、豪華だけど地味な感じの衣装だったと思うけれど、音楽の高まりとともに幸福感も高まって、思わずうっとり。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;何だか主役二人のことばかりですね&lt;img class=&quot;emoticon sweat01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat01.gif&quot; alt=&quot;sweat01&quot; /&gt;東京バレエ団に関しては、雪の場面がきれいでした。白い修道僧みたいな衣装を着たコーラス隊が出てきたときは何が起こるのかと思いましたが‥よかったです。ただバタバタとうるさいポワント音は何とかならないのでしょうか？よく考えたらこの間のサンクトペテルブルク・アカデミー・バレエは、最前列だったのにほとんどポワント音が気にならなかったんですよね。あれは一体どういうことなのか。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;あとは、スペインの木村さんのキレのある踊りはさすがでした。隣の女性がかすんでしまったくらい。アラビアを踊っていた西村さんはそれなりに妖艶だったけれど、夏の「眠り」で目をつけていた？柄本くんは、あの踊りを踊るには色気もなければ妖しさもないというか&lt;img class=&quot;emoticon sweat02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat02.gif&quot; alt=&quot;sweat02&quot; /&gt;　中国もロシアも衣装が悲惨。フランスもあの色合いは超微妙。花のワルツに至っては確か12組の男女の踊りだったと思うけど、つい爆睡してしまいました。ごめんなさい！&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #330066;&quot;&gt;グラン・パのあとはみんなそろってフィナーレ。そして最後はクララの家に戻って、クララが目覚め、くるみ割り人形を大事そうに抱き上げる‥‥あの、ガニ股のくるみ割り人形にはちょっと笑ってしまいました。確かボリショイの「くるみ」もあんなでっかいガニ股のぬいぐるみだったような気がします。本来のくるみ割り人形は木製のアンティーク調のものではないのかな‥‥この演目はいろんなヴァージョンがあって、好みも大きく分かれるところだと思いますが、東京バレエ団の「くるみ」は、その中でもごくごくオーソドックスなものではないかと思いました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>バレエ大好き</dc:subject>

<dc:creator>友香梨 </dc:creator>
<dc:date>2009-11-27T15:44:36+09:00</dc:date>
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