新選組or栗塚旭

2014年5月10日 (土)

タンゴin京都

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丹後半島は京都府です‥‥っていう話ではありません(笑) 前回お知らせした栗塚さんの出演する「タンゴ・アストロリコ デビュー22周年記念コンサート」に行ってきました!

その前に最初の写真ですが、会場となった京都コンサートホールの隣にある京都府立植物園です。初めて行ったけれどすごくいいところでした。ちょうど桜もチューリップも終わり、バラがまだなのでお花的には端境期のためか、連休中なのに人が少なくて、ちょっと余った時間で園内をぐるっと見て回ることができました。今度また機会があったらゆっくり行ってみたいです。

さてコンサートですが、本当のことを言えば、私は時代劇俳優の栗塚旭が好きなのであって、別に栗塚さんが歌がうまかろうが、実はたいして興味はなかったんですよ(ファンの皆さま、すみません)以前のような「土方歳三を歩く」みたいな歴史散歩や、「新選組を語る」みたいなトークショーなどがあったらぜひ参加したいと思って待っていたのですが、どうもしばらくなさそうだし、今ここで栗さまに会っておかなくてはまた次いつ会えるかわからないというような気にだんだんなってきて、それで思いきって行くことに決めたのが4月も半ば過ぎになってからでした。

5月3日といえばゴールデンウイーク真っ最中。そんな時期に宿も新幹線も急に手配できるはずがありません。いつも使っている旅行会社の安いホテル&新幹線のパックはとうになく、残っているのはスイートルームかというような高いホテル(笑)で、とてもチケット貧乏が手を出せる代物ではありませんでした。新幹線も、早朝のグリーン車以外全部満席で、やっととれたのが昼過ぎ出発の夕方着。コンサートは2時からの昼の部と7時からの夜の部があったのですが、昼の部はもうあきらめて、ゆっくりと家を出て夜の部に行くことにしました。(チケットも、昼の部は早々に完売していたそうです)

行ってみたら、お顔を見知っている熱心なファンの方々がたくさんいらしていて、皆さん昼の部と夜の部のセットにしたという方ばかりでした。出遅れ感がひしひし(笑)「昼の部、素敵だったわよ~」という皆さまの声を耳に、席につきました。

大体、私はタンゴを生演奏で聴くということ自体初めてでした。ステージ上にはピアノが一台、その横にバンドネオン奏者が3人並び、中央がリーダーの門奈さん。

バンドネオンという楽器を私は割と最近まで知らなかったのですが、アコーディオンみたいに蛇腹になっている箱状の楽器で、鍵盤のかわりに左右にボタンがついていて、それを巧みに操りながら伸ばしたり縮めたりして演奏する楽器なんですね。そういえば、アコーディオンにも左側にポチポチとボタンのようなものがついてましたね(笑・何しろ小学校以来、アコーディオンも触ったことがないもので‥‥無知ですみません)そして、ドラムはいませんが、このバンドネオンが切れのいいスタッカートでリズムを刻み、ときには脇を手でたたいて拍子をとったりします。

そして、後列にはバイオリン奏者3名+ビオラ+チェロ+コントラバスという弦楽器が並ぶ編成でした。ピアノとバイオリン×2、ビオラ、コントラバス奏者は女性で、春らしい柔らかな雰囲気の衣装で華やいでいました。

3曲目、栗塚さんの登場です。「小さな喫茶店」というコンチネンタル・タンゴの名曲だそうです。栗塚さんは何と何と、白っぽいパンツとシャツに、赤のスニーカー、赤のベルト、赤の帽子で、赤と黄色のバラの花束を持って登場しました。何かしら懐かしい陽気な感じのする歌を、そのいでたちのように明るく歌う栗塚さん。こんな栗塚さんを見るのはもしかして初めてかも。歌いながらステージを歩き、持っていた花束からバラを一本ずつ抜いて客席に投げてくれました。

6曲目「小雨降る径」では、栗塚さんはトレンチコート姿で登場。こちらはシャンソンの名曲だそうですが、すみません、これも知りません 歌を歌っても、やはり栗塚さんは「俳優」なんですね。歌の世界をしっとりと演じていらっしゃいました。

そして7曲目の演奏は映画「二人日和」より。何か映画のワンシーンを思い出すかなと思ったけれど、それよりも抒情性豊かな音楽に聴き入ってしまいました。

後半の第2部、女性奏者たちは皆赤&黒の衣装に着替え、ぐっとシャープな夜の雰囲気になりました。

3曲目「黒い瞳」で栗塚さん登場。何と、グレーの厚手のコートに、同素材の帽子でロシアをイメージしているのかな?一曲一曲歌のイメージに合う衣装に着替えてサービス満点。この曲はとても栗塚さんに合っていたのか、存分に歌を聴かせてくれました。歌詞も栗塚さんが付けたと、武部さんとのトークで話していたような気がするんですが、どうだったでしょうか?(ちゃんと覚えている方、教えてください)ただ、衣装もご自分で選ばれたそうですが、コートが少しもっさりとしていて大きすぎた?

栗塚さんの歌といえば、「風」の主題歌、「天を斬る」の主題歌などを歌っていますよね。劇団時代にレッスンされていたであろうクラシックの歌い方に近く、歌謡曲風の曲にはあまり合わずに中途半端な感じがしていましたが、あれからウン十年。‥‥以前の「京すずめ」の「囲む会」で歌った「新選組の旗は行く」や、府中の「燃えよ剣ツアー」のあとのパーティーで歌った「聖者が街にやってくる」など、今までに栗塚さんの歌を生で聴く機会は何度かありました。それは昔のぼーっとした「風」の主題歌(エコーききすぎ)なんかよりずっと強いインパクトがあってお上手でしたが、それでも素人の上手な人の域だったんですよね。それが、こうやって生バンドを従えて、ステージの上で歌うと堂々たるプロの歌手。声の張り、のびやかさなど、意外といったら失礼だけれど、思っていたよりずっとよかったです。

栗塚さんの歌の最後、6曲目の(歌は4曲目)「夜のタンゴ」は前回、2年前にも歌われたとかで友人から話を聞いたことがあります。「紫の夜のみそらに」とある歌詞から、紫のベルベットのジャケットで現れた栗塚さん。何かまるでテノール歌手のようでした。歌が終わったあとのトークで、「紫の夜のみそらに」とあるけれど、美空ひばりさんはとても紫色が好きだったとか、「あなた、土方歳三の格好をするとカッコいいけれど‥‥」と昔美空ひばりさんに言われたというその物真似(!)も披露してくれました(似てました)美空ひばりさんは同じ昭和12年生まれで、誕生日も同じ5月。生きていれば栗塚さんと同い年だなんて、そんな話もしていました。

さて、1部と2部で全18曲の演奏を聴いて改めて思ったのは、タンゴというと懐かしのメロディみたいなのかなとか、そんなふうに思っていたのですが、いやいや、全然違って、超モダンというか、前衛音楽のような感じもしました。ただ耳に心地いい音楽というよりは、粋なスパイスが効いている大人の音楽ですね。

そして、ゲストのダンサー、亮&葉月さんが4曲踊ったのですが、これがまたうっとりするほど素敵だったのです。アルゼンチン・タンゴの踊り手として広く活躍されているお二人だそうですが、もちろん私はアルゼンチン・タンゴという踊りを見るのも初めてでした。

映画「二人日和」の最初と最後で踊っていた二人は、あれはコンチネンタル・タンゴ?と思ってちょっと調べてみたら、沖潮隆之さん、沖潮由美さんという、社交ダンスではなくバレエをされている方だったのでびっくり。あの踊りもすごく優雅でノスタルジックな踊りでしたね。誰もいないレトロなダンスホールで踊り続けるシーンはまるで夢のようでした。

一方、アルゼンチン・タンゴのほうはその正反対というか、もともと狭い酒場のテーブルの間なんかで踊る、フラメンコみたいな、どちらかというと猥雑な感じの踊りなんでしょうか?ステージにはバンドの奏者が並んでいるので、その前というのはすごく狭いんですよ。なのに意外にも激しい踊りで、最初、ダンサーが奏者を蹴らないかとか、ステージから落っこちないかとか、いらん心配をしました(爆)それが、その狭い空間だけでも濃密に魅せてくれるダンスだったんですね。

面白いことに、男女毎回別々の方向から出てきます。男性は上手から、女性は下手から出て来て、まるでお互い挑みかかるように始まります。身体を密着させ、主に膝から下を速くて複雑なステップで動かすような踊りで、素人目には相手を蹴ったり足を踏んだりしないのかな?と心配になりますが、もちろん全然そんなことはありません。バレエと違って腰をひねったり脚をからませたりする動きが多用されているのが印象的でした。時にはリフトしてぐるぐる回ったり、かなりアクロバティックでセクシーな振付なのですが、このペアは凛としてエレガントなのですよね。生演奏のタンゴのリズムと、哀愁を帯びたメロディ、それを脚先の動きで語るダンサー。思いがけず素敵なものを見ることができました。

というわけで、コンサートは大満足でした。会場でも見知ったファンの方々と久しぶりに会うことができて、本当に行ってよかった、素敵な一日になりました。

終了後、「二人日和」のサントラ盤のCDを買って、栗塚さんと門奈さんにサインをもらいました。栗塚さんとツーショットの写真も撮りました。ただ、それからがちょっと大変でしたけど‥‥京都のホテルがとれなかったので、それから大阪のホテルまで行く道中が長かった(笑)
Rimg2979さて、最初の写真もそうでしたが、コンサートの前に行った京都府立植物園のことをついでに。

私が4時に京都駅に着くと言ったら、友人もそのくらいになるというので、まだ夜の部にはだいぶ時間があったけれど、わかりやすく会場の京都コンサートホール1階にあるレストランで5時に待ち合わせということにしました。開演まで2時間ぐらいあっても、おしゃべりしてたらあっという間ですものね。

それが、地下鉄で北山まで15分。意外に早く着いてしまいました。地上に出たら目の前に植物園。これはチラッとでもいいから見なくては(笑)30分ぐらいあったけれど、どうせ全部は見られないだろうから一部でもと思ったら、意外にも軽く一周できてしまいました。全体的な広さはそれほどでもないのかもしれません。というのもメインはこの大きな温室。残念ながら温室への入場は3時半までなので入れなかったのですが、ここを見なければ30分で一周できるぐらいの広さ‥‥もっとも、花がたくさん咲いていて写真を撮ったりしていたらとても30分では回れませんけどね。この温室の中ではちょうど今、昔大阪の花博の呼び物の一つとなっていた「ヒマラヤの青いけし」が見られるそうです。

あの花博、1990年でしたか、私も行きましたよ。バブル崩壊直前の、思えばイケイケのすごい時代でしたね。あそこで私は初めて「イングリッシュガーデン」というものを見て驚きました。いろんな植物がそれぞれ引き立て合いながらまるで自然に生えているように植えられていて(実は日本庭園同様人工の極致なのですが)他の整形された花壇と違った洗練された美しさに魅了されました。それ以来、うちの庭はイングリッシュガーデンを目指していますが(爆)20年数年たってもほど遠いです

Rimg2987脱線してしまいましたが、この府立植物園でいいと思ったのはバラ園です。何て広々とした、心がスカーっとするような素敵な空間なんでしょう!遠くに比叡山が借景になっています。残念ながらバラはまだつぼみばかり。あと2週間ぐらいかなと思いましたが、ちょうど今頃、一斉に咲き始めている頃でしょう。バラの季節にぜひ訪れてみたい場所をまた一つ見つけました。ここが満開のバラの花になったらさぞかし素敵でしょうね。

最後に、この広いバラ園で5月3日にただ一輪咲いていたバラ。まるで早めに咲いて私の来るのを待っていてくれたみたいでいとおしくなりました。比叡山をバックに咲く一輪のバラ、このコンサートのような、素敵なバラの花でした。Rimg2990_2

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2014年4月14日 (月)

2014年春の栗塚さん情報

わ~めっちゃご無沙汰ですみません もうこの人ブログやめたのかしら?って思われても不思議じゃない状態でしたね。これが今年3回目の記事なのに、4月ももう半ばです。時がたつのは早い!

久々の更新は、せっかく教えてもらった栗さま情報をアップしないと申し訳ないので、頑張って記事を書いています。遅くなってどうもすみません。栗塚旭氏は、昨年秋から「灥動」の舞台挨拶やら、映画関係の対談やらで、主に関西のイベントに出演していたようですが、私は行けず‥‥。

そうそう、「灥動」見ましたよ。確かに至極真面目に、丁寧に作られた「本格時代劇」でしたが、何だかあまり後味のいいものではありませんでした。腹黒い年寄達の駆け引きで若い命がばったばったと失われていく物語なんてね。「これが武士道か?」って、本当にそう思ってしまいました。栗塚さんは威厳ある「幕府の使者」を演じていました。私ったらテンション低くて、感想も書いていませんでしたね 

また、1月に「太秦ライムライト」のテレビ版をBSプレミアムで放送するというので録画したのですが‥‥見てみたら何?栗塚さんどこにいるの!?テレビ版では出ていませんでしたが、今夏公開の映画版ではちゃんと登場するそうなので楽しみにしていましょうね。

最近栗さま情報がなくてつまらないな~と思っていたら、まゆこさんが栗塚さんの来月以降の出演予定を二つ教えてくれました。

【タンゴアストロリコ22周年記念コンサート】

Photo5月3日(土・祝)

14:00開演と19:00開演の2回(一部と二部では曲目、内容が違うそうです)
場所:京都コンサートホール 小ホール
チケットは各5000円(通し9000円)で、京都コンサートホール窓口、イープラス、チケットぴあ、ローソンチケットなどで。
通し券は主催のプランツ・コーポレーション(075-222-7755)へ。
「残席些少」だそうです。

演奏:オルケスタ・アストロリコ
ダンス:亮&葉月
歌:栗塚旭

栗塚ファンならご存知のことでしょうが、タンゴアストロリコは、栗塚さんの出演された映画「二人日和」の音楽を担当したタンゴ楽団です。一昨年の20周年記念コンサートにも栗塚さんが出演し、3曲ほど歌を披露したんですよね。残念ながら私はその時は行けませんでしたが、行った友人たちはそのあとの打ち上げ会で栗塚さんを囲んで楽しいひとときを過ごしたようです。うらやましい~。今回2度目の御出演、今度はどんな歌を聴かせてくれるでしょうか?

【はつ恋~ヨゼフィーナとドヴォルジャーク ペトロフが奏でる愛の詩
(チェコの作曲家ドヴォルザークの恋を描くソプラノとピアノと語りによる音楽劇)

Photo_26月10日(火)

19:00開演
場所:京都芸術センター講堂

語り:栗塚旭
ピアノ:河合珠江
ソプラノ:大塚真弓
脚本:河合珠江、林信蔵

前売3000円、当日3500円
お問い合わせ:アマデウス音楽事務所(075-314-1928)

音楽と語りで物語を紡ぐ形式は、栗塚さんは昨年夏の武生音楽祭でも「冬の旅」を上演されていますね。今回はどんな物語が展開するのでしょうか。そんなに大きくない会場のようなので、チケットは早めに手配されたほうがいいかもしれません。平日ですが、間近に思いっきり栗さま満喫!

というわけで、栗塚さんの出演予定を教えていただいたのでアップしました。この春はまた久々に栗塚さんに会いに京都に行きたいなあ~。

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2013年7月30日 (火)

栗さま大活躍(笑)

ポンポンと調子よく更新してたかと思うとぱったりとなくなる‥‥本当にいい加減なブログでごめんなさい

またもや「お久しぶりです」になってしまいました。書きたい題材、載せたい写真はいっぱいあったのですけど、何せ時間がなくて。これからちびちびと遅ればせながら、ではなく、日付を改ざんして(!)以前の記事の間にでもこっそりと紛れ込ませましょうか‥‥トップページにかなり前のことを載せるのもねえ、と思うので。

近況ですが、映画「忍たま乱太郎」を見てきました。栗塚さんの刀鍛冶、意外にも最初から最後までずっと出ていて、本当に大活躍でしたね~!(笑)しかし‥‥まるっきりのお子様向け娯楽映画というか、他愛ないギャグの連発についていけないというか子どもはいいけど、同行の親御さんたち(大人)は笑えるのか?‥‥私が見に行ったのはまだ夏休み前でお客さんが少なかったときだけれど、会場の他のお客さんもそれほど笑ってませんでしたよギャグのテンポの速さについていけないのは私の頭の回転が鈍いのかと心配したけどそうでもないようです(ほっ

まだ公開中なので内容についてはまたそのうちに‥‥と思っていたら、何と今週末で早くも上映終了だそうです。栗塚旭ファンの皆さま、スクリーンで栗さまの大奮闘を見るチャンスはあとわずか。ぜひ映画館で見てくださいね~!とはいえ、うちの近所の映画館ではもう遅い時間にはやっていません‥‥私ももう一回見ようと思っていたのですが。

「夏休み宿題大作戦」とかいいながら終わるのが早すぎます。まだ夏休みが始まったばかりじゃないですか。思えば公開がちょっと早すぎたのですよね。まあそのおかげで栗塚さん初めその他のベテラン俳優さんのファンの中高年‥‥もう子どもが大きくなってしまって同行拒否されるような世代でも(実際、私は娘に「行こう!」と言って断られました)子ども連れファミリー層の中で小さくならずにゆったりと見に行けたのかもしれません。いや、夏休み始まってから見に行ったという人の話でも、子ども連れの中にぽつりぽつりではなく「お一人様」の姿も結構あったそうです。大人一人の鑑賞でもそれほど抵抗はないと思われますので、子供向け映画に一人で行くのは恥ずかしいと躊躇されていた方、大丈夫ですよ~。

で、内容なんですが、実はよくわからない(爆)寝てたのかしら(爆)Rimg2156連日の猛暑による睡眠不足がたたって、涼しい映画館に入ったとたんに眠くなった‥?のかもしれませんけど

ストーリーは、夏休みも終わりに近づいたころ、忍たまたち(乱太郎、きり丸、しんべヱ)は遊び呆けていて宿題の「忍たまの友」をやっていないことに気付きさあ大変!ちょうどそのころ、刀鍛冶六道辻ヱ門(栗塚旭)の仕事場から妖刀「極楽丸」が盗まれるという大事件発生!忍たま+土井先生+辻ヱ門たちは極楽丸を取り戻す大冒険の旅に出る。そして、その中でいろんなことを経験して宿題を一つ一つ解いていくというような物語。

まあこんなところでしたっけ?(笑)いや、最後のオチがかなりヤバいと思ったのですが(ずっこけ度が)それには栗塚さんが関係しております。笑って許せるか、それは栗塚さんにかかってきていて‥‥でも愛嬌で許せるかな(笑)

漫画やアニメ版を見てない人が漫画チックな他愛ないギャグに笑えるかどうか?は別として、忍たまたち子役がとにかくかわいいそして土井先生+上級生たちは若手イケメン君たちの勢ぞろい。さらに、そんなドタバタ展開の中でもシブい熟年俳優たちの存在感はしっかり光ってます。

他によかったのはロケ地。最後のほうに出てきたあそこはどこでしょう?プログラムによると兵庫県朝来市にある竹田城跡ということでしたが、「天空の城」とか「日本のマチュピチュ」とかいう異名がぴったりのあの場所での戦闘シーンが圧巻でした。機会があったらぜひ行ってみたいロケ地です。

栗塚さんは新境地を開いたというか、シリアスな演技は一切なしで、あそこまでギャグ路線でいけるなんて、用心棒や風の新十郎、土方歳三で鳴らした往年のニヒルでクールな俳優さんが‥‥と、昔からのファンの中にはショックを受ける方もいるかもしれませんが(笑)そこを平気でやっちゃうのが今の栗塚さんなんですよね~。76歳の栗塚さんが走る走る!おまけに女装もしちゃう(爆)本当に「忍たまたちと一緒に大奮闘」です。公開もあとわずか、ぜひ映画館で見てみてくださいね。(8月2日金曜日まで)

上の写真は、映画館で買ったプロクラムです。付録に、映画で登場する「忍たまの友」が付いています。忍たまたちのたどった冒険をふりかえりながら「忍たまの友」に記入すればあなたの夏休みの宿題も完成‥‥ってわけないか(笑)残念ながらシールには六道辻ヱ門はありませんでした(涙)子ども連れでもないのにこんなものまで買っちゃう私って‥‥ま、いいですね。

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2013年6月25日 (火)

いつのまにか(栗塚さん情報)

今までも、今でもず~っと、このブログを訪れてくださるのは「栗塚旭」という検索でという方が一番多いようです。ありがとうございます。とはいえ、せっかく来ていただいても新しい情報は何もなく申しわけありません。大変心苦しく思っていますが、私も知らないので(笑)しょうがないですね。栗ちゃ~ん!どうしてるかな、元気ですか~?

などとバカなことを叫んでますが、しばらくブログ更新しない間にネット上ではいろんなものがアップされていたようです。以前ここでお知らせしたことのあるものばかりですが、あの時はまだまだ遠い先の話であったものがだんだん近づいてきた‥ということですね。

まず、本当にもうすぐなのは実写版「忍たま乱太郎夏休み宿題大作戦!の段」の公開です。公式サイトによると7月6日(土)から全国で順次公開されるそうです。ちょっと前から各地で試写会等も始まっているようです。楽しみですが、小さいお子さん&ファミリー向けの映画なので、往年の栗塚ファンのおじさんおばさんは映画館に行くのも気恥ずかしく、行ったら行ったでちょっと肩身がせまいかも(爆)‥どうしましょうねえ~。栗ファンお誘いあわせの上「みんなで行けば恐くない」か

公式サイトの中に予告編がアップされています。こちらのページにいくつか動画があるのですが、その真ん中にある「予告編」というのに栗塚さん扮する「六道辻ヱ門」がチラッと出てくるので見てください。「それを持つ者は天下を制すと言われてまいりました」というセリフを聞くことができます。また、キャラクター紹介のページの「六道辻ヱ門」のところには

「名人級の腕前を持つ優秀な刀鍛冶のおじいさん。今回事件の発端となった妖刀“極楽丸”の持ち主。キクラゲ城の家老の切羽拓郎に騙され、“極楽丸”を奪われてしまう。奪われた刀を取り返すべく、老体に鞭打って忍たまたちと大奔走!」

‥‥とあります。「老体に鞭打って」は余計なお世話よね~ そのとおり昨年の夏の暑いさなかに、夏休み中の子どもたちとともに撮影に臨んだ栗塚さん。その映像をやっと見ることができます。どんなものかわからないけど、大奔走ぶりがとても楽しみですね。

次は8月末に行われる武生国際音楽祭ですが、「武生国際音楽祭2013」のサイトが開設されています。9日間にわたって毎日街のどこかでコンサートが行われているなんてすごいですね。その中で、栗塚さんは8月31日(土)のシューベルト「冬の旅」に出演されます。

8月31日(土)19時30分~
越前市文化センター大ホール
シューベルト「冬の旅」(ヴィオラ、ピアノ、ナレーションによる)
今井信子(ヴィオラ)
伊藤恵(ピアノ)
栗塚旭(語り)

シューベルトの歌曲集「冬の旅」をヴィオラとピアノとナレーションでというスタイルは、昨年(2012年)2月に大阪のフェニックスホールで初演されたものです。HPには
「世界的ヴィオリスト今井信子が伊藤恵のピアノとともに歌曲の美しい旋律を奏で、俳優栗塚旭の味わい豊かな語りがストーリーを伝えます。今年の音楽祭で注目すべき公演のひとつです。」
とありました。

もうチケットぴあやプレイガイド等でチケットを売り出しています。詳しくは音楽祭HPの 「チケット情報」のページをごらんください。

武生というところは2005年に合併して「越前市」となりましたが、越前の国府が置かれていた歴史ある土地柄で、菊人形でも有名です。前からぜひ一度訪れてみたい場所でしたが、私は行くかどうかまだ未定‥といううちにチケットがなくなってしまいそう 行ってみようと思っている方はお早めに。

それから、最後は真冬のロケが行われたという「灥動」です。こちらもHPが新しくなっています。トップページの右下に栗塚さん(公儀の使者・西崎隆峰役)の写真がありますよ。

そしてそして、何と栗塚さんのインタビュー動画もYou tubeにアップされていました。これこそ最新の栗塚さん映像ですよね。ぜひごらんください。ロケ地は黒谷の金戒光明寺だそうです。インタビューでは改まったお顔をされていますが、そのあとに雑談が入っていて、それはにこやかないつもの栗塚さんでした。昨年夏の「忍たま」の撮影のときのお話もチラッと出てきます。(追記‥‥その後「雑談」はカットされてしまったみたいです)

その「灥動」ですが、10月19日より全国ロードショーだそうで、これもまた楽しみですね。

というわけで、これだけですが今わかる栗塚さん情報を集めてみました。

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2013年1月 7日 (月)

栗塚さんミニ情報(その2)

栗塚ファンの皆さま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。栗塚さんがお元気で御活躍されることこそ、私も含めファンの幸せですよね。本年も栗塚さん、栗塚ファンの皆様のご多幸をお祈りしています。

先日、日野の高幡不動に初詣に行き、土方さんの銅像にもご挨拶してきました。もう一昨年になってしまいましたが、「石田村を歩く」イベント終了後に栗塚さんと一緒に写真を撮った(私だけではないですよ、そこにいた参加者はほとんど全員ツーショット写真を撮ってもらっていました)あの五重塔の周りは、たくさんの露店と初詣客でごった返していました。本殿も、4日だというのにまだお参りの長い列ができていました。

さて「ミニ情報」ですが、例の実写版「忍たま乱太郎」は「夏休み宿題大作戦!の段」として7月に公開されるそうです。昨年の8月の撮影から約1年‥‥映画の製作って大変なんですね。まだあまり情報はないのですが、特報ページができています。(こちら)

あと、これはまだ発表されてないことかもしれませんが‥‥栗塚さんの御本人情報のようなので、いいかな(笑)

「蠢動」(しゅんどう)という1982年の作品(自主映画)が、今度は劇場公開用としてリメイクされることとなったそうです。「蠢動」とは虫がうごめくという意味から、表面は平穏でも、いろんなことが地下で渦巻いているような感じなのかしら?HPによると、82年の作品では「燃えよ剣」で原田左之助を演じた西田良さんが活躍していたようですね。その撮影がこれから行われ、それに栗塚さんも参加されるということです。まだどんなお役なのかはわからないけれど、栗塚さんが映画、しかも時代劇に!‥‥楽しみです。

それから、毎年8月末に福井県の武生(たけふ)で開催されている「武生国際音楽祭」というのがあるそうですが、今年の8月31日にそこで栗塚さんが「冬の旅」の朗読をされるそうです。昨年2月の大阪のコンサートで朗読したのと同じでしょうか?前回はチケットがすぐに完売して行けなかった方も多いと思うので、またやってくれるのはうれしいですね。「武生国際音楽祭」のことしのHPはまだできてないので、昨年のを見てみたら、8日間にわたって毎日コンサートが開かれるような、結構大きなイベントのようですよ。

武生といえば、昔「小京都ブーム」があったときに「越前の小京都」ということで紹介されていたので名前だけは知っていました。古い街並みと菊人形で有名なところですよね。小京都といえば、学生時代に萩とか津和野には何回か行きましたが、武生は行ったことがありません。あ~何だか行ってみたくなりました。夏の終わりに、行けるといいなあ。

でも、まずは栗塚さん、映画の撮影を頑張っていただきたいですね。雪の中での殺陣シーンが延々とあるみたいですが‥‥さすがに栗塚さんはもう殺陣はなさらないでしょうけれど(わからないよ、していたりして)真夏の暑い中での「忍たま」の撮影に続き、今度は厳寒の時期の撮影。どうかお身体に気をつけて頑張ってほしいです。そして素敵な映画が見られますように。

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2012年12月17日 (月)

早くも年末

長らくほったらかしている間に12月も半ばを過ぎてしまいました。ことしも残すところあとわずかですね。

11月は怒涛の舞台鑑賞月でした。歌舞伎は明治座に4回(昼夜2回ずつ)、バレエはマリインスキーの「アンナカ・レーニナ」と「バヤデール」、そしてダニール・シムキンの「インテンシオ」を見ました。どれもすごく楽しかったです。以前のように感想を残しておけばいいのですが‥‥なかなか時間がとれなくて。

今月は今週末に新橋演舞場昼の部、スターダンサーズバレエ団の「くるみ割り人形」、それから29日にはキエフバレエの「ジゼル」を見る予定です。毎年冬にやってきていたミハイロフスキー・バレエ(レニングラード国立バレエ)は今年は来ないのでかなり淋しい気がします。(ルジさまも来ない) かわりにキエフバレエが来ますが、うう~ん、以前「くるみ」も「眠り」も見たけれど、目玉のキャストもいないし、あのままのヴァージョンなら見なくていいかも‥‥。今のところ「ジゼル」以外行く予定はありません。

来年1月の松竹座「壽初春大歌舞伎」には行きますっ!だけど、襲名披露だからか、猿翁さんも中車さんも出演するからか、チケット代がめちゃめちゃ高い遠征費用もかかるし‥‥なのでその分頑張って働くことにしましょう。

さて、前にお知らせした時代劇専門チャンネルの新・時代劇体操ですが‥‥12月に入って放送されているのを見たら、え~?栗塚さんが出ていない!?時専のホームページには「DJ土方歳三役で出演が決定!」と書いてあったのに。「瓦版」にかわって始まった情報番組「オニワバン」で、新・時代劇体操の発表イベントの様子を放送していましたが、そのときにチラッと後ろで栗塚さんが踊っているのが映りました。その回の放送で栗塚さんいわく、「土方歳三の扮装で」といわれた時は、最初はさすがに土方さんに申し訳ないと思って辞退したそうです。でも、お葬式に飾る写真がないといけないから、冥土の土産にやっぱり引き受けた、というところが栗塚さんらしい(笑)そんなことを言っていてもカツラをかぶればまだまだいけますねえ。かっこよかったですよ。最後に土方歳三として「いのち燃ゆ」に出演した40代のころよりずっと若々しいと言ったら言い過ぎか(笑)

それから、「大奥」の第7話に登場するというのでとってもとっても楽しみにしていたら、大老酒井讃岐守って‥‥単なる通行人でした。(爆)

「このご時世、互いに跡取りに恵まれ何よりじゃ」
え?え?もう行ってしまうの~!?そんなあ~

でも、その重厚な存在感たるや、他の出演者を圧倒しておりましたよ。恐らく、このシーンで初めて栗塚さんを見た人は「この人何者!?」と思ったに違いありません。

ということで、第1話から見てストーリーを把握しておく必要は全くありませんでした あと、あのロケ地は恐らく京都の大覚寺でしょう。ほんの一瞬のシーンを撮るにもスタッフの方々は大変なんです。だから文句をいっちゃいけませんね。ファンとしては久々にテレビで栗塚さんが見れてうれしかったです。

さて、ことし5月に「アストロリコ」のコンサートに出演してタンゴの歌を歌った栗塚さん。秋に今度は横浜でという話を聞いていたのですが、それは残念ながら流れたそうです。今後の予定も未定だとか。これもどうなったのかなと思っていたので本当に残念でした。私は前回行けなかったので、今度同じようなコンサートがあればぜひ栗塚さんの歌を聞いてみたいです。

あと一週間でクリスマスですね。うちはもう子どもが大きくなってしまったので家族はそれぞれの予定で動き、特に何もしないのですが‥‥いつもの習慣で、生協でケーキミックスと生クリーム、クリスマスの飾りのセットを注文してしまったので、ケーキだけはつくるつもりです。そう、毎年手作りケーキをつくっているんですよ、意外でしょう(笑)では、皆様よいクリスマスを

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2012年11月19日 (月)

栗塚さんミニ情報

「プチ」情報にするか「ミニ」情報にするか迷いました(爆)どっちでもいいよね‥‥要はたいした情報ではない(かもしれない)ということです。すみません

このブログに訪れる方が一番多く検索している言葉は、いまだに「栗塚旭」がダントツです。特に意識しているわけではないのですが‥‥でも、それならせっかくだから、多分ご存じの方も多いと思うけれど、また少しだけ栗塚さんの情報をあげておこうと思います。

≪緊急情報!≫
10月にスタートしたTBS系の金曜ドラマ「大奥~誕生[有功・家光篇]」(金曜夜10時)は、人気なのか、視聴率がどうなのか、私は見ていないのでわからないのですが、今週放送の第7話(23日)にいよいよ栗塚さんが登場するのです!何の役か、聞いたんだけど忘れてしまいました(爆)とにかく、久々のテレビ出演なのでファンの方はぜひ見てくださいね。

このドラマ、栗塚さんが出演されるというので、私は第1話からずっと録画しているんですよ。だけど何だかあまり見る気がしなくて今日まできてしまいました。何か凄惨な気がするんですよ、男女逆転って 原作(漫画)は知りませんが、私も漫画は普通に読むので、奇想天外な設定でも拒否反応を起こすことはないと思うのです。「JIN-仁」とかもすごく楽しんで見ていたしね。こういうのはなまじ時代劇など見てない人のほうが受け入れやすいのかな?昔の時代劇を見て「有刺鉄線が写ってる」なんてツッコミを入れたりする人間には口あんぐりの世界かもしれません。でも、この際だから怖いもの見たさに金曜日までに頑張って今までの分を見るとしましょうか

番組HPによると
「将軍は女、仕えるのは美しき男たち三千人。男女逆転大奥の禁断の扉が2012年秋、再び開かれる!」
ってあるから、前にもあったのね。(2010年公開の映画)ごめんなさい世情に疎くて。何でも男だけがかかる疫病が流行して、男性の数が四分の一にまで激減してしまった世の中を描いているのだそうです。将軍家光もこの疫病で早逝‥‥徳川家の血筋を絶やさないため、春日局は家光の隠し子(娘)を密かに男装させて育て、家光の替え玉にするというお話‥‥だそうです。栗塚ファンの皆様、見て倒れないように、今から覚悟しておいてくださいね(笑)

≪時代劇体操≫
時代劇専門チャンネルでは12月から新しい「時代劇体操」を放送するそうです。そう、あの瑛子姫が新選組隊士?を引き連れ、清水寺をバックに「肘・肘、肩・肩、いとしの土方様~」と歌っているあれです。あんなんで運動になるの?と思っていたけれど、老人ホームやデイサービスなんかでは人気だそうですよ。そういえばテレビ見ながらうちの親もやってました(笑)
最初のヴァージョン、栗塚さんの「斬る!」という台詞が入った、めぐみ姫&腰元ダンサーズのも好きでした。

その時代劇体操が新しくなり、今度は何と栗塚さんも参加するとかもしかして踊るの?それだったら嬉しいけど、先日行われたお披露目会のニュースでは「DJ役」ということでした。どうせすぐに見れなくなってしまうだろうから、あまりニュースのリンクはつけたくないのですが、お披露目会のときのカッコいい栗塚さんの土方姿の写真をみつけたので、今のうちにぜひ見てください。(こちら)さて、どんな時代劇体操になるのでしょうか?楽しみです。放送は12月1日からで、毎朝4時57分、7時57分(月~金)だそうです。

栗塚さんにはこれからもますますお元気で活躍してほしいですね。

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2012年11月 5日 (月)

今宮神社・大徳寺(時代劇ロケ地めぐり)

御所散策のあと、まだ少し時間もあるし、次はどこへ行こう?ということになったとき、私が提案したのは「あの」今宮神社でした。言わずと知れた「あぶり餅」で有名なところです。4時を少し回ったところでしたが、バスだと一本で行けずに乗り継がなくてはならないし、早く行かないとお店が閉まっちゃうかもしれないのでタクシー飛ばして行きました。ところが、閉まるどころか思いがけずすごい人!連休だからか、門前のあぶり餅屋さんは日曜日の夕方でもまだ賑わっていました。P1000577_r

Rimg1184_2栗塚さんもあぶり餅がお好きだと聞いたことがあります。今宮神社門前には写真手前の一和さんと、向かい側のかざりやさんの二軒があって、値段も同じ、量も同じなのだけれど、味と食感が微妙に違います。そうなるとやっぱり両方食べてみたいじゃないですか。それで、恥ずかしながら「はしご」をしたりするわけなのですが‥‥何と、栗塚さんもこちらへいらしたときは「はしご」をされるらしいですよ。ひゃ~、やっぱりそういう人もいたんだ(笑)Rimg1188_2

上のテレビ画面の写真は「燃えよ剣」第4話の「里御坊の女」に出てくるシーン。勤王志士の橋渡しをしているらしい女を山崎さんが探索しているのですが‥‥それが第1話に出てきた、くらやみ祭りの夜に土方が出逢った佐絵だったというわけです。こちらのテレビ画面も同じ場面で、一和さんのお店の中から通りを撮影していますね。私たちもこれと同じ風景が見えるお座敷に上がって久しぶりの「あぶり餅」にありつきました。

同行の千華さんは「あぶり餅」は知っていたけれど食べるのはこれが初めてだったそうです。気に入っていただけたようで、じゃあ向かい側のお店にも行ってみようということになり、かざりやさんでも食べることができました 幸せです

さて、ロケ地ですが、「燃えよ剣」第1話「新選組前夜」の冒頭に出てくる、小石川伝通院の前を疫病で死んだ人の棺桶を担いだ人足が通ったりする場面。あの「伝通院」は以前訪れたことのある山科の随心院(薬医門)です。二人の武士が「伝通院の坊主が長崎から疫病を運んできた」とか何とか言いながら歩いて行くと次の瞬間この今宮神社の門前へワープ(笑)P1000580_r
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門が閉まっているし、二軒のあぶり餅屋さんも雨戸が閉まっているので、早朝に撮影したものでしょうが、それが疫病の流行で閑散となった江戸の町のイメージにぴったり。うまいものです。Rimg1198

門の中に赤い橋が見えますが、この橋は昔は赤くなかったようですね。「燃えよ剣」第7話「鬼の通る町」では、この門の外から中の橋を撮った場面が出てきます。(子供たちの後ろから井上さんと沖田くんが歩いてきています。)P1000581_r
Rimg1197反対側、門の中からだとこんな感じ。先ほどの写真の前の場面。迎えに来た親が子供たちに「早う帰りよし、新選組の怖~い鬼が来るえ」などと言っています。それを見てしょんぼりと悲しい顔になる井上さんと沖田くん。

ここは門前とこの橋しかロケ地になっていないのかと思いきや、帰ってからDVDを見てみると、「鬼の通る町」はこの今宮神社の境内を井上さんと沖田くんが歩いてくるシーンから始まっていたのですね。本殿の前の拝殿などが映ってました。この橋を渡って門を出た井上さんたちは、あぶり餅屋ではなくて今度は瞬時に上賀茂神社の社家町へワープです。(笑)ロケ地を知っていると面白いでしょう?(自己満足)P1000575_r
Rimg1191再び門の外、先ほどの第4話「里御坊の女」の続きで、佐絵が向こうから歩いてくる場面は、左に今宮神社の門があるのがわかるとおり、神社とかざりやさん(側面)の間の道なんです。灯篭は小道具。ちょっとした場所なんだけれど、こんなところもうまく使って撮影していて驚きます。

今宮神社ですが、今まであぶり餅が目当てで行ったというだけで、神社そのものはあまりよく見ていませんでした。

うちの娘が以前修学旅行でここを訪れたとき(修学旅行の自由行動であぶり餅を食べに行ったなんて、そんなグループほかになかったみたい)あとで先生に「玉の輿お守りは買ったか?」と言われたそうです。「玉の輿」お守りなんて全然知りませんでしたが、見たらちゃんと売っていました。有名なんでしょうか?五代将軍綱吉の生母桂昌院はもともと京都の八百屋の娘(西陣織屋の娘とも)だったそうですが、三代将軍家光の側室となり、五代将軍の生母となり、女性最高位の従一位の位まで授けられました。名前を「お玉」といったそうです。だから「玉の輿」?その桂昌院は京都の寺社の復興、特に氏神であったこの今宮神社には力を注いだそうです。持っていると「玉の輿」に乗れるというお守り。自分はもう遅いから、娘のお土産に買っていけばよかったかな(笑)

境内にはたくさんの末社が祀られていますが、その中に「あほけんさん」という石もありました。「おもかる石」というもので、全国のいろんな神社にあるそうですが、見たのはこれが初めて。最初に三回軽く叩いて持ち上げてみると結構重い。そのあと願い事をして三回なでてから持ち上げると‥‥軽く感じれば願い事は叶うそうです。私もやってみましたが、二度目は軽かったですよ。やった!(笑)

秋の日はつるべ落としというけれど、あっという間に暗くなってしまったので、大徳寺の中を通って北大路通のバス停まで急ぎました。途中駆け足でしたが、大徳寺の中のロケ地も百太郎さんの案内でチラッと見てきました。こちらは主に「新選組血風録」のロケ地です。P1000585_r

Rimg1227_3ここ?‥‥見ると植木はともかく石畳の形状と塀との距離が違うので、突き当りの閉まっている門の反対側なのかな?暗くてよくわからなかったけれど、テレビ画面の場所はこの近辺には違いないとのこと。あとでまた行ったときにゆっくり確認したいと思います。第7話「菊一文字」で、沖田が部下の隊士に紹介された医者の家を訪ねて行く場面です。

私は「燃えよ剣」は30数年前に(再放送ですが)見ているのですが、「血風録」を見たのは90年代にビデオが出てから。今見ると「血風録」のほうがいいかな?とは思いますが、やはり親しみのあるのは断然「燃えよ剣」なので、「あの場面」と言われても「血風録」のほうはすぐにはわからない(笑)のでご容赦くださいP1000584_r
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それでもこの特徴ある石は間違いありませんね。「菊一文字」で沖田が医者の娘と出会って立ち話をする場面です。

もう一つ、この大徳寺瑞峯院前の特徴ある石(下の写真)‥‥これも周囲がきれいに整備されていますが、場所は間違いないでしょう。残念ながら暗くて説明版などは見ることができませんでした。(明るく写ってるけど実際はかなり暗かったです)P1000583_r

Rimg1266_2_2向こう側から撮った場面ですね。これは「血風録」第18話「油小路の決闘」に出てきます。

「燃えよ剣」の「残月油小路」は、新選組でも御陵衛士でも、ただ職を得たいというだけのノンポリ(死語だよ‥)浪人カップルが脇筋にあって話が進んでいくのだけれど、「血風録」の「油小路の決闘」のほうは原作のとおり篠原泰之進の話が中心になっています。

でも、油小路で戦う場面は基本同じ。立ち向かっていく藤堂平助に、原田も永倉も斎藤も、そして「燃えよ剣」では寝ていた沖田も「血風録」では戦っていて(笑)皆戦いながら一生懸命藤堂を逃がそうとするのです。なのに最後に土方が出てきて、「いくぞ」という藤堂を一刀両断に切り捨てる。一同唖然 その、戦いの輪から抜け出た藤堂と、待ち構えていた土方が対峙するシーンが、「血風録」ではまさにここ(反対側からの撮影ですが)でした。

この戦いシーン、「燃えよ剣」ではセットでの撮影だったけれど、「血風録」はすべてここ大徳寺の境内でロケ撮影されていたのですね。堀の中や橋の下、植え込みの中などに隠れていて、御陵衛士たちが駆けつけると一斉に飛び出していく場面とか、戦闘シーンも「殺陣」というよりももはや「場外乱闘」といった感じで、ロケということもあってすごい迫力の場面となっています。P1000586_r
Rimg1237石畳の形が同じなので、ここに違いないでしょう。ご丁寧に「油小路」と書いた石標まで置いてあるのは笑ってしまうところですけど。「血風録」の「油小路の決闘」ではこの近くと思われるシーンがたくさん出てきているので、次はしっかり予習した上でまた訪れてみたいと思いました。

バス停にたどり着いたときにはとっぷりと日が暮れていました。途中道路が混んでいたのでかなり時間がかかったけれど、無事京都駅にたどり着き解散となりました。千華さんも百太郎さんも、お忙しいところをまる1日お付き合いいただいて本当に楽しかったです。ありがとうございました。また行きましょうね!

ということで、栗塚さんに会うために出かけた私の2日間の京都旅行は終わりました。長々と書きましたが、それだけ素敵な旅でした。感謝。

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2012年11月 3日 (土)

京都御苑(時代劇ロケ地めぐり)

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ここ、どこだと思いますか?京都御苑の南の端、九条池にかかる橋の上から拾翠亭(しゅうすいてい)を眺めた風景です。金戒光明寺をあとにした私たちはバスで丸太町通りを西へ移動。そして、お昼を食べて京都御苑へ。で、この写真の場所に来る前に通った道こそ、とても行きたかったあのロケ地だったのです。

P1000562_rRimg1151_5ここですよ~。「燃えよ剣」第15話「わかれ雲」に出てくる、藤堂さんのシーンです。

何を隠そう、私は新選組八番隊組長藤堂平助のファンなのです。それも、「燃えよ剣」の「わかれ雲」で、平沢彰さん演じる藤堂平助を見て好きになったのです。30数年前の「平助萌え」を思い出したのは、3年前にこの「わかれ雲」のロケ地の一つを見に行った時でした。(こちら)

ちょっと外れますが、「わかれ雲」に描かれた藤堂平助のお話を。

試衛館以来の仲間でありながら、山南敬助の切腹後は近藤・土方と少し距離ができてしまったような平助。彼は毎月の月命日には必ず山南の墓参りに行っていました。そのときによく会う兄妹がいて、いつしか彼らと顔見知りになるのですが‥‥ここまでが粟田口にある仏光寺の境内及び墓地で撮影された場面です。何となくわびしいような周囲の風景は、平助の心の内を表しているよう。山南の墓は壬生じゃないの?とか、「わかれ雲」の最初と最後では山南の墓の向きが違うとか突っ込んではいけません(笑)

その後、伊東甲子太郎一派が新選組を離れる話が持ちあがり、平助は同門のよしみから伊東に誘われますが、今までずっと一緒だった試衛館の仲間から離れたくない気持ちもあり、二つの派の間で揺れることになります。

その一方で、何か自分に合ういい刀が欲しいと思っていた平助は、とある刀屋で掘り出し物を見つけます。それは、先ほどの兄妹の父親の形見の刀でした。刀を買って帰る途中、刀屋で偶然出会った妹(美代)と一緒に歩くのがこの道です。下の写真は上の写真の反対側から見たところ。P1000564_r_2
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上目遣いで平助を見る美代ちゃんがかわいい。でも運命は過酷です。実は美代の兄は過激な勤皇派の一味だったのです。ある日、一味の会合に斬り込んだ新選組。その中に兄が‥‥。縁あって知り合ったのに敵味方になってしまう悲しいお話だったのですよ

そして、平助は自分が斬ったのが誰か知ってか知らでか、茶店の婆さんに兄妹の兄が新選組に斬られたことを聞いてショックを受け、「私の新選組は終わった‥‥」と新選組を脱退して伊東についていく決断をするのでした。(以上「わかれ雲」より)

この道は何となく武家屋敷町のような折り目正しい風情がありますね。植え込みのすぐ向こうは丸太町通で車がたくさん走っているのですが、とてもそんなふうには見えません。マンホールがあるのが何とも‥‥ですが、前の写真のマンホールも、昔はあまり気にしなかったのか、時代劇なのにしっかり写っている作品もあるそうです。P1000566_rRimg1155
Rimg1160_4そしてこの橋の手前は美代ちゃんと別れて平助が橋を渡っていくシーン。またいつでも会えると思ったのでしょうか。さらりと別れてしまって‥‥でももう会うこともなく。せつないねえ~平助

映像を見ると、昔は橋の前に車止めがあったようですね。それから、藤堂の後ろ姿を見送った後のシーンで、この橋の手前右側の植え込みのところに有刺鉄線が映っているんですよね。それが今もあるか確認するのを忘れてました。ま、どうでもいいことですけど(笑)

P1000571_r_2Rimg1170_2さて、こちらは長州藩京屋敷。実際の長州藩邸は河原町通をはさんで京都市役所の向かい側(現・ホテルオークラ)あたりにあったということですが、「燃えよ剣」や「血風録」では大体ここですね(笑)

「燃えよ剣」第10話「堀川の夜雨」で、山崎さんが行商人姿でこの前に張り込んでいます。山崎さんは「燃えよ剣」一番の働き者ですね~。一体いつ休んでいるんだろうと思うくらい。

ここは京都御苑の西南の隅にある「閑院宮邸跡」にある門(東門)です。閑院宮邸は明治以後華族会館や裁判所、旧宮内省京都支庁などに使用され、戦後は京都御苑の管理事務所(非公開)となっていましたが、建物の改修工事と庭園の復元工事のあと、平成18年から京都御苑の歴史や自然を紹介する展示室として無料で公開されているそうです。せっかくだからちょっと見ていこうということになって中へ入ると、ちょうどガイドの方が解説をしてくれる時間になったので参加しました。

この京都御苑は、今では御所や仙洞御所など幾つかの建物のほかは広い芝生や林になっていますが、実は御所を中心にぎっちりと公家の屋敷が立ち並んでいた場所だったそうです。明治になって皇居が東京に移ると、天皇にしたがって公家たちも東京に移り住み、この地は荒れ放題になっていきました。明治10年、明治天皇が京都へ行幸された折、自分の育った故郷の荒廃を見て悲しみ、京都府に御所周辺の保存を命じたそうです。周囲を土塁(石垣と樹木)で囲まれた現在のような姿になったのはそれからということです。

京都御所というと平安時代からこんな感じだったように思っている人が多いかもしれませんが、実は場所からして違っていたのです。平安京造営当初の御所はそのまま西にスライドした位置、二条城の北西方向にありました。長い間には幾たびもの火災に遭いますが、再建の間天皇はどこに住むかというと、奥さん(皇后や中宮)の実家の屋敷に御座所を移す‥‥それを「里内裏」というのだそうですが、その里内裏になったことのある貴族の館が今の京都御苑周辺にたくさんあったとか。

そして、南北朝時代が終わった光厳天皇のときに「もう面倒だから帰らない!」と決めて、そのときの里内裏、今の御所の場所にそっくり移ってしまったそうです。以後この場所が御所となりました。江戸時代までは現在の大内裏周辺に大小200もの公家屋敷が立ち並んで、一つの街のようになっていたそうです。何か、今の京都御苑のあんなだだっ広い玉砂利の場所に平安貴族の牛車などが通っていたのだろうか?と想像したりするけれど、そうじゃなかったんですね

閑院宮家というのは伏見宮家・有栖川宮家・桂宮家と並ぶ四親王家といわれる重要な家柄で、現在の天皇家はこの宮家から出た119代光格天皇の直系なのだそうです。天皇家にも徳川家における御三家のようなものがあったのですね。しかし、江戸中期から直系で続いているとはやっぱりすごいことです。

説明が終わった後、解説員の方に今回の私たちの探訪の目的をお話したら驚いておられました。ですよね(笑)42年も前の時代劇のロケに使われた門を見に来たなんて、そんなもの好きはめったにいないでしょうからね。解説員の方の話では、あの東門はどこか他の場所から移築されたものだとのこと。それから、時代劇なら北側の長屋門のほうがロケに使われているはずとおっしゃっていました。帰りがけに長屋門も見てきましたが、確かに武家屋敷みたいで今でも立派に時代劇に使えそうでした。そういえば奉行所とか、藩邸とかで見たことがあるような。今度何かの時代劇でここを見つけたら「あ~っ!ここ、閑院宮邸の長屋門だよ~!」と叫んで喜んでいることでしょう。ロケ地めぐりの逆パターンの楽しみ 完全に自己満足の世界ですね(笑)

で、まだ終わりじゃありません。さて、このあとは‥‥私の大好きなあの場所に行きました。続きはまたこの次に。

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2012年10月31日 (水)

金戒光明寺(時代劇ロケ地めぐり)

「霊山歴史館維新土曜トーク」に参加した翌日、1月にも一緒に大阪城へ行ってくれた百太郎さん、千華さんと京都駅で待ち合わせをして、またまた「燃えよ剣」と「新選組血風録」のロケ地めぐりに出かけました。といっても、当日まで行き先が決まっていなかったんですよね。

場所が判明(?)している京都市内のロケ地で私がまだ行ったことがないのは、「新選組血風録」第7話「菊一文字」のラストに出てくる場所‥‥菊一文字を惜しんだばかりに部下を殺されてしまった沖田総司が、その仇を討つために橋の欄干にもたれて待ち伏せする場面。刀の血をぬぐった懐紙が川を流れていくラストシーンはとても印象的。そこは岩倉にある「げんすけばし」という橋の付近だそうです。ロケ当時は木製の橋でしたが、今はコンクリートになっているとか。

でも、岩倉はちょっと市内から離れているし、千華さんが京都のロケ地めぐりは初めてなので、今回は3年前の「京すずめ」のイベントで栗塚さんと歩いた想い出の場所に行ってみることにして、まずは黒谷の金戒光明寺へ向かいました。あのときはとにかく歩く距離が半端じゃなく、ほとんど早足に通り過ぎてしまったので、今回は一つ一つのロケ地をゆっくり見てみようという趣向で歩きだしました。

P1000560_r本当は3年前と同じ岡崎神社の横から登っていったのですが、こちらの門(高麗門)から行くのが正面なのでしょう。写真には写ってないけれど、この左側に「くろ谷」と書いた大きな石碑があります。門には「京都守護職本陣」と書かれた札もかかっています。

この金戒光明寺は実際に守護職(会津藩)の本陣になっていたので、ロケ地を見ながら同時に幕末の昔に思いをはせることのできる場所ですよね。ここは寺域の西の端なので、壬生からやってきた近藤や土方はまずこの門をくぐったことでしょう。

江戸時代の初め、家康は京都の治安維持のために京都所司代を置き(二条城の北側)、それから万が一の備えとして城塞のような堅牢なつくりの寺を用意した‥‥それがこの金戒光明寺と知恩院だったそうです。ここが260年もたって役立つことになろうとは。P1000535_r

文殊塔と呼ばれる三重塔のところから見下ろした京の町。ここまで登ってくるのはちょっと大変でした。京の街を一望できる高台に位置し、背後は崖なので守りは万全。各宿坊に分宿すれば1000人以上の藩兵を駐留させることができるこの寺。京の守りのためには格好の場所だったことでしょう。

しかし、壬生からはかなり距離があります。ここを新選組の幹部連中はしょっちゅう行き来していたのかなあ。考えてみれば大変でしたね。P1000528_r

Rimg1174さて、ロケ地ですが、「燃えよ剣」の第5話「祇園・島原」に、山崎と沖田がこの石段をかけ上がっていくシーンがあります。

「燃えよ剣」が放送されたのは1970年‥‥何と42年前です!当時はもっと両脇に木が茂っていたのでしょうか?今はだいぶ明るい感じです。沖田・山崎の右に写っている大きな石塔は、上の反対側から撮った写真の中央あたり、道の左側、木の手前にあるものと同じでしょうか。かなり望遠で撮ったような感じ。今は階段にパイプの手すりができてしまっていますね。P1000533_r
文殊塔まで登って左へ折れると会津墓地へ行く道になりますが、ここもそのあとのシーンとして反対側から撮影されていました。Rimg1175

この反対側からも写真を撮っておけばよかった。これは結構高い位置から撮っている?しかしこの下は墓地で低くなっているはず。やっぱり予習が必要でしたね(笑)

芹沢一派の悪行(大和屋に大砲を打ち込むシーンがショボイけど、炸裂しない焼け玉の大砲では土蔵一つ壊せないと知って、この「演習」は大いに役に立ったのではないかと思われる)の数々と、会津藩からの示唆、そして暗殺。物語の大筋はそうだけれど、そこに名もなきものの悲劇を盛り込むのが結束流。芹沢一味に巻き込まれて不運の死を遂げた隊士と、彼の死を知って墓前で自害した芸妓の話が悲しい。印象的な場面でロケが効果的に使われています。

先ほどの階段を下りて太鼓橋を渡り、右側にいくと有名なこの場所。広々とした石畳の坂道がとてもきれいですね。この上の場所は「燃えよ剣」第10話「堀川夜雨」で会津本陣として登場します。本物の会津本陣です(笑)P1000539_r
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このあとこの坂を去っていく土方の後ろ姿をカメラは坂の上から追い、そのあと右に曲がるところで、背後に先ほど私たちが文殊塔のほうから渡って来た太鼓橋も写っていました。Rimg1165_2Rimg1203
「血風録」では、第3話「暗い炎」で、土方が決意とともにこの坂を下りてくるカッコいいシーンが撮影されています。

そして山門をくぐって石段を降りてくるシーンにスイッチ。すご~く若い(28歳)栗塚さん。本物の土方も新選組結成当時はこんな感じだったのかなと思わせるような初々しさですね。残念ながら山門は修復中でシートをかぶっていました。P1000556_r_2
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ほかにも「燃えよ剣」第4話「里御坊の女」で、隊服を着た隊士たちが颯爽とおりてくるシーン、「血風録」第7話「菊一文字」にはここでの戦闘シーンもありました。P1000540_r

Rimg1264先ほどの坂の上に戻りますが、坂を登ったところにある寺務所の建物はすっきりとして特徴的。

ここは「燃えよ剣」第17話「落日の町」に、大政奉還で藩士たちがあわてふためいている会津藩本陣として登場します。手前の木がなくなっています。でも、建物自体は40数年前と変わりませんね。P1000543_r

Rimg1219次はここ、御影堂の左奥です。「血風録」第1話「虎徹という名の剣」で、巡察中に浪士達と斬り合いになり、近藤さんが、鴻池からもらった虎徹が斬れないといって慌てるシーン。仏像とその後ろの宝筐印塔が目印です。Rimg1221同じ場面の近藤・土方。バックに移っているのは隣の御影堂です。3年前のイベントの時にこの御影堂の前で、総勢80数名の記念写真を撮ったときはすごかったですね。記念写真もいい思い出です。

あのときはこのあと上の写真奥の道を右に、真如堂のほうへ行ったのですが、今回はもう少しロケ地を見るために左へ行きました。P1000549_r

Rimg1214ここ、ここ。「血風録」第1話で、近藤・土方・沖田の三人が巡察中に所司代の役人に呼びとめられた場所です。

木がなくなっているけれど、石柱と排水溝?はそのままあります。何かとても広い場所に見えるけれど、車が通れないような狭い道なのですよ。
反対側から見るとこんな感じ。P1000547_r_3Rimg1215

この排水溝‥‥不自然ではあるけれど、一般のマンホールと違って、江戸時代にここにあっても不思議じゃないような雰囲気をかもしだしてます(笑)P1000551_r

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そしてここも「血風録」第1話に出てきます。先ほどの場面の前、巡察をする三人組がここを通ります。47年?前はボロボロの壁でした。

ロケ地めぐりというのは、撮影当時をしのぶことができるのと同時に、その場所の定点観察的な面白さもあるのですよね。そしてあとでまたその作品や他の時代劇を見たときに、あ、ここに行ったよ!という自己満足的な楽しみもあります。実際に行ってみると、とても広い場所のように思っていたところがほんの狭い場所だったり、まだ先にもずっと続いていると思うような道が、行ってみるとすぐそこまでで終わりだったり‥‥こんなふうによく映してるなあと、そんなカメラのマジックも実体験できるのです。

前回の「京すずめ」で来たとき(こちら)は本当に駆け足で通り過ぎたような金戒光明寺でしたが、ゆっくり見て回るとこのほかにも時代劇(「燃えよ剣」「血風録」以外)のロケで使われたところがいくつかあって面白かったです。

さて、そのあと3年前と同じように当然吉田神社方面に行くものと私は思っていましたが、坂がきついのでパスしようということになりました

吉田神社は「血風録」「燃えよ剣」の両方で、鳥羽伏見の戦いの御香宮の薩摩藩陣営として使われているのですよね。昨年伏見に行ったとき(こちら)あのシーンはどこ?という話になって、実は御香宮ではなくて吉田神社だということで、ちょっと行ってみたかったんですけどね。そういえば、「京すずめ」のときに、吉田神社の鳥居のあたりで栗塚さんが「このあたりに土のうを積んで‥」という話をしていたのは、その撮影のことだったのかなと今になって思いました。

あのとき、この吉田神社への道で、お散歩中の野村惠一監督にばったり会ったのでしたっけ。偶然にもかかわらず吉田神社ではメガホンを手に私たち一行にお話をしてくださったのですよね。新緑がまぶしい5月の爽やかな日でした。あのご夫妻は、今はもういない。ついこの間のような、遠い昔のような‥。

そのあと、丸太町通りに出て、バスで次の目的地へ向かいました。続きはまた次回に。

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